青森の日本酒おすすめ8選 【評判の人気ブランド・銘柄】陸奥八仙、鳩正宗、じょっぱり、ざん、白神、田酒、豊盃
うえで紹介した青森の日本酒の選び方のポイントをふまえて、鮨ひろ季 女将で名誉唎酒師の緋田和美さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。エキスパートの緋田さんだからこそ知っている銘柄も紹介するので、青森の日本酒選びの参考にしてみてください。

引き締まった辛口が好きな方におすすめ
津軽が生んだ酒造好適米の「華吹雪」と黒石市の「むつほまれ」で醸造した特別純米酒。香りはほのかで口あたりもまろやか。引き締まった辛口を味わい方におすすめです。飲み方は冷やでもぬる燗でも楽しめます。
フルーティーな香りで口あたりがよい
兵庫県産の山田錦を45%に精米する贅沢な造りでとってもフルーティーで飲みやすくなっています。飲んだあとに口の中に広がる芳醇な香りが田酒の魅力のひとつです。口あたりの良さと旨味を堪能してください。

青森の若手人気蔵が醸(かも)す日本酒
こちらの日本酒、本当においしいんです。米の旨味を感じながらキレがあり、そしてさわやかな香りがするタイプの日本酒です。どんなシーンでもたのしめる日本酒で、食事をたのしみながらするすると飲めるタイプの日本酒。
青森県八戸市という魚介類が豊富に採れる街で造られた日本酒は、ぜひ魚を使用した酸味がある洋食とともに飲んででいただきたいお酒です。レモンを搾って酸味をきかせたお料理にも合います。
もうひとつのおすすめは贈り物。贈り物にふさわしい日本酒をお探しの方におすすめ。贈る側のセンスが光るギフトになりますよ。


青森の酒米、水を使用したオール青森酒
青森の酒米、水にこだわった、青森を堪能できる日本酒です。華吹雪という地元で生まれた酒米を使用し、青森の風土を感じられるカネタ玉田酒造の「斬」。飲みごごちはほんのり米の味わいと華やかでワインのようなニュアンスがあり女性に人気。生産数が少ないことから知る人ぞ知るという希少銘柄です。
青森でも若手の杜氏(とうじ)が醸す日本酒は、おいしさの的を射た旨さです。合わせたいおつまみは、ほんのり甘味がある卵料理や野菜料理。そんなに手を加えず、塩ゆでした野菜など自然を味わえる料理が向いています。純米吟醸で心地よい時間を過ごしたい方におすすめします。

「青森の日本酒」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 青森の日本酒の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの青森の日本酒の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
青森の日本酒の選び方 酒造好適米、蔵元、銘柄、精米歩合がポイント
鮨ひろ季 女将で名誉唎酒師の緋田和美さんに、青森の日本酒を選ぶときのポイントを教えてもらいました。青森の日本酒を選ぶときは、緋田さんのアドバイスを参考にしてみてくださいね。
青森の日本酒用の米を使用した日本酒を選ぶ
鮨ひろ季 女将・酒匠・名誉唎酒師・日本酒学講師・きき酒マイスター
日本酒には日本酒造りに適した「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」という米があります。酒造好適米は、ふだん私たちが食べている飯米とは少しだけ異なり、大粒で心白(しんぱく)という米の中心部が白く不透明な部分があります。そこに日本酒造りには欠かせない、麹菌が増殖して、おいしいお酒をつくるのです。
そして青森生まれの「華想い」「華吹雪」は、県を代表するブランドの酒造好適米として有名です。その青森から生まれたお米を使用した日本酒を選んでみましょう。
水のきれいな弘前地区と南部地区の日本酒蔵を選ぶ 酒蔵と銘柄をチェックしよう
鮨ひろ季 女将・酒匠・名誉唎酒師・日本酒学講師・きき酒マイスター
青森県内では、大きくわけて弘前地区と南部地区(八戸を中心とした旧南部藩が治めた地域)に酒蔵が多く存在しています。日本酒の原料の8割は水からできているため、昔から日本酒の蔵は、水のきれいなところに建てられてきました。今でも、水がきれいで自然が多くあるところに日本酒蔵があります。そうした酒蔵で選んでみるのもおすすめです。
また、田んぼや畑がある弘前地区では米や野菜などが、南部地区では海の幸が豊富。それに合わせて、おつまみは弘前地区の日本酒には野菜、南部地区の日本酒には魚系のものを用意してみてはいかがでしょうか。
主な蔵元と代表銘柄をご紹介しておきましょう。
西田酒造店:代表銘柄は、喜久泉、田酒、外ヶ濱
八戸酒造:代表銘柄は、陸奥男山、陸奥八仙
カネタ玉田酒造店:津軽じょんから、華一風、斬
三浦酒造:代表銘柄は、豊盃
六花酒造:代表銘柄は、じょっぱり、龍飛
白神酒造:代表銘柄は、白神
鳩正宗:代表銘柄は、鳩正宗、八甲田おろし、稲生
純米酒系か、吟醸酒系かを吟味する
鮨ひろ季 女将・酒匠・名誉唎酒師・日本酒学講師・きき酒マイスター
日本酒は、米の味わいを豊かに感じられる純米酒と、フルーツのように華やかでワインのような吟醸酒の大きくふたつに分けられます。
このふたつの違いはわかりやすく、選ぶのもかんたん。その日のおつまみや、集まるメンバーに合わせて、どっしり濃厚な純米酒系か、華やかフルーティーな吟醸酒系かを選ぶことができます。
女性同士の集まりには、吟醸酒系がおすすめです。青森の吟醸酒には、デリシャスリンゴのような華やかな香りがする酵母が使用されたお酒が多くあります。酵母は日本酒の発酵に欠かせない微生物。青森ならではの日本酒を選んでみてはいかがでしょうか。
青森の日本酒に関連する記事のご紹介
場所・季節・誰と飲むかを考えて楽しもう
日本酒は、ひとりで飲む時間を楽しむことができますが、ひとりではない時や別の機会の参考になるような日本酒選びをしましょう。
たとえば、友だちや複数人で集まる場合には、個性が前面に出ている古酒などは避けて、フルーツの香りが豊かな吟醸酒系や、食事に合わせやすい純米酒などを選ぶのがおすすめ。このように、場合によっては、あまり個性が露出したものを選ばないようにすることも大切です。
しかし、日本酒通の人が集まるときなどは、思いっきり個性豊かな日本酒を選んでみるのもいいでしょう。
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2003年に鮨屋を北海道函館市で開業しました。 開業と同時に日本酒の勉強を始め、2008年に唎酒師の資格を取得。 3年後に上位資格の酒匠、日本酒学講師を取得。全国の酒蔵も巡る。 現在では新聞社で日本酒講師を務め日本酒の啓もう活動をしています。 他にも、趣味が高じてお菓子教室も開いています。飲む事、食べることが趣味の一つです。