「ヘアスプレー」のおすすめ商品の比較一覧表
ヘアスプレーとは? 使う効果やメリット 髪の毛を固めるだけじゃない!
整髪料にはいろいろな種類があり、そのなかのひとつが「ヘアスプレー」です。液体のスタイリング剤をミスト状にして噴霧するので、髪へのなじみがよく、広範囲に均一につけたり部分的に使ったりできます。
ヘアスプレーのおもな効果は、ヘアセットを固めてキープすること。スプレーなしだと崩れやすい巻き髪や前髪のセットも、ヘアスプレーを使うことでキープしやすくなるメリットがあります。髪がペタンコになりがちな軟毛の方でも、ヘアスプレーを使えばボリュームアップしやすいでしょう。このほかくせ毛用やツヤ出しに使えるタイプも。
ただし、ヘアスプレーは落としにくいというデメリットも。一度のシャンプーでは落としきれていないことがあります。ヘアスプレーの洗い残しは髪や頭皮への負担になるので注意が必要です。
ヘアスプレーの選び方 男性も女性も必見! 理想のヘアスタイルをキープ!
市販のヘアスプレーはハード系・ソフト系といったキープ力の違い、香りつきや無香料タイプ、男性用・女性用など種類が豊富です。
そのため市販のヘアスプレーを選ぶときは、使用目的を明確にし、なりたい仕上がりや質感が叶うかをチェックすることが大切。とくに女性用ヘアスプレーは、ロング~セミロング用、ミディアム~ボブ用など髪の長さによって商品が分かれている場合があります。
ここではヘアスプレーの選び方を紹介するので、購入前にポイントを押さえておきましょう。
ヘアスプレーのキープ力で選ぶ
ヘアスプレーには、ハードタイプ、アレンジタイプなどいくつかの種類があり、それぞれキープ力が異なります。
ハードタイプ|髪の毛を固めるのでヘアスタイルが崩れない キープ力【強】
ハードスプレーは強力に髪の毛を固めるので、作ったヘアスタイルを長時間キープしたいときにおすすめ。とくに一日中崩れないヘアセットをしたい男性やショートヘアの女性、コテで作った巻き髪のカールをしっかり残したい女性に向いているでしょう。
なかでもパッケージに「スーパーハード」と書かれているタイプは、とくにヘアスタイルの固定力が高く、運動をしたり長時間髪型を直したりできないときにもぴったりです。
アレンジタイプ|ふんわりナチュラルな質感をキープ キープ力【中】
アレンジタイプのヘアスプレーは、ハードタイプよりもナチュラルでソフトな質感に仕上がるのが特徴。ソフトタイプとも呼ばれます。その名の通りヘアアレンジに使いやすく、ハードタイプと比べてキープ力が弱くしっかり固まらないので、スプレーしたあとに手ぐしで調整できます。
男性のふんわりとしたパーマスタイルや適度な毛束感を楽しみたい人にぴったりです! 女性であれば前髪やゆるい巻き髪、ウェーブスタイルをキープしたいときにも使えます。エアリーな質感を出したいときに使いたいヘアスプレーです。
グロスタイプ|ツヤ出しやさらさら髪にまとまる キープ力【弱】
グロスタイプは、髪にツヤを与えるヘアスプレーです。髪型キープ力はあまりありませんが、毛の流れを軽く整えまとめる、キューティクルが光る艶やかなさらさら髪を作りたいときに活躍します。
アップスタイルやパーマ、巻き髪といったヘアスタイルよりも、面を見せるストレートヘアに適しているスプレーです。ダメージを受けた髪のパサつきが気になる人は、ヘアアイロン前後にグロスタイプのスプレーで髪にツヤとうるおいを与えることで、洗練された印象のヘアスタイルが作れます。
ヘアスプレーの配合成分や効果で選ぶ
ヘアスプレーに配合された成分によって、機能面にも違いが出てきます。必要な機能を考えて配合成分を確認し、ヘアスプレーを選んでみましょう。
雨の日に使うなら湿気に強い「調湿成分配合」
湿気が多い日や雨の日はうねりや広がりが出て、ヘアスタイルが崩れることが多くなります。これは、髪の毛が水分を吸収して膨張し、クセやボリュームが出てしまうため。とくに、くせ毛や猫っ毛の方はその傾向にあります。
雨の日はヘアスタイルが思いどおりにならないと悩む方には、「調湿成分配合」の湿気対策ヘアスプレーがおすすめ。髪の水分をコントロールして湿気が多くてもまとまる髪になり、ヘアスタイルをキープします。
ヘアケアも叶えたいなら「美容成分配合」
時間をたっぷり使ってスタイリングしても、パサついた髪ではきれいにみせることができません。美容成分が配合された髪に優しいヘアスプレーで、スタイリングといっしょにヘアケアもして、ツヤツヤ・サラサラの髪を目指しましょう。
髪のダメージ、パサつき、広がりなどが気になる方には、美容・保湿成分として植物性オイルが配合されているヘアスプレーがおすすめです。
夏場の紫外線対策には「UVカット効果」があるもの
肌の紫外線対策をしても、髪はなにもしていないという方もいるでしょう。しかし、髪が浴びる紫外線量は肌よりも多く、紫外線を浴びた髪はダメージを受け、パサつきやカラーの色落ちなどにつながってしまいます。
髪の紫外線対策用の日焼け止めスプレーもありますが、いつも使っているスタイリング用のヘアスプレーにUVカット成分が配合されていると便利です。
時短スタイリングには「速乾タイプ」が便利
ヘアスプレーをつけてから乾くまでに時間があるタイプは、乾くまでの間に手直しができるので、ヘアスプレー初心者でも扱いやすいといえます。
しかし、スタイリングに時間をかけたくない方には、すぐに固まる速乾タイプがおすすめ。前髪を立たせたり、髪の毛をつまんで束感を出したりといった短髪のヘアアレンジも、速乾性ヘアスプレーの得意なスタイルです。
香り付きか無香料かで選ぶ
ヘアスプレーを選ぶときは、香りの有無にも注目してみましょう。
香り付きのフレグランスタイプのヘアスプレーを使えば、髪に好きな香りをつけることができます。ただし香り付きの場合、使用しているシャンプーや香水、制汗剤などの香りとの相性も考えて選ぶことが大切。香りが混ざってきつくなるのを避けたいというときは、無香料のヘアスプレーがおすすめです。
髪にいい匂いを残したいという人はこちらの記事もチェックしてみてください。
シャンプーでの落ちやすさも確認を
キープ力が高い分、なかなか落ちないことが多いヘアスプレー。洗い残しがあったり、しっかり落とすためにゴシゴシ洗ったりしていては、髪や頭皮への負担になり、ダメージにつながります。
上手なヘアスプレーの落とし方は、ぬるめのお湯で髪をよく濡らし、ヘアスプレーがついている部分にコンディショナーをもみ込んで数分放置、手ぐしや目が粗いブラシで髪をとかして洗い流したあと、通常どおりシャンプーするという手順。また、シャンプーで落としやすいヘアスプレーもあるので、購入の際に確認しましょう。
自宅用? 外出用? 内容量で選ぶ
ヘアスプレーは自宅と外出先で容量を使い分けるのがおすすめです。たとえば自宅で使う場合は大容量タイプが便利。しかし、外出先や旅行先で使う場合は、携帯用の小さいミニサイズが持ち歩きやすく重宝します。外出先でも手軽にヘアスタイルのアレンジ・お直しが可能に。
ただし、飛行機内に持ち込む場合は容量に注意が必要になります。
飛行機への持ち込み方法について、詳しくはこちらをチェック
ヘアスプレーおすすめ14選|メンズ用 ヘアセットを強力キープ!
ここからは、メンズ、レディース別におすすめヘアスプレーを紹介していきます。人気のハード、アレンジ、グロスタイプを厳選したので、選び方を参考に自身の使い方や髪型に合った商品を見つけてください。薬局・ドラッグストアなどで手軽に買える商品もありますよ!



ヘアスプレーおすすめ16選|レディース用 人気ブランドも! カールキープや艶出しに!
ふんわり巻き髪やツヤサラストレートなど、女性のヘアスタイルに合うヘアスプレーを紹介します。配合されている美容成分や、湿気に強いといった機能面にも注目して、自分に合うものをみつけてください。




人気のヘアスプレーの口コミをチェック 評価評判は? 実際に使ってどうだった?
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
SALON STYLE『ヘアスプレーNa スーパーハード』の口コミをチェック!

出典:LIPS
良い点
キープ力の高さ
シャンプーで簡単に落とせる
髪がいたまない
悪い点
つけすぎると白いカスが出る
皮膚につくとテカテカしたり皮が剥けた時みたいになる
キープ力が高く、汗をかいても全然崩れませんでした!重めの前髪の時はすごく良いのですが、薄めの前髪にした時は、おでこにつきやすくテカテカします
巻が取れたくない!!という方にとにかくおすすめです
LUFT 『ナチュラルキープスプレー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
【マスクや雨の日の強い味方!】
湿気でせっかく整えた髪がボサボサに…となるのを防げました
使い方は、スタイリング後、髪全体に20cmほど離して満遍なく噴射するだけ
固まりすぎることなく、ナチュラルさは残してしっかりキープできます
毛先だけキープしたい、髪に動きを出したい、など
ワックス的に使いたい場合は、その箇所にだけ噴射します。
スプレーにありがちの、髪がパキパキに固まる現象も起こらず、
なのに1日中髪を綺麗に保てるのでおすすめです
花王 ケープ『フリーアレンジ 無香料』の口コミをチェック!






出典:LIPS
ハードタイプのスプレーだと
パリパリになりすぎてしまうので
程よいものを探していました。
まず、ブローやヘアアイロンなどで
ベースを整えたら
仕上げにこちらのスプレーを
内側と外側にジグザグしながら
かけていきます。
最後にワックスみたいに
手でくしゃっとして整えるのですが、
ワックスを使った時のような
ベタつきがないのがとても良いです
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヘアスプレーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヘアスプレーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ヘアスプレーの使い方のコツ 毛束感や前髪の作り方
ヘアスプレーを使うときは、髪から20cm程度離して噴射しましょう。髪の近くでスプレーするよりもまんべんなくスプレーがつくので、スタイリングがしやすくなります。崩れやすい場所は、根元にピンポイントで噴射するのがポイントです。
男性の場合、束感が欲しいところはスプレーを手に付けてスタイリングしてみましょう。指先でスプレー剤を撫でつけるようにすると上手に毛束が作れます。
女性がカールをキープしたいときは、スプレーが乾くまで2~3秒ほど手でキープしましょう。前髪にボリュームを出したいときは、持ち上げた前髪の根元にスプレーを噴射し、乾くまでキープするのがコツです。
ハードスプレーを使った後は、髪型を長持ちさせるためにもあまり髪に触らないようにしてください。
ヘアワックスやヘアオイルとの違いは?
スタイリングには、ヘアスプレー以外に「ヘアワックス」や「ヘアオイル」などもよく使われています。その特徴やヘアスプレーとの違いを知れば、より上手にスタイリングできるでしょう。
ヘアワックスは、髪の流れやクセをつけたり、髪の質感を演出したりする整髪料。クリーム、ファイバー、クレイ、ジェル、ウォーターといったテクスチャーのタイプが豊富で、セット力やキープ力、仕上がりの質感などに違いがあります。
手で髪に伸ばし、手ぐしで全体のヘアスタイルを整え、指先を使って毛先に動きをつけるという使い方が一般的です。ヘアワックスでスタイリングしたあとにヘアスプレーを使うことで、ヘアスタイルを長時間キープできます。
ヘアオイルは、オイルで髪をコーティングするヘアケアアイテム。ドライヤーの熱や乾燥から髪を守り、髪にツヤを出すもので、ヘアスタイルのキープ力はありません。ヘアオイルが髪のうるおいをたもってパサつきを防ぎ、落ち着いたまとまりやすい髪になります。
洗髪後のドライヤー前や、朝のスタイリング前に使って、髪を保護してツヤツヤ髪に。ヘアオイルを上手に使うコツは、つけすぎないこと、根もとにはつけないこと、髪はとかしてからつけることです。
ヘアスプレーに関するQ&A
ここでは「飛行機への持ち込み」「正しい捨て方」など、ヘアスプレーに関する疑問にお答えします!
ヘアスプレーの飛行機内持ち込みは可能?

ヘアスプレーの飛行機内の持ち込みは可能です。国土交通省の決まりでは、ひとつの容器あたり0.5リットルまたは0.5㎏以下、一人あたり2.0リットルまたは2.0kg以下であれば、機内に持ち込めるだけでなく、カウンターで預けることもできます。
市販のヘアスプレーでこの制限を超えるものは決して多くないので、旅行に持って行くときはそれほど心配しなくてもよいでしょう。ただし携帯性を考えると、自宅で使っている大容量のボトルよりもミニボトルのほうが便利です。
ヘアスプレーの捨て方や注意点は?

ヘアスプレーを捨てる場合は、中身をカラにする必要があります。スプレー缶を振ってもなかから音がしなくなるまで出しきってから、捨てなければなりません。
カラにしたあとは、缶に穴を開けなければならない地域もあれば、そのままゴミとして出してもいい地域もあります。ゴミの出し方のルールは自治体によって違うので、自分が住む地域のルールを確認してください。
また、可燃性のガスが出ることもあるので、中身を出しきったり穴を開けたりする際には、風通しのいい屋外で作業しましょう。どうしても中身をカラにできない場合は、ヘアスプレーのメーカーのお客様窓口に相談することをおすすめします。
そのほかのスタイリング剤、ヘアケアアイテムはこちら 関連記事
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ヘアスプレーで髪型をおしゃれにアレンジ!
ホールド力やキープ力が強いタイプや、髪にツヤを出すタイプなど、ヘアスプレーにはいろいろな種類があります。髪全体に使ったり、ピンポイントで使ったりと、使い方もいろいろ。どんなヘアスタイルにしたいか、どんなアレンジを楽しむかを考えて、自分に合うヘアスプレーを選びましょう。
ワックスなどのヘアスプレー以外の整髪料と組み合わせて使うことで、よりアレンジの幅が広がります。ヘアスプレーで、髪のおしゃれを楽しんでください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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