「赤ワイン」のおすすめ商品の比較一覧表
赤ワインと白ワインは醸造方法が違った!
まず、赤ワインと白ワインは、使用される原料のブドウに違いがあります。赤ワインには黒っぽい色の「黒ブドウ」を、白ワインには黄緑の皮が付いた「白ブドウ」を使用しているのが特徴です。
また、白ワインの場合はブドウの皮を取り除いてから発酵&熟成させるため、皮に含まれるタンニンがでません。赤ワインは皮と種も使って発酵&熟成するため、皮からタンニン色素がでててワインの色が赤くなるのです。
また最近ブームのオレンジワインは、白ブドウを使って赤ワインと同じ醸造方法でつくられるため少しオレンジ色に濁ったワインができあがります。
赤ワインの選び方
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・石関華子さんに、赤ワインを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
ボディタイプから選ぶ
赤ワインの味わいは一般的にフルボディ、ミディアムボディ、ライトボディの3つに分類されています。
濃厚で渋みも強い「フルボディ」
フルボディはもっとも香りが豊かで、渋みも強く、濃厚でしっかりとしたタイプの赤ワイン。渋みがしっかりと感じられる赤ワインが好みの方は、フルボディのワインを選ぶといいでしょう。
渋みと酸味のバランスがいい「ミディアムボディ」
また、フルボディとライトボディの中間的な味わいのものは、ミディアムボディに分類されます。渋みや酸味、香りなどのすべてのバランスが良く飲みやすいワインです。
軽やかで飲みやすい「ライトボディ」
それとは対照的に、渋みが少なく、軽やかで飲みやすい赤ワインがライトボディです。渋いのが苦手な方やワイン初心者の方には、ライトボディのワインがおすすめです。料理やおつまみに合わせて変えると味わいをさらに活かすことができます。
ブドウ品種から選ぶ
ブドウ品種は赤ワインの味わいを大きく左右する要素のひとつです。品種ごとの特徴を見ていきましょう。
酸味と渋みを感じる「カベルネ・ソーヴィニヨン」
「黒ブドウの王」とも呼ばれる赤ワイン用ブドウ品種、カベルネ・ソーヴィニヨン。フランスのボルドー地方をはじめ、アメリカやチリ、オーストラリアなど、世界各地で栽培されている品種です。一般的にカベルネ・ソーヴィニヨンのワインは、カシスのような香りと凝縮した果実味、しっかりとした酸味と渋みを特徴としています
芳醇な香りを感じる「ピノ・ノワール」
赤ワイン用ブドウ品種のなかでも人気の高いピノ・ノワール。フランスのブルゴーニュ地方をはじめ、南北アメリカやニュージーランドなど、世界各地で栽培されている品種です。一般的にピノ・ノワールのワインにはイチゴやチェリー、バラのような香りがあり、熟成が進むとトリュフやなめし皮、紅茶のような複雑な香りもあらわれます。また、比較的渋みの穏やかなワインになるのも特徴です。
果実のアロマ感を味わうなら「メルロー」
フランスのボルドー地方、とくにポムロール地区やサンテミリオン地区を含むドルドーニュ川右岸の一帯は、シルクのようなタッチの、なめらかで豊満な極上のメルローワインを生み出します。また、イタリアのメルローのワインは果実のアロマが豊かになる傾向があり、アメリカ産のものは果実の凝縮感が強くてふくよかな味わいが多く、国産のものはやはり和食と相性がよいのが特徴です。
スパイシーさも感じる「シラー」
フランスのローヌ地方のシラーのワインには、スパイシーな風味が前面にあらわれた、芳醇で芯のしっかりとした味わいのものが多いです。オーストラリアのシラーズのワインは、ローヌのものに比べるとスパイシーな風味は控えめ。果実味が豊かで、濃密な力強い味わいになる傾向があります。このように産地ごとに異なるワインの味わいの特徴から選ぶというのもおすすめです。
甘口が好みなら「コンコード」
コンコードのワインは甘口が主流ではあるものの、なかには辛口の味わいのものもあります。甘口のものはグレープジュースのような味わいで飲みやすいものが多く、ワイン初心者の方や、赤ワインが苦手な方にもおすすめです。一方の辛口は、程よい酸味とコク、そしてすっきりとした後味が特徴です。辛口のものは食事との相性もよく、さまざまな料理と合わせやすいという特徴もあります。
果実感を味わえる「マスカット・ベーリーA」
赤ワイン用の品種として多く栽培されているのが、「マスカット・ベーリーA」です。マスカット・ベーリーAは、日本では甲州に次ぐ2番目に多くワイン造りに使われている品種です。タンニンが軽いため渋みが少なく、きりっとした酸味と果実感が楽しめます。イチゴやキャンディのような甘い香りと、フルーティーで渋みの少ない味わいが特徴と言えるでしょう。
産地ごとの味を比べる
たとえ同じブドウ品種のワインでも、産地が変わればワインの個性も変わってきます。なぜなら、産地ごとに気候や天候、土壌など、その土地の個性(ワイン専門用語では「テロワール」といいます)が異なるからです。また、産地によって栽培に適するブドウ品種が異なることも、産地ごとのワインの味わいを特徴づける要因のひとつとなります。
格付けシャトーの名門「フランス産」
ワインの中でもフランスワインは高品質なもので溢れています。代表的なボルドー・シャンパーニュ・ブルゴーニュ・プロヴァンスの4つの地域で作られるフランスワインがあります。赤ワインでよく知られているのがボルドー産。ボルドー産の赤ワインは濃厚で重厚感のある味わいが特徴です。ブルゴーニュ地方では世界有数のブランドを確立していることから「ワインの王様」と呼ばれています。世界でとくに高価なワインを生み出すのが単一畑。単一畑とは良質なワインを造る畑のことで、代表的なものに「ロマネ・コンティ」があります。
高級銘柄も続々誕生している「イタリア産」
現在のイタリアのワイン法においてもっとも格上のランクは「D.O.P.」になりますが、現状では旧法における格付けの最上ランクである「D.O.C.G.」を表示しているワインも多くあります。イタリア北西部に位置するピエモンテ州。ネッビオーロというブドウ品種から造られる「バローロ」は、「イタリアワインの王」とも呼ばれる高級赤ワインです。イタリア中西部に位置し、フィレンツェを州都とするトスカーナ州。日本でも知名度の高い、イタリアを代表する赤ワイン「キャンティ」の産地です。
3つの地区で味わいが異なる「チリ産」
チリのワインの産地は、その細長い国土を縦方向に区切り、「コスタ」と「エントレ・コルディリェラス」、「アンデス」の3つの地区に分けられます。
「コスタ」は西側の太平洋に面した地区。フンボルト海流の影響による冷涼な気候で、ミネラル感とシャープな酸味をもつワインが生み出されています。「エントレ・コルディリェラス」は海岸山脈とアンデス山脈にはさまれた中央部地区です。いくつもの河川が流れる入り組んだ地形で、チリを代表する赤ワインの産地です。「アンデス」は東側の山脈の麓の地区。ここでは昼夜の寒暖差が大きいため、凝縮感のある高品質なワインが生み出されています。
同じカベルネでも違う味わいを楽しめる「オーストラリア産」
オーストラリア大陸の面積はヨーロッパ全体の面積の約70%を占めるほど広く、各産地の気候は多様性に富み、土壌の特性も異なります。そのため、それぞれの気候や土壌に合ったブドウ品種からワイン造りが行なわれています。有名な産地としては、バロッサ・ヴァレーの「シラーズ」、クナワラやマーガレット・リヴァーの「カベルネ・ソーヴィニヨン」などがあげられます。
濃厚なマルベックを味わえる「アルゼンチン産」
アルゼンチンのワインには、産地ごとにさまざまな特徴があります。もっとも生産量の多い地域は、アルゼンチン中央部のメンドーサ州。とくにマルベックというブドウ品種から、濃厚な赤ワインが多く生産されています。
その次に生産量の多いサン・ファン州は、とりわけ日照に恵まれた地域。シラーやマルベック、シャルドネなどの品種から、多様なワインが生産されています。
ボルドースタイルのワインを楽しめる「南アフリカ産」
南アフリカでは、上質なボルドー・スタイルのワインなどが作られています。フルーティーで果実感をしっかり味わえるものや、酸味がありながらも甘みを楽しめるものなどがそろっています。アルコール度数は13.5~14.5%と、ちょうどフランス産ワインとアメリカ産ワインの中間のものが多いです。
コスパ重視なら「カリフォルニア産」
アメリカワインの特徴は、広く一般的に受け入れられる飲みやすさにあります。アメリカの広大な土地の中でも、アメリカワインの名産と知られるカリフォルニア地方は、温暖で雨が少ない気候が特徴的で、ブドウが完熟しやすく、クセや個性のない、ブドウ本来の味を感じられるワインを作ることができます。
全国各地の味比べもおすすめな「日本産」
日本は縦に長く広がる国。日本ワインと聞くと山梨県や長野県を思い浮かべる方も少なくないでしょう。でも今や、日本ワインは北から南まで幅広い地域でつくられています。さわやかで冷涼な酸味やキリッとした果実味がお好きな方は、北海道や東北など北のエリアや標高の高いところでつくられたワインを。また、パイナップルのようなトロピカルフルーツを思わせるボリューム感のあるワインを飲みたいときは、九州など南のエリアのワインをおすすめします。
生産者にも注目!
ワインの個性に影響を与えるのは、産地やブドウ品種だけではありません。ワインをつくるのは人。やはりワインの個性を最終的に決定づけるのは生産者なのではないかとい思います。
ワインの種類が多く選ぶことに慣れていない方は、まずは大手生産者や有名な生産者がら選ぶといいでしょう。このような生産者のワインには、万人受けしやすい味わいのものが多い傾向にあるからです。
慣れてきたら、生産者のヒストリーやこだわりなどにも注目してみてください。そうすれば、ワイン選びもこれまで以上に楽しくなるでしょう。どうしてこの名前にしたのか、安くて美味しいワインを作れるのかなど考えながら飲むのも楽しみのひとつです。
ワインの当たり年やヴィンテージで選ぶ
ワインは、生産年度によって、よし悪しが異なるので、間違いのないヴィンテージワインを選びたいなら、ヴィンテージとなっている年度のワインを選ぶとよいでしょう。どこの国でもワイナリーごとにヴィンテージ年は異なりますので、全体的には2017年、2015年、2012年、2009年などがヴィンテージ年といわれています。
料理との相性で選ぶ
フルボディワインは、肉料理やスパイスをきかせたもの、デミグラスソースを使ったもの、ボロネーゼなど旨みと濃厚さがある料理との相性がよいと言われています。一方で、ライトボディのワインには、軽くあっさりとした料理があいます。
赤ワイン【フルボディ】おすすめ15選
ここからは、フルボディでおすすめの赤ワインをご紹介します。

ハートのラベルが印象的なメドック格付けシャトー
結婚祝いのワインや、恋人同士やご夫婦の記念日、誕生日などに飲みたい方におすすめの1本。ハートのラベルが印象的な、フランスのボルドー地方のメドック地区格付け3級の『シャトー・カロン・セギュール』です。
3級とはいえ、メドックの格づけがされているだけでも上等な証。値段も10000円を超えてくるので高級な部類ですが、カシスなどの黒系果実とシナモンのようなスパイスの香りが調和し、ふくよかで力強く、偉大なワインと呼ぶにふさわしい味わいです。
長期熟成型のワインのため、2016ヴィンテージであれば、あと数年寝かせてもおいしくいただけるでしょう。サーロインステーキやビーフストロガノフなど、ボリュームのある料理と抜群の辛口です

強さと優雅さを兼ね備えたブルゴーニュの赤ワイン
特別な日に開けたい、贈りものにもピッタリな赤ワインがこちら。
産地はフランスのブルゴーニュ地方のなかでも、とくにすぐれたワインを数多く生み出す『ジュヴレ・シャンベルタン』。この村のワインは、かつてナポレオンに愛されていたことでも知られています。生産者はドメーヌ、ブシャール・ペール・エ・フィス。1731年創立という歴史ある生産者です。
ブドウ品種はピノ・ノワールで、ダークチェリーやバラのような魅惑的な香りに、凛とした強さと優雅さを兼ね備えた味わい、なめらかな口当たりが特徴的。鴨のコンフィや鶏肉の赤ワイン煮込みなどとよく合います。5000円以下で購入できるのも嬉しいポイントでしょう。

イタリアワインの王、バローロの一押しの1本
イタリアの赤ワインを味わいたい方におすすめの1本が、こちらの『バローロ・セッラルンガ・ダルバ』です。
産地はイタリア北西部ピエモンテ州のバローロ地区。きわめてすぐれたワインを生み出す産地であることから、バローロは「イタリアワインの王」とも呼ばれています。生産者はフォンタナフレッダ。イタリア初代国王の息子が設立した、バローロの地位の向上に大きく貢献したワイナリーです。
ブドウ品種はネッビオーロ。豊かな果実の香りに、スパイスや樹木のような複雑な香りが調和。濃厚な果実味と酸やタンニン(渋み)の均整が見事にとれた1本です。赤身肉やジビエ、ラグーソースなどとよく合います。

デイリー向きのアルゼンチンの濃厚な赤
しっかりとした飲みごたえのあるデイリー向きの赤ワインをお探しの方におすすめしたいのがこちら。アルゼンチンの名門ワイナリー、トラピチェ社が手掛ける、『トラピチェ ブロッケル マルベック』です。
産地のメンドーサ州は、気候や土壌など、ブドウ栽培にとって理想的な環境がそろう場所です。ブドウ品種はマルベック。もともとはフランス南西部の品種で、いまやアルゼンチンの赤ワインの代名詞的な品種になっています。
カシスやプラムのような香りにスモーキーなアロマが調和。果実の凝縮した濃厚な味わいが、長い余韻となって続きます。ステーキやローストビーフなどの牛肉を使った料理と相性抜群です。
赤ワイン【ミディアムボディ】おすすめ9選
次は、ミディアムボディのおすすめ赤ワインを、ピックアップしました。

スペイン随一の銘醸地、リオハの赤ワイン
スペイン随一の銘醸地(めいじょうち)、リオハ地区のワインを飲みたい方におすすめなのがこちら。スペインのワイン業界のリーダー的存在、トーレスが手掛ける『アルトス・イベリコス・クリアンサ』です。
ブドウ品種はテンプラニーリョ。スペインの赤ワインを代表するブドウ品種です。ブルーベリーのコンポートやプラムのような香りに、樽熟成に由来するしっかりとした樽香(たるこう)を感じることができます。凝縮した果実味と滑らかなタンニン(渋み)が一体となり、豊かなコクと長い余韻を楽しめる1本。これが2000円台で購入できるのは驚きです。
甘口ではないものの、甘い果実味と酸味のバランスが心地良いワインと言えるでしょう。
イベリコ豚の生ハムやパエリアなどのスペイン料理と相性がいいのはもちろんのこと、鶏の唐揚げやとんかつなどのこってりとした食事にもよく合います。

コスパにすぐれたチリの果実味豊かなカルメネール
コストパフォーマンスにすぐれたチリのおすすめのワインが、こちらの「悪魔の蔵」という意味をもつ『カッシェロ・デル・ディアブロ』です。生産者はコンチャ・イ・トロ。チリワインの品質の向上に貢献した、チリプレミアムワインの先駆け的な存在です。
ブドウ品種はカルメネール。フランスのボルドー地方原産の品種ではありますが、現在はチリが主要な産地となっています。ダークチェリーやプラムの香りに、チョコレートやスパイス、トーストの香りが特徴的。果実味豊かで丸みのある味わいで、赤ワインの渋みが苦手な方におすすめです。イオンなどのスーパーやカルディなんかでも手に入れることができるので、ぜひ見てみてください。
相性のいい料理は、デミグラスソースのハンバーグや熟成チーズなど。

オーストラリアの人気ワイナリーが手掛ける1本
手ごろな価格でデイリーワインにもぴったりなオーストラリア赤ワインをお探しの方におすすめ。
国内でトップクラスのシェアを誇るジェイコブス・クリークが手掛ける『ジェイコブス・クリーク シラーズ・カベルネ』です。産地は南オーストラリア州のバロッサ・ヴァレー。国内屈指の良質なワインの産地のひとつです。
ブドウ品種はオーストラリアを代表する品種であるシラーズと、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。ブラムのような果実の香りとスパイスの香りが調和し、豊かな果実味と共に心地よいタンニン(渋み)が感じられるワイン。
中口なので、甘口派、辛口派どちらでも美味しく飲め、ワイン通からの口コミも良いおすすめのワインです。
羊肉を使った料理や、黒コショウを効かせた料理などとよく合います。
赤ワイン【ライトボディ】おすすめ3選
次に、ライトボディの赤ワインをチェックしましょう。

渋みが苦手な方にもおすすめの日本の赤ワイン
おいしい国産のワインをお探しの方や、ライトボディのワインをお探しの方におすすめなのが、サントリーの『マスカット・ベーリーA 』です。
ジャパンプレミアム は「世界を感動させる日本ワインを!」をコンセプトに生み出されたワインシリーズのこと。このワインも、日本独自のブドウ品種であるマスカット・ベーリーAからつくられています。
いちごやキャンディのような甘い香りに、心地よい果実感のあるチャーミングな味わいが特徴的。渋みはそれほど強くないため、渋みが苦手な方にもおすすめです。軽い口当たりなので、重いワインが好きという方にはやや物足りないかもしれません。すき焼きやしゃぶしゃぶ、肉じゃがなど、お肉を使った和食とよく合います。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 赤ワインの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの赤ワインの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
赤ワインを美味しく飲むための温度は?
赤ワインのおいしさをそのまま味わうには、適切な温度で飲むことが大切です。一般的に、赤ワインは常温で飲むイメージもありますが、実際は、フルボディなら15~18度、ミディアムボディは15度、ライトボディなら10~13度が、目安。
赤ワインのボディによって、温度を調整するだけで風味や味が大きく変化するでしょう。
ワインエキスパートからのアドバイス
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
ここでは、代表的な赤ワインの産地で比較的有名な生産者が手掛ける、その国や地域を代表するブドウ品種からつくられたワインを中心に紹介しました。
どれも産地やブドウ品種の個性や特徴をつかみやすいワインばかりなので、ぜひこのなかからさまざまな赤ワインを試してみてください。そうすれば、お気に入りの産地やブドウ品種、生産者なども見つけられると同時に、ワインの知識も身についてきます。ワインの世界が広がれば、よりいっそうワインが楽しくなるでしょう。当たり年なんかも分かってくると人生をかけて楽しむことができます。
赤ワインを楽しんで食卓を豊かに楽しもう
黒ブドウの実を丸ごと使って醸造した、美しい色合いの赤ワイン。使われるブドウ品種や産地によって、バリエーション豊富な味わいのワインが生み出されています。
また、飲むときの温度によっても味わいが変化するため、ボディの種類によって適した温度に調整してから楽しみましょう。今回ご紹介した選び方のポイントと、おすすめ商品も参考にしながら、ぜひあなたも、おいしい赤ワインを楽しんで食卓をより豊かにしていきましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。 現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。