カリフォルニアワインの特徴とは?
カリフォルニアの豊かな自然のなかでつくられるカリフォルニアワインは、軽やかな味わいが特徴です。ワインの生産地としての歴史はまだ浅いですが、ヨーロッパの伝統的な手法を取り入れたり、ワインを科学的に研究したりして、おいしいワインをつくり続けています。
カリフォルニアワインは、生産地によって大きく味わいが異なるのもポイントです。セントラル・ヴァレーやサウス・コーストでは、デイリーワインにぴったりの軽めのワイン、太平洋沿いのセントラル・コーストでは個性豊かなワインがつくられています。
カリフォルニアワインの選び方
JSA認定ソムリエの井出玲子さんにカリフォルニアワインの選び方のポイントを教えていただきました。どんな点に注目してカリフォルニアワインを選べばいいか悩んでいる方は、ワインのエキスパートの視点を商品選びに生かしてみてください。ポイントは下記。
【1】産地から選ぶ
【2】ブドウの品種から選ぶ
【3】有名なワイナリーにも注目!
【4】ワインの種類で選ぶ
【5】当たり年にも注目!
【6】プレゼント用なら高級なものを
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】産地から選ぶ
ひとくちにカリフォルニアといっても広大です。産地がいくつかに分かれており、どこでつくられたかによってそれぞれ特徴が異なります。産地による特徴を見ていきましょう。
ボルドースタイルの「ナパ・ヴァレー」
ナパ・ヴァレーのワインは、パワフルな味わいと華やかなニュアンスが特徴。カベルネ・ソーヴィニョンのほか、ピノ・ノワールやシャルドネ、メルロ、ソーヴィニヨン・ブランといった品種から質の高いワインがつくられています。
評論家などからの評価がよい「ノース・コースト」
サンフランシスコの北側にあるノース・コーストは、海と山に囲まれており、カベルネ・ソーヴィニョンやピノ・ノワール、シャルドネなどさまざまなブドウがつくられています。
小さなワイナリーによる本格的で質の高いワインが多く、評論家や批評誌の評価もよいです。なかには生産量が少なく、希少な「カルトワイン」と呼ばれるワインもあります。
クオリティの高いワインがそろう「ソノマ」
ソノマの南部では、冷涼な気候を生かして、ピノ・ノワールを使ったワインが多くつくられています。一方、ソノマの内陸部では、その温暖な気候を生かしてカベルネソーヴィニョンやメルロー、ジンファンデルを使ったワインが多いです。
南部のピノ・ノワールを使ったワインは質がよく、内陸部のワインはカジュアルに楽しめコスパのよさが特徴です。
バラエティに富んだ「セントラル・コースト」
太平洋沿いの、サンフランシスコからサンタバーバラまでの地域がセントラル・コーストです。北部ではピノ・ノワール、南部ではメルローなどが栽培されており、地域によってワインの味わいが異なります。
個性的なワインが多くつくられているので、カリフォルニアワインのバラエティに富んだ味わいを感じたい人に適した産地です。
デイリーワインなら「サウス・コースト」「セントラル・ヴァレー」「シエラ・フットヒルズ」
ふだんの食卓で飲むデイリーワインには、「サウス・コースト」「セントラル・ヴァレー」「シエラ・フットヒルズ」でつくられたワインがよいでしょう。
サウス・コーストはサンディエゴやロサンゼルスに近い地域で、軽めのテーブルワインが多くつくられています。カリフォルニアの農業の中心地であるセントラル・ヴァレーは、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニョンを使ったワインが多くつくられており、こちらも軽めの味わいです。
シエラ・フットヒルズではジンファンデルという品種のブドウがつくられており、黒ブドウを使って白ワインの製法でつくられた「ブラッシュワイン」が広く知られています。
【2】ブドウの品種から選ぶ
カリフォルニアではさまざまな品種のぶどうが栽培されています。それぞれの特徴を紹介します。
ナパやソノマを代表するぶどう品種「ジンファンデル」
ジンファンデルは、ナパやソノマで広く栽培されている品種です。色が濃く、果実味あふれるワインになります。
酸味はおだやかで、チェリーやカシスなど黒い果実のニュアンスが感じられる味わいが特徴。クミンなどのスパイス香も感じられます。アルコール度数が高めで、長期熟成に向くワインが多いです。
カリフォルニアでは、ジンファンデルを使ったロゼワイン「ホワイト・ジンファンデル」もつくられています。ホワイト・ジンファンデルは、みずみずしく軽やかな味わいです。
ボルドーよりフルーティーな「カベルネ・ソーヴィニヨン」
カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンは、ボルドーのものよりもフルーティーな味わいです。豊かな香りと、骨格のしっかりしたタンニン・酸が特徴。赤身の肉と相性がよいので、牛肉やラムと合わせて味わってみましょう。
熟成を待たずに買ってすぐに楽しめるワインや、カジュアルに楽しめるデイリーワインも多くつくられています。
まろやかな味わいの「メルロー」
メルローを使うと、
まろやかでやわらかい、シルキーなテクスチャーのワインになります。ほどよいタンニンとボリュームが感じられ、エレガントで繊細なのが特徴です。ただおだやかなだけでなく、スパイシーなあと味を感じることもあります。
熟成させても、購入してすぐに飲んでもおいしいワインが多いです。カリフォルニア州では、メルローだけを使ったワインもつくられています。
さくらんぼのような果実味のある「ピノ・ノワール」
ピノ・ノワールを使ったワインは、豊かな香りとなめらかな口当たりが特徴です。熟成させることで、枯れ葉のようなニュアンスやジビエを思わせるフレーバーが加わります。
カリフォルニアのピノ・ノワールは、甘酸っぱいチェリーやベリー系のニュアンスが出やすいです。ジューシーでフルーティーな、上品な印象のワインになります。
パワフルな味わいの「シャルドネ」
シャルドネは、つくり手や土地の個性が出やすい品種です。カリフォルニアでは、
よく熟したトロピカルフルーツのような香りと力強さを併せもったパワフルな白ワインになります。
ステンレスタンクで熟成させたものはすっきりフレッシュな味わいに、樽で熟成させたものはバニラやナッツを思わせるふくよかな味わいになりやすいです。
爽やかな柑橘系の「ソーヴィニヨン・ブラン」
「フュメブラン」とも呼ばれているソーヴィニョン・ブランを使うと、ハーブやグレープフルーツを思わせるさわやかなニュアンスのワインになります。購入後すぐが飲みごろのワインが多いです。
カリフォルニアのソーヴィニョン・ブランは、シトラス系の香りのなかにパッションフルーツなどトロピカルフルーツのニュアンスが加わります。酸はおだやかで、やさしい飲み心地です。
【3】有名なワイナリーにも注目!
カリフォルニアのワイナリーのなかでも、とくに注目したいワイナリーを紹介します。
ナパ北部にある『シャトー・モンテレーナ』
シャトー・モンテレーナは、ナパ北部・カリストガにあるワイナリーです。丘の急斜面から平地まで多様な地形が入り組んだ複雑な土地に畑を所有しています。1976年に開催された「パリスの審判」で、その名を世界に知らしめました。
複雑な土地で栽培されたぶどうもまた複雑なニュアンスを持ち合わせていることから、シャトー・モンテレーナのワインは複雑で奥行きのある味わいのものが多いです。
オーパス・ワンをつくる『ロバート・モンダヴィ・ワイナリー』
ロバート・モンダヴィ・ワイナリーは、「カリフォルニアワインの父」とも呼ばれるロバート・モンダヴィ氏のワイナリーです。1966年にワイナリーができてから、「オーパス・ワン」をはじめとしたすぐれたワインをつくり続けています。
環境に優しいぶどう栽培を行う「自然農法(ナチュラル・ファーミング)」や、重力に従って果実やワインを移動させる「グラヴィティ・フロー」を取り入れるなど、ユニークな取り組みにも力を入れているワイナリーです。
カリフォルニアを代表するワイナリー『リッジ』
「リッジ」こと「リッジ・ヴィンヤーズ」はカリフォルニアを代表するワイナリーで、その名はヨーロッパでも広く知られています。
単一畑のぶどうを使ったワインづくりに力を入れており、ワインのほとんどに畑の名前が冠されているのも特徴です。ワイナリーは、サンタ・クルーズ山脈中とソノマ郡の2カ所にあり、それぞれですぐれたワインがつくられています。
【4】ワインの種類で選ぶ
カリフォルニアワインは、大きく3つのタイプに分けられます。飲むシーンに合わせて選んでみましょう。
単一の品種で作られた「ヴァラエタル」
「ヴァラエタル」は使われているブドウの品種を前面に押し出したワインです。ブドウ品種による味わいの特徴がよく出ているので、好きなブドウ品種がある人はヴァラエタルワインから選ぶとよいでしょう。
使われているブドウの品種は、ラベルに表示されています。しかし、表示されているブドウ品種だけでつくられているとは限りません。
つくり手の個性が出る「プロプライアタリー」
「プロプライアタリー」とは、英語で「所有の」「専有の」という意味です。ひとつのワイナリーがブドウの栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して行なっており、ラベルにはオリジナルのブランド名や生産者名が表示されています。
ブドウの栽培から一貫してワインづくりに取り組むことで、ブランドや生産者ごとの特徴が色濃く反映されているのが特徴です。
初心者でも飲みやすい「ジェネリック」
数種類のブドウをブレンドしてつくられているのが、「ジェネリック」です。日常消費用に作られており、ラベルにワインの色調が表記されているものと、ヨーロッパの地名が書かれているものがあります。
ヨーロッパの地名が書かれているものに関しては、使うブドウの品種に制限はなく、その産地の味わいに寄せて作られているのが特徴です。おもに国内消費向けに出荷されています。
【5】当たり年にも注目!
ワインは、生産年度によって、良し悪しが異なるので、間違いのないヴィンテージワインを選びたいなら、ヴィンテージとなっている年度のワインを選ぶとよいでしょう。どこの国でもワイナリーごとにヴィンテージ年は異なりますので、全体的には2017年、2015年、2012年、2009年などがヴィンテージ年といわれています。
【6】プレゼント用なら高級なものを
カリフォルニアワインは、1,000円以下のデイリーなものから数万円するものまで、非常にバラエティ豊かです。比較的手ごろな価格のものは日常の食卓で気軽に親しみやすいものが多く、高価なものは、あわせる料理やグラス選びにも気を使う繊細なものが多くなります。
おすすめなのは、週末などにゆっくりと食事を楽しみたいときの食卓に向く2,000円台くらいのものから、特別な日に手のこんだごちそうとともに飲みたい4,000円~6,000円程度の価格帯。入手しやすく、デキャンタといわれる容器に移し替える「デキャンタージュ」などの手間がかからないものが多いです。
カリフォルニアワイン【赤】おすすめ9選
カリフォルニアでつくられている赤ワインを紹介します。
バランスがよく、いきいきとした味わい
5種類のぶどうをブレンドしてつくられた赤ワインです。明るく上品なニュアンスが感じられる味わいで、果実の風味に加えローストしたスパイスやバニラの香り、ハーブ調のフレーバーもあるのがポイント。タンニンはやわらかく、なめらかな口当たりです。
ブラックチェリーやカシスといった黒系果実を思わせるジューシーな赤ワインを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
TVにも取り上げられた1本!
広く知られるワイナリーに囲まれた畑でとれたぶどうを使ってつくった赤ワインです。ナパ・ヴァレーのカベルネソーヴィニョンらしさが感じられるふくよかな味わいが魅力。
カベルネソーヴィニョンらしいしっかりとしたタンニンと酸がありますが、樽由来のウッディな香りやバニラ・スパイス香も楽しめます。
ステーキや牛バラ肉の煮込み、炭火焼きと相性がよいので、ぜひ食事と合わせて楽しんでください。
アーティストとコラボしたワイン
カリフォルニアの質のよいぶどうを使ってつくった中辛口の赤ワインです。深みのあるリッチな味わいが特徴。黒系果実の香りの奥に、セージやコリアンダーといったハーブの香りも感じられます。
タンニンや酸のバランスがよいのもポイント。
スマートかつカジュアルにワインを楽しみたい人にぴったりです。

世界的人気のワイナリーの、日本限定ワイン
本場フランスに引けをとらないピノ・ノワールを生み出すワイナリーとして知られているのが、この「オー・ボン・クリマ」。ワイナリーのオーナーは、とても繊細なワインづくりを目指す、(カリフォルニアの)サンタ・バーバラの怪人と呼ばれるジム・クレンデネン氏です。かつてはブルゴーニュの神様として知られる、アンリ・ジャイエ氏に師事していました。
ワインラベルを描いたのは、日本の現代美術家である椿 昇(つばき のぼる)氏。酵母の精霊を描いたこのワインは、日本のみに出荷される限定のワインになっています。
ブラックチェリーなどの黒い果実の香りに、甘草やスパイスが絡まる複雑な香りと、フレッシュな酸味とシルキーなタンニンがエレガントなワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンとは違ったタイプのワインを楽しんでみたい方におすすめです。
アメリカでは買えないカリフォルニアワイン
輸出専用のため、アメリカ国内では流通していないワインです。海外の旅行地の人気レストランで選ばれるほど、国を超えて多くの顧客を魅了しています。ブドウ栽培農家から良質なブドウを入手し、手ごろな価格帯のワインを造っています。
厳選されたブドウの果実味と、スモークしたスパイス香、ソフトで甘いタンニンと落ち着きのあるボディが特徴です。ブドウの甘みがしっかりと感じられるワインが好きな方におすすめのワインですよ。
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と称される
カリフォルニアのピノ・ノワールの巨匠とまで言われる ジョシュ・ジェンセンが造り手。ピノノワールの当たり年ともいわれたときの質の高いブドウを使用。力強いアタックから、凝縮した果実味とエレガントな酸が広がります。

樹齢100年を超える樹からとれるブドウを使用
カリフォルニアのブドウは、フィロキセラという害虫により、100年ほど前に壊滅的な打撃を受けました。この商品は、その被害を免れた貴重な古樹からとれるブドウを使用したワインです。
その貴重なブドウ畑を歴史的遺産の保全も含めて買い取ったのは、現オーナーの祖父、ヴァレリアーノ・ジャクジー。名前からもわかるとおり、ジャクジー風呂を発明した人です。
とても貴重なブドウでつくられるものでありながら、手ごろな価格で手に入るのも魅力です。熟したブドウのリッチな風味と、スパイシーな香りと味わいで、飲みごたえがありつつも飲み飽きないワインに仕上がっています。古樹のワインを飲んでみたい方はぜひお試しを。
世界各国のブドウをブレンドした独創的ワイン
全米で爆発ヒットして、わずか1年で100万本を売り上げた商品です。世界の有名ワイン産地のブドウを厳選し、オリジナルのブレンドで個性的なワインに仕上げました。土地の気候や伝統にとらわれず生み出されたカリフォルニアワインです。それぞれのブドウがもつ個性が際立ち、濃縮された甘みと豊かなコク、ほのかなスパイスがアクセントとなっています。
和洋中問わずさまざまな料理とマッチします。濃厚で美味しい高品質なワインをお求めの方におすすめですよ。
肉料理の旨みを引き出す肉専用赤ワイン
カリフォルニア州最大の輸出量のワインカンパニ―「E&JGallo 」発のワインです。商品名の「カーニヴォ」とは肉食獣や肉が大好きな人を指し、肉料理と一緒に味わうために造られた赤ワインです。フルボディの辛口ワインで、まろやかな酸味が肉の旨みを引き出します。
チョコレートやエスプレッソを思わせる香りが特徴で、スムーズな口当たりと程よい渋みが楽しめます。ラベルは、中心部を肉食獣が爪でひっかいたようなデザインです。
カリフォルニアワイン【白】おすすめ5選
カリフォルニアでつくられている白ワインを紹介します。
舌の上でとろけるようななめらかなテクスチャー
ソノマ・カウンティーのカーネロスAVAと、モントレー・カウンティーのアロヨセコAVAで獲れたぶどうを使ってつくった白ワインです。ソノマのぶどうはアメリカンオーク樽で4カ月間熟成し、モントレーのものはフレンチオーク樽で8カ月熟成しています。
バニラビーンズやクレームブリュレ、アーモンドを思わせる甘い香りが特徴。口に含むとやわらかな樽香とミネラル感を感じます。
シェーブルチーズやヨーグルトと相性がよいです。

アメリカでは買えない、海外の大切な顧客用ワイン
ナパやソノマの銘醸(めいじょう)地のワインを専門に扱っているワインエージェント会社が、カリフォルニアの名醸造家とともに設立した、ジョイントベンチャーによるワインです。
銘醸地の選りすぐりのブドウを使用し、カリフォルニアを知り尽くした醸造家が醸(かも)したワインは、アメリカ国内には出荷せず、海外向けにのみ出荷。シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを主体にブレンドしています。
白い花やオレンジの花のようなフローラルな香りと、ネクターや柑橘類のような香りが絡みあう複雑なアロマに、青りんごやレモンのようなフレッシュな果実味が感じられ、すっきりとした酸が心地よい味わい。コストパフォーマンスがよく、ナパの魅力が詰まった1本。ナパワインは高くて……と思っている方にぜひ飲んでいただきたいワインです。

フランスを思わせるシャルドネのつくり手
「玄人好みのオーパス・ワン」と呼ばれる「インシグニア」を手がけたウォルター・シュグ氏が、1980年に創立したワイナリーのワインです
フレンチスタイルを思わせるピノ・ノワールやシャルドネを生み出すワイナリーとして知られているシュグのシャルドネは、華やかでグレープフルーツやビターアーモンド、バニラやバターなどの香りが際立ち、まろやかな果実味、コクのあるふくよかな味わいで、余韻が長いのが特徴です。パワーで押してくるシャルドネが多いなかで、繊細さを感じさせるこのワインは、カリフォルニアのシャルドネの入り口としてピッタリの1本です。
米大統領ランチミーティングに選ばれた実力派ワイン
オバマ前大統領のランチミーティングに提供された、クラシックなシャルドネワインです。名前の由来は、ブレッドは樽の風味、バターはマロラティック発酵で生まれるバターの風味からきています。焦がしバターやクレーム・ブリュレのような香りが印象的なワインです。口当たりは柔らかなミネラル感があり、舌の上で溶けるような感覚があります。
魚介料理や冬野菜料理、クリーム系のパスタなどの料理と相性が良好です。濃厚で香ばしい風味が好みの方におすすめですよ。
クリーミーな辛口シャルドネ
カリフォルニアワインの父と呼ばれる「ロバート・モンダヴィ」の子息のワイナリーが手掛けたカリフォルニアワインです。受け継がれた製法により、国際水準のワインを造り続けています。リッチで濃密な果実の風味が楽しめるクラシックなカリフォルニアワインです。
優れたブドウ栽培者から、良質なブドウを調達。コスパ面でも優れています。洗練されたシャルドネで口当たりはまろやかで、洋梨、トロピカルフルーツ、リンゴなどさまざまな果実の風味が楽しめます。
「カリフォルニアワイン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カリフォルニアワインの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカリフォルニアワインの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
JSA認定ソムリエからのアドバイス
さまざまな逸話とともにワインを楽しもう!
カリフォルニアのワインは、ニューワールドのワインのなかでは少し高価なものが多くなりますが、さまざまなストーリーのあるものが多く、それを知ることも楽しみのひとつです。
週末や特別な日のディナー用として、ちょっといいワインとしてチョイスするのがおすすめです。ワインのストーリーとともに味わえば、きっと食卓での会話も弾むこと請け合いです。特別な日のワインというとフランスやイタリアを思い浮かべがちですが、カリフォルニアのワインの魅力に触れてみるのもよいのではないでしょうか。
そのほかのワインに関連する記事はこちら 【関連記事】
ワインと料理のマリアージュを楽しんで
カジュアルに楽しめるものから、特別な日の1杯にふさわしいものまでさまざまなワインがそろっているのが、カリフォルニアワインの魅力です。カリフォルニアワインを飲むときは、ぜひ料理と組み合わせてマリアージュを楽しんでみてください。
ぶどうの品種や生産地区によって、カリフォルニアワインの味わいは異なります。それぞれのワインに合う料理といっしょに楽しめば、よりそれぞれのおいしさが引き立つでしょう。
カリフォルニアワイン選びに迷ったときは、記事中で紹介した選び方のポイントや商品を参考にしてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
OLだった20代前半にワインの魅力に惹かれ、飲食業の道へ。 イタリアンレストランなど、数軒のレストランを経て、1989年、JSA認定ソムリエとなる。 日本のワイナリーのコンサルティング会社にてプロモーション施策やマーケティング業務を行い、その後フリーに。飲食店のメニュー作成やコンサルティングを行う。 現在、フリーのフードコーディネーター、編集・ライターとして活躍中。