「勉強用シャーペン」のおすすめ商品の比較一覧表
勉強用シャーペンの選び方 疲れない・書きやすい!
教育・受験指導専門家の西村 創さんのアドバイスをもとに、勉強用シャーペンの選び方を紹介します。ポイントは下記の4つ。
【1】グリップの種類
【2】シャーペンの重さ
【3】芯の太さ
【4】機能
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う勉強用シャーペンを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
グリップの種類を選ぶ
シャーペンのグリップは、ソフトとハードの2種類があります。シャーペンのグリップを選ぶポイントとして、手が疲れない、そして握りやすいことが重要です。それぞれの特徴を紹介しますので、自分に合ったものを選びましょう。
ソフトグリップ|長時間筆記しやすい
グリップ部分が柔らかいソフトグリップは、指が痛くなりにくいという特徴があります。長時間勉強する方は、指の疲れをできる限り軽減するためにも、衝撃吸収タイプのソフトグリップを選ぶとよいでしょう。握り心地がいいと、余計な疲労感がないため、より勉強に集中しやすいです。
ただし、あまりにも柔らかすぎると、シャーペンを掴む力が入り過ぎて文字がブレてしまう可能性が。握りごこちや好みは人それぞれ異なりますので、文房具屋さんでチェックできる方は一度いろいろなシャーペンを試してみるとよいかも。
ハードグリップ|素早くキレイな文字が書ける
グリップ部分にシリコンラバーやゲルを使っていない、何もグリップが付いていないタイプのものをハードグリップといいます。ハードグリップは、素早く文字を書いてもブレにくいという特徴があります。
ただし、ハードグリップはソフトグリップよりも滑りやすいので、凹凸があるものなど滑り止め加工されたものを選ぶとよいでしょう。
シャーペンの重さをチェック
シャーペンは商品によって重さがまったく異なります。重めのシャーペンは安定感があるので、軽く動かすだけで文字をなめらかに書くことができます。一方で軽いシャーペンは、素早く動かすことができるため、黒板に書かれた文字を早くノートに写したいときなどに向いています。
また、シャーペンの重さだけでなく重心バランスも重要。重心がペン先から遠くなるほど、書くときの字がぶれやすく、疲れやすくなります。したがって、重心が比較的ペン先に近いものを選ぶと良いでしょう。
芯の太さは教科に合わせて選んで
シャーペンの芯は、0.2mmの極細から2.0mmの極太まで、さまざまなサイズを取り揃えてあります。教科に合わせて、適した太さの芯を選びましょう。
細芯|漢字の勉強に
細い芯は、こまかい漢字や複雑な文字をつぶさずに書くことができるので、社会科や国語の勉強に向いています。教科書の文字を写したり、漢字の書き取りをしたりするなど、細かい作業をするときにピッタリ。
しかし、細芯は太芯に比べるととても折れやすいため、筆圧が強い方は注意が必要です。0.2mmですと極細すぎて折れやすいので、0.3mmや0.4mmにするなど、自分に合った芯の太さを選びましょう。
太芯|数字やローマ字、マークシートに
0.5mm以上の太い芯は、ローマ字や数字を見やすく書くことができるため、英語や算数の勉強に向いています。また、太芯は折れにくいので、筆圧が強い方にもよいでしょう。
太芯は、マークシートを塗りつぶす用のものもあることから、受験対策用にひとつ持っておいてもよいかもしれません。シャーペンの芯は2.0mmまでサイズが豊富にありますので、ぜひいろいろと試して使ってみてください。
高性能モデルも! シャーペンの独自機能に注目
シャーペンは、メーカー独自の機能を備えているものも多数ラインナップしています。
ペンを振るだけで芯が出てくるタイプのものは、シャーペンをノックする手間が省ける便利な機能です。筆圧が強くて芯が折れやすい方は、芯が折れにくい機能を備えたシャーペンがあります。また、いつでも尖った芯で書ける機能を備えたシャーペンも。
使いやすいシャーペンを使えば、ちょっとした煩わしさが解消されるので勉強もはかどります。
勉強におすすめのシャーペン15選 中学生や高校生、受験生だけでなく社会人の大人にも!
ここからは、勉強におすすめのシャーペンをご紹介します。自分にとって書きやすいシャーペンや手が疲れないシャーペンはどれか、よく吟味してお気に入りを見つけましょう。
ぺんてる『オレンズネロ』






















出典:Amazon
ゼブラ『シャープペン デルガード』














出典:Amazon
三菱鉛筆『シャープペン クルトガ 0.5』












出典:Amazon
STAEDTLER(ステッドラー)『製図用シャープペン シルバーシリーズ 925 25-03』


















出典:Amazon
ぺんてる『シャープペンシル オレンズ』
















出典:Amazon
パイロット『ドクターグリップ ピュアホワイト』








出典:Amazon
トンボ鉛筆『シャープペンシル モノグラフ グリップモデル』














出典:Amazon
パイロット『シャープ S3(エススリー)』

出典:Amazon
コクヨ『鉛筆シャープ』

出典:Amazon
ぺんてる『シャープペンシル マークシートシャープ』

出典:Amazon
ぺんてる『シャープペン グラフギア1000』














出典:Amazon
ZEBRA(ゼブラ)『エアーフィットグリップ』






出典:楽天市場
ぺんてる 『スマッシュ』


















出典:Amazon
kaweco (カヴェコ)『スペシャルペンシル』






出典:Amazon
LAMY(ラミー)『サファリ シャープペンシル』












出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 勉強用シャーペンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの勉強用シャーペンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス 総合的にみて選ぶ!
教育・受験指導専門家
シャーペンはじつに多くのメーカーからさまざまな商品が出ています。折れにくい構造のシャーペンを選ぶのはもちろん、使いやすさも大事なので、太さ、重さとその重心、グリップなど総合的に見て自分に合いそうなものを選んでください。
気に入ったものがあれば、予備用に別のカラーのものを購入しておくのも良いでしょう。
シャーペンとボールペン、どっちがはかどる? それぞれのメリットを紹介
勉強をするとき、シャーペンを使う派とボールペンを使う派の人がいますね。実際のところ、どちらを使った方が効率よく勉強できるのでしょうか。シャーペンとボールペン、それぞれのメリットをご紹介します。
勉強にシャーペンを使うメリット
シャーペンは、芯を入れ替えれば本体は同じものを長く使えるので、手になじんで書きやすいです。長い目で見ても、都度本体を買い替えるボールペンよりコスパもいいでしょう。
また、誤った部分を消しゴムで消すことができるため、きれいにノートを取りたいときにも活躍します。
勉強にボールペンを使うメリット
ボールペンは、さらさらと書きやすいのがメリット。シャーペンのように途中で芯を変える必要もありません。
また、修正ペンを使わないと文字を消せないため、間違えた部分をそのまま残しておくことができます。後から見返して、自分の苦手な部分を把握することができるという利点があります。例外的に、「フリクション」などの消せるボールペンもあります。
勉強におすすめのアイテムもチェック! 【関連記事】
使いやすいシャーペンで勉強を効率的に!
この記事では、勉強におすすめのシャーペンの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。さらさらと書きやすく、長時間筆記しても疲れにくいシャーペンを選んで、余計なストレスなく勉強に集中したいですね。授業のノートをキレイにとりたい、問題集を頑張りたいなど、勉強方法にあわせて使いやすいシャーペンを選んでみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
早稲田アカデミー、駿台、河合塾Wings等で指導歴25年、指導生徒3,000人以上。 大学入学と同時に栄光ゼミナールや明光義塾で講師のアルバイトを始める。 新卒入社の早稲田アカデミーでは入社初年度に生徒授業満足度全講師中1位を取り、社長から表彰される。 駿台ではシンガポール校講師を経て、社歴80年初の20代校長として香港校校長を務め、過去最高の合格実績を出す。 河合塾Wingsでは入社後11年間、生徒の授業満足度全講師中1位、講師研修や保護者セミナーなども運営。 また、編集プロダクション運営、All Aboutの教育・受験ガイド、教育・受験情報webメディアのコンテンツ執筆・編集、全国の中学校・高校でのセミナー講演、書籍執筆などに携わる。 書籍出版10冊(KADOKAWA、PHP研究所他)は全て重版更新中、累計14万部突破。 テレビ・新聞・雑誌などのメディア出演、掲載多数。 「にしむら先生 受験指導専門家」としてYouTube配信中。