クルトガを実際に試してみた きれいなノートで学習意欲もアップ!
ノートをもっとキレイに書きたいと感じている方も多いのではないでしょうか。書いたものの見栄えがいいと、勉強のやる気も高まりますよね。たとえ字に自信がなくても、文字の濃さや太さが均一で、こまかい部分もつぶれずハッキリ読めると見栄えはグッとよくなります。
そこで試してほしいのが三菱鉛筆のシャーペン「クルトガ」。少しずつ芯が自動回転する機構を搭載し、つねに円すい形にとがった芯先をキープできる画期的な筆記具です。一般的なシャーペンに比べ細い文字が書けて、たくさん筆記しても線の太さや濃淡が変わらず、ノートを見やすく仕上げてくれます。
この記事では、「クルトガってどうなの?」と気になっている方のために、クルトガを実際に購入し使い勝手を検証してみました。書いた文字に本当に差が出るのか、芯先をとがらせるための機構が書き心地に影響を与えないのかなどもしっかりとチェックしました。ぜひ記事を読んで、クルトガを購入する際の参考にしてくださいね!
クルトガとはどんなシャーペンか 基本情報
クルトガは三菱鉛筆がシャーペンの芯先に注目し、2008年に開発して以来シリーズ累計1億本以上を売り上げる定番のシャーペンです。まずは、クルトガがどんなシャーペンなのかくわしく見ていきましょう。
芯先がクルっと回転してトガる「クルトガエンジン」
クルトガとほかのシャーペンの大きな違いは、つねにとがった芯先を維持できるところ。これを可能にするのが「クルトガエンジン」とよばれる自動芯回転機構です。機構内部の3つのギアが斜めに噛みあっていて、筆圧で真んなかのギアが上下するときに芯がくるっと回転し、360°均一に芯が摩耗していきます。
クルトガエンジンの効果は?
一般的なシャーペンは、使っているうちに芯先が斜めに摩耗します。その結果、線がだんだん太くなり、色も薄くなってしまいがち。クルトガならたくさん筆記しても文字の太さや濃淡が変わりません。スタンダードな0.5mm芯でも、一般的なシャーペンに比べて細い文字を書くことができ、小さな文字や入り組んだ漢字もハッキリ見やすく書くことができます。
クルトガの口コミや評判は? 口コミ
実際にクルトガを使用しているユーザーは使い心地をどのように評価しているのでしょうか。口コミや評判を調べてみました。
とがった芯先できれいに書けると評判!
「いつも細い字が書ける」、「濃さや太さが均一でノートがきれいに見える」など、とがった書き心地が続くことを肯定的にとらえる口コミが多く見られました。
漢字などこまかい文字を書くひとや、勉強や試験で長時間筆記するひとにとくに便利なようです。
芯先が偏って摩耗しないようペンを回転させる必要もなく、筆記のストレスが軽減されたという意見もありました。
ペン先がぐらついて書きにくいという意見も
芯をとがらせるため、筆記の際にペン先が回転したり、ギアを動かすために芯が若干内側に入る動きが気になり書きにくいという口コミも。
とくに、ペンを斜めに寝かせて筆記するひとに、自分には不向きだと感じるひとが多いようです。
クルトガを体験! 実際に試してわかったこと 体験
ここからは、クルトガスタンダード0.5mmを実際に購入し、検証した結果をご紹介していきます。デザインや書き心地、持ちやすさ、芯の折れにくさの4項目を実際に試してチェックしました。
デザインの印象は?
まずは、クルトガのデザインをチェック。プラスチック製で高級感はありませんが、グリップ部分が透明で、オレンジのギア構造が見えるのがおしゃれです。芯先を押しつけるとギアが回転するようすも見ることができ、身近なアイテムの構造への興味を持つきっかけにもなりそうです。
おなじ0.5mm芯でもほかとは違う書きやすさ
クルトガで書くと本当に細くムラのない文字を書き続けることができるのか、実際にノートに文字を書いて検証してみました。
ひらがな、漢字、カタカナをノートにたっぷりと筆記。クルトガでは、最後まで細い文字を書き続けることができました。たくさん書いても書き心地に変化はなく、書いた文字も均一です。筆記を続けたあとに小さな文字を書いてもつぶれることなく、きちんと読める文字を書くことができました。
ほかのシャーペンでも同様に文字を書いてみましたが、おなじ0.5mm芯でも太さがまったく違います。書き進めるうちに線はさらに太くなっていき、最後のほうに書いた小さな文字はつぶれてしまいました。
筆記後の芯先形状にも違いが。ほかのシャーペンでは芯先が斜めに摩耗していますが、クルトガでは、円すいのとがった芯先を維持できています。長時間書き続けてもキレイな文字を書き続けることができ、筆記のストレスが軽減できそうです。
芯先のぐらつきは筆記に影響するレベルではない
クルトガでは芯先を円すいに保つため、芯を紙に押し当てるたびに内部のギアが上下して芯が回転するようになっています。口コミでは、芯先の動きが気になるという声が多く見られましたが、実際に気になるレベルの動きなのか検証してみました。
たしかに、芯先を紙に押しつけた際にペン先がわずかに沈みます。しかし、気になるほど大きなブレは感じず、筆記に影響を与えるレベルではないと感じました。
ペン先を斜めに寝かせて書くスタイルには不向き
クルトガでは内部のギアを動かすため筆圧を利用しています。試しに、ペンを斜めに寝かせて筆記してみました。すると、ギアがうまく回転しません。ペンを斜めに寝かせて持つスタイルのひとだとクルトガのよさを活かせないようです。
ラバーなしでも比較的疲れにくい印象
つぎは持ちやすさを検証しました。サイズは細くも太くもなく中間的なタイプです。グリップに大きな特徴はなく、ラバーなどがないためやや指の当たりがかたく感じます。
グリップなしのモデルなので手が痛くなりやすいと想定していましたが、実際に文字を書いたところ、思ったよりも手が疲れにくいと感じました。クルトガはとがった芯先で濃さを一定に保てるため、必要以上に力を込めずに書けるようです。
ただし、握りやすさや疲れにくさを重視したい場合は、同じクルトガでもラバーグリップつきや、アルファゲル搭載タイプ、ローレットモデルなどを選択肢に入れるといいでしょう。
残念ながら芯の折れにくさに大きな特徴はなし
近年、各社で芯が折れにくいシャーペンが発売されています。そこで、クルトガの芯の折れにくさについても検証してみました。
芯先を紙に押し当ててみましたが、芯折れに関しては一般的なシャーペンと大きな違いはないと感じました。ただし、一般的なシャーペンだと芯先が斜めに摩耗して、細くなった部分が崩れることがあります。クルトガでは芯崩れはしにくく、その点では筆記のストレス軽減に役立ちそうです。
サイズ | 直径10.7mm×厚さ14.9mm×全長142.5mm |
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重さ | 10g |
方式 | ノック式 |
サイズ | 直径10.7mm×厚さ14.9mm×全長142.5mm |
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重さ | 10g |
方式 | ノック式 |
クルトガはたくさん文字を書く方の強い味方! 総合評価:3.0点
クルトガを試した感想をチャートにしてみました。
デザイン:3
書きやすさ:4
芯の折れにくさ:2
持ちやすさ:3
※執筆者の主観を数値化したものです。
クルトガを使うと、筆記を続けても一定の細さ・濃度を保つことができ、こまかい文字もつぶれないことが検証できました。学生の方やたくさん文字を書く方は、とくに重宝するでしょう。ノートの見栄えもアップし、学習意欲も高まりそうですね。
芯先をとがらせるために芯先がややぐらつく点には注意が必要ですが、筆記に影響を与えるレベルではなく、それほど気にせず使用できるでしょう。ただし、指先感覚が敏感な方やペン先を斜めに寝かせて書くスタイルの方は、購入前に文具店などで試してみると安心ですね。
クルトガ特有のブレが気になるという場合は「クルトガアドバンス」を検討してみるのもいいでしょう。精巧に加工した金属パーツを採用し、ペン先の振動が抑制されています。芯もスタンダードモデルの2倍のスピードで回転し、文字がさらにキレイに書けるよう設計されているのも魅力です。ぜひこちらもチェックしてみてください。
とがった芯先が続くクルトガの書き心地を、あなたもぜひ体感してみてくださいね!
クルトガに関するQ&A
スタンダードモデル以外にはどんな種類がありますか
先端のパイプが芯と連動してスライドするパイプスライドモデルや握りやすさにこだわったラバーグリップモデル、アルミ製のローレットグリップモデルは高級感を感じられる商品です。きれいな文字が書けることをさらに追及したアドバンスモデルもありますよ。
クルトガアドバンスは何が違うの
芯を回転させるクルトガエンジンの回転スピードが2倍になるので、スタンダードモデルよりもスピーディに芯の先をとがらせることができます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シャープペンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのシャープペンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。