一人暮らしで最低限必要な調理器具
一人暮らしをスタートさせる前に、最低限そろえておきたい調理器具は次の7つです。
◆包丁
◆まな板
◆フライパン
◆鍋
◆ボウル・ザル
◆お玉
◆フライ返し
これらがあれば、ある程度の料理を作ることができます。調理具を選ぶ際のポイントは、一人暮らしを意識することと、部屋のコンロのタイプを確認しておくことの2点。
一人分の料理を作るなら、あまり大きいものや高価すぎるものは必要ありません。サイズ感やお手入れのしやすさを重視して購入しましょう。
また、コンロがガス火なのかIHなのか、熱源のチェックが必須です。購入前に確かめておかないと「IHコンロだったのにガス火用のフライパンを買ってしまった……」なんて失敗も。せっかく買っても使わなければ、ムダな出費となってしまいます。
一人暮らしにじゅうぶんなサイズ・性能であるとともに、コンロのタイプに合う調理器具を選んでくださいね。では、おすすめの調理器具を見ていきましょう!
包丁おすすめ2選
包丁と一言で言っても、種類はさまざま。一人暮らしなら、肉・魚・野菜がマルチに切りやすい「三徳包丁」がおすすめです。刃渡りは15~18cmくらいが扱いやすいでしょう。
1本あればなんでも切れる! まさに万能な包丁
◆大根の輪切りからキャベツの千切りまでどんな切り方でもラクにできる
◆切れ味がちがう! 鶏肉も皮ごとスパッと◎ 完熟トマトも崩れない
◆両刃になっているので右利きでも左利きでも使いやすい
セラミックならではの軽い切りごこちがクセになる
◆セラミック製だから重くない! 食材に刃がスーッと入っていく感覚がここちいい
◆サビにくい&切れ味が落ちないのでお手入れや管理が気軽にできる
◆京セラが独自開発した原料と強度の高い先端で刃の欠けにくさを実現
まな板おすすめ2選
包丁で食材を切るなら、まな板が欠かせません。まな板の素材には、プラスチック製や木製といった種類がありますが、一人暮らしなら手に入れやすい価格のプラスチック製でOKです。
料理を楽しみたい人は、ある程度厚みや長さがあるものをチョイスすると、使いやすいでしょう。
かまぼこ型のフォルムが絶妙◎ 弾力があるまな板
◆長方形のまな板より面積が広い! 切った食材をおいておけるので洗いものを減らせる
◆合成ゴムでできているから食材が滑らない・包丁の刃がしっかり入る・水切れがいい
◆雑菌の繁殖をおさえる抗菌加工済みなので清潔に使える
両面使えて滑りにくい! 料理研究家監修の逸品
◆両面使用OK◎ 肉や野菜など食材の切り分けに便利
◆約3度の傾き&フチつき設計で食材や水気がこぼれるのをガードしてくれる
◆裏面の角におろし器がついているのがめずらしい! ほかにはないアイデアが満載
フライパンおすすめ2選
フライパンも種類が豊富で、どれを買うか迷ってしまいます。一人暮らしにおすすめなサイズは、20~26cm。素材はフッ素加工が扱いやすいでしょう。平らなフライパンより、少し深さがあると鍋代わりにもなりますよ。
ガス火調理に最適! こびりつきにくさが長くつづく
◆チタン・インテンスコーティングで群を抜いたこびりつきにくさを実現
◆炎に強い! ガス火で調理してもキズや汚れがつきにくいからお手入れがカンタン
◆フライパンに適温を知らせるマークつき◎
軽いのに本格的な料理が叶うこだわりのフライパン
◆重さ370g! 重量バランスを計算した短めの取っ手でより軽さを実感できる
◆アルミ鋼材を使用&サイドが薄いので食材に素早く熱がとおる
◆底面は厚みがあるつくりになっているから保温性も高い
鍋おすすめ2選
スープやみそ汁づくりに持っておくと便利なのが、鍋。鍋とフライパンがあれば、メインとスープを同時調理が可能です。一人暮らしの場合、直径15~18cmくらいの片手鍋が使いやすいでしょう。
機能性ばつぐん&見た目もおしゃれなデザイン
◆5層コーティングがこげつきをブロック! カレーが拭くだけでスルッと落ちる
◆ガス火・IH・ラジエントヒーターなどオール熱源OK◎ どんなコンロでも使える
◆デザイン性が高いのでおいてあるだけでおしゃれ&気分があがる
耐久性にすぐれたステンレス製の雪平鍋
◆鍋側面の凹凸加工が耐久性をアップ! 変形しにくいので長く愛用できる
◆「ちょっとお湯を沸かしたい」「野菜を少し茹でたい」ときに重宝する15cmサイズ
◆取っ手と鍋の接合部分に留め金がないから洗いやすい
ボウル・ザルおすすめ2選
ボウルとザルもそろえておきましょう。野菜を洗う・茹でた麺の湯切りをするといったシーンで必要になります。重ねて収納できるボウルとザルのセット商品がイチオシです!
チリトリの形状で食材の出し入れがしやすい
◆チリトリの形がミソ! 切った食材をサッと集めてフライパンなどにパッと入れられる
◆ボウルとザルを重ねて食材を入れ、流水で洗っても食材がこぼれ落ちにくい
◆ボウルにメモリがついているから計量できる&角があって液体を注ぎやすい
米とぎができちゃう! 浅めのボウルとザルのセット
◆独自のやわらかい樹脂素材で米粒が割れにくい+ヌカや胚芽を洗い流しやすい
◆浅めかつおしゃれなのでプレート代わりに食卓に出せる
◆電子レンジに対応◎ ボウルやザル自体は熱くなりにくいのもうれしいポイント
おたまおすすめ2選
調理中にかき混ぜたり、つくった料理をお皿に盛りつけたりするには、おたまが必要です。金属製のものより、フライパンや鍋をキズつけにくいシリコン製やナイロン樹脂製が使いやすいでしょう。
フラットな先端が鍋にフィット! キレイにすくえる
◆お玉の先端がフラットになっているので鍋に残った料理を最後まできれいにすくえる
◆おたまをおいたときに先端が浮く設計になっているから衛生的&調理台が汚れない
◆15ccと30ccのメモリつき! 料理しながらちょっとした計量ができる
フッ素加工をキズつけないナイロン樹脂製のおたま
◆ナイロン樹脂加工だからフッ素加工のフライパンや鍋にも安心して使える
◆柄のくぼみがポイント! 指を添えて持ちやすいフィンガーレストつき
◆ボウル部分が深いので、大きな具材や汁ものがたっぷりすくえる
フライ返しおすすめ2選
持っておくと役立つのが、フライ返し。目玉焼きやお好み焼きなどをひっくり返す際に大活躍します。フライ返しも、プライパンにダメージを与えにくいシリコン製やナイロン樹脂製がおすすめです。
食材をがっちり受け止める幅広のフライ返し
◆幅が広くつくられているから食材を受け止めやすい&ラクにひっくり返せる
◆ナイロン素材なのでフライパンや鍋をキズつけにくい
◆つなぎ目なし! シンプルなデザインだからこそお手入れがラクちん
ちょっとした調理はおまかせ! 小さめサイズが便利
◆少量の料理や小さいプライパンでの調理にもってこいのコンパクトサイズ
◆女性はもちろん手が小さい人も扱いやすい
◆滑りにくい+持ち手部分がフライパンの縁に引っかかるのでツールおきが不要
一人暮らしであると便利な調理器具
自炊に慣れてきたら、難易度の高い調理にチャレンジしたり、調理法にこだわったりと、さらに料理を楽しみたくなる人もいるでしょう。そうなると、必要最低限な調理器具ではもの足りなさを感じてしまうかもしれません。
ここからは、一人暮らしであると便利な調理器具を6つピックアップしました。
◆ピーラー
◆調理スプーン
◆菜箸
◆しゃもじ
◆トング
◆計量スプーン
実際におすすめの商品を見ていきましょう!
ピーラーおすすめ1選
野菜の皮むきの効率をあげたいなら、ピーラーの購入を検討してみてください。包丁よりピーラーのほうがスピーディーかつカンタンに皮がむけるので、皮むきの工程に時間がかからなくなりますよ。
かぼちゃの皮がむける!? 驚きの切れ味
◆切れ味ばつぐん! 斜めになった刃でかたいかぼちゃの皮もスムーズにむける
◆刃のディンプル加工がむいた皮をサッと離してくれるのでストレスフリーに作業できる
◆持ち手がウェーブ型だから手にフィットして滑らずに握れる
シリコン調理スプーンおすすめ1選
調理スプーンとは、炒める・すくう・混ぜるなどさまざまな使い方ができる調理器具です。見た目は大きいスプーンですが、オールマイティーに使えるので、1本持っておくと便利ですよ。
しなやかな先端で食材を無駄なくキャッチ
◆先端が適度にしなるようになっているので鍋肌に沿わせて食材を無駄なくすくえる
◆フッ素加工されたフライパンや鍋にも安心して使えるシリコン素材
◆ブラックカラーだから食材の色移りが気にならない
菜箸おすすめ1選
「揚げものを取り出したい」「こまかい食材をつかみたい」といったシーンで活躍するのが、菜箸です。食事用の箸で代用すると、持ち手が短くてやけどしたり、箸を傷めてしまったりする可能性があるので、あまりおすすめできません。そのため、菜箸もひとつ持っておくと便利でしょう。
先端にシリコンを採用◎ 食材が滑らずつかめる
◆菜箸の先端がシリコン素材なので小さい豆や麺類がラクラクつかめる
◆熱に強い+調理器具にダメージを与えにくいから気兼ねなく使える
◆ボウルに入った食材を混ぜても「カチャカチャ」音がしない
しゃもじおすすめ1選
炊飯器でお米を炊く場合は、しゃもじを準備しておきましょう。炊飯器に付属していたものや100均のものでもOKですが、ワンランクうえのしゃもじを持っておくと、ご飯のよそいやすさ・混ぜやすさがアップします!
しゃもじが自立! 衛生的&おき場所に困らない
◆立体的なグリップでしゃもじが立つ&力を入れて握りやすい
◆剥離性の高い樹脂製+エンボス加工でご飯がしゃもじにつきにくい
◆しゃもじのフチが薄くなっているのでお米をつぶさずにパパッとよそえる
トングおすすめ1選
トングがあると、魚の切り身や茹でたパスタなどを持ち上げる際に重宝します。菜箸より一度にたくさんの量をつかめるので「友だちが遊びに来たときにサラダを取り分けたい!」といったシーンでも活躍します。
つかみやすさを計算しつくした特許取得のバネを採用
◆特許取得! 縦横に曲げやすい加工でつかみやすさが長くつづく
◆食材をガバッとつかめるだけでなくトマトの皮の湯むきなど繊細な作業もしやすい
◆逆さまにおくとトングの先端が調理台につかないので清潔さを保てる
計量スプーンおすすめ1選
料理の味つけの決め手となる、調味料。多すぎても少なすぎてもおいしく仕上がりません。計量スプーンがあればレシピに書いてある分量どおりに作れるので、とくに料理ビギナーは持っておいて損はないでしょう。
4種類の計量が1本で叶う優秀なアイテム
◆大さじ1・大さじ1/2・小さじ1・小さじ1/2の4種類が1本で計量できる
◆おいて量れば正確に、すくって量れば手軽に調味料を加えられる
◆耐熱仕様なので粉末や常温の液体だけでなく熱湯も量れる
「調理器具」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 調理器具の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの調理器具の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
一人暮らしの調理器具にまつわるQ&A
一人暮らしの調理器具について、ありがちな疑問を解決しておきましょう。
さらに調理がラクになるアイテムは?

ここまで紹介してきた調理器具があれば自炊にはじゅうぶんですが、さらに料理の効率化・簡便化を目指したいなら、次のアイテムをチェックしてみてください。
◆フードプロセッサー
◆シリコンスチーマー
◆泡だて器(ホイッパー)
◆包丁研ぎ(砥石・シャープナー)
◆電気圧力鍋・電気フライヤー・電気ケトル など
たとえばハンバーグをつくる際、フードプロセッサーがあると玉ねぎのみじん切りや肉をこねる作業がグッとラクになります。「野菜を茹でるのが面倒だな……」と感じたら、シリコンスチーマーを使って電子レンジで加熱すると、茹で野菜があっという間に完成します。
お菓子づくりを楽しみたい場合は、クリームを泡立てられるホイッパーを持っておくといいでしょう。
また、包丁の切れ味が悪くなったときに便利なのがシャープナー。包丁をシャープナーにセットして数回動かせば、切れ味が復活しますよ。
そして注目したいのが、電気調理器具です。電気圧力鍋や電気フライヤーがあれば、面倒な煮込み料理や揚げものが気軽に楽しめます。一人暮らしにぴったりな小さめサイズも販売されています。
おすすめのメーカーはある?

おすすめしたい調理器具のメーカーは、次の4社です。
◆ティファール(T-fal)
◆パール金属
◆オークス(AUX)
◆ニトリ
ティファールやパール金属、オークスは調理器具のおすすめ商品の紹介でも登場しました。
ティファールで有名なのが、取っ手が取れるシリーズ。収納のしやすさが多くの支持を集めています。また「圧力鍋はティファールを使っている」という家庭も多いのでは。
パール金属は、金属加工で名をはせている新潟県三条市に本社があるメーカーです。今回は計量スプーンをピックアップしましたが、フライパンもイチオシです!
スタイリッシュな調理器具を手に入れたいなら、オークスがおすすめ。シンプルかつデザイン性が高いだけでなく、機能性にすぐれた調理器具を取り扱っています。
そして、ニトリも外せません。ニトリは家具メーカーのイメージが強いですが、キッチン用品も充実しています。家具同様に、高品質でコスパのいい調理器具がゲットできますよ。
予算の相場は?

調理器具をそろえる際の予算は、15,000~20,000円程度と考えておきましょう。今回紹介した、一人暮らしで最低限必要な調理器具の価格の目安をまとめました。
◆包丁:3,000~10,000円
◆まな板:300~1,500円
◆フライパン:1,000~2,500円
◆鍋:1,000~3,000円
◆ボウル・ザルセット:300~1,500円
◆お玉:500~1,000円
◆フライ返し:500~1,000円
上記を参考に、だいたいいくらかかるかを把握して予算を立ててみましょう。
そのほかのキッチンツールはこちら
自炊を楽しもう!
もうすぐ迎える新年度。一人暮らしの予定がある人は、今回紹介したおすすめの調理器具を参考に、まずは必要最低限のアイテムをそろえてみてください。生活が落ち着き、自炊に慣れてきたら、調理器具を買い足してもいいかもしれません。
一人暮らしのスタートと同時に、自炊にもチャレンジしてみませんか。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「生活雑貨」「キッチン用品」「ギフト・プレゼント」カテゴリーを担当する、Z世代の編集者。旬な情報に敏感で、話題のアイテムを活用しながら便利で快適な暮らしを目指している。キッチンや食卓を彩るおしゃれなカトラリーや食器を集めるのが趣味。