ホーロー鍋の特徴とメリット・デメリット ホーロー鍋はなぜ人気?
ホーロー鍋とは鉄やアルミで作った金属のベースにガラスを焼き付けて作られる鍋です。熱がゆっくりと伝わるので、食材が煮崩れしにくいというメリットがあります。
耐熱性・保温性に優れているのもポイントです。天ぷらなど揚げ物に使える鍋や無水調理ができるものもあり、1台あるとさまざまな料理に挑戦できます。
ホーロー鍋特有の温かみのある風合いや色合いも人気の理由のひとつです。絵柄がデザインされたおしゃれでかわいいホーロー鍋もたくさん販売されています。
一方で、ずっしりとした重さがあり、具材が入っている状態で持つのが大変というデメリットがあります。また、表面がガラスでできていることから、金属ヘラを使うことや衝撃・急な温度変化などでひび割れが生じる可能性があります。もろいわけではないので、丁寧にお手入れすることで長く使えますよ。
ホーロー鍋の選び方 素材・持ち手・サイズ・使い勝手をチェック
ここからはホーロー鍋の選び方についてご紹介していきます。選ぶ方法といっても多岐にわたっていて、素材や形状、サイズ感などで考えることができます。ホーロー鍋を使う用途によって選んでみましょう。
自分に合ったホーロー鍋の選び方について説明していきます。ポイントは下記の通り。
【1】ホーロー鍋の素材タイプ
【2】持ち手
【3】サイズ
【4】IH対応
【5】食洗機対応
【6】焦げ付きにくさ
【7】フタの密閉力
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ホーロー鍋の素材タイプで選ぶ
まず最初に紹介するホーロー鍋の選び方としては、素材についてです。おもなタイプとして鋳物と鋼板があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。素材のよさだけでなく、使えるシーンなどもあわせてご紹介します。素材によって熱の通り方なども変わるので、ホーロー鍋を使いたいシチュエーションを思い浮かべながら、検討してみましょう。
保温性と耐久性に優れている「鋳物ホーロー鍋」
鋳物ホーロー鍋は、溶かした金属を型に流し込んでから冷やすことで完成します。重量感があり、どっしりとしています。耐久性が高く長く使えます。
素材自体が分厚くて強固な作りなので、じっくりと火が通る特徴があります。煮込み料理や無水調理には、鋳物ホーロー鍋がおすすめです。
日常的に使用でき安価な「鋼板ホーロー鍋」
薄手で軽い特徴があるのが鋼板のホーロー鍋です。鉄やアルミなどが土台になっているので熱伝導性がよく、すぐに温まります。リーズナブルな価格なのもメリット。
表面に汚れ等がつきにくいので揚げ物をしても鍋への影響がありません。色移りもしにくいので、トマト鍋や豆乳鍋といった色素の濃い鍋をしてもお手入れがかんたんに済みます。
ただし、熱しやすい分冷めやすいというデメリットも。保温性の高さでは鋳物ホーロー鍋に劣るため、じっくり煮込む料理よりも、普段気軽に使える鍋と思って購入するのがいいですよ。
【2】持ち手で選ぶ
次にご紹介するホーロー鍋の選ぶポイントは持ち手の形状です。
ホーロー鍋の大きさや形状などにもよりますが、両手もしくは片手の取っ手の製品があります。持ち手の形で調理できる料理も変わってきます。
家族でわいわいと鍋をするためや、ちょっとしたソースをつくることなどから持ち手の形状にスポットを当てて選んでみましょう。
両手鍋|煮込みなど分量が多い料理に
煮込み料理や鍋もの、無水調理などをする場合には、両手鍋がおすすめ。分量的に多くなる料理などはそれなりに重くなるので、両手でしっかりと持てる安定感のある持ち手だと便利です。
片手鍋|汁物やソースを作るときに
ミルクを温めたり、ソースやスープを作ったりするときに重宝するのが、片手鍋です。製品名としてはミルクパンなどと呼ばれることが多いです。ホーロー鍋は焦げ付きにくい特徴もあるので、カラメルソースなどの煮詰めて仕上げるソースを作る場合にもぴったりです。
容量が少なめなので、一人暮らしにもおすすめ。軽くてかわいらしいデザインなので、女性に人気があります。中には、木製の取っ手を採用した商品も。持ち手が熱くなりにくいので、お子さまと一緒に料理をするときも、安全に楽しめます。
【3】用途に合わせてサイズを選ぶ
どれくらいの量を作るかにあわせて、ホーロー鍋の幅と深さをチェックしましょう。
一人暮らしや二人暮らしは直径が16cm前後のホーロー鍋がおすすめ。取り回ししやすく、小さいテーブルでも邪魔にならずに使えます。3~5人なら22cm前後、4人家族なら、直径が24cm以上の製品がおすすめです。
同じ幅でも、具材や汁をたっぷり入れられる深いものからパエリアや肉・魚料理などに使える浅型まであるので、どんな料理を作る予定かに合わせて選びましょう。
いろいろなサイズを揃えています♪
すぐに火が通って料理が美味しく仕上がることから、ホーロー鍋を愛用しています。我が家では、煮込み料理やスープには深い鍋を、鯛一匹を使ったアクアパッツァやパエリアには浅型で幅が広い鍋をというように、料理によって異なるサイズを使い分けています♪(Nさん/20代)
【4】IH対応かどうかチェック
オール電化の住宅も増えており、自宅のコンロがIHのみという場合もあるでしょう。その場合には、ホーロー鍋がIH対応なのかを確認してください。直火専用の鍋をIHにつかうと、鍋が高温になりすぎてガラスコーティングが溶けてしまう可能性もあるので注意してくださいね。
IH対応のホーロー鍋は多くなっていますが、製品のなかにはIH部分の大きさが指定されている場合があります。購入前にくわしく確認しておくと安心です。
【5】食洗機対応かどうか確認
ご家庭に食洗機がある場合は、食洗機に対応しているかどうかを確認しましょう。使い終わったらサッとすすいで食洗機に入れるだけなので、手間がかかりません。ただし、ホーロー鍋は急な温度変化に弱いので、食洗機から取り出したばかりの熱い鍋に冷凍食品や氷水を入れるなど、急に冷える状態にならないように気をつけましょう。
【6】焦げ付きにくいものを選ぼう
ホーロー鍋を使っているときに、鍋の底に食材が張り付いてしまったり、焦げ付いてしまったりすると調理中にストレスとなります。ホーロー鍋のなかには、張り付きや焦げ付きを防ぐために内側にマット加工がされているものもあります。
張り付きや焦げ付きのないホーロー鍋を選ぶには、ホーロー鍋の口コミを参考にしてみるのもよいでしょう。
【7】フタの密閉力が高いものを
ホーロー鍋のフタも選ぶポイントになります。検討するポイントとしてはフタの密封力です。
無水調理などを行う場合には、フタの密封性がないとなかから蒸気が逃げ出して温度が下がってしまいます。保温性のよいホーロー鍋ですので、フタの密封性がよいと火にかける時間を短縮して余熱を利用した調理ができます。
ホーロー鍋の人気メーカー 富士ホーロー・ル・クルーゼ、ストウブ、バーミキュラ
ここからはホーロー鍋の中でも、多くの人に支持されているメーカーについてご紹介していきましょう。メーカーそれぞれにコンセプトやこだわっている面が違います。通常調理やアウトドアに向いているなど自分で考えながら見ると楽しいでしょう。
自分がホーロー鍋でどんな調理をしたいのかという部分に照らし合わせてみてください。
Vermicular(バーミキュラ)|日本の代表的ホーロー鍋メーカー
日本の鋳造メーカーが生み出したホーロー鍋がバーミキュラです。機密性の高いフタとのコンビネーションで蒸し調理や無水調理に難なく対応することができます。野菜の蒸し料理などで使うのがおすすめです。
製品のサイズとしては、小さめのものが多いのでカップルなどで使うのによいでしょう。テーブルにおいても邪魔にならないサイズがよいポイントです。
富士ホーロー|ホーロー製天ぷら鍋が大人気!
パステルカラーやこっくりしたカラーのおしゃれでかわいいホーロー製品を数多く展開する富士ホーロー。小さいサイズの片手鍋から保存容器、ポットまでさまざまなキッチン用品が揃っています。
富士ホーローのホーロー鍋の中でも、特に人気なのが天ぷら作りが楽しくなる「天ぷら鍋」。中身が見やすい白い内面や温度計付きなど、使い勝手の良さが高い評価を得ています。
野田琺瑯|ホーローひとすじの老舗メーカー
1934年に創業した日本のホーローメーカー、野田琺瑯。その製品は、自社工場で一品一品丁寧に作られています。昔ながらの温かい雰囲気を残しながら、インテリアとしても存在感を放つような現代風のエッセンスがプラスされたデザインが魅力です。
Le Creuset(ル・クルーゼ)|世界で愛されるホーローブランド
1925年にフランスに誕生したのが、世界的に指示されているブランドであるル・クルーゼになります。小さな鋳造品の工場で生まれたホーロー鍋になります。重みのある鋳造のホーロー鍋は熱の伝え方にこだわりを持っています。
鍋のなかに広がる蒸気をコントロールする形状やフタのつくりなど、さまざまなアイディアを形にしておいしい料理に貢献する鍋をつくっています。
ホーロー鍋のおすすめ22選 IH対応商品や人気の「ル・クルーゼ」も!
うえで紹介したホーロー鍋の選び方のポイントをふまえて、料理研究家の指宿さゆりさんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。
さまざまな用途に使える片手鍋
光沢のある鍋の質感が、高級感を醸し出す野田琺瑯のソースパン。小さめサイズの片手鍋で、ポタージュやゆで卵など、ちょっとした調理に便利です。また、油をたくさん使いたくない天ぷらづくりにもぴったり。
飽きの来ないシンプルなデザインとコンパクトタイプなサイズ感で、そのまま食卓にだしてもおしゃれです。
北欧テイストのデザインが温かみを演出
北欧雑貨やインテリアが好きな方におすすめのホーロー鍋です。ダンスク社はデンマーク風という意味から付けられていることもあり、北欧テイストのデザインが特徴。
こちらは表面がガラス質で、カレーやシチューなどのにおい移りの心配もなく、焦げなどの汚れも落としやすいです。
小さめのサイズなので、ホットミルクを作ったり、ゆで卵を作ったり、ちょっとした調理にも向いています。
揚げるも茹でるもこれ一つで。
深さがあり、ポットのような見た目のホーロー鍋。煮物や炊飯はもちろん、食材を和えたりパスタをゆでたりといった下準備や、てんぷらなどの揚げ物、作り置きの保存にも使えます。1台で7役を担うので、一人暮らしならこれひとつでもじゅうぶん料理を楽しめるでしょう。
コンパクトなサイズなので、作った料理を冷蔵庫にそのまま入れておくことができてとっても便利。大人っぽい落ち着いたカラーも魅力です。
高気密で無水調理にも対応!
バーミキュラは日本生まれの鋳造メーカー。小さめのサイズなので、はじめてホーロー鍋を使用するという方におすすめです。
このホーロー鍋は高気密による無水調理ができるので、素材自体のおいしさが引き出せる作りになっています。
そのため、離乳食作りなどにも活用でき、出産祝いでプレゼントすると喜ばれますよ。もちろん、手作りスイーツや無水調理にも向いています。離乳食を作るのであれば、旬の野菜を食べやすくカットして蒸してください。蒸し終わったら、そのままペースト状にできます。
保存用のシール蓋が便利
調理用のガラス蓋と保存用のシール蓋がセットになっています。シール蓋は重ねて冷蔵することができる親切設計。
ひとり鍋をしたりするのにちょうどいい大きさで、煮物を作ったり、味噌汁を作ったりするのにも大活躍するでしょう。
200VのIH、ハロゲンヒーターなどにも対応しています。

日本人のライフスタイルに合わせて作られた鍋
日本人のライフスタイルを研究し、その生活に合わせて開発されたホーロー鍋です。鍋の底の角を丸くしたことで、熱の流れが効率的になっています。
また、深く小さい直径に設計されているので、収納に幅を取りません。鍋に深さがあることで、揚げ物やパン作りにも適しているホーロー鍋になっています。幅広い料理に使えるホーロー鍋をお探しの方におすすめです。
時短の無水調理で旨味を凝縮
炊く、蒸す、煮る、焼くがこれ一つで出来る優れもの。一台で4役をこなす万能鍋です。毎日の食卓にも、みんなでワイワイホームパーティーにも可愛いおしゃれな鉄鋳ホーロー鍋。
熱や蒸気を逃がしにくく、自然な圧力を生かして栄養素をぎゅっと閉じ込めることで、普段のお料理もレベルアップできますよ。蓋裏の縁に蒸気を滞留させる突起デザインで、食材の旨味が水蒸気となって食材に降り注ぎます。
ホーロー鍋といえばコレ!
世界的に愛好者の多いル・クルーゼブランド。ホーロー鍋といえば、ル・クルーゼをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
こちらはル・クルーゼのなかでも定番かつおすすめの『ココット・ロンド』。ずっしりとした重みがあり、ご飯を炊けば、つやつやでおいしく仕上がります。
保温性があるので、食卓に鍋ごと並べてもよいでしょう。ほかにも自家製のジャム作りにも最適です。
カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの色を選んでみてくださいね。
和食作りに最適なホーロー鍋
ストウブの人気シリーズ「Wa-NABE(ワナベ)は、下から火を加えて作る和食に最適なつくりになっています。
丸みに沿って鍋底から対流が促されることで、出汁がしっかりと煮立ち、食材に味が染み込みます。まるで和食用の雪平鍋のような使い心地です。さらに、ガス、IH、オーブンにも対応しています。
美しいデザインと保温力が魅力
デイリーユースに活躍するサイズのホーロー鍋。ガラスコーティングに塗装された美しいデザインと光沢で日頃の料理が楽しくなるでしょう。
保温性にすぐれており、寒い冬でもお料理が温かいまま食べられるのが特徴。スープや味噌汁、ジャム作りにも使えます。
密閉性・保温性に優れた商品
アイリスオーヤマのシンプルなデザインのホーロー鍋。鋳鉄を型に流して作った鍋は、保温性と密封性に優れ、素材のうまみをじっくりと引き出すことができます。
揚げ物やカレー、炊き込みご飯もコレひとつで調理可能。さらに、蓋をしたままオーブンに入れられるので、グラタンやパンもこれで焼くことができます。
オーブン料理も出来ちゃう万能鍋
レトロかわいい調理家電やキッチン用品が人気のブルーのシリーズが展開するホーロー鍋です。直火もIHも使用できるのはもちろん、オーブンにも使えるので、無水調理やケーキ作りなど、幅広いレシピに活用することができます。
カラーはグレージュとブルーグレーの2色。くすみカラーの絶妙な色合いが、お洒落なアクセントとしてキッチンを彩ります。
おしゃれなデザインで料理が楽しく!
世界3大デザイン賞レッドドットのベスト・オブ・ベスト受賞の国産ホーロー鍋です。
食材の旨みを最大限に引き出す、鋳物ホーロー鍋の良さをそのままに、軽さを追求! 直火やIHでの調理のほか、本格的なオーブン料理も楽しめます。
サイズバリエーションは4種類。カレーや揚げ物、アクアパッツァなどさまざまなレシピに対応できます。
カラーは和を感じるような名前「くちなし」や「さくら」など、どのキッチンにもなじむような色合いになっています。
魚調理もしやすいオーバル型
鋳物ホーロー鍋の専門メーカーとして有名なstaub(ストウブ)社。こちらはオーバル型と呼ばれる形状で、トウモロコシやサツマイモなどもそのまま入れられるのがポイント。
野菜類はもちろん、魚なども水分を加えずに無水調理することができるので、素材本来の味や形をそのまま味わいたい方におすすめです。アウトドアなどのシーンで魚料理を披露したいという場合にも向いています。
フタの重みで蒸気を逃がさず旨みアップ
フタが重く設計されており、食材から出る蒸気を逃さず旨みを閉じ込めてくれます。栄養分も逃がさないので、栄養満点でおいしい料理を作ることができます。
北欧を思わせるデザインで、キッチンを可愛らしく彩ってくれることでしょう。また、持ちやすいようにハンドルはY字型になっており、安定して重いフタを持ち上げることができます。
和食にも洋食にも使える万能鍋
浅型のホーロー鍋はすき焼きなどの和食を作るときにピッタリ。特にお鍋の季節には大活躍します。
もちろん和食だけでなく洋食でも使うことができるので、どんな料理にも合う万能性を持っています。また、ハンドルは握りやすく、つまみは持ち上げやすくなっており、どんな方でも安心して使えるのもポイントです。
魅力的なカラーラインナップ
「シャスール」は、製造が難しいピンクカラーの鋳物ホーロー鍋を製造することでも有名なフランスの鋳物ブランド。
可愛いだけでなく「エレガントで美しい鍋」を展開する「Sublime」シリーズのホーロー鍋は、豊富なカラー展開で、キッチンにぴったりの1点を見つけることができます。
持ち手や蓋のツマミは扱いやすいように改良されているので、重い鍋でもストレスなく使うことができますよ。
温度計付きで揚げ時がひと目でわかる
熱伝導が良く油の温度上昇が早いホーロー鍋の特徴を生かした揚げ鍋です。油に直接つけて温度を測れる温度計つきで便利。温度計は水洗いも可能です。
油はねフードが油の飛び散りを防いで後片付けの負担が軽減されています。中が白いので具材も見やすく、揚げ具合を簡単にチェックできます。見た目も可愛くお洒落で、キッチンツールとして人気の商品です。
職人が手がけるこだわりの逸品!
熟練の職人が作り上げるこだわりのホーロー鍋。琺瑯(ほうろう)作りのすべての工程を行なっている知る人ぞ知るメーカー。実用性&デザイン性の高い商品を探している方におすすめです。
浅型キャセロールはおでんや冬定番のお鍋などを作るのに最適。煮魚やアクアパッツァなどを作れば、身はふっくらとした仕上がりになります。
食材本来の美味しさを逃さずに調理できる
セルフ・ベイスティング・システムを導入したことで、食材にまんべんなく旨みを与えることができるようになりました。本来の旨みや味わいを引き出し、ワンランク上の料理を作るのを手伝ってくれます。
食材の酸に強い素材を使っており、使う時間が長くてもにおいが移りません。また、シンプルなフォルムで毎日買っても飽きの来ないアイテムです。
ゆでる、煮る、蒸す、揚げるが出来る万能鍋
「ゆでる」「煮る」「蒸す」「揚げる」のすべてが出来る万能多機能鍋です。お洒落な見た目で卓上鍋としてもおすすめです。パスタなどの麺類も吹きこぼれにくい形状になっています。
また保温性が良く、煮込み料理にも適しています。ステンレススノコが付いているので、蒸し器としても使えます。揚げ物をする際は、料理の臭いがつきにくく内面が白いため、中が見えやすいこともポイントです。
炒めて煮込む料理に最適なお鍋
浅めに設計され、フタはドーム型になっているので、炒めてから煮込む料理に最適なホーロー鍋です。システラドロップ構造を取り入れることで、食材から出た水分を逃さずにしっかり旨みを閉じ込めることができます。
また、保温性が高く、テーブルにそのまま出すと温かいまま料理を楽しめるのもポイント。オーブン調理も可能なので、料理全般で大活躍することでしょう。
「ホーロー鍋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ホーロー鍋の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのホーロー鍋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ホーロー鍋を使う時に注意したいポイント 正しく使って長持ちさせよう!
ホーロー鍋を使用する際には、下記に注意しましょう。
・空焚き:鍋の劣化や火災の原因になります。
・温度変化:熱した鍋に冷たいものを入れると鍋にダメージが加わり痛んでしまいます。
・電子レンジ対応:火災や劣化の原因になるので使用できません。
・衝撃:ガラスコーティングされたホーロー鍋は衝撃に弱く割れやすくなっています。金属製の調理器具でこするようなことも避けましょう。
正しい使い方を意識して、ホーロー鍋を長く使い続けることができるといいですね。
ホーロー鍋のお手入れ方法 ただしくお手入れして長く使い続けよう
ホーロー鍋についた焦げ付き・色素沈着が軽度であれば、重曹を使いましょう。鍋に水と重曹を1L:大さじ1の割合で入れて沸騰させ、1時間以上おいて冷めたらスポンジと中性洗剤で洗います。鍋の外側についてしまった焦げ付きの場合、キッチンペーパーに重曹水を含ませたものを貼り付けて時間を置いてからスポンジなどで落とすのも効果的です。
もし汚れがひどい場合は、重曹のかわりにセスキ炭酸ソーダを使うのもおすすめ。重曹以上の強アルカリ性のため、酸性を中和して焦げ付きなどを取り去ることができます。「重曹やセスキ炭酸ソーダが家にない」「わざわざ買うのが面倒」という場合は、お酢で代用することもできますよ。
もし着色汚れが気になる場合は、キッチン用漂白剤を、サビが気になる場合はキッチン用サビ取り剤を使うなど、汚れに特化した洗剤を使うのもひとつの手段です。
ホーロー鍋に傷がつきにくい「おたま」を使おう! 長く愛用するためにおすすめのアイテム
ホーロー鍋を長く愛用するためには、傷をつけないことが重要です。ゴシゴシこすり洗いをするのはもちろんNGですが、調理中に使用するキッチンツールにも気を付けましょう。シリコン製や木製などの鍋底を傷つけにくいものを使うのがおすすめです
料理研究家からのアドバイス 取扱いには注意が必要!
はじめてホーロー鍋を扱うという方であれば、ステンレスやアルミなどの鍋と同様に扱わないように注意してください。
ステンレス製の鍋はお手入れもかんたんで、取り扱いも手軽ですが、ホーロー鍋は重さもあり、気をつけないとIH調理器などに置くと重さで破損するおそれもあります。
不便さを感じるかもしれませんが、調理が好きな方であれば、ホーロー鍋ならではの仕上がりに満足できるはず。
使えば使うほどホーロー鍋の魅力を発見できるため、長く愛用できるものを見つけることが大切ですよ。
便利なキッチンツールをご紹介! 関連記事
ホーロー鍋で料理の幅をひろげよう いかがでしたか?
おすすめのホーロー鍋をご紹介してきました。見た目もよくて、料理する時に心躍るお気に入りのデザインを選んでもらえましたでしょうか。見た目もポイントですが、サイズなど実用的な部分も見逃さないようにしてください。
ホーロー鍋ひとつで蒸し料理や無水調理、アウトドアクッキングなど料理の幅は大きく広がります。さらにお手入れもカンタン。お気に入りのホーロー鍋を見つけたら、さまざまな料理に挑戦していきましょう!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。