「ミルクパン」のおすすめ商品の比較一覧表
魅力的なデザインで使い勝手のよいミルクパン スープや揚げ物、離乳食づくりなどで活躍
ミルクパンは、牛乳を温めるときなどに使う小さな片手鍋のことです。中身を移しやすいように注ぎ口があるものがあります。また、おしゃれなものが多いため、インテリアとしても魅力的です。
ミルクパンは牛乳を温めるときだけではなく、スープや揚げ物、離乳食などさまざま使い方があります。ひとり暮らしの方や家族が少ない方、少量のものを作るときにミルクパンがひとつあると便利でしょう。
ミルクパンの選び方 1つあると重宝する
それではフードアナリスト・日本箸教育講師の市岡充重さんに取材してミルクパンの選び方のポイントを教えていただきました。使用法やサイズ、材質などをチェックすることが大切です。ひとつずつ解説していくので参考にしてください。
使用法や自宅のコンロに合っているサイズを選ぶ
購入後に自宅のコンロで使えなかった、もう少し小さいものがほしかったという失敗をしないためにも、サイズは慎重に選ぶ必要があります。購入する前にしっかりチェックしておきましょう。
料理に使うなら1L、直径15㎝以上を目安に
ミルクパンは一般的に小さくサイズの差はそれほどありませんが、ワンサイズ違うと扱いやすさが違ってきます。そのため用途に合ったサイズを選ぶことが大切です。
飲みものを温めるために使うものなら、ふだん使うコップの容量を目安にサイズを選びましょう。吹きこぼれずに使用するには満水容量の約70%程度と考えて、少し大きめのものを購入することも大切です。
また味噌汁やスープ、揚げ物などの調理に使う場合は、容量1L以上で直径15cm以上のものが使いやすいです。このサイズなら2人分の料理もじゅうぶん作れます。
ガス火かIHかより、鍋底のサイズが重要
ミルクパンは鍋底経が12~15㎝で、普段料理の際に使う鍋よりも鍋底のサイズが小さすぎてしまうため、IHコンロのセンサーが反応しないものがあります。IHコンロの対応サイズはメーカーによって異なっているので、購入する前に自宅のコンロで使用できる鍋底のサイズを確認しておきましょう。
また、ガスコンロの場合でも五徳のサイズによっては、使えないものや不安定で危険なものがあるので、こちら使用できる鍋底サイズの確認を忘れないようにしましょう。
材質は使い勝手のよさとデザインを考えて選ぶ
ミルクパンの材質は使い勝手だけではなく、デザイン性を考えて選ぶことも大切です。おしゃれなデザインのものは、インテリアとしても魅力的です。材質による特徴の違いやデザイン性をチェックしておきましょう。
魅力的なデザインが多いホーロー製
ホーロー製のものは食材のニオイが移りにくいため、にんにくや香辛料を使った料理につかった後でもしっかり洗えば、飲みものの温めにも使えます。また、熱伝導性や保温性が高く、おしゃれなデザインのものが多いというのもホーロー製の魅力です。
しかし、キズつきやすいため耐久性が少し低いというデメリットがあります。強火で使うとうわぐすりが剥がれてしまうことがあるため、短時間強火で調理する料理に使うにはむいていない材質といえます。
耐久性が高く使い勝手がよいステンレス製
ステンレス製はサビにくく耐久性が高いため、お手入れしやすいという特徴があります。また、鍋に食材がくっつかないようにフッ素樹脂加工などがされているものが多いため、使い勝手がよいでしょう。
熱伝導性が低めですが、ステンレス製は安価で購入しやすいものが多いです。購入しやすく使い勝手がよいミルクパンがほしい方は、ステンレス製を選びましょう。
高い機能性と使い込むほどに味が出る銅製
熱伝導性の高さが特徴の銅製は、ほかの材質のミルクパンより短時間で温めることができます。また、使い込むほど味がでるため、経年変化が楽しめる魅力的なインテリアになる点もポイントになります。
しかし、耐久性が低く変形しやすいため、ほかの材質よりも注意して扱う必要があります。ミルクパンに機能性だけではなく、デザイン性も求める方に手に取ってほしい材質です。
安定感は使用者の口コミも参考にして選ぼう
ミルクパンは高温で使うことが多いため、安定感がないものは危険です。ケガ防止を考えて鍋底が平らなものを選びましょう。鍋底が平らなものは安定感が高く、空の状態でもひっくり返りにくいため収納もしやすいでしょう。
また見ただけでは安定感については判断しにくいため、画像で鍋底を確認するだけではなく口コミなども選ぶときに参考にしてください。
フタつきだと離乳食や煮物で活躍する
フタつきのミルクパンは蒸したり煮込んだりできるため、使用用途が広がります。またフタをしておけば水分が蒸発しにくくなるので、少量の飲みものを温めるときに便利でしょう。
お皿に盛らずに料理が入ったままのミルクパンをテーブルに出すとき、フタをしていれば保温性が高まるため、少し時間が経っても温かい料理をおいしく食べられます。使用用途の広さや保温性を重視する方は、フタつきのミルクパンを選びましょう。
使い方や材質、コンロに合わせて選びましょう フードアナリスト・日本箸教育講師がアドバイス
フードアナリスト・日本箸教育講師
ミルクパンは、その名の通り主にミルクを温めるときに使う小ぶりの片手鍋のこと。何を温めるのか、どれくらいの量を入れるのかなどのポイントを押さえ、鍋底のサイズがコンロに合うのかもよく確認して選ぶことが大切です。
また、材質によって、熱の通りやすさや使い勝手、お手入れ方法などが違ってくるため、購入する場合はよくチェックしておきましょう。
ミルクパンのおすすめ7選|ホーロー製 魅力的なデザイン豊富
ここからは、フードアナリスト・日本箸教育講師の市岡充重さんと編集部が厳選したおすすめのミルクパンをご紹介します。ご紹介したミルクパンの選び方を参考に、自分に合った商品を見つけましょう。
フードアナリスト・日本箸教育講師
月兎印『ミルクパン 14cm』は、持ち手まですべてホーロー製。そのため、鍋ごとオーブンに入れて加熱できるのが便利。両方に注ぎ口があり使いやすく、腐食に強いのも魅力です。

月兎印『ミルクパン 14cm』




















出典:Amazon
DANSK『ダンスク コベンスタイル バターウォーマー』




























出典:Amazon
豊琺瑯『ホーロープチミルクパン』














出典:Amazon
富士ホーロー『ソリッドシリーズ 12cm ミルクパン』














出典:Amazon
パール金属『プチっと ホーローミルクパン10cm』














出典:Amazon
野田琺瑯『クルール ミルクパン 12cm』

出典:Amazon
富士ホーロー『レッドリーフシリーズ 12cmミルクパン』










出典:Amazon
ミルクパンのおすすめ6選|ステンレス製 耐久性が高く、使い勝手抜群
続いてステンレスのおすすめ商品をご紹介していきます。
フードアナリスト・日本箸教育講師
お手入れしやすい普段使い用のミルクパンをお探しの方には、サビにくく丈夫なステンレス製の タケコシ『ミルクパン 目盛り付き』を。目盛が付いているので、計量の手間が省け、お菓子作りにもぴったりです。

タケコシ『ミルクパン 目盛り付き』






出典:Amazon
フードアナリスト・日本箸教育講師
和平フレイズ『オーレル IH対応二層鋼ミルクパン』は、取っ手が好きな角度に曲げられ、折り畳んで収納できます。持ち運びにも便利だから、アウトドアで使えるミルクパンをお探しの方におすすめです。
和平フレイズ『オーレル IH対応二層鋼ミルクパン 14cm』














出典:Amazon
ヨシカワ『シーズ・クッキング ミルクパン 15cm』








出典:Amazon
柳宗理『ステンレスミルクパン』












出典:Amazon
下村企販『珈琲考具 ミルクパン1L』














出典:Amazon
パール金属『デイズキッチン ステンレス製ミルクパン 13cm』










出典:Amazon
ミルクパンのおすすめ2選|銅製 変化が楽しめる
次に銅製のおすすめ商品をご紹介していきます。
和平フレイズ『千歳 純銅 木柄ミルクパン12cm』










出典:Amazon
アサヒ『純銅 ミルクパン』






出典:Amazon
ミルクパンのおすすめ2選|その他 電子レンジで使える、汚れが付きにくい
最後に電子レンジで使えたり、汚れが付きにくい商品をご紹介していきます。
TOJIKI TONYA『ミルクパン』








出典:Amazon
Greenpan『ヴェニス プロ ミルクパン 片手鍋 IH対応 14cm』












出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ミルクパンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのミルクパンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ミルクパンのさまざまな使用方法 揚げ物の際は引火に注意
ミルクパンは、少量の食べ物の調理や飲み物の温めに使用することが多い調理器具ですが、使用用途は幅広くさまざまな使用方法があります。
またミルクパンを使ってものを温めると鍋の上部が高温になっているため、注ぐときに蒸発して周りに飛び散ることがあります。鍋の上部の温度が下がってからコップやお皿に注ぐようにしましょう。
少量の料理や離乳食を作るのに合っています
ミルクパンのなかにはオーブンで使えるものがあります。オーブン対応のミルクパンならグラタンやドリアなども作ることができるため、作れる料理の幅が広がります。
おしゃれなデザインのものを選んでそのまま食卓に出せば、華やかな雰囲気を演出できるでしょう。オーブンで調理するとミルクパンがかなり高温になるため、ヤケドには注意してください。
油のニオイ、引火に注意!揚げ物に使うときの注意点
ミルクパンを使って揚げ物をすれば、少量の油で揚げられるため便利です。しかし、ミルクパンを使って揚げ物をするときには、注意しなければいけないことがいくつかあります。
口径が小さいため油に引火しないように注意が必要です。また、油のニオイがミルクパンにうつってしまうため、飲みものの温めなどとの併用は避けたほうがよいでしょう。
ほかの種類の鍋をお探しならこちらもチェック
食材を炒める、茹でるだけではなく、揚げ物やご飯を炊くなど、1台で幅広い使い方ができることで人気の和平フレイズ『ToMay(トゥーメイ)マルチポット』。この記事では、実際に商品を使って「揚げ物のしやすさ」や「洗いやすさ」などを検証してみました。
料理研究家で料理講師の指宿さゆりさんに取材し、土鍋の選び方とおすすめの商品を紹介します。冬の食卓に欠かせないお鍋。土鍋は大量の食材を煮込むことに適した日本の食文化を代表する調理器具です。遠赤外線で加熱するので食材にしっかり火がとおる土鍋は、お鍋料理はもちろん、お米を炊くこともできるんです。一人...
寸胴鍋というとラーメンを作るときに使うイメージがありますが、実は『煮込む・ゆでる・温める』ができる便利な鍋です。大きいサイズから小さいサイズまでいろいろな種類がありますが、業務用に使用できるものからひとり暮らし用まで紹介します。Amazonや楽天市場など大手通販サイトの売れ筋ランキングも掲載し...
ミルクパンを上手に活用して楽しく料理をしよう
ミルクパンを選ぶ際のポイントやおすすめのミルクパンをフードアナリスト・日本箸教育講師の市岡充重さんと編集部でご紹介しました。ミルクパンは、使う目的に合っているサイズを選ぶようにしましょう。またミルクパンを購入する前に、自宅のコンロに使える鍋底のサイズを確認しなければいけません。
ミルクパンを上手に使えば、料理の幅が広がり料理をするのが楽しくなるでしょう。今回ご紹介したおすすめの商品を参考にして、好みに合ったミルクパンを見つけてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2005年、朝日新聞地域情報誌のライターとして取材執筆活動をスタート。2014年、フリーライターとして独立、個人事務所iworks を設立。 2013年にフードアナリスト、及び日本箸教育講師の資格を取得し、以後、数々の飲食店や生産者、料理人を取材し、食にまつわる情報や食の魅力を高いレベルで発信。 2020年2月、エゾシカ産業に挑戦する北海道釧路市の人々の奮闘を綴った『北海道ジビエ物語』(シーソーブックス)を共著で出版。