片手鍋の選び方 購入前にチェック!

Photo by Vincent Keiman on Unsplash

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片手鍋とは、片側にだけ持ち手がついた鍋のことで、サイズが小さめのものが多いため一人暮らしの方や離乳食づくりをしたい方などにおすすめ。ここからは、片手鍋の選び方をご紹介します。
ポイントは下記の通り。
【1】片手鍋の種類
【2】サイズ
【3】素材
【4】蓋の有無
【5】IH対応
【6】メーカー保証
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】片手鍋の種類をチェック
片手鍋の種類は、スタンダードタイプ、ミルクパン、ソースパンに大きく分けられます。それぞれの特徴をみていきましょう。
ひとつあると便利な「スタンダードタイプ」
メインで使用するフライパンや鍋のサブにするなら、スタンダードな片手鍋が便利。ちょっとお湯を沸かしたり、少量のスープを作ったり、ちょっとした揚げ物をしたりとさまざまな使い方ができるので、ひとつ持っておくと重宝するでしょう。
また、食材のあく抜きなどの下ごしらえにも使いやすい、ちょうどいい大きさです。収納にも場所を取らず、一人暮らしにもおすすめ。
汁物には注ぎ口ありの「ミルクパン」
直径15cm前後で注ぎ口がついた小さな片手鍋を「ミルクパン」といいます。少量のミルクやスープの温め直しにも便利で、カップに注ぎやすいのがメリット。ちょっとお湯を沸かしたいとき、ゆで卵を1個作りたいとき、お弁当の準備にと、いろいろな使い方ができます。
バターやチョコレートを火にかけながら温めるのにも便利で、お菓子作りでも活躍しますよ。
ジャムやソース作りには「ソースパン」
深さがある小型の片手鍋で、注ぎ口がないものを「ソースパン」といいます。その名の通り、ソース作りに便利で、深さがあるためジャムやかんたんな煮込み料理、赤ちゃんの離乳食などが作れます。
商品によっては深さのあるミルクパンと紹介されている場合もありますが、注ぎ口がないのがソースパンと覚えておくとよいでしょう。
【2】家族の人数や作りたい分量に合うサイズを選ぼう
片手鍋は素材や形状によって多少異なるものの、15cm~36cm前後と幅広くサイズ展開がなされています。家族の人数や、作る料理の分量を考えて片手鍋を用意しておけば、作り切れない・多すぎるといった悩みも解消できます。
一人暮らしの場合は14~16cm、カップルや夫婦などふたり暮らしの場合は18cm以上、4人以上の家族であれば小さいものと大きいものをひとつずつ用意しておきたいもの。ふだん作る料理や分量を考えて、自分に合った片手鍋を見つけてください。
たいていのブランドは2cm刻みでサイズ展開があるので、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。
【3】メニューに合わせて素材を選ぼう
片手鍋の素材は、ステンレス製、アルミニウム製。ホーロー製、鉄製があるので、よく作る料理やお手入れのしやすさなどを比較し、自分が使いやすい素材を選びましょう。
煮込み料理には、保温性の高い「ステンレス」
ステンレス製の片手鍋は、サビに強く傷つきにくい、お手入れかんたんなのが特徴。保温性も高く、煮込み料理と相性が抜群です。
また、アルミニウムなどをはさんだ多層構造のものもあります。そうすることで熱伝導率がさらにアップするので食材の加熱がより効率的になります。
ゆで卵や汁物の調理には、熱伝導率が高い「アルミニウム」
アルミニウム製の片手鍋は、火の通りが早く、お湯を沸かす場面で活躍します。ただし、IHには対応できないためガス火で使う人向け。注意点としては、柔らかい素材なので変形することがある、高温に弱くこびりつきやすい、酸やアルカリに弱い点などが挙げられます。
主に、味噌汁などの汁物やつけ合わせの野菜やゆで卵をサッと作りたいときに重宝します。
焦げ付きやすい洋食の調理には「フッ素樹脂コーティング」
食材がこびりつきにくく、お手入れも簡単なフッ素樹脂コーティング。テフロン加工とも呼ばれ、アルミニウムにフッ素樹脂がコーティングしてあります。火の通りもステンレス製より早く、素材に焼き目をつけてから煮込むというような調理方法も可能で、フライパンいらず。
片手鍋ひとつで調理をすすめられるのでたいへん便利です。ただし、強火での調理には不向きで、空焚き厳禁です。
コーティングはだんだんと剥がれていきますが、2〜3年で買い替えが必要なフライパンに比べて、液体を温める調理法が多い片手鍋は、より長く使えます。
日々の献立作りに万能に使えるのでおすすめです。
ニオイや汚れが付きやすい料理には、摩耗に強い「ホーロー」
ホーロー製は、熱伝導率にくわえて蓄熱性も高いのが特徴。汚れやニオイ移りに強く、揚げ物やニオイが強いニンニクを使いたいメニューで重宝します。耐久性もあり、長く使えます。
また、デザインもおしゃれなものが多く、小さなミルクパンなどはレトロでかわいらしい雰囲気になります。キッチンのインテリアにこだわる方にもおすすめです。
煮込みや炒め料理には、蓄熱性と熱伝導率に優れた「鉄」
炒め物や煮込み料理など、さまざまな場面で活躍してくれるのが鉄製の片手鍋です。蓄熱性と熱伝導率に優れた素材なので、食材の芯までじっくり火を通すのに適しています。重さがありますが、お手入れをしっかりと行えば、一生使うことができる素材です。
伝統的な南部鉄器の片手鍋も販売されており、ずっしりとした見た目も味があります。
【4】保存しやすい蓋付きがおすすめ
片手鍋を購入してから蓋を探すのは、そのサイズゆえに困難になるので、できるだけ蓋つきを選ぶといいでしょう。蓋があれば、カレーなどの煮込み料理でも活躍してくれます。
また、蓋をすることでお湯が早くわきガス代の節約にもなります。残った料理を保存する際にも便利です。
【5】IH対応かどうかチェック
IHクッキングヒーターは基本的に、鉄、ステンレス、ホーロー素材しか使えません。
鍋底が磁石にくっつく金属製のものであれば使えるということですが、上述の素材であっても、一部、IH非対応のものも存在します。
また、同じ金属でも熱伝導性の高い銅やアルミニウムなどは、非磁性金属で素材の性質上、IH非対応のものが多いです。
鍋底にIH対応の金属を使った板を張り付けて対応可能としている鍋もあるので、IH対応製品を購入の際には、鍋底部分の素材をよく確認する必要があります。
【6】メーカー保証があるものが安心!
保証付きの片手鍋を購入すれば、保証期間からおおよその使用期間がわかります。購入してからいつぐらいまで使えるのかがわかれば、次に購入するときの目安にすることができますし、ひとつの商品をできる限り長く愛用したいという方にピッタリ。
大手メーカーの片手鍋であれば、ほとんどの商品に保証がついています。片手鍋選びに迷ったらメーカーで決めるのもよいでしょう。
>> エキスパートのワンポイントアドバイス
ライフスタイルにあわせていくつも必要な片手鍋。安価で手にしやすいものなどもありますが、ライフステージの変化にあわせて家族構成や料理を作る人数も変わり、確実に買い足していくことになります。
長い目でみれば、同じブランドで揃えると、入れ子にしてスッキリ収納ができ、長く続くメーカーの定番モデルは、年月が経っても買い足しやすいです。
さまざまな選択肢があるからこそ、将来の買い足しも見据えて、しっかり選びましょう。
片手鍋の人気メーカー 柳宗理、ル・クルーゼ、野田琺瑯
ここでは、片手鍋が人気のメーカーをご紹介します。メーカーごとの特徴を知って、商品選びの参考にしてくださいね。
柳宗理|シンプルで心地の良い使用感
世界に誇るインダストリアルデザイナー「柳宗理(やなぎ そうり)」は、シンプルながら心地よく使えるステンレス製調理器具を数多く手掛けています。
柳宗理の片手鍋は、右利き、左利きを問わず使えるデザインや吹きこぼれにくく湯切りしやすい設計など、使う人のことを考えて作られています。
ステンレスは錆びにくく耐久性も高いので、片手鍋を長く使い続けたい方にもチェックしてほしいブランドです。
LE CREUSET(ル・クルーゼ)|可愛い見た目の実力派
ル・クルーゼは、1925年にフランスで誕生した鋳物メーカー。鋳物ホーロー鍋が定番の人気商品ですが、さまざまなサイズや形状のキッチンウェアを展開しています。
ル・クルーゼの鍋は、熱伝導率が高く保温性に優れているため食材の調理がしやすいのが特徴。焦げや傷がつきにくいので使い勝手にも優れています。
ル・クルーゼのホーロー鍋は重いという印象があるかもしれませんが、片手鍋なら1kg程度の商品もあるので気軽に使いやすいですよ。
野田琺瑯|ホーローひとすじの老舗メーカー
野田琺瑯は、昭和9年の創業以来80年以上ホーロー製品にこだわって食生活に寄り添う商品を製造してきたメーカーです。
野田琺瑯の製品はすべて安心の日本製。日本の職人の技術によって一つ一つ手作業で作られる確かな品質の商品を販売してます。
ホーロー鍋の種類も豊富で、片手鍋はホーロー特有の温かみのある見た目が特徴。さらに、水切れの良い注ぎ口や利き手を問わない両口付きなど、デザインも使い勝手も優れた商品が人気です。
片手鍋おすすめ19選 16cm、18cm、20cmなど
ここからは、おすすめの片手鍋をご紹介します。一人暮らし用に使い勝手のいいものやおしゃれでかわいいデザインなど、幅広くピックアップしています!
▼片手鍋おすすめ10選【~16cm】
まずは、16cm、12cmなど小さいサイズの片手鍋からご紹介します。

毎日使うものだからこそ使いやすい雪平鍋に!
鍋の表面を叩くことで面積が広がり、熱が均等に伝わる槌目(つちめ)が、実用的かつ、見た目にも美しい雪平鍋。
キッチンの配置や利き手を選ばない両口設計で、煮物、汁物等を他の容器に手間なく移し替えられます。鍋の中には200ml毎に目盛りが刻まれていて、計量に便利です。
日本では、実家で当たり前に使っていた雪平鍋。外国暮らしのなかで、改めてこんなにも気の利いた鍋は日本からしか生まれないと思え、世界に誇れる日本の片手鍋だと気づきました。
さまざまなメーカーの雪平鍋がありますが、ヨシカワの雪平鍋はIH対応のものもあり、幅広い方におすすめできます。
別売りでセットにできる蓋もあり、木製のハンドルは傷んだら交換可能なところも魅力のひとつです。

丈夫で使い勝手がいい片手鍋
日本有数の金物産地、新潟県燕市の宮崎製作所の片手鍋。
服部栄養専門学校校長、服部幸應先生が監修し、親子3代にわたり愛用できるであろう確かな品質と機能を求めて開発されたそうです。
アルミニウムをステンレスではさんだ全面7層構造の鍋で火の通りが早く、本体と密着する蓋は、鍋を密閉させる高品質構造で、無水調理や余熱調理ができます。
また、持ち手に樹脂が使われていないのでオーブン調理ができ、ガス火で持ち手の樹脂を焦がしてしまうこともありません。
15年のメーカー保証付きで、長く使える確かな品質の片手鍋です。
あると便利なミニサイズのホーロー鍋
ご飯にもう一品欲しい時に活躍してくれる、ミニサイズの片手鍋となっています。材質はホーローを使用しているので、匂いが移りにくく、長く使用することができます。ぴったりと閉まるポリ蓋で、食材を保管しておくのにも適しています。
木製のハンドルは取り外し可能なので、作ったものをそのまま冷蔵庫で保管することもできます。
南部鉄器の蓄熱性を生かした調理が可能
岩手県の名産、南部鉄器を製造している岩鋳が手掛ける鉄製の片手鍋。南部鉄器の調理器具は、体に吸収されやすい「二化鉄」を含んだ鉄分が溶け出すという点で、鉄分補給のために購入する人もいます。
南部鉄器の厚みが熱を蓄えるので、効率よく食材に熱を伝えることができ、素材の味を生かした調理が可能になります。南部鉄器ならではのずっしりとした重みも、慣れれば問題なく扱えるようになります。

両手鍋だけどハンドル付ければ片手鍋に!
洗練されたデザインと使い勝手の良さが世界的に人気のフランスのブランド、クリステル。
ティファール同様、取っ手が取り外せて、入れ子に重ねてコンパクトに収納できることが特徴です。
アルミをステンレスではさんだ3層構造の厚い鍋底となっており、炊飯、無水調理、煮物、揚げ物、ハンドルを外せば、オーブン料理にもマルチに使えます。
ワンタッチで着脱可能な別売のハンドルグリップは、クリステルの他シリーズに共通で使用可能。
調理時にハンドルなしで調理すれば、ほかのコンロのハンドルの邪魔にならず、快適にお料理できます。

小さなサイズがシンプルで使いやすい
70年以上続く日本を代表する老舗のホーローメーカー、野田琺瑯のホーロー製ミルクパンは、ちょっと牛乳を温めるときやお弁当作り、ソース作り、離乳食作りにも便利な小さなサイズ。
持ち手が木製なので、加熱で熱くなりにくく素手で持てます。また、持ち手は回して取り外しもできます。鍋の両側に注ぎ口がついていて、シンプルかつ実用的な片手鍋です。
飲み物の温めから湯沸かしに最適のミルクパン
ホーロー製のミルクパンで、丈夫で長く使えるような工夫がされていて、厚さ1mmの琺瑯(ホーロー)用鋼板を使っています。木製の取っ手はとても持ちやすく、手になじみます。
カラーバリエーションもあり、ホーロー特有の色使いが魅力です。

熱が伝わりやすく弱火でも調理可能な優れもの
モヴィエルは、創業から200年近く続くフランス調理器具の一流老舗メーカーです。
モン・サン・ミッシェルの伝統的なオムレツを作るのに使われ、タイタニック号のキッチンでも使われていたという長い歴史を誇ります。
伝統的な技法を守りながら製造を続け、現在では、フレンチやイタリアンの高級レストランで使われるなど、世界の料理人に愛される、料理好きの憧れのブランドです。
外側は銅で、高い熱伝導を活かしながら、内側はお手入れのしやすいステンレス製。また、プロ用と一般家庭用とで鍋底の厚みも選べ、料理を愛する人のために作られた究極のソースパンです。
銅製はIH非対応ですが、同ブランドでステンレス製IH対応シリーズM’Cookもあります。
高品質な日本製ステンレスを採用
アメリカの人気調理器具メーカー「マイヤー」の「マキシム」シリーズは、プロも愛用するスタイリッシュで高品質なステンレスフライパンなどを展開しています。
オール熱源対応の三層構造の底面は、熱伝導率に優れ食材にムラなく熱を通します。また、内面にはふっ素樹脂加工を施しているので、焦げ付きやすい肉や魚、卵もするっと滑り、外はカリっと中は柔らかく仕上げることが可能です。
クマ型のつまみがかわいい! 出産祝いにも
フランス生まれのおしゃれなキッチンウェアブランド、ル・クルーゼの片手鍋です。やわらかいシフォンピンクのカラーがかわいらしく、フタのつまみはクマ型になっています。かわいいものが好きな人へのプレゼントや、出産祝いにもおすすめです。
デザイン性だけでなく機能性もじゅうぶんで、鋳物ホーローでできた鍋は熱伝導に優れています。煮物や揚げ物なども作りやすく、保温性も高いためそのまま食卓に出すこともできます。汚れやニオイがつきにくいのもメリットです。
▼片手鍋おすすめ6選【18cm】
続いては、ちょっとした調理に丁度いい18cmの片手鍋をご紹介します。
取っ手付きでもすっきり収納可能!
ティファールの料理にいろいろ使えるステンレス鍋。底面は、アルミニウムとステンレス鋼を組み合わせた3層構造になっているので、保温性に加えて熱伝導率にも優れています。底面全体に均一に熱が広がるので、食材をムラなく加熱することができます。
カラーがおしゃれなフタの取っ手は、他の鍋と重ねるときにフラットになるので、かさばらずにスッキリ収納することができます。

湯切りや吹きこぼれ防止用の隙間が秀逸
日本のプロダクトデザイナーの権威、柳宗理の片手鍋。利き手に関係なく使える両側の注ぎ口の形状は、脱帽の機能美です。
専用のフタも同じ形状のデザインで、回転させると鍋との間にすき間ができるようになっており、簡単に湯切りができます。
吹きこぼれや蒸気を逃がすのに、蓋を少しずらした姿もなんとなくかわいらしく、お料理するのが楽しくなる片手鍋です。
以前のものはIH対応ではありませんでしたが、現在ではステンレス・アルミ3層鋼のIHモデルもあり、幅広い方におすすめできます。
リーズナブルでも使い勝手がいい片手鍋
パール金属の片手鍋は、どのシリーズもリーズナブルなため、買い替えや買い足しがしやすいのがうれしいポイントです。
この片手鍋にはガラス製の蓋が付いており、調理している途中の状態がわかるため便利です。また、金属ヘラも使えるようにマーブル加工が表面にされているので、汚れにも強いという特徴があります。
ダイヤモンドコーティングでお手入れラクラク
ダイヤモンドコーティングによりスープやソースなどがスムーズに注げます。鍋に食材がこびりつきにくいので、少量の油でも炒め物などができて、毎日のヘルシー調理が可能に。
汚れもするっと落ちるので、お手入れに手間がかかりません。
四角い鍋が欲しいならこれ!
深くて真四角な形が特徴的な、片手鍋となっています。深さがあるため、焼くためだけでなく、揚げ物や蒸し料理など、様々な料理に使うことができる鍋となっています。
丸型のフライパンよりも平らな部分が多いため、大きい表面積で料理を作ることができます。傷に強いため、広い平らな部分を利用して、金属ヘラを使っても問題ありません。
汁物の調理に便利なアルミ製の片手鍋
プロの現場でも使われる、耐久性に優れたアルミ製の片手鍋。アルミの表面を槌打ちして凹凸をつけることで表面積が増え、熱伝導率や保温性をさらに高めたつくりになっています。
汁気のある食材でも扱いやすい両口タイプなのもポイント。お湯が沸くのが早く、味噌汁やゆで野菜を素早く調理できます。
▼片手鍋おすすすめ3選【20cm~】
最後は、いろいろな料理も作れる20cm以上の片手鍋からおすすめ商品をご紹介します。
熱がすぐに伝わり保温性がいい
シンプルで使い勝手のいい商品が揃う無印良品の片手鍋です。アルミをステンレスで挟み込んだ「ステンレスアルミ全面三層鋼」を採用し、熱伝導のよいアルミと保温力の高いステンレスというそれぞれのメリットを活かすことができるのが魅力。
別売りの蓋もステンレス製です。ほかのサイズ展開もあるので、シリーズで揃えることもできますよ。
平野レミさん考案の鍋!
名前からもわかる通り、料理愛好家として活躍する、平野レミさんが考案した深型の片手鍋。これ1つで全ての料理に対応できるように、考案されています。
蓋の取っ手には蒸気の穴が空いており、そこから水や調味料を直接入れることができるように、設計されています。もちろんフッ素コートがしてあるので、傷つきにくい仕様となっています。

セットだからこそリーズナブルに手に入る!
取っ手の取れるティファールのコーティング鍋のセット。
20cmの片手鍋は単品でも買えますが、少々割高になるのでセットで買ったほうが断然お得です。とにかく収納がしやすく、複数あっても困りません。
永久的な加工ではないので、数年で買い替えが必要ではありますが、どんな料理もこびりつかずに調理でき、使用後も汚れを簡単にスルッと洗い流せ、お手入れも楽で快適です。
IH対応の4層チタン・エクストラコーティングされた16cmと20cmの2種ソースパンがセットされています。
ガス火専用の同様のセットの展開もあり、IH対応にこだわらない方はそちらのほうが、さらにお求めやすい価格でおすすめです。
「片手鍋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 片手鍋の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での片手鍋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
片手鍋の収納方法をご紹介! スッキリまとめる!
キッチンの収納スペースに片手鍋を重ねて収納しようとすると、持ち手が邪魔になってぴったり収まらず雑然とした印象になってしまいますよね。
そんな時は、縦置きで並べて収納できるスタンドを活用するのがおすすめです。鍋のサイズに合わせて幅を調節できるものなら、無駄なスペースを取らずにスッキリ収納できます。
また、100均などで売っているファイルボックスを複数並べて鍋類を収納するという活用方法もありますよ。
ほかの鍋もチェック! 【関連記事】
自分にぴったりの片手鍋を選ぼう! いかがでしたか?
フランス在住のレシピブロガー・戸塚ブランシェ敦子さんの取材をもとに、片手鍋の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
戸塚ブランシェ敦子さんのアドバイスのように、熱が伝わりやすく均一に温められる素材や、扱いやすく表面のキズや汚れがつきにくいコーティングなど種類はさまざまです。この記事をぜひ参考にして、ご自身にぴったり合う片手鍋を選んでくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。