ご飯鍋の魅力 自分好みに美味しく炊ける!
ご飯鍋とは、お米を炊くことができる鍋のこと。炊飯用に形状が加工されており、おかまで炊いたようなふっくらとしたご飯に仕上がります。また、炊飯時の吹きこぼれ防止加工なども施されており、さらに性能が劣化しにくいです。
炊飯器のようにスイッチを押せば自動で炊きあがることはありませんが、様子を見ながら水加減や加熱時間を調整し、自分好みの炊き上がりにできるのもご飯鍋の魅力です。
ご飯鍋の種類・タイプ あなたに合ったタイプはどれ?
ご飯鍋には土鍋、ホーロー、文化鍋(アルミニウム合金)など材質の種類がいくつもあり、炊き上がりや扱いやすさがそれぞれちがってきます。
どの鍋もおいしい炊き上がりが期待できますが、土鍋は衝撃により欠けやすく、ホーローはガラス面がはがれるとさびやすくなります。それぞれにメリット、デメリットがあるので、鍋の特徴を踏まえたうえで購入するようにしましょう。
▼土鍋|ふっくら甘みのあるご飯に
土鍋タイプのご飯鍋には、萬古焼(万古焼)や伊賀焼、信楽焼などがあります。萬古焼は国産の土鍋のほとんどに使われていて、耐熱性が高いのが特徴です。伊賀焼は耐火性と熱伝導性が高く土鍋にも向いています。
信楽焼は長石を含んだ粘土で作られていて、幅広い色合いのものも発売されています。土鍋のご飯鍋は衝撃に弱く欠けたり割れたりしやすいため取り扱いに注意しましょう。
土鍋で炊いたごはんはふっくらとしていて、お米のほどよい甘みを感じることができます。
▼ホーロー鍋|ほかの調理にも使える
ホーロー素材は耐久性と保湿性が高いため、ご飯鍋以外の用途にも使えるものが多くあります。耐摩耗性も高く、色移りやにおい移りがしにくいのもメリットです。
土鍋タイプと同じく衝撃に弱いので、取り扱いには注意しましょう。また、ガラス面がはがれるとさびやすくなります。
熱伝導のよいホーロー素材のものは粘りが強く、冷めても水分をしっかりと保持しているのでやわらかさが保たれます。
▼文化鍋|軽くて扱いやすい
文化鍋とは、アルミニウム合金を鋳造(ちゅうぞう)した深鍋のこと。火加減の調節が難しいため、ご飯がやわらかすぎる、焦げができてしまう、ということが起こり得ます。ご飯を上手に炊けるようになるまで、すこし練習が必要ですが、ほかの材質のご飯鍋よりも丈夫でふきこぼれにくいのがメリットです。
文化鍋で炊いた場合は、ツヤツヤしていて粒が立っている感じに炊き上がります。ただし、火加減の調節が難しいといったデメリットがあります。
▼セラミック製|電子レンジ対応のものも
セラミック製のごはん鍋は、吸水性にすぐれていることが特徴。お米の水分をある程度調節してくれるので、やわらかく炊いてしまった場合でも大丈夫です。また、電子レンジ対応の製品もあり、レンジでの炊飯や鍋ごと温めなおすこともできて便利。ただし、衝撃や温度変化には弱いので、取り扱いには注意が必要です。
ご飯鍋の選び方 ポイントをチェック!
ご飯鍋の選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおりです。
【1】熱源
【2】大きさ・サイズ
【3】重さ
【4】便利な構造・機能
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】熱源をチェック
ご飯鍋を選ぶときは、まず対応している熱源をチェックしましょう。ガス火で使えるものは多いですが、商品によってIHに対応していないことがあります。電子レンジで炊飯する場合は、電子レンジ対応かチェックしておきましょう。
対応熱源が異なってもご飯鍋の性能に差はありません。自宅のコンロに合わせて選んでください。
【2】大きさ・サイズをチェック
ご飯鍋を選ぶときは、収納スペースと人数も考えて選びましょう。ひとり暮らしの人が5合炊きのご飯鍋を購入しても不便ですし、6人家族の人が1合炊きのものを購入しても何度も炊く手間がかかります。
ご飯鍋の大きさは、ふだん炊く米の量+1合<を目安に選ぶとよいです。余裕があるサイズを選ぶことで、米が踊りやすくなるだけでなく、ふきこぼれにくくなります。
ひとり暮らしの人は1合炊きのものが、4人家族の人は3合・4合炊きが、家族が5人以上なら5合炊き以上のものが使いやすいです。
【3】重さをチェック
ご飯鍋を選ぶときは、その重さにも注目しましょう。鍋本体が重たいと、ご飯を炊いたあと食卓に運ぶのに苦労します。使い終わったあと、きれいに洗うのにも洗いにくいです。そのためご飯鍋は、自分ひとりで無理なく扱える重さのものを選ぶのがポイント。
土鍋やホーローのご飯鍋は重たいものが多いので、軽さや扱いやすさを重視するならアルミやステンレスでできた文化鍋タイプのご飯鍋がよいでしょう。
【4】便利な構造・機能をチェック
扱いやすさやお鍋の機能にも着目しましょう!
(a)吹きこぼれにくい構造か
炊いている最中に吹きこぼれると、鍋の中の水量が減って思うように炊きあがらないことがあります。さらに、コンロの周りやご飯鍋が汚れ、後片づけの手間が増えてしまうもの。ご飯をおいしく炊きたい・後片づけを楽にしたいのであれば、吹きこぼれにくい構造になっているものを選びましょう。
蓋のふちよりも鍋のふちが高くなっているものは吹きこぼれにくいので、ご飯鍋を選ぶときに気にかけてみてください。また、二重の蓋で吹きこぼれを防げるご飯鍋もあります。
(b)焦げ付きにくい構造か
毎日使うものだからこそ、らくにお手入れできるものを選びましょう。ご飯鍋は、吹きこぼれや焦げつきなどで汚れやすい調理器具です。汚れをらくに落としたいのであれば、焦げつきにくい構造のご飯鍋を選んでください。
フッ素樹脂加工が施されているご飯鍋は、焦げつきにくく、汚れも落としやすいです。
(c)炊き加減が確認しやすいか
慣れないうちは、ご飯鍋を使って上手に炊飯するのが難しいもの。そんなときは、炊き加減が確認しやすいご飯鍋を選びましょう。
ご飯鍋で炊飯するときのポイントは、炊きあがりまで蓋を開けないことです。炊飯中にお湯の沸騰具合や米の様子などが確認するのであれば、蓋を開けずに様子が見られるガラス蓋のものが使いやすいでしょう。
製品によっては、蓋にホイッスルがついていて、火を消すタイミングを知らせてくれるものもあります。
(d)目盛り付きかどうか
ご飯鍋での炊飯に慣れないうちは、鍋の内側に目盛りや印がついているものを選ぶとよいでしょう。目盛りに合わせて水を入れれば、誰でもかんたんにちょうどよい水加減にできます。
慣れてきたら目盛りを基準に自分好みの水加減に調整すれば、好みの炊き加減に炊きあげられるのもポイント。計量カップも不要で、手早く炊飯の準備ができます。
(e)電子レンジ対応かどうか
手早くご飯を炊きたいのであれば、電子レンジ対応のご飯鍋が便利です。火を使わなければつきっきりで様子を見る必要がなく、電子レンジのボタンを押すだけでおいしいご飯が炊けます。
製品によって直火と電子レンジどちらにも対応しているものがあるので、購入する際にチェックしてみましょう。電子レンジ対応のご飯鍋を購入するときは、あたためなおしだけでなく、炊飯にも対応しているか確認することが大切です。
>> エキスパートのワンポイントアドバイス
それぞれの鍋の材質や特徴によって、ふっくらもちもちと仕上がるものや、みずみずしく仕上がるものなどさまざまなので、自分好みの食感が味わえる商品を選びましょう。
また、ご飯炊き以外の料理にも使用することを考え、持ち合わせていない材質の鍋や、よく作る料理に見合った材質の鍋を購入するといいですね。形状もスタイリッシュなものからほっこりとあたたかみのあるものなどさまざま。見せる収納、しまう収納と収納方法も購入前のチェックポイントです。
ご飯鍋の人気メーカー・ブランド 迷ったらチェック!
ご飯鍋の人気メーカー・ブランドを紹介します。
T-fal(ティファール)|料理が楽しくなる機能性とデザイン
ティファールは、1956年にはじめてフッ素樹脂加工のフライパンを開発したメーカーです。デザインと機能性を両立した製品を数多く開発・販売しています。
展開している商品は、フライパン・ご飯鍋のほか、ステンレスマグボトルやキッチンナイフ、ミキサー、ブレンダーと幅広いです。「料理は人生最高の楽しみのひとつ」ととらえ、暮らしに役立つさまざまな商品・サービスを提供しています。
長谷園|伊賀焼の鍋でお米を美味しく炊き上げる
長谷園は、1832年に三重県に築窯された伊賀焼の窯元です。「食卓は遊びの広場だ」を理念に掲げ、伊賀焼の伝統と技術を生かした製品を数多くつくっています。
長谷園のご飯鍋は、伊賀の粗土が木のおひつのように呼吸するため、炊きあがりがべたつきにくいのがポイント。炊き込みごはんや玄米もおいしく炊きあがります。
HARIO(ハリオ)|耐熱ガラスを取り入れたデザイン
HARIO(ハリオ)は、1921年創業の日本のガラスメーカーです。創業時は理化学製品を販売していましたが、戦後は耐熱ガラスの性質とガラス加工の技術を生かして、家庭用品分野に進出しました。
いずれのご飯鍋も蓋に耐熱ガラスを採用しているため、蓋を開けずに鍋のなかの様子が見られます。初心者でも使いやすいご飯鍋を探している人は、ぜひチェックしてください。
ル・クルーゼ|長く使える丈夫なホーロー鍋
ル・クルーゼは、1925年にフランスで生まれたブランドです。鋳物ホーローのキッチンアイテムを多く取りそろえています。ル・クルーゼの製品には、色鮮やかで洗練されたフォルムのものが多いのも特徴です。
各国の料理文化に合わせた商品開発を行なっており、日本向けには鍋物などに適した浅めの鍋や、スチーマーと呼ばれる蒸し器がラインナップされています。
ご飯鍋のおすすめ商品 素材別にご紹介!
それでは、おすすめのご飯鍋をご紹介いたします。
▼おすすめ商品の比較一覧表
▼おすすめ9選|ふっくら甘いごはんに【土鍋】
まずは、土鍋のおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。

初心者でも使いやすい土鍋タイプ
火加減調節の必要がなく、火を止める目安もわかりやすい土鍋です。ご飯鍋を使ったことのない初心者の方でも、安心して使うことができます。ふっくらとした炊き上がりで、お米本来のうまみと甘みが引き出されますよ。
伊賀焼きは適度に水分を吸水してくれるので、ご飯がべとつかず、保温性にもすぐれています。また、フタが二重になっているので、吹きこぼれの心配がありません。毎日のご飯炊きに重宝するでしょう。
こだわりのジャストサイズの炊飯鍋
山口陶器のオリジナルブランド・かもしか道具店の『ごはんの鍋』は、ジャストサイズの炊飯鍋です。何度も試作を繰り返し、お米農家の人からアドバイスをもらいながら、ご飯が美味しく炊けるちょうど良いサイズの炊飯鍋に仕上げています。
蓋に蒸気を逃すための穴がないことも特徴で、蒸気を鍋の中で循環させてもっちりとしたご飯を炊き上げることができます。穴がない代わりに蓋うけ部分を高くしているため、吹きこぼしの心配もありませんよ。
IHでもお米が炊けるモダンな土鍋
ambaiの土鍋は持ち手がないシンプルなデザインが特徴で、土鍋の産地である三重県四日市市の萬古焼で作られています。本格的な土鍋ご飯が炊けるにも関わらず、モダンなデザインでインテリアにも馴染むおしゃれさがポイントです。木製の蓋が付属品としてついており、おひつとしても使えますよ。
見た目はシンプルですが保温性に優れており、じっくりのお米の芯まで熱を通して炊き上げます。IHでも直火と同様に使用できるのも便利です。
お花モチーフの可愛い一人用土鍋
信楽焼の窯元であるカネフサ製陶の土鍋「花ココット」。土鍋らしい見た目ながら、さりげなくお花の形になっている可愛い土鍋です。全て職人が手作りしているので、温かみのある仕上がりになっていますよ。置くだけで食卓が華やかになります。
保温性に優れており、鍋料理や煮込みうどん、ポトフなど温かいご飯を食べるのに重宝します。一人前にちょうど良い小型サイズなので、一人暮らしの方は特に冬場、さまざまな料理に使えて便利ですよ。
簡単にご飯が炊けて煮込み料理にも使える
銀峯陶器『菊花 ごはん土鍋』は、菊の花をイメージした蓋がおしゃれな、デザイン性と機能性に優れた土鍋です。鍋の内側に目盛りがついており計量も楽々。吸水率が低いため、ご飯以外の臭い移りが心配な料理にもお使いいただけま。特に、おでんやクリームシチューなどの料理は、出汁が食材にしっかり染み込み、より美味しくなります。
一般的な土鍋に比べて2倍ほど厚みがあるため、30分で誰でも簡単に、ふっくら美味しいご飯を炊き上げることができますよ。
ファミリーにおすすめの5合炊き
三重県にある萬古焼(万古焼)の窯元、三鈴陶器のご飯鍋です。5合まで炊けるので、家族みんなでおいしく味わえますよ。
丸くてかわいらしいフォルムと、陶器から出る遠赤外線によりご飯をおいしく炊き上げてくれます。IHは使用できませんが、ガス以外に電子レンジやオーブンの使用が可能です。
一人暮らしに! 1合炊き&電子レンジ調理対応
電子レンジで手軽に、本格的に直火で、どちらの調理法でもおいしいご飯が炊ける1合炊きのご飯鍋です。二重蓋になっていて、圧力がかかることでつやつやのご飯を味わうことができます。
一人暮らしの方や、少量だけ炊きたいときにぴったり。お米を炊くだけでなく、リゾットやおかゆも食べたいときにすぐにできて便利ですよ。
お米の甘さが感じられる炊きあがり!
ひとり暮らしにぴったりの、2合炊きのご飯鍋です。洗米・浸水など準備をしておけば、20分でご飯が炊きあがります。ふっくらと粒立ちがよく、甘さがじゅうぶんに感じられる炊き上がりが魅力。
内釜には、1合・2合の目盛りがついているのもポイント。米を入れて、水を目盛りまで注げば水加減の失敗がありません。外釜と内釜の二重構造で、吹きこぼれしにくいです。
IWANO×萬古焼『うれし炊き』
電子レンジ・オーブン・食洗機OK!
萬古焼の産地として知られる三重県菰野町の窯元と、ホーム&キッチン用品ブランドのIWANOがコラボして開発された土鍋「うれし炊き」。調湿機能によりご飯の美味しさを保つため、お弁当やおにぎりにして冷めてしまっても美味しい味わいが実感できます。
耐熱温度450℃と肉厚な構造で鍋の内側の温度がゆっくり変動するため、保温性にも優れており、煮込み料理に使用しても食材そのものの味を存分に引き出してくれますよ。
▼おすすめ3選|様々な料理に活用できる【ホーロー鍋】
続いては、ホーロー鍋のおすすめ商品をご紹介いたします。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
ご飯用のココット! カラバリも豊富
おしゃれなデザインで、ココット鍋が有名なストウブ。こちらは、ご飯を炊くためにつくられた『ラ・ココットDE GOHAN』です。
蓋の内側にある「システラ」と呼ばれる突起を採用したことで、鍋のなかの熱をムラなくまわし、ふっくらとしたご飯を炊き上げます。白米2合が炊けるMサイズのほか、1合炊きのSサイズも展開。カラーバリエーションも豊富です。

活用幅の広いカラフルなホーロー鍋
ご飯を炊く以外に煮込み料理、スープ、揚げものとさまざまな料理に応用がきく鍋です。熱伝導のよさはホーロー鍋の大きな特徴。お米の芯までしっかりと火が通り、ふっくらとつややかなご飯が炊きあがります。コンパクトサイズのため、収納の幅もとりません。毎日いろいろな料理に大活躍してくれることでしょう。
カラフルな色、デザイン性があるので、できたてのお料理をそのまま食卓に運べるのもうれしいですね。別売りとなりますが、インナーリッド(内フタ)を使えば、炊飯時の吹きこぼれを気にせず調理できます。
自動炊飯で手軽に美味しいご飯が炊ける
リンナイ(Rinnai)の「つつみ炊きKAMADO」は、内部にある炊飯機能搭載ガスコンロを用いて、自動で炊飯を行ってくれる便利なご飯鍋です。手軽に鍋炊きのご飯が味わえるうえに、直火炊きガスによるスピード炊飯が特徴で、食べたい時ときにすぐに炊くことができますよ。また節電効果もあるため、家計にも優しい商品です。
鍋の内側はフッ素加工が施されており、お手入れもしやすいです。忙しい毎日でも、素早く手軽に美味しい白米を食べたいという方におすすめです。
▼おすすめ6選|軽くて扱いやすい【文化鍋】
続いては、文化鍋のおすすめ商品をご紹介いたします。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
フッ素樹脂加工で焦げつきにくい!
内側にフッ素樹脂加工が施された、焦げつきにくいご飯鍋です。ガラス蓋なので、蓋を開けることなく鍋のなかの様子が確認できます。
鍋の内側に水位目盛りがついており、初心者でもかんたんに適量の水が注げるのもポイント。ガスコンロの自動炊飯機能(炊飯モード)対応です。
軽くてお手入れもしやすいので、ご飯鍋をはじめて使う人も使いやすいでしょう。

お米に熱をしっかり伝える4層構造が決め手
中の炊き上がり状態をガラスのフタの上から確認でき、ホイッスルで火を止めるベストなタイミングを教えてくれる便利なご飯鍋です。お値段も手ごろで、鍋炊きご飯をはじめてみたい方にはぴったり。
鍋はステンレスとアルミの4層構造鍋なので、熱がお米にあますところなくつたわります。炊き上がりのおいしさは格別ですよ。IH対応のため、熱源を選べる点もうれしいですね。
アルミ製鋳物だから軽くて丈夫!
鉄よりも約65%軽いといわれる、アルミ製の鋳物でつくられたご飯鍋です。軽いうえに耐久性もあるので、毎日気軽に使いたい方にぴったり。
また、丈夫なコーティングでこびりつきにくく、お手入れもかんたんです。底面を5.5mmと厚くしているため、高い蓄熱効果でむらなく加熱し、おいしいご飯ができますよ。
本体もフタも、完全5層構造!
保温性と耐久性にすぐれたステンレス2層と、熱伝導率のいいアルミニウム3層の「完全5層構造」が魅力。本体もフタも同じ構造なので、熱まわりがよく鍋全体で理想的な対流を起こします。それにより、ふっくらとおいしいご飯が炊きあがります。
丸くてかわいらしいフォルムは、ご飯がよそいやすく、丸洗いもしやすいです。ガス、IHどちらにも対応しているのもうれしいですね。

軽量で扱いやすい、フッ素加工された文化鍋
炊飯用の鍋として昔から使われてきた文化鍋は、ご飯がみずみずしく炊き上がります。鍋内側はフッ素加工になっているので、おかゆや雑炊、リゾットなど長時間火にかけるお米料理を作りたい方におすすめ。こびりつかず、後片づけもらくらくです。
水加減のメモリがついているので、失敗せずにおいしいお米料理が作れます。鍋は軽量のため、扱いやすさはピカイチです。
古き良きフォルムと味わいが堪能できる
テレビで見たことがあるような懐かしいフォルムを再現したウルシヤマ金属工業「釜炊き三昧」。圧力蓋とかまど、熟練の職人が手作りした特製釜のシンプルな3点セットで、昔ながらの炊き方と味わいを堪能できます。
ステンレス製の圧力蓋による程よい圧と、特製釜のなかで起こる対流により、お米の一粒一粒がふっくらと立ち上がります。かまどが特製釜を無駄なく包み込んでいるため熱が効率的に伝わりやすく、約30分程度で美味しいご飯が炊き上がりますよ。
▼おすすめ2選|電子レンジ対応も【セラミック製】
最後は、セラミック製鍋のおすすめ商品をご紹介いたします。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
吹きこぼれない二重構造でご飯ふっくら
シンプルでスタイリッシュなデザインの『KAKOMI 炊飯土鍋』。遠赤外線の放出によりご飯をふっくらと炊き上げてくれます。丸みのあるフォルムによりお米の対流が起こりやすく、またと内蓋と外蓋の二重構造により程よい圧力がかかるため、炊きムラ・吹きこぼれを防止する性能もあります。
土鍋の内側にはラインが引かれてあり、米や水の計量がしやすいこともポイントです。手軽に土鍋ご飯を楽しみたい方におすすめですよ。
一人暮らしにおすすめの1.5合炊飯鍋
CtoC JAPANの『有田焼 おひつ炊飯鍋』は、1.5合と少量のご飯が炊ける炊飯鍋 です。電子レンジにも対応しており、おひつとしてそのままご飯を食べることもできるため、一人暮らしで炊飯鍋を購入したい方におすすめの商品です。持ち運びに便利な台がついており、木目調でおしゃれなので食卓の雰囲気も良くなりますよ。
本体に使用している素材には水分を吸収してくれる気孔があるため、ご飯を炊き立ての状態に保存してくれるのも嬉しいポイントです。
通販サイトの人気ランキング Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをチェック!
Amazon、楽天市場でのご飯鍋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ごはん鍋の使い方・美味しい炊き方 基本をチェック!
ご飯鍋を使っておいしくご飯を炊きたいなら、次のことを意識してみましょう。
米はやさしく洗い、夏場は30分・それ以外の季節は1時間を目安に水に浸けておきます。浸水させた米をご飯鍋に移して火をつけたら、火加減は中火にしましょう。
沸騰したら弱火に落として15分ほど加熱し、鍋のなかの水分を飛ばしてください。鍋のなかの水分がなくなったら、蓋をしたまま10分ほど蒸らせば完成です。
ご飯鍋を使ったおすすめレシピ いつものごはんに一工夫
ご飯鍋を使って炊き込みご飯をつくることもできます。レシピを紹介するので、ぜひ試してみてください。
カンタン! 松茸ご飯
香りのよい松茸が手に入ったら、ぜひ松茸ご飯にチャレンジしてみましょう!
【材料】
米…2合
松茸…小4本
昆布だし…360ml
薄口醤油… 小さじ2
塩…少々
【作り方】
洗ってよく水気を切った米にだし汁を注ぎ、調味料を入れます。その上に松茸を乗せたら、いつもどおりに火にかけて炊飯しましょう。蓋を開けた瞬間のよい香りが食欲をそそる秋のぜいたく炊き込みご飯です。調味料による味つけは最小限にして、松茸の香りと食感を堪能してください。
モチモチ栗ご飯
ほくほくとした栗の食感とごはんのもちもち感がおいしい栗ご飯も、ご飯鍋を使うとよりおいしく炊けます。
【材料】
米…2合
もち米…1/2合
栗…大20個ほど
水…470㏄
酒…大さじ2
昆布…10cm程度
塩…少々
いりごま…適量
【作り方】
生の栗は、鬼皮と渋皮をむいて水に浸けておきましょう。炊飯40分前には米を研ぎ、ザルにあげておきます。
米を土鍋に入れたら、水と昆布・塩を加え、栗を上に並べます。炊飯し、蒸らし終わったら昆布を取り除いて軽く混ぜれば完成です。仕上げにいりごまを振っていただきましょう。
残ったご飯の美味しい保存方法 平らにして凍らせる!
余ってしまったご飯を保存するときは、短期間なら冷蔵庫で保存しましょう。2日程度なら、冷蔵庫で保存しても味が損なわれにくいです。
冷蔵庫で保存する際は、冷ましたご飯をラップにくるむか、密閉容器に入れて保存してください。温めなおすときに水または酒を少し振りかけて温めなおすと、ふっくらした食感が戻ってきます。
まとめて炊いて保存するときは、冷凍保存がよいでしょう。熱いうちに小分けにしてラップにくるみ、冷凍庫で保存してください。3週間程度は日持ちします。このとき、平らにして冷凍するのがポイント。平らにすることで解凍時間が短縮されるだけでなく、熱が均一に伝わるため食感よく仕上がります。
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ごはんの美味しさを追及してみよう! まとめ
一見難しそうに思えるご飯鍋を使った炊飯ですが、慣れれば誰でもおいしく炊けます。最近は内側に目盛りがついているものや、ガラス蓋で鍋のなかの様子が見えるものも市販されているので、この機会に鍋炊きご飯にチャレンジしてみましょう。電子レンジ対応のものなら、初心者でもかんたんにおいしいご飯が炊けます。
鍋炊きご飯には、炊飯器で炊いたご飯にはないおいしさがあります。毎日食べるものだからこそおいしさにこだわりたい人は、ぜひチェックしてみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。