乾燥肌向け乳液の選び方 肌の乾燥対策に!

出典:マイナビおすすめナビ
お肌のうるおいや皮脂の分泌量が少なく、顔全体がカサつきやすい乾燥肌。本来、お肌はスキンケアをしなくても天然保湿因子や皮脂、水分を備えているのですが、洗顔のしすぎや紫外線ダメージなどによってだんだんと皮脂と水分量が減少していってしまいます。乾燥は、シミやシワ、たるみなどのエイジングサインの原因にもなるので、日々のケアでしっかりと保湿してあげる必要があります。
乾燥肌さんは、化粧水でたっぷりと水分保湿をするとともに、乳液で油分も補ってあげるケアが大切。まずは、乾燥肌に向いている乳液の選び方を解説していきます。
保湿効果の高い乳液を選ぶ
乾燥肌さんが使う乳液は保湿成分が含まれていることが大前提。代表的な保湿成分としては、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「ホホバオイル」「グリセリン」などがあります。このほか、乾燥をよりしっかり防ぎたいなら「ワセリン」や「シアバター」もおすすめです。
成分表は配合成分の多いものから記載されているので、これらの成分が最初に書いてあるほど保湿力が高いことになります。
「しっとりタイプ」のテクスチャーがおすすめ
乳液はさらさらしたもの、クリームのようにこっくりしたものなど、さまざまなテクスチャーのものがあります。大きく分けると「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」の2種類ですが、乾燥肌の場合はしっとりタイプが向いています。
Tゾーンはオイリーだけど頬は乾燥するという混合肌の方も、乾燥によって皮膚分泌が過剰になるいわゆるインナードライ肌の可能性もあるため、まずはしっとりタイプの乳液を使うのがおすすめです。
同じシリーズの乳液でふたつのテクスチャーがある場合、配合されている成分に大きく変わりはない場合が多いです。まずは自分の肌質に合う配合成分かどうかを確認してから、ベタつかないものなど好みの使い心地のテクスチャーの乳液を選びましょう。
ニキビがある人は低刺激タイプを選ぶ
敏感な状態に肌がかたむきやすい乾燥肌の人は、肌に合わないものを避け、できるだけ肌にやさしいものを選ぶことが大切。肌が荒れるなど肌トラブルを避けることができます。
一般的な基準でいえば、「低刺激」「敏感肌パッチテスト済み」「敏感肌用」「無添加」などの表示があるものは肌に優しいというひとつの目安になります。
乾燥肌向け乳液のおすすめ13選【プチプラ】 人気の美白乳液や韓国コスメも!
ここからは、乾燥肌の方におすすめのプチプラ乳液を紹介! 1,000円台で買えるものを中心に、ドラッグストアでも買える人気商品を厳選しました。
敏感肌もしっかりと潤う
この無印良品の乳液は、岩手県釜石の天然水を使った敏感肌用のスキンケアシリーズ。アルコールフリーで刺激が少なく、デリケートな肌にもやさしく使えます。
この「しっとりタイプ」は保湿力が高めで、乾燥が気になる肌に適度な潤いを与えてくれます。400mlの大容量でもお求めやすい価格なので、惜しまず使えそう。首やデコルテまでのトータルケアにもおすすめです。
自然の力で潤いキープ
南仏アベンヌ村の深層ミネラル温泉水を配合して作られる、アベンヌの製品。アベンヌ温泉水は肌にいいミネラルバランスを持っていて、自然の力でやさしく潤してくれる敏感肌向けの製品として世界中で愛用されています。
このイドランスライトエマルジョンは、水分をしっかりと肌に封じ込めて、長時間潤いをキープしてくれる乳液。保湿力がありながら、のびがよく、べたつかないところも魅力的です。
日本酒メーカーが作ったやさしい乳液
日本酒でよく知られている菊正宗から、化粧品が売り出されていることをご存知でしょうか? 化粧品がなかった時代の日本人は日本酒で肌を整えていた、というところから発想を得て開発された日本酒化粧品です。
この乳液には純米吟醸酒が配合されており、さらに一升瓶1本分のアミノ酸が凝縮されています。さらりとしたマイルドな使い心地ながら、保湿成分であるアミノ酸やセラミドが潤いをキープ。大容量でコスパもいいですよ。
ハトムギエキスとオイルが潤いを届けてくれる
商品名の浸透乳液があらわすとおり、肌の内側に入り込み水分の蒸発を防ぐことで潤いを持続させるこの乳液。天然保湿成分のハトムギエキスが、肌をもっちりと整えてくれます。
浸透力のあるなめらかなオイル配合で角質層まで入り込んでいくので、潤いを持続しながらも表面がベタつかない使い心地が魅力的。入浴後のボディケアにもおすすめですよ。
ごわつきの気になる乾燥肌にも
敏感肌、乾燥肌のラインである、ミノンアミノモイストから発売されている乳液です。9種の保潤アミノ酸が、角質層にしっかり浸透します。乾燥によるごわつきの気になる肌もふっくらやわらかく仕上げます。
濃厚でコクのあるテクスチャーで、しっとりとしながらべたつかない使用感も魅力です。プッシュタイプのため、使いたい量だけ無駄なく出せます。
乾燥による肌荒れも防ぐ
セラミド機能成分やユーカリエキスとうるおい成分として配合した乳液です。乾燥性敏感肌のことを考えて作られた乳液で、成分が角質層まで浸透し、うるおいに満ちた肌に仕上げます。
有効成分としてアラントインを配合している薬用乳液で、乾燥による肌荒れも防ぎます。120mlの大容量タイプのため、続けて使いたい人にも向いています。
※こちらの商品は「医薬部外品」です。
水分と油分のバランスのよい肌に
化粧水のまえに使用する先行型乳液です。かちかちの肌をふっくらやわらかく整える成分、肌にうるおいを与える保湿成分、肌の水分、皮脂、保湿のバランスを整える成分を配合しています。水分と油分をちょうどよい比率に配合することで、うるおいのある肌にみちびきます。
同じ価格ですぐに使えるポンプタイプと、大容量のパウチタイプが選べます。コスパ高く使いたい人にも向いてます。
インナードライで敏感肌の人に
浸透湿潤セラミド、ベースセラミド、ヒト型セラミド3を配合した、インナードライ肌の向けの乳液です。高い保湿力とバリア力をほこるため、とくに肌がデリケートになりやすい敏感肌の人にも向いています。
肌悩みをケアできる、美容成分も豊富に配合。シンプルなパッケージのため、女性はもちろん男性が使う乳液としても使いやすいですよ。肌以外にも、リップケアやヘアケアとして使うのもおすすめです。






出典:LIPS
あんまりちゃんと説明を読まずに手を出したら、水のようなジャバジャバのテクスチャーにびっくり…!!!
え?乳液だよね?と確認しちゃいました
量出しすぎちゃって、あたふたしてしまいましたが、保湿力はほんとにすごい!!!
ピタッと密着してつけた後はあの水感が嘘のようにしっかりと保湿されます
少量で良いのでコスパもばっちり!

肌に潤いを与えてキープ! 人気の無添加乳液
無添加化粧品としておなじみのブランド「ファンケル」の乳液。防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤が不使用です。
保湿成分としては、独自の成分である「モイストチャージコラーゲン」が配合されているほか、「アクティブセラミド」「ホホバオイル」も配合されているので、肌にうるおいを届け、それをキープします。そのためくりかえされる乾燥や肌荒れを防ぎたい人におすすめです。
同じスキンケアラインでは化粧水のみの販売ですが、化粧水のあとに同ブランドのエッセンス(美容液)、シートマスクを使用してから乳液を使うことが推奨されています。
ワンタッチ開閉キャップで使いやすい
ちふれといえば、品質がよく、かつ安価で人気の化粧品メーカー。ドラッグストアなどでも購入できるプチプラでありながら、お肌にやさしい実力派コスメがそろっています。
この乳液は、べたつかず伸びのいい使い心地で、乾燥しがちな肌をうるおしてくれます。ヒアルロン酸やトレハロースといった保湿成分や、油性エモリエント成分が配合されていて、肌に水分を閉じこめてくれます。
ワンタッチで開けられるキャップ式のパッケージで、使い勝手も抜群。シンプルなデザインなので、男性も使いやすいですね。
濃厚な使い心地なのにさらっとなめらか
美容液級のうるおいを追求した「極潤プレミアム」の高保湿乳液です。7種類のヒアルロン酸を配合し、肌をしっとり保湿。乾燥した肌をうるおいのある肌へと導きます。
濃厚な使い心地なのに、テクスチャーはさらっとなめらか。無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリーと低刺激処方なのもうれしいポイントです。
うるおいを与えて乾燥による小じわにアプローチ!
たっぷりうるおして乾燥による小じわを目立たなくしてくれる乳液なので、季節の変わり目にも期待できそうな予感。肌にやさしい豆乳(イソフラボン含有の豆乳発酵液)のほか、ピュアレチノールも配合。
しっとりタイプなのにスッと馴染むテクスチャーも人気の秘密です!化粧水やナイトクリームとのライン使いがおすすめ。より一層保湿感がアップしますよ。

高精製ワセリンでうるおいのバリアをつくる乳液
くりかえされる肌トラブルを予防することを目的に開発された、資生堂のブランド「イハダ」から発売されている乳液。保湿剤として「高精製ワセリン」、保湿成分として「濃グリセリン」などのほか、ふたつの有効成分を配合しています。
肌をうるおすことで乾燥による刺激を受けにくい状態をキープするので、乾燥による肌トラブルをくりかえしている人に効果的でおすすめ。こちらの商品は、2種類の化粧水のほか、バームが販売されています。
※こちらの商品は「医薬部外品」です。
乾燥肌向け乳液のおすすめ6選【デパコス】 使い心地がいいと口コミでも高評価!
続いてデパコス乳液を紹介。より品質が高く、使用感のいい乳液がそろっています。ここぞというスペシャルケアとして使うのもおすすめです!
高保湿なのにべたつかないデパコス乳液
さらっとした軽い付け心地なのに、しっとりと潤う乳液です。SK-II独自の濃縮ピテラに、保湿成分のオランダカイウ花/茎エキス、ドクダミエキス、 ハリケア成分のシャクヤク根エキスが配合されています。
軽いテクスチャーで肌にすばやくなじみ、成分がぐんぐん角質層まで浸透していくのがポイント。肌にうるおいをしっかりと与えながら、ハリのある美しい肌にみちびきます。

洗顔後、化粧水や美容液の前に!先行型乳液
敏感肌向けでも無添加でも、低刺激でもありませんが、クレンジングからクリームまでラインでそろえてスキンケアすることができます。乳液は3タイプ販売されていて、こちらの乳液は乾燥肌用です。
保湿成分としては、「グリセリン」が配合されています。そのため肌に濃厚なうるおいを与えてハリのあるしなやかな肌へと導きます。乾燥で肌のハリが失われるという人にとくにおすすめです。
先行タイプの乳液なので、洗顔やクレンジングのあとすぐに使用し、化粧水、美容液、クリームの順で重ねていきます。
保湿しながら美白もかなえてくれる
まろやかな潤いを与えながら、美白もかなえてくれるエクサージュホワイトシリーズの乳液。こちらも先行型乳液で、3タイプあるうちのノーマルスキン向けです。
コクのあるまろやかなテクスチャーで、肌に溶け込むように浸透し、ふっくらとした透明感のある明るい肌に導いてくれます。保湿と美白の両方をかなえてくれる、心強い薬用乳液。よりしっとりした使い心地を求める人は、ミルク Ⅲも試してみてください。
※こちらの商品は「医薬部外品」です。
長年愛される確かな品質
乾燥肌に限らず、すべての肌タイプの人に使える美容乳液。シスレーのアイコンともいえる、ロングセラー製品です。
ツボクサエキス、スギナエキス、朝鮮ニンジンエキスといった植物由来の成分が肌に潤いを与え、やわらかくツヤのある肌に整えてくれます。じゅうぶんな保湿力を持ちながらも、スッとのびてべたつかない使い心地。1回1プッシュで使えて、約半年持ちます。
1本でスキンケアが完了する化粧液
イプサのME(エムイー)シリーズは、ひとりひとりの肌に合わせて本来の美しさを引き出してくれる「化粧液」。化粧水と乳液の両方の働きを持っているので、この1本でスキンケアが完了できます。肌の状態に合わせて8タイプの製品があり、この「ME 8」はもっともしっとりとしたテクスチャーで、深い潤いを与えてくれます。
特徴的なのは、細胞の生まれ変わりや成熟に必要なエネルギーである酸素に注目していること。このMEシリーズは、肌に酸素をじゅうぶんに与えることで、細胞からふっくらとさせてくれます。活力に満ちた、水分とハリのあるお肌を実感できるはずです。
※こちらの商品は「医薬部外品」です。

セラミドやコラーゲンなどを配合!
バリア機能をサポートすることで乾燥やダメージから肌を守り、しっとりとしてもっちりとした肌へと導く乳液。保湿成分としては、「グリセリン」や「コラーゲン」「セラミド」などが配合されています。そのため肌の状態が安定しにくい人や乾燥を防ぎたい人におすすめです。
こちらの商品は、同ラインのクレンジングや洗顔のあと、化粧水、美容液を使用し、クリームを塗ってから最後に乳液を使用するというステップになっています。
「乾燥肌向け乳液」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 乾燥肌 乳液の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの乾燥肌 乳液の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
乳液の効果的な使い方・塗り方
乳液は、洗顔→化粧水→美容液のあとに使用するのが基本的な順番です。ただ、商品によって化粧水の前に使うものや、化粧水のすぐあとに使うものなどさまざま。使う乳液の推奨方法をチェックして守るようにしましょう。
乳液を塗る際は、手もしくはコットンを使います。肌が敏感になっているときは、コットンの摩擦も刺激となる場合があるので、手で優しく塗ってあげるのがおすすめです。
また、乾燥の度合いがかなり深刻な方は、乳液のあとに保湿クリームなどを使うとより乾燥を防ぐことができます。乾燥の度合いによって、クリームを重ねるスキンケアを推奨しているブランドのアイテムを選ぶのもよいでしょう。
乳液に関するQ&A
乳液とクリームはどちらのほうが乾燥肌にいい?

保湿のためのスキンケア用品には、乳液とは別にクリームもありますね。この2つは、水分と油分の配合比率が違うのだそうです。油分の比率が多いクリームに対し、乳液には水分と油分がバランスよく配合されていて、肌をやわらかくする働きもあります。
乾燥肌は、油分だけでなく水分も失われた状態です。化粧水で水分をたっぷり補給したら、乳液でバランスを整えるのがおすすめです。油分が足りない人は、さらにクリームで仕上げるといいですよ。
エイジング美容研究家からのアドバイス
夏や冬など季節で使いわけるといいでしょう
季節によって肌の状態は違います。たとえば、夏は乾燥がやわらぎ、化粧くずれが気になる人が多いでしょう。また、冬は深刻な乾燥に悩まれる人もいるかもしれません。
そのため季節によって保湿力が異なる商品を使いわけるのもおすすめです。そう考えると、あらかじめ数種類のタイプが販売されている乳液を選べば、季節やそのときの肌状態に応じて使いわけることができます。
化粧水の前に乳液を使うのはあり? なし?

化粧水のまえに使用する乳液先行型の乳液もあります。乳液を先に使用することで、肌をふっくら仕上げる、あとに使用する化粧水の保湿成分をしっかり浸透させてくれるなどのメリットがあります。
乳液先行型のアイテムは、一般的な乳液よりもやや価格が高い傾向にあります。一方で頑固な乾燥肌にはぴったりのアイテムです。肌のごわつきが取れない、かたいなどの状態なら、乳液先行型の乳液をぜひ取り入れてみましょう。
そのほかの乳液のおすすめはこちら
乾燥肌をケアできる乳液をスキンケアに取り入れよう
乾燥肌におすすめの乳液を選ぶポイントと、おすすめ商品を紹介しました。洗顔や入浴後に肌がつっぱったり、スキンケアをしても肌のカサカサ感が気になったりする場合は、肌が乾燥している可能性が高いです。乾燥肌をケアできる成分が配合された乳液を使いましょう。
乾燥肌をそのままにしておくと、かゆみや肌あれなどのトラブルが起きてしまう可能性もあります。乾燥しやすい季節には乳液を見直すなどして、自分の肌をすこやかに保つ乳液を選ぶようにしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
美容ライター、エイジング美容研究家として活動する42歳。 中3と小6の2人の子どもを持つ母でもある。 美容ライターとしてウェブ、雑誌にてコラムの執筆や記事監修を行う傍ら、コスメブランドなどの広告も手掛ける。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャル・広告などに出演。 いつまでもキレイでいたいと願う女性に向けて美容全般に関わる情報を豊富な自己体験を元に発信中。