「日焼け止め」のおすすめ商品の比較一覧表
日焼け止めはいつからいつまで塗る?
さまざまな意見がありますが、結論としては通年塗るのがおすすめです。
そもそも紫外線のなかでも、紫外線A波(UVA)とという2種類が肌に危険といわれており、その量や強さは季節や1日の時間帯によって変化します。1月でもピークの月に比べて、UVAでは2分の1、UVBでは5分の1存在するといわれていて、これが日焼け止めを通年塗るべきという理由です。
▼紫外線A波(UVA)
肌をすぐに黒くしたりシミやしわ、たるみの原因になっているとされています。
▼紫外線B波(UVB)
夏の外出での日焼けはUVBによる影響が大きく、肌に炎症を引き起こす紫外線です。シミやそばかすだけではなく、強いエネルギーで皮膚ガンの原因にも。
「SPF」と「PA」とは?
日焼け止めを選ぶ前に、「SPF」と「PA」の値について知っておきましょう!
■SPF(Sun Protection Factor)
SPFとは、シミやそばかすの原因となるUVBを予防できる時間の指標です。
数値が大きいほど効果が高まります。
■PA(Protection Grade of UVA)
PAとは、シミやしわ、たるみの原因となるUVAへの防止効果を表すものです。
こちらも数値が大きいほど効果が高まります。
SPFもPAも、どちらも値が高いほど紫外線予防の効果が高いといえます。しかし、高ければ高いほど肌への負担は大きくなります。使用シーンに合う数値のものを選ぶことが大切です。
日焼け止めの選び方
ここからは、日焼け止めの選び方を紹介します。注目したいポイントは下記4つ。
【1】日焼け止めのタイプで選ぶ
【2】使用シーンや季節に合わせる
【3】肌への優しさで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】日焼け止めのタイプで選ぶ

出典:マイナビおすすめナビ
ひとくちに日焼け止めといっても、さまざまなテクスチャーのアイテムが販売されています。大きく分けて「乳液・ローションタイプ」「ジェルタイプ」「クリームタイプ」「スプレータイプ」「スティックタイプ」があります。それぞれ特徴が異なるので、自分の使い勝手のいいタイプを選びましょう。
乳液・ローションタイプ|水に強く伸びがよい
サラサラとした質感で伸ばしやすくべたつきにくく、水に強いタイプが多いのがメリットです。容器の中で油分と水分に分かれているため、使うまえにはよく振って混ぜてから使います。
乳液タイプはしっかり伸ばせる分、落ちにくく、石鹸などでしっかり洗い流す必要があります。
ジェルタイプ|軽いつけ心地で落としやすい
みずみずしく伸びがいいのが特徴です。軽いテクスチャーなので、プールや海などでは取れやすいデメリットもあります。
しかし石鹸などでスルッと落ちてくれるのでゴシゴシ洗う必要はありません。
クリームタイプ|乾燥肌さんにおすすめ
クリームタイプはこってりとしたテクスチャーが肌にしっかりなじみ長時間働きを持続してくれます。化粧下地や、コントロールカラーに使える商品も多く販売されています。
クリームでしっかり紫外線から守りながら、肌の水分も保護してくれるので乾燥肌の人にもおすすめです。一方で、テクスチャーが重ためのため白浮きしやすい、均一に塗りにくいというデメリットもあります。
スプレータイプ|塗り直しに便利
スプレータイプは、各ブランドが日焼け止めシリーズの商品のひとつとして販売するようになってきました。スプレータイプは髪にも使える商品も多くあります。吹きかけるだけで日焼け止めになる便利なタイプです。
デメリットとしては、塗りムラが起きやすいタイプでもあります。色がついていないので、塗りムラに気づきません。塗りにくい背中や首の後ろなどは、日焼け止めをしっかり塗ったあとにスプレータイプを吹きかけるとより効力を発揮するでしょう。
スティックタイプ|手を汚さずサッと塗れる
外出先や時間がないときにも手軽に使えるのが、スティックタイプの日焼け止めです。片手でかんたんに塗ることができ、両手を汚すこともないので便利。コンパクトなサイズなので、カバンのポケットに入れておいて気がついたときにさっと取り出して塗ることができます。
また固形タイプなので、メイクのうえから塗ってもメイクがよれたり崩れたりすることもありません。デメリットとしたは、小鼻などの細かい場所には塗りにくい点が挙げられます。
【2】使用シーンや季節に合わせる
日焼け止めは通年通して使いたい。だからこそ季節やシーンによって、効果やプラスαの機能を確認することも大切です。使用するタイミングに合わせて、確認したいことを説明していくので参考にしてみてください。
▼シーンに合わせて「SPF」や「PA」の値を確認
前述したとおり、SPFの場合は数字が高い程、PAの場合は+の数が多いほど、日焼け止めの効果が高く、肌に負担がかかる傾向にあります。
▼夏に炎天下でスポーツをする場合
SPF50、PA++++がおすすめ
▼散歩や買物などの普段使い
SPF20~30くらいがおすすめ
SPFが高くて、ウォータープルーフでも2~3時間に1回の塗り直しは必須ですのでお忘れなく。しっかり紫外線ケアをして夏を楽しみましょう。
▼海やプール、スポーツには「ウォータープルーフ」を
夏に汗をかいたり、海のレジャーやプールなど水に触れることがある場合は、ウォータープルーフがおすすめ。
ウォータープルーフは水や汗に強く落ちにくいですが、落ちないというわけではありません。物理的に汗で押し出されて落ちてしまったり、汗を拭いたときの擦れなどで落ちたりすることもあります。ウォータープルーフでも2~3時間に1回の塗り直しすようにしましょう。
【3】肌への優しさで選ぶ
日焼けを防ごうと思って、肌への負担が大きい日焼け止めを使ってしまっては、元も子もありません。選ぶ際には、ご自身の肌のタイプと照らし合わせながら、肌に優しい日焼け止めを選びましょう。注目したいポイントを絞って説明するので参考にしてみてください。
▼石鹸で落ちるタイプのもの
日焼け止めのなかには石鹸やボディーソープでは落としにくいものがあり、専用クレンジング料が必要な商品があります。パッケージに記載されていることが多いのでチェックしてみてください。
▼紫外線吸収剤フリーと記述があるもの
紫外線吸収剤はお肌への負担になることもあるので、敏感肌の方や子どもが使用する場合は、紫外線吸収剤を使っていない(ノンケミカル)のほうがお肌へ刺激が少ないためおすすめです。
▼敏感肌の方は配合成分もチェック
石油系の界面活性剤や、鉱物油、パラベンなどは、肌への刺激となることがあるようなのでできるだけさけるようにしましょう。また、自然由来の成分で作られたオーガニックの日焼け止めを選ぶのもおすすめです。
紫外線吸収剤のほかにも、とくに敏感肌の方は注意したい刺激成分があります。たとえば、石油系の界面活性剤や、鉱物油、パラベンなどは、肌への刺激となることがあるようです。肌の弱い方は、化粧品全般を選ぶ際にこれらの成分に気をつけて選ぶことで、トラブルを少なくできます。
また、自然由来の成分で作られたオーガニックの日焼け止めを選ぶのもおすすめです。
日焼け止め|乳液・ローションおすすめ8選
ここからは、タイプ別に日焼け止めのおすすめ商品を紹介します。薬局・ドラッグストアで安い値段で買えるプチプラアイテムや、UVカット効果の高いものなど幅広くピックアップしています。
まずは、乳液・ローションタイプのおすすめアイテムから見ていきましょう!
日焼け止め|ジェルおすすめ6選
ここからは、ジェルタイプの日焼け止めを紹介します。
日焼け止め|クリームおすすめ10選
ここからは、こっくりとしたテクスチャーのクリームタイプを紹介しましょう。
RMK(アールエムケー)『ボディクリームUV』
日焼け止め|スプレーおすすめ5選
手軽で簡単に使用できるスプレータイプの日焼け止めを紹介します。
石澤研究所『紫外線予報 冷たいUVスプレー』
日焼け止め|スティックおすすめ4選
片手でもさっと塗れるスティックタイプのおすすめをチェック!

【番外編】日焼け止めシートおすすめ1選
ここからは、番外編として、日焼け止めシートを紹介します。
日焼け止めを使った方のリアルな口コミをチェック!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
ヴェレダ(WELEDA)『エーデルワイス UVプロテクト』の口コミをチェック!










出典:LIPS
ノンケミカルで、最高に肌馴染みのいい日焼け止めに感動
特徴
・すこし肌色をしたミルク状の日焼け止め
・肌馴染み抜群塗った肌がキレイに見える
・オーガニック由来の成分で赤ちゃんにも使える
・洗顔料で落ちる
・1年中使いやすいSPF値
・エーデルワイスの香りがめっっちゃ癒し
感想
ノンケミカルな日焼け止めは、肌馴染みが悪く、汗をかくとヨレるのが悩みでした
その点。ヴェレダの日焼け止めは肌馴染みがめちゃ良い!!
しっかり日差しから守ってくれる感じがあります
持ち歩き用のボディ日焼け止めを探してたらいつものコスメショップの店員さんが
猛烈におすすめしてくれたので買ったけれど、すごくすごく良かった
気になるのは、小さいサイズだけど意外とデカい持ち歩き用ポーチに入らなかった………
ちょっと高いけど、すごく気に入ったので1年中リピする気がする
化粧下地としてまだ使ってないけど、肌がキレイに見えるのでノーファンデ生活にもいいかもしれない
資生堂『アネッサ(ANESSA) パーフェクトUV スキンケアミルク a』の口コミをチェック!

出典:LIPS
こんにちは!ひすいです( . . )
今回は最強愛用日焼け止めについてです!
メリット
伸びがいい
スルーっと伸びる白い半透明の液体
化粧下地としても使えるように作られているので、その後化粧しやすすぎる、、肌綺麗に見える土台作りができる
トーンアップ
自然に白くトーンアップできる
ほんとに自然な感じで肌色が明るくなるからオススメ
デメリット
少し高い
種類によるけど、アネッサは他の商品に比べると少しお高め、、
この写真のタイプは1500円で購入可能なのでおすすめです
日焼け止め難民は是非一度アネッサを買ってみてください
カネボウ化粧品『アリィー(ALLIE) エクストラUV ジェルN』の口コミをチェック!






出典:LIPS
スーパーウォータープルーフ・スーパーフリクションプルーフ(摩擦や擦れに強い)とのことなので、海とかプール、屋外の汗をかきそうなレジャーの日に良さそうです。
使ってみて驚いたのですが、アリィーはかなり無臭です。無香料なので原材料の匂いがするはずなのに、鼻を近づけてかいでもほぼ匂いがないです。頑張ってかいで、ほんの少ーし日焼け止めっぽい匂いがしました。しかし、普通にしていれば塗ってる最中も匂いを感じません。もう無臭と呼んでいいでしょう。
テクスチャはジェルタイプで柔らかいクリームのような感じ。色は少し黄味がかったホワイトです。白浮きしにくく、肌なじみがいいようにちょっと黄味があるのかな黄味が何の為かは分からないけど、白浮きしないです
みずみずしい塗り心地で、きしまないどころかむしろしっとり感があります。アネッサのミルクも美容液成分配合ではあったけど、こちらの方が使用感は良いです(アリィーのミルクとの比較じゃなくてすみません)。
ジェルタイプだと手のひらや体に出したときにうっかりぽたっと垂らしてしまうことが少ないのが良いですミルクタイプの日焼け止めは床にこぼしたり、服や靴に垂らしちゃうのが本当ストレス。
石澤研究所『紫外線予報 冷たいUVスプレー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
UV対策兼、暑さ対策ができるのがすごく便利!
と思って買ってみました
シャーベットみたいにひんやり気持ちいい
1歳のお子さまから使える
SPF 50+/PA ++++
ウォータープルーフ
せっけんで落とせる
オレンジ精油の香り
よく振って肌に直接押しあてながら使うと
プシュ~っとひんやりして
暑い日とか、外出先とか外での塗り直しに
使いたくなるような気持ちよさです
持ち運びもしやすいサイズ感なので
レジャーとかに持ってくのにも便利です~◎
資生堂 サンケア『クリア サンケア スティック』の口コミをチェック!










出典:LIPS
5月1日に新発売になった
スティック状の日焼け止め。
手を汚さず、直接塗れ、首、鎖骨、顔と凹凸があるところでもスルスル塗りやすい
熱や汗・水によって防御膜が強くなる資生堂独自のシンクロシールドを搭載し、強い紫外線から肌をしっかりプロテクト!
SPF50+ PA++++ で紫外線対策もばっちり
メイクの上からでもOKなので塗り直しも便利だし、
特に色を付いてなく、透明なのも使いやすいところ
コンパクトサイズで軽量なので持ち運びにも最適です!!
私は爽やかな柑橘系の香りのように感じて、良いし、香りも強くなくほのかに香るのでそれも良いポイント
紫外線対策もばっちりで、顔にも身体にも濡れて、メイクの上からでもOKだし、塗りやすいし、欠点が今のところ見つかりません
これは毎日かかさず使ってて使い心地が良いのでベスコス入りです(*^^*)
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 日焼け止めの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの日焼け止めの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
日焼け止めの効果的な使い方とは?
せっかく日焼け止めを塗るなら上手に使いこなしたいですよね。ここからは、日焼け止めの働きを発揮するための上手な使い方を紹介します。日焼け止めを正しく使って、健やかなお肌をキープしましょう!
塗る順番は化粧下地の前!
ベースメイクの順番は、スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションが一般的。日焼け止めと化粧下地の順番を逆にして使う方も多いようですが、化粧崩れの原因になったり、ポロポロと白いカスが出てきてしまったりするので、メーカー推奨の順番を守って使用しましょう。
また、もともと日焼け止めが配合されている化粧下地やファンデーションなら、よほどの炎天下に行かない限り日焼け止めを重ね塗りする必要はないでしょう。あまり重ねするとメイク崩れの原因にもなるので注意が必要です。
こまめな塗り直しがベター。理想は2~3時間ごと
ウォータプルーフの日焼け止めでも汗で日焼け止めが押し流されてしまったり、何気ない擦れなどで日焼け止めが落ちてしまうことがあります。
ウォータープルーフのほとんどの商品で2~3時間に1回の塗り直しを推奨しているようです。塗り直ししやすい日焼け止めを持ち歩くことがおすすめ。同じ日焼け止めでも2サイズ展開している商品もありますので、チェックしてみてください。
天気や季節に関係なく使うのがおすすめ
夏の晴れた日に日焼け止めを使う方は多いですが、曇りや雨の日、また夏以外の季節にも日焼け止めを活用しましょう。夏の晴れた日の紫外線量を100%とした場合、曇りで約60~70%、雨の日も約30%ほどの紫外線は降り注いでいるといわれています。
また、春や秋、冬もそれほど強くはなくても紫外線を浴びていることになるので、スキンケアやメイク下地の一環として日焼け止めを塗るのがおすすめです。
使用期限はワンシーズンを目安にするのがベター
日焼け止めを含む化粧品は、適切な環境で保管した場合、未開封で3年は使用することができます。開封済みのものは1年以内になるべく早く使い切ったほうが良いので去年の夏に使った日焼け止めを翌年の夏も使うことはあまりおすすめできません。
オーガニックの日焼け止めや防腐剤不使用などの商品では、使用期限が表示されていることもあります。残っているからと、いつまでも古い日焼け止めを使うのは、肌にもよくありません。使用期限を守って使いましょう。
日焼け止めに関するQ&A
ニキビなど肌荒れがあるときに日焼け止めを使ってもいい?

SPFの数値が高ければ高いほど、油分が多く含まれ毛穴を詰まらせる原因に。そのため皮脂が詰まった状態で紫外線を浴びると、皮脂が酸化してニキビが悪化してしまうこともあります。
そのため、ニキビや肌荒れしているときは紫外線吸収剤が入っていないノンケミカルの日焼け止めや、SPFやPFの数値が低い日焼け止めを使うのがおすすめです。
大人用の日焼け止めは子どもも使える?

赤ちゃんや子どもの肌を紫外線から守りたいと考える方も多いでしょう。いつから使えるかは商品によって異なりますが、いろいろなメーカーから赤ちゃん・子ども向けの商品が販売されているので、大人用ではなく子ども向けの日焼け止めを使いましょう。
余分なものが含まれていない商品が多いのも特徴です。
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この夏にぴったりの日焼け止めを見つけよう!
日焼け止めは老若男女問わず必要なアイテムです。この記事では顔やからだに使える日焼け止めをご紹介しました。ぜひあなたにぴったりの日焼け止めをみつけてみてください。
紫外線はしわやたるみの原因になったり、皮膚がんの原因になることもありますが、わたしたちは太陽のめぐみなしでは生きていけません。しっかりと紫外線対策して、太陽と上手に付き合っていきましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
ブログやSNSでおすすめのコスメを発信していく中で、正しい知識をつけたいと思い、日本化粧品検定1級やコスメコンシェルジュの資格を取得しました。 現在は美容ライターとしても活動中。「プチプラ」から「デパコス」まで、いろいろなコスメを試すのが好きで、大人の女性に美容を楽しんでもらえるような発信を心がけています。