日焼け止めファンデーションの選び方 カバー力の高い優秀ファンデも!
最近は、ファンデーションにUV効果がついているものが多く、海やプールなどのレジャーや屋外スポーツ時だけでなく、普段のお出かけにも便利!ですが……数多くあるUVファンデーションの中から自分にあったものを選ぶのは大変ですよね。
そこで、ここからは日焼け止めファンデーションの選び方をご紹介します。ポイントは下記4点。
【1】ファンデーションのタイプで選ぶ
【2】「SPF」と「PA」をチェック
【3】肌質にあったものを選ぶ
【4】イベントにはウォータープルーフタイプを!
それぞれ解説していくので、どこにポイントをおくかチェックして、自分にあったUVファンデーションを見つけてくださいね。
【1】使い方や肌質に合うファンデーションのタイプを選ぶ
日焼け止めファンデーションは、大きく分けると「パウダーファンデーション」「リキッド・クリームファンデーション」「クッションファンデ」の3タイプあります。
それぞれ質感や使い心地が違うため、まずはどのタイプが自分に合っているか見極めることが大切です。
パウダータイプ|メイク直しもしやすい
パウダーファンデーションは、サラッとした質感でナチュラルな雰囲気に。テカりが気になる脂性肌の方や、混合肌の方に向いています。肌への負担が少なく化粧崩れしにくいのも、パウダータイプならではの特徴。そのため敏感肌の方も使いやすいでしょう。
また、コンパクトサイズで持ち運びしやすい商品も多く、外出先でのメイク直しもしやすいので、こまめに塗りなおしたいという人にもおすすめです。
リキッド・クリームタイプ|肌に密着しカバー力も高い
リキッド・クリームタイプのファンデーションは、肌にのせた瞬間スムーズに伸びて密着するため高いカバー力が期待できます。シミやくすみなどの気になる部分をしっかりカバーしたい人におすすめです。また、保湿効果もあるため、乾燥肌の方にもぴったり。
リキッドタイプやクリームタイプは、マットな仕上がりからツヤっぽい仕上がりまでさまざまなので、好みの仕上がりを選べるのも魅力です。ただし、重ね塗りには向いていないため、外出先で塗りなおすのは難しいというデメリットも。お直しには、日焼け止め効果のあるフェイスパウダーやスプレーを使うといいでしょう。
日焼け止め効果のあるリキッド・クリームファンデは以下記事もチェック!
忙しい朝の時短には韓国発の「クッションタイプ」
液体ファンデーションをクッションにしみ込ませた、近年注目を集めている韓国発のクッションファンデーション。薄づきながら肌悩みはしっかりカバーしてくれて、さらにツヤ感のある肌に仕上げてくれます。
化粧下地不要でファンデーションだけで使える商品もあるので、忙しい朝の時短メイクにも活躍します。化粧崩れしにくく、重ね塗りや化粧直しがかんたんなのも、人気のひみつといえそうです。
【2】UVカット効果をあらわす「SPF」と「PA」をチェック
「SPF」や「PA」といえば、ファンデーションに限らず下地やフィニッシングパウダーなどの商品にも表示されています。それぞれの解説は以下です。
SPF:シミやそばかすの原因となるUVB波を予防できる時間。
PA:シミやたるみの原因となるUVA波を予防できる値。
SPFやPAの数値が高いほど紫外線予防の効果が期待できるため、高ければ高いほどよいと考えてしまいがちです。しかし、その分肌への負担も大きいと理解しておく必要があります。
肌荒れが気になる人はあえて数値のSPF10~20程度の低いものを選んだり、プールや海に出かける日にはSPF50+・PA++++と数値の高いものを使うなど、肌悩みやシーンに合わせて使い分けるとよいでしょう。散歩や買い物に行く程度なら、SPF30・PA+++ほどで十分に日焼け止めの効果を発揮してくれますよ。
【3】敏感肌さんは肌に優しいものを選ぶ
敏感肌の場合、できるだけ肌への負担を減らしたいですよね。肌に優しい日焼け止めファンデーションを選ぶなら、なるべくSPF20〜25程度の商品を選びましょう。数値の高いものに比べると日焼け止め効果はやや低いですが、肌への負担は軽減されるので安心して使えます。
商品を選ぶ時は、SPFの数値に加えて自分の肌悩みをカバーしてくれるかも重要なポイントです。たとえば、ちょっとした刺激にも反応してしまう肌タイプなら天然由来原料を使ったミネラルファンデーション、乾燥しやすい肌タイプならスキンケア成分が多く含まれたもの、というようにしぼっていくとよいでしょう。
【4】スポーツや海などのレジャーには「ウォータープルーフタイプ」を
プールや海、スポーツなどアクティブに楽しみたい日は、紫外線から肌を守ることを最優先に考えてSPFの高いファンデーションを選びましょう。日常使いにはSPF25〜30で十分ですが、しっかりUVカットしたい時はSPF50程度のものがおすすめです。
さらに、水や汗にも強いウォータープルーフタイプにするとより安心感が増します。自分ができる最大限の紫外線対策をして「これで大丈夫!」という状態にしておけば、日焼けを気にせず思いきりレジャーが楽しめそうですね。
おすすめのウォータープルーフのファンデーションも紹介していますので、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
日焼け止めファンデーション|パウダータイプおすすめ7選 人気のプチプラブランドやミネラルファンデなど
ここからは、おすすめの日焼け止めファンデーションをタイプ別にご紹介します。まずは、パウダーファンデーションからチェック! プチプラアイテムやミネラルファンデーションも厳選しています。
美白*効果+肌荒れ防止!安心な薬用有効成分入り
最近どうしても肌がいうことを聞いてくれない……という人にぴったり、医薬部外品のパウダーファンデーションです。2種類の薬用有効成分(ビタミンC誘導体・酸化亜鉛)を配合しています。
クリーミーな質感でぴたりと肌に密着してくれるので、シミや色むらもきちんとカバー。そのうえ紫外線吸収剤不使用のため、下地なしでフェイスパウダーのみ塗っても崩れにくいです。また、石鹸で落ちるお肌に優しいミネラルファンデーションです。
※この商品は「医薬部外品」です。
*…メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
粉感のないヌーディ肌をいつまでも
軽やかで心地よい感触が特徴のオールシーズン用ファンデーション。SPF20・PA++です。キメこまかなパウダーが、肌と一体化するようになじんで毛穴や色ムラをしっかりカバー。自然なツヤで、粉感を感じさせないヌーディな肌に仕上がります。
水溶性コラーゲンを配合し、つけたての仕上がりを長時間キープ。時間がたってもよれる心配がないのはうれしいですよね。カラーバリエーションは、オークル・ベージュ系の7色が展開されています。
コスパ抜群!マシュマロ肌のできあがり
プチプラなのに「テカリを抑えたい」「毛穴を隠したい」という悩みにこたえてくれます。まさに、コスパ最強ファンデーションといえそうです。
商品名の通り、マシュマロのようなふわふわした肌に仕上げてくれますよ。厚塗り感が出ないのも、うれしいポイントです。
UVカット効果がSPF50+/PA+++と高いのに、単体使用でクレンジング不要で落ちるのも魅力。カバー力もあるので、目立った肌悩みがないときはこのファンデーションだけでも十分でしょう。
パウダーなのにフィット感抜群
リピーターの多さで知られる、ムース生まれの資生堂『マキアージュドラマティックパウダリーUV』。肌に溶け込むようななめらかなフィット感と無重力級に、軽いエアムードパウダーによる軽い仕上がりで、素肌っぽい美しさを演出してくれるUVファンデーションです。
そのひみつは、肌をきれいに見せる光にだけ作用する360度美肌パウダー。「どこから見られてもOK!」というくらいの余裕を持ちたい人は、ぜひ試してみてくださいね。
UVカットや日中の化粧直しに
日中のダメージから肌を守ってくれるUVパウダーです。肌荒れ防止成分のグリチルレチン酸ステアリルを配合し、紫外線やPM2.5からしっかりガード。キメこまかいパウダーがふんわりフィットして明るく透明感のある肌へと導きます。
ひと塗りで色ムラや凹凸を自然にカバーして、いつでも健康的な明るい肌に。日中の塗り直しにも適しています。SPF50+・PA++++で、徹底的に紫外線を防ぎたいときや、化粧直し用に試してみてはいかがですか。
※この商品は「医薬部外品」です。
日焼け止めファンデーション|リキッド・クリームタイプおすすめ7選 毛穴カバーや保湿ができる!
ここからは、リキッド・クリームタイプのおすすめ日焼け止めファンデーションをご紹介します。
季節の変わり目もこれひとつで美肌をキープ
1998年の発売以来、世代を超えて絶大な人気を誇る大ベストセラー商品。毛穴ゼロのカバー力と塗り直しゼロのキープ力は、だんだんと暖かくなってくる時期に欠かせません。
ほかの商品と比べるとSPFはやや低めですが、肌の調子がイマイチな日でも抜群の密着力で自信をもたせてくれます。普段使いはもちろん、デートなど特別な日にもおすすめですよ!
強力UVカットで崩れにくい!
人気のオルビスの『パーフェクトUVリキッドファンデーション』。ウォータープルーフ仕様で汗や皮脂に強く、つけたての質感が約10時間キープできるという崩れにくいリキッドファンデーションです。
日焼け止め、下地、お粉、ファンデーションという1つで4役の高機能で、厚塗り感のない自然なツヤ肌を演出してくれます。
日焼け止めファンデーション|クッションタイプおすすめ5選 人気の韓国コスメも!
ここからは、クッションタイプの日焼け止めファンデーションのおすすめ商品をご紹介します。
「日焼け止めファンデーション」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 日焼け止めファンデーションの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの日焼け止めファンデーションの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
譲れないポイントを明確に 美容のプロからのアドバイス
ヘアメイクアーティスト(メイクアップ、ヘアスタイリング)
日焼け止めファンデーションを選ぶときは、自分のなかで優先順位を決めておくとよいかもしれません。たとえば「とにかく日焼け止め効果が高いもの」「肌への負担が少ないもの」など、あらかじめ譲れないポイントを明確にしておくと、商品選びもスムーズになります。
もうひとつポイントとして覚えておきたいのが「テカリにくさ」です。日焼け止め効果が高い商品はどうしてもテカリやすくなってしまうので、テカリにくいかどうかもチェックすることをおすすめします。
実際に使ってどうだった? 口コミをチェック!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
CANMAKE(キャンメイク)『マシュマロフィニッシュファンデーション』の口コミをチェック!










出典:LIPS
カバー力抜群なのにメイク落とし不要!
洗顔料のみで落とすことが出来る、お手軽な日常使い用ファンデとして愛用しています。
気づけばリピート4回目。
価格も税抜き950円と、日常使いにはとても有り難い価格設定です!
カバー力も結構あるので、
あまり外出しない日やちょっとコンビニまで、、
という時はこちらの商品のみをパパッと塗ってベースメイクは完了させています。
肌ムラや毛穴はこちらだけでも十分カバーしてくれるように感じます。
肌荒れしているときは、その部分だけコンシーラーを重ねるだけでも良さそう!
ORBIS(オルビス)『パーフェクトUVリキッドファンデーション』の口コミをチェック!






出典:LIPS
【オルビス パーフェクト UV リキッドファンデーション N】
ピンクナチュラルカラー
春夏はこのリキッドファンデーション。
SPF50・PA++++で紫外線を強力カット!
サラサラとしたテクスチャーで、とても伸びが良くお肌にピタッとフィットします。
長時間、お肌のテカリをおさえてくれます。
私はこのリキッドファンデーションの前に
さらに、皮脂テカリ防止の下地を仕込んで真夏もサラサラなお肌に!
仕上げに軽くパウダーをはたくとよりサラサラになって、持ちが良くなります。
価格もお手頃なので試しやすいのも良いですよね!
LANEIGE(ラネージュ)『ネオクッション マット』の口コミをチェック!








出典:LIPS
ラネージュから出た韓国で大人気のネオクッション!!
~実際に使ってみての感想~
いい点
・ケースが可愛い
・マスクにほぼつかない(今まで使ったクッションファンデの中で断トツ)
・カバー力もそこそこある
・肌周りに関しては全く崩れない
ずっとマスクをつけてるので、鼻だけ少しファンデが取れてしまったんですが他のところは全く崩れませんでした!
夏にはピッタリのクッションファンデだと思います!
日焼け止めファンデーションを使ったメイク方法 塗る順番は?
基本的なベースメイクの順番は、スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションです。日焼け止めと化粧下地の順番を逆にして使う方も多いようですが、化粧崩れの原因になったり、ポロポロと白いカスが出てきてしまったりするので、メーカー推奨の順番を守って使用しましょう。
日焼け止め効果のあるファンデーションを使うから、日焼け止めはいらない、化粧下地には日焼け止め効果がなくて大丈夫と思う人もいるでしょう。しかし、徹底的に日焼けを防ぐなら、ベースメイク前に日焼け止めを塗るか、UVカット効果のある化粧下地を併用するのがベスト。マスクに付着するなどの理由でファンデーションが崩れてしまっても、紫外線を防いでくれます。
それでも、時間が経つとともにUVカット効果が薄れてくるので、日焼け止め効果のあるスプレーやフェイスパウダーを使ってこまめにメイク直しすることをおすすめします。
日焼け止めファンデーションの上手な落とし方
日焼け止めファンデーションは「クレンジングで落としにくいのでは……?」と思っている人も多いことでしょう。しかし実際のところ、SPFが高いほど落としにくい、SPFが低いほど落としやすい、ということはありません。
商品によってクレンジングの仕方は変わってくるので、記載された落とし方に従うのが1番です。お湯だけでスルッと落ちるものもあれば、専用のリムーバーが必要なものもありますよ! 必要以上に洗浄力のあるクレンジングを使ったり、顔をゴシゴシ洗ったりすると、かえって肌トラブルにつながる可能性があるため気をつけましょう。
日焼け止めファンデーションに関するQ&A
ファンデーション代わりに使える日焼け止めはない?

日焼け止め効果のある化粧下地ならファンデーション代わりに使えます。「肌に負担をかけたくない……」「いろんな化粧品を重ね塗りしたくない……」「家にいるだけなのでノーファンデがいい」という方におすすめ。カバー力が高いものなら、ファンデーションいらずで普段使い用にも便利でしょう。
日焼け止めとファンデーションを混ぜるのはアリ?

日焼け止めやファンデーションに限らずですが、基本的に化粧品は混ぜずに使うのがベター。混ぜることで本来の効果を発揮できない場合もあるので、単体で使用しましょう。
メンズファンデやほかの日焼け止めもチェック 【関連記事】
紫外線をブロックしながら美肌に仕上げよう
日焼け止めファンデーションを上手に選ぶコツはつかめましたか? ヘアメイクアーティストの篠原奈緒子さんと編集部が厳選したおすすめ商品を参考に、自分にぴったりの日焼け止めファンデーションを見つけてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
2004年よりヘアメイクアシスタントを開始。数年の修行の後ヘアメイクアーティストとして独立。 主にCMやTVでの女優、タレント、芸人、モデル、声優、アスリートなどのヘアメイクを担当。肌を美しく魅せるナチュラルメイクが特に得意。 本人も美容オタクで特にコスメと美容家電が大好き。メディア出演や企業での講演会、化粧品会社へのアドバイスやプロデュース化粧品の販売など活動は幅広い。