リストストラップは手の負担を軽減してくれる! ジムや自宅での筋トレに活躍

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ウエイトトレーニングに大切なグリップをサポートしてくれるのがリストストラップです。
リストストラップは、ジムでウェイトトレーニングをするとき、バー(シャフト)に巻きつけ、握力補助のために手首につけるものです。握力を補助してくれるので、高重量を扱うことができ、トレーニングに集中しやすくなりますし、安全のためにも必要な商品です。
割と低価格(3,000円程度)で購入することが可能で、どの素材の商品でも破断しにくく、長く使えるタイプが多いです。トレーニング効率も上がるので、自分に合ったリストストラップを手に入れて、より内容の濃いトレーニングに取り組みましょう。
リストラップとの違いとは?
リストストラップと名前が似たトレーニンググッズには、「リストラップ」というものがあります。リストストラップは握力のサポートが目的ですが、リストラップは手首を保護してケガを防いでくれるものになります。
とくに、ベンチプレスやショルダープレスといったプレス系の種目の場合、高重量になるにつれ手首が反り返ってしまい、ケガをしてしまう方が多くいます。自分が行う種目に合わせて、リストストラップとリストラップを使い分けて、トレーニング効果を高めましょう。
リストストラップの選び方 握力の補助をして、トレーニング効果アップ
フィットネストレーナー講師の曽谷 英之さんに、リストストラップの選び方を教えていただきました。早速みていきましょう!
素材で選ぶ
リストストラップに使用される素材は、おもに「本革素材」とナイロンやコットンなどの「繊維素材」の2種類です。それぞれに特徴がありますので、確認しておきましょう。
使いやすく、耐久性や安全性もある「革素材」
天然皮革素材はその性質上、バーに巻きつけると固定され滑り止め効果を期待できます。トレーニング中にかかる強い力にもびくともせず、しっかり固定されるのでサポート性が高まり、安全なトレーニングが可能。しかも皮革素材は耐久性も充分なので、長期間にわたって愛用する人も多いです。
洗えて清潔に使いたいなら「ナイロン素材」
本革素材と違い定期的に洗濯して衛生的に使えるのがポイントです。耐久性は皮やコットンに比べるとやや劣ります。製品によっては滑りやすいものもあるので口コミなどを見て選ぶようにしましょう。値段はリーズナブルなものが多いので初めての人に購入しやすいでしょう。
手に馴染みやすい『コットン素材』
コットン素材は綿でできているため、肌なじみがいいのが特徴です。汗などの水分も素早く吸収してくれるので滑りにくいでしょう。耐久性も高いため、ハードなトレーニングにも向いている素材です。
ストラップの長さは50㎝前後で選ぶ
リストストラップを使用するにあたって、適度な長さとしては一般的に45~60cmの範囲が目安。もちろん、実際はバーの太さやユーザーの手のサイズによっても微妙に変わってくるでしょう。バーに2回から3回巻きつけることができれば支障はないので、それぐらいの長さがあれば神経質になる必要はありません。
使いやすい機能をチェック
リストストラップは手に負担をかけないような機能性が備わっています。購入する際は機能性にも注目して選ぶようにしましょう。
パッドつきなら手首への負担を軽減できる
手首に巻き付ける部分にパッドが付いているタイプなら、多少なりとも手首への負荷を軽減してくれます。トレーニング器具が重くなるにつれて、手首への負荷がかかってしまうので、リストストラップにパッドがあるとトレーニング後、手首の痛みを軽減してくれます。
リストラップ一体型ならしっかり固定できる
手首になじまないリストストラップを使用していると、すれて痛みを感じることがあります。そうならないためにも、手首にはめるリストラップとトレーニング器具に巻きつけるリストストラップが一体化している商品がおすすめです。手首になじまないリストストラップでトレーニングを無理やり続けると手の皮膚をキズつけてしまうことさえありますので注意しましょう。
滑り止め付きならグリップも安定する
ベンチプレスやデッドリフトなどの太いバーを持ち上げるときには滑らないことが大切です。手の汗で滑らないためにも滑り止めが付いていると安心です。バーのグリップ力も高まりますので、しっかり力をかけて持ち上げることができます。
リストストラップおすすめ10選 ゴールドジムの定番品、リストラップと併用など
ここからはおすすめのリストストラップを紹介します。素材や効果や使いやすさ、装着感などに注目して選んでみました。
「リストストラップ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする リストストラップの売れ筋をチェック
Amazonでのリストストラップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
リストストラップの巻き方 使い方や付け方を伝授!
1.まずはリストストラップの輪っかの部分に手首を通して、トレーニングした際にきつくなりすぎないよう適度に締めます。
2.手のひらとストラップの間に、バーベルやダンベルのグリップ部分が来るようにセットします。
3.ストラップを手の握りとは逆方向に2,3週グリップに巻きつけます。
4.余ったリストラップは手の中に握り込んでトレーニングを行います。
リストストラップに関するQ&A
ここからはリストストラップに関するQ&Aをご紹介します。
リストストラップの選び方は?

リストストラップの選び方のポイントは下記3つ。
(1)素材で選ぶ
(2)ストラップの長さは50㎝前後で選ぶ
(3)使いやすい機能をチェック
詳しく知りたい人はこちらをクリックしてみてください!
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ケガ防止のためにもリストストラップは事前準備を まとめ
フィットネストレーナー講師の曽谷之さんへの取材をもとに、リストストラップの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。リストストラップは付けるだけで安全性を高めてくれることがわかりました。どれだけ安心して筋トレをしたいかで、リストストラップが必要かどうか今一度考えてみましょう。少しでも、この記事が参考になれば幸いです!
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神戸大学大学院で運動障害論を学び、ロサンゼルスでの筋肉留学を経てパーソナルトレーナー活動を始めました。 ロジカルで分かりやすい指導がトレーニング初心者の方にご好評をいただき、パーソナルトレーニングマッチングサイト 「MY TRAINERS(マイトレーナーズ)」の2018年度人気No.1トレーナーになりました。 現在は、フィットネストレーナーを「一家に一台」提供するために、トレーナースクール「MY TRAINERSアカデミー」の講師を担当しています。