シットアップベンチとは 腹筋トレーニングの定番
腹筋運動では人に押さえてもらったり、足を固定する場所をさがす手間があったりしますよね。また、自宅の床で無理に腹筋を行うと背中が痛くなることも。
シットアップベンチを利用すれば、背中が痛くなることもなく、脚を固定できるので腹筋する場所を選ぶこともありません。当然、脚がしっかり固定されるので、ピンポイントで腹筋に効かせやすくする効果や角度も変えることができるので、より大きな負荷をかけることも可能です。
さらには腹筋だけでなく背筋も鍛えられることはもちろん、ダンベル器具を使うことで、ダンベルプレスやダンベルフライなど大胸筋に効かせる種目も可能です。自宅に1台おいておけば、思っている以上にたくさんの部位を鍛えることができるアイテムです。
シットアップベンチの選び方 利用目的や利便性に注目
それでは、シットアップベンチの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】シートの形で選ぶ
【2】便利な機能で選ぶ
【3】耐荷重量にも注目
上記の3つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】シートの形で選ぶ フラットタイプとアーチタイプ
シートアップベンチは、大別するとフラットタイプとアーチタイプの2種類があります。フラットタイプは、シート部分が床面に平行でまっすぐです。一方、アーチタイプはシート部分が湾曲しています。
それぞれ違う特徴やメリットがありますので、ご紹介していきます。
▼フラットタイプは様々なトレーニングが可能
フラットタイプは、トレーニング用ベンチでは標準的なシートです。シートが平行なので、バーベルやダンベル運動もできて通常のベンチとしても使えます。腹筋運動ではないトレーニングもしたい方に向いているタイプです。
また、フラットタイプのほとんどには、角度調節機能が備わっています。自分に合った角度に変えられるとトレーニングしやすくなるので、購入前にチェックしておきましょう。
▼アーチタイプは腹筋に特化したい方におすすめ
アーチタイプのシットアップベンチはシートが湾曲しているのが特徴です。腹筋運動をする際、背中にフィットするように設計されているため自分の体重が負荷となり、より強く腹筋を鍛えられます。
また、そのフォルム上、背中がフィットして自然に角度がつき、腰への負担が少なくなります。ただし、トレーニングできる部位が限られるため、腹筋以外のトレーニングにはあまり適しておらず、腹筋運動に特化したタイプです。
【2】便利な機能で選ぶ ハンドル付きや折りたためる商品も
▼角度調節できるタイプ
ジムにあるようなシットアップベンチは、角度を調節できるタイプがほとんどです。
角度を調節することでトレーニングの強度をアップさせることができます。たとえば、鋭角にすることでより負荷を増やすことができるなど、中級者や上級者にも使いやすいタイプです。
▼ハンドルがついているタイプ
基本的にシットアップベンチでは、足部を固定し通常の腹筋運動を行いますが、もうひとつベーシックなエクササイズとして、「レッグレイズ」という種目があり、このトレーニングもできるものがおすすめです。
縦向きのハンドルがあるタイプなら、手でハンドルを持って上体を固定し、脚を上げ下げする動作を繰り返すことで、下腹部や腸腰筋にも効かせることができます。
▼折りたたみができると収納が簡単
シットアップベンチは決して小さいものではないので、設置スペースが確保できないと、毎回片づける必要が出てきます。トレーニング時には取り出し、終われば収納するのなら、片づけやすい折りたたみ可能な商品がベストです。
家庭用のシットアップベンチの多くは、ジム用とは違い折りたたみが可能です。また、省スペース設計の商品もありますが、一部折りたたみができない商品もあるため、事前にチェックしておきましょう。
【3】耐荷重量にも注目 ダンベルを利用するなら体重との合計重量も意識
シットアップベンチには全体重を乗せるため、耐荷重の低い商品を使用すると、故障や思わぬ怪我につながることがあります。そのため、耐荷重のチェックは安全にトレーニングするための必須事項です。バーベルやダンベルを使うなら、その重さ+自分の体重を合わせた耐荷重をチェックしましょう。
家庭用の商品の多くは100kgまで可能ですが、体の大きめな方は、できるだけ強度も耐荷重も高いアイテムを選んでください。
シットアップベンチのおすすめメーカー トレーニングをする人に人気
シートアップベンチ以外にもダンベルやバーベルなどのトレーニング用品を展開しているメーカーがたくさんあります。そのなかでも人気のある3つのメーカーをご紹介します。
FIGHTINGROAD(ファイティングロード)
ファイティングロードは、スポーツショップとして名高い「ゼビオグループ」のトレーニング器具専門店。ジムレベルの家庭用トレーニングアイテムがそろっています。
なかでも、腹筋と背筋運動ができるフラットタイプの家庭用のシットアップベンチは、使いやすく無駄を省いたシンプルな設計。さらに、価格もリーズナブルです。
BODY MAKER(ボディメーカー)
ボディメーカーは、トレーニングマシンやグッズを多数手がけている通販サイトです。スポーツアパレルを中心にシットアップベンチなどのトレーニングアイテムから、空手やボクシングの格闘技用品などを専門に展開しています。
ボディメーカー仕様のシットアップベンチは1台で、シットアップ、バックエクステンション、プッシュアップ、レッグレイズの4役ができるすぐれものです。
ALINCO(アルインコ)
アルインコは、創業80年を超える東証一部上場企業です。フィットネスのブランドとして知られるアルインコから販売されているシットアップベンチは、3WAYマルチトレーニングベンチです。
シートの角度調整が7段階まで可能なため、インクラインベンチとしても使用できます。また、折りたたみができるシットアップベンチのなかでも、コンパクトに収納できるので持ち運びもかんたんです。
シットアップベンチのおすすめ6選 全身トレーニングも可能!
ここからは、シットアップベンチのおすすめ商品をご紹介します!

さまざまなトレーニングに使えるタイプ
フラットな構造でシートの角度を調節することができ、さまざまなトレーニング種目に対応できるタイプ。通常のシットアップベンチとしてはもちろん、水平にすることでフラットベンチとして使用可能で、ダンベルプレスやダンベルフライ、ワンハンドローイングなどでもじゅうぶん使用できます。
また縦向きのハンドルもついているので、レッグレイズやドラゴンフラッグなどのトレーニングも行うことができ、初級者から上級者まで使いやすいつくりでおすすめ。

一台で全身トレーニングできるベンチ
スポーツクラブの東急スポーツオアシスのシットアップベンチ。基本的な腹筋エクササイズのほか、ゴムバンド負荷になりますが、アームカール・レッグエクステンション・レッグカールといったジムでトレーニングするようなベーシックエクササイズを数種類できるなど、比較的コンパクトな構造ながら多機能なことが最大の特徴。
自宅でのトレーニングは、一台でさまざまな動作を効率よく行えることがとても重要。トレーニング初心者はこれ一台があれば、じゅうぶん自宅でトレーニングが出来ます。
これ一台で腹筋運動・ダンベル運動が可能
2wayタイプのトレーニングベンチです。肩に干渉しないよう設計された使い心地の良いシートサイズで、仰向けでも運動がしやすいです。
組み立ても簡単、ワンタッチで変形可能なので収納も楽々。毎日筋トレをしたい方におすすめのベンチです。
シットアップ&フラットの2wayで使える
1台で様々なトレーニングが可能なシットアップベンチです。
シットアップベンチ&フラットベンチの二種類の使い方が可能で、高さは4段階の調節が可能で、自分の体力に合わせて変更することができます。
折りたたみ式になっているのでコンパクトに収納できます。

さまざまな用途で使えるトレーニング補助器具
スクワットの補助器具としての機能のほかに、脚部を固定しシートに腰をかけることでシットアップベンチとしても使用できるアイテム。下半身を固定する補助器具なので、座位でおこなうトレーニングの多くが、安定した状態で実施可能となります。
さらに、腰回し盤もついているので、ひねり運動なども実施可能。下半身や上半身、腹筋運動に加え、ひねり運動を加えることで体幹のサイド部分もトレーニングでき、まさに全身のトレーニングをサポートできるアイテムとなっています。すでにトレーニングを行っていて、より安全にさまざまな運動をしたいと考えている方にはとくにおすすめです。
折りたたみ可能なシンプルベンチ
初心者から上級者までレベルに応じて4段階で傾斜角度の調節が可能。またシットアップベンチとしてだけでなくフラットベンチとしても使えるので、自宅で行うトレーニングの幅を広げたい方におすすめです。
折り畳み可能で、収納時の幅は約25cmほど。コンパクトに収納ができるのも自宅でのトレーニング向きと言えるでしょう。
「シットアップベンチ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シットアップベンチの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのシットアップベンチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
シットアップベンチでできるトレーニングを紹介
シットアップベンチはおもに腹筋をトレーニングする際に使います。腹直筋を鍛えるためには勢いや反動をつけず正しい姿勢でおこないましょう。トレーニングのポイントは、1回ずつ丁寧におこなうことです。腹筋を意識し、上体をコントロールしながら起こすときに息を吐き、息を吸いながら戻します。
頭の後ろで手を組み上体起こす際に、腰をツイストすることで腹斜筋のトレーニングにもなります。また、ダンベルと組み合わせると上腕筋や大胸筋、広背筋などを鍛えるトレーニングが可能です。
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フラットで耐久性と安定感があるものを しっかりした座面のタイプを選ぶことが大切
シットアップベンチを使うエクササイズは繰り返しの動作になる場合が多く、そのる最中は座面に大きな摩擦が加わります。座面に繰り返しストレスがかかると、カバーが裂けたり、ガタつきが出やすくなるため、構造に耐久性があるものを選ぶのがポイントとなります。
また、トレーニングに慣れている方で、反動を使ったトレーニングや、おもりを使っておこなうエクササイズをされる方は、より土台部分の面積が大きく、安定性の高いタイプがおすすめとなります。家庭用のシットアップベンチは、ジムに置いてあるものよりも簡易的な構造となっているので、これらの点に注意して選ぶことは安全面・耐久性において重要な要素となります。
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