万年筆とボールペンの違いは?
ボールペンも、ペン軸の中のインクがペン先に持続的に供給されるというメカニズムは、万年筆と共通していますが違いはどこにあるのでしょうか。本項ではまず、万年筆とボールペンの違いについて解説していきます。
万年筆の特徴|長く使いづづけられる
万年筆は高い筆圧は不要で、また筆圧の強弱によって表情豊かな文字を書くことができます。長時間使用する場合や、文字に味を出したい方にはボールペンより、万年筆が適しています。
また、インクを補充できるため、手入れさえ怠らなければ半永久的な使用が可能です。さらにパーツごとに分解できるため、部品の交換や修理も比較的容易ので長く使い続けていくなら万年筆がおすすめです。
ボールペンの特徴|機能面が優れている
は安価で管理がしやすく、筆記具としては圧倒的に普及しています。機能面だけを比べるとボールペンには優れた点が多いのですが、長時間、疲れずに書けるという点では万年筆にはかないません。使い込めば使い込むほど手に馴染んでいく感触も含めて、万年筆が筆記具の王様として君臨している理由がわかります。
万年筆の予算や相場はどれくらい?
万年筆と聞くと高級なイメージがあるかもしれませんが、実は1000円以下で買える安いものから数十万するものまでさまざまです。そのため具体的な相場を示すのが難しいところですが、初めて購入する場合には5000円以下のものがおすすめ。ペン先がステンレス製のモデルが多く、ボールペンに近い書き心地で使えます。
一方で、万年筆らしい書き心地や高級品が欲しい方はペン先が金製の物を選ぶのがおすすめ。比較的手に入りやすい価格帯を選ぶと、海外メーカーのものは2~3万円、国内メーカーだと1~3万円のものが多く、国内メーカーの方が手に入りやすい価格帯です。
「万年筆」という言葉を聞くと憧れはあるものの、価格が高く手が出せない印象はありませんか? 値段が1,000円以内で買える初心者さんにおすすめなものもありますよ。
万年筆の選び方
次は選ぶ際のチェックポイントを抑えていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】インクの充填方式で選ぶ
【2】ペン先の素材で選ぶ
【3】用途に合わせて文字の太さを選ぶ
【4】万年筆はプレゼントにもおすすめ
【5】国産・欧米のブランドで選ぶ
上記のポイントを抑えることで、より具体的に万年筆の欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】インクの充填方式で選ぶ
万年筆は、ペン軸の中のインクがペン先に持続的に供給されることで、頻繁にインクを補充することなく書き続けられる筆記具です。万年筆の英語名「fountain pen」のfountainは「泉」という意味なので、泉のようにインクが湧いてくるというイメージでしょうか。このインクの充填方式の違いによって、万年筆は分類が可能です。
インクの充填方式は、大別して吸入式、カートリッジ式、コンバーター式(両用式)の3種類があります。主な特徴は以下の通りです。
カートリッジ式|手軽で初心者ににおすすめ
あらかじめインクが充填された、プラスチック製の使い捨てカートリッジを挿入する方式です。
手間がかからず携帯にも便利で、すぐに予備も準備できます。交換が簡単なので、初心者の方にはこのカートリッジ式がおすすめ。欠点としては、後述する吸入式に使われるボトルインクに比べ、インクの色や種類が限られることが挙げられます。
吸入式|本格的でハイクラス
高価格帯の万年筆に多く見られる方式で、ボトルインクからインクを吸い上げてペン軸内に貯める、万年筆では古くから用いられているスタンダードな方式です。
カートリッジ式やコンバーター式よりも多くのインクを充填することができ、使用できるインクの種類も多いことも魅力のひとつです。
コンバーター式(両用式)|使い方を選べて人気
吸入式とカートリッジ式の両方を行える方式です。カートリッジを挿入できるほか、コンバーター(吸入器)を装着してインク瓶からインクを吸入し、利用することができます。
カートリッジ式の利便性と吸入式の経済性を兼ね備えた方式として、近年人気となっています。
【2】ペン先の素材で選ぶ
書きやすさや書き味を決める大きな要素となるのが、ペン先(ニブ)。素材は、金とステンレス鋼に大別できます。
金製|耐薬品性に優れて柔らかい書き味
金は、強度とインクに侵されない耐薬品性、柔軟性を備えており、ペン先の素材としてはもっともポピュラーです。24K(純金)から18K(18金)が一般的です。中には21K(21金)以上というものもありますが、耐久性では14K(14金)がもっとも優れているとされています。金は耐摩耗性が劣るためロジウムなどでメッキが施されていたり、ペンポイントと呼ばれる先端にイリドスミンの玉が溶接されていたりすることもあります。
ステンレス鋼製|リーズナブルで硬い書き味
ステンレス鋼は、安価で量産に適していることから、リーズナブルな価格の商品に多く見られる素材です。金と比べ柔軟性に欠けるため、やや硬い書き味になります。ステンレスの表面に金メッキを施したものもあり、「◯金仕上げ」「◯金ゴールドプレート」などの表記がそれに当たります。
【3】用途に合わせて文字の太さを選ぶ
万年筆は、ペン先が紙に接する面積の大きさで書ける太さが決まります。太さによって書きやすさもかわってくるので自分の用途にあったものを選びましょう。
▼一般的なペン先の種類
極細字…EFもしくはXF(エクストラファイン)
中細字…MF(ミディアムファイン)
細字 …F(ファイン)
中字 …M(ミディアム)
太字 …B(ブロード)
極太字…BB(ブロードブロード)
初心者の方|細字がおすすめ
初めて万年筆を手にするという場合であれば、まずはF(細字)を試してみるのがよいでしょう。
なお、日本メーカーのペン先は海外のものよりも若干細い傾向がありますので注意が必要です。細すぎるとかすれやすく、ペン先が痛みやすいため、特に筆圧が強い方は、一つ上のMF(ミディアムファイン=中細字)から試してみるとよいでしょう。
メモ書き用|中字・細字がおすすめ
自分用のメモなど雑多にアイデアを出す時に使用するならば、汎用性の高いF(ファイン)やM(ミディアム)の太さが適しています。
また持ち運んでの使用頻度が高い場合、小さくキャップレスなペン先繰り出し式の万年筆が便利。太いボディで使う時間が長いと疲労感がたまることもあるので、細めだとよりよいと言えます。
イラストやカリグラフィー|特殊なペン先
万年筆は文字だけでなく、アートに役立てることも可能。絵やデザインを楽しむならば、MS(ミュージック)など線に強弱がつけやすいペン先を選ぶとよいでしょう。
また、筆記角度によって細字や太字に臨機応変に対応できるセーラー万年筆の『ふでDEまんねん』など、特殊なペン先の万年筆もあります。
彩色も楽しむならば、カートリッジ式ながら安価で多くのカラーが取り揃えられているパイロットの『カクノ』シリーズがおすすめです。
履歴書や契約書など公的な文書作成|国産ブランドの細字
きめ細やかな文字を書くことが多くなる場合は、太字よりはEF(エクストラファイン=極細字)やMF(ミディアムファイン=中細字)など細字のペン先がより適していると言えます。また、適度な緊張感をもって文を執筆することから、軽いボディよりはやや重いくらいの材質が向いています。
さらに、アルファベットを書くことを想定して作られた海外のブランドと比べるとトメ、ハネ、ハライなどをより表現しやすいことから国産メーカーの万年筆の方が無難でしょう。
【4】万年筆はプレゼントにもおすすめ
ご入学、ご入社、ご昇進などのお祝いに、長く使えるものだからこそ大事な日の贈り物には万年筆がおすすめです。名前が入れられるものや、お洒落なデザインのものがあるのでぜひチェックしてみてください。
▼プレゼントの相場は?
贈り物をするときの金額の相場はお相手との距離感により変わりますが、御入学祝が5000円程度、御入社祝10,000円程度、御昇進祝10,000円~20,000円程度とお考えておきましょう。また、プレゼントの場合は名入れができるものだとさらに喜んでもらえるため、検討してみてもいいかもしれません。
【5】国産・欧米のブランドで選ぶ
愛好家には、特定のブランドの万年筆を愛用し続けているという方も多いかもしれません。日本も含め、万年筆の優れたメーカーやブランドを有する国はいくつかあります。有名なところを見ていきましょう。
国産メーカー|繊細さが特徴
日本の3大メーカーであるパイロットコーポレーション、プラチナ万年筆、セーラー万年筆は、世界的にも有名。国産万年筆の特徴として挙げられるのは、日本語はアルファベットなどよりも細かい動きが要求されるので、日本のメーカーの万年筆は細めのペン先が多いことです。
▼セーラー
日本でもっとも歴史のある万年筆のメーカー。海外での評価も高く、国内外の万年筆愛好家から支持されるブランドです。
▼パイロット
初心者も万年筆マニアも使える豊富なラインナップが魅力のメーカーです。
欧米メーカー|ファッション性が高い
海外のおすすめブランドとしては、ドイツのモンブラン、ペリカン、ラミー、イギリスのパーカー、イタリアのアウロラやデルタ、フランスのウォーターマン、アメリカのシェーファーやクロスなど秀逸なブランドがおおくあります。
カルティエ(フランス)やダンヒル(イギリス)なども万年筆を生産しており、ファッション性は高いと言えます。ほかにも、より小規模で職人気質の強い工房なども多くあり、熱心なファンの支持を集めているようなのでぜひチェックしてみてください。
▼モンブラン
万年筆にあまり詳しくない人にも知られている有名なブランドです。
▼パーカー
初心者が扱いやすいモデルから、愛好者を納得させる万年筆まで幅広い製品をそろうメーカーです。
ランキングTOP10|1万円前後以内
まず、初心者の方にもおすすめな万年筆を、1万円前後の価格帯から紹介します。中には1000円しない商品もあるので参考にしてみてください。
※2023年11月2日時点の値段で振り分けています。
絶妙な書き味を持つ定番の一本
手になじむセーラー万年筆の定番スタイルを守りつつ、使いやすいカートリッジ・コンバータ両用式を採用。この万年筆が1位となるのは、やはり他を持って代えがたいスラスラとした書き味がゆえではないでしょうか。やはり贈って、贈られて嬉しい万年筆を選びたいですね。
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | EF、MF、F、M、B、ズーム、ミュージック |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | -- |
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | EF、MF、F、M、B、ズーム、ミュージック |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | -- |
スッと使える機能性が生み出す官能的な書き味
2018年に発売開始されたばかりの『プロシオン』がもう2位にランクイン。開発に5年をかけたというだけあり、ルックスでは独特なカラフル感や重厚感、グロス感を放っていながら、『#3776』同様の1年数回の使用でも快適な書き味の「スリップシール機構」を搭載。
そして、コンコルド機のように長く鋭角な五角絞りペン先の裏側には、少量インクの吸い上げても滑らかに書ける吸入機構がおさまっています。ちなみにカラーバリエーションが5種ありますが、単なる色違いではなく、それぞれ個性的な仕上げになっています。見ると全色ほしくなりますよ。
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバーター両用 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | ポーセリンホワイト、パーシモンオレンジ、ディープシー、ターコイズブルー、シトロンイエロー |
材質 | アルミニウム胴、ステンレスペン先 |
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバーター両用 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | ポーセリンホワイト、パーシモンオレンジ、ディープシー、ターコイズブルー、シトロンイエロー |
材質 | アルミニウム胴、ステンレスペン先 |
優美な曲線が描く、シンプルなフォルムが特徴
「COCOON」は、英語で「繭(マユ)」の意。その名の通り、繭のように美しい曲線のフォルムと、「始まり」の象徴の意味が込められたネーミングとなります。握りやすさを考慮したやや太めの軸径と程よい重量感が、手の平にしっくり馴染む仕上がり。
ペン先はスチール(特殊合金)でありながら、非常になめらかな書き味。入門用万年筆や、新社会人へのプレゼントとしても最適です。2013年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | オレンジ、シルバー、ブラック、ブルー、ホワイトなど |
材質 | 黄銅 |
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | オレンジ、シルバー、ブラック、ブルー、ホワイトなど |
材質 | 黄銅 |
丸みのあるボディで、長時間使用しても疲れにくい
センスを添える万年筆。丸みのあるフォルムのゆったりとした形状と、惜しみなく使われた最高級素材が大きな特徴です。ふくよかな形状が手にしっくりと馴染み、ステンレススチールのペン先とあいまって快適で安定した書き心地を実現。
オリジナリティとスタイルが融合した、コンテンポラリーな印象を与える実用的な1本となっています。
メーカー | ウォーターマン |
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メーカー国 | フランス |
インクの充填法 | コンバーター式 |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | ブラック、メタリック、ブルー、ブラウンなど |
材質 | ブラス |
メーカー | ウォーターマン |
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メーカー国 | フランス |
インクの充填法 | コンバーター式 |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | ブラック、メタリック、ブルー、ブラウンなど |
材質 | ブラス |
価格も幅広くスタイリッシュ!近代的ルックスの商品
パーカー『アーバン』は、数千円から数万円と価格レンジが広く、安価なものを選べば憧れのパーカーの万年筆を3千円ほどで手に入れることができます。シルバーパーツを駆使した近代的なルックスのものが多いです。
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジインク、コンバーター両用タイプ |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック、ホワイト、レッド、ブルー |
材質 | ステンレススチール |
メーカー | パーカー |
---|---|
メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジインク、コンバーター両用タイプ |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック、ホワイト、レッド、ブルー |
材質 | ステンレススチール |
紙に最適な量のインクが出る、書き心地抜群の万年筆
パーカー『5thアーバン』は、パーカーが送り出すいわば「第5のペン」。紙に触れたときだけ最適な量のインクを排出するペン先が特徴です。書き出すと引っ掛かり少なくスラスラと書ける味わいには、ペン内部のスプリングによる筆圧調整機能が一役買っています。
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック、ホワイト |
材質 | 光沢ステンレススチール |
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック、ホワイト |
材質 | 光沢ステンレススチール |
ちょっと変わった細身の万年筆
セーラー万年筆『ふでDEまんねん』は、特殊なペン先により万年筆を傾斜させる角度によって「ふで」のように線の強弱を簡単につけられるのが特徴。万年筆としては変化球ですが、イラストや文字にちょっと気持ちをこめたいときなどに重宝します。
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | グリーン |
材質 | プラスチック |
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | グリーン |
材質 | プラスチック |
使うほどに味わいの出る万年筆
セーラー万年筆『プロフィット』は、同社を代表するモデル。丸みを帯びたフォルムはまさに万年筆という風貌。ちなみに最上級モデルは『キング・プロフィット』。「木の宝石」と呼ばれる、エリカ・アルボリアという木材が使われていて、使うほどに味わいのでる高級ボディです。
メーカー | セーラー万年筆 |
---|---|
メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | 樹脂 |
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | 樹脂 |
カラーバリエーションと書きやすさが魅力!
パイロットコーポレーション『プレラ』は比較的短いコンパクトなサイズなので、胸ポケットにさしたり、コンパクトな手帳とセットにして使ってもいいでしょう。
カラーバリエーションも落ち着いたポップな種類が用意されています。A7サイズぐらいの小さいリングメモ帳と一緒にこれを取り出したりすると、結構、目を引きますよ。
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | グレー、ブラック、レッド、ベージュ、ブルー |
材質 | 樹脂 |
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | グレー、ブラック、レッド、ベージュ、ブルー |
材質 | 樹脂 |
1000円以内の初心者向け万年筆
「1,000円で購入できる」がウリのプラチナ万年筆『プレジール』は、最初に1本にまさにうってつけ。放置してもインクが固まらないプラチナ万年筆独自の「スリップシール機構」もしっかり搭載しています。
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | ステンレス |
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | ステンレス |
ランキングTOP10|1万円以上
続いては、1万円以上する商品の中で、生涯の友にしたくなるようなものや、プレゼントにもおすすめな万年筆をランキング形式で発表します。ぜひ参考にしてみてください。
※2023年11月2日時点の値段で振り分けています。
かっこいいベスト型!考え抜かれた逸品です
ついに1位の発表です。ゴールドパーツがふんだんに使われた万年筆かと思いきや。シンプルなシルバーパーツのソリッドなモデルがトップでした。2万円程度で購入できながら、日本人に最適な書き味を追求したパイロットの『カスタム ヘリテイジ912』です。
まず注目してほしいのは、14K10号のペン先です。気高い猛禽類のクチバシを思わせるフォルムに銀色のロジューム装飾が施されており、その美しさといったらもう……(ため息)。ペン先のバリエーションは15を用意しています。どんなニーズにも応えてみせるという心意気を感じます。そして、使用者を極力疲れさせないための絶妙な重量バランスなど、とことん考え尽くされた逸品です。
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | EF・F・SF・FM・SFM・M・SM・B・BB・PO・FA・WA・SU・C・MS |
ボディーの色 | ブラック |
材質 |
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | EF・F・SF・FM・SFM・M・SM・B・BB・PO・FA・WA・SU・C・MS |
ボディーの色 | ブラック |
材質 |
フラッグシップモデル『#3776』を刷新
日本最高峰の品質を求め、名称は富士山の標高を表す数字「3776m」から名付けられています。ベースになったのは1978年、作家で万年筆コレクターの故梅田晴夫氏を中心とする研究グループが中心となり「理想の万年筆」を目指して開発された『プラチナ#3776』。
その『プラチナ#3776』に改良を加えた『プラチナ#3776センチュリー』は、クリップ以外の全てを刷新し、新たに生まれ変わった万年筆です。「スリップシール機構」を新たに組み込んだ革新のキャップを採用し、万年筆最大の欠点とも言えるインク乾燥を2年間も防ぐことに成功。
耐水性・耐光性が高い代わりに固まりやすい顔料インクも安心して使えます。ペン先は、書き味を左右するインクの流動を見直し、スムーズなインクの流れを実現。繊細なフォルムは、長く付き合うために手に馴染み、飽きのこないよう考え抜かれています。
メーカー | プラチナ |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | コンバーター式 |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | ブルー、ブラック、ブルーほか多数 |
材質 | AS樹脂 |
メーカー | プラチナ |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | コンバーター式 |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | ブルー、ブラック、ブルーほか多数 |
材質 | AS樹脂 |
生涯の友を選ぶつもりでセレクトしたい
同社の最高峰シリーズ「マイスターシュテュック」。ル・グランは最上位のゴールドコーティングの一つ下のクラスで、約8万前後と高級万年筆としてギリギリ手が届きそうなラインです。
ジョン・F・ケネディ大統領など、歴代の要人も使用した同社の万年筆だけに所有感満足度はかなりのもの。「4810」と刻印された14Kのペン先は、手練の職人さんが何十もの手作業工程で磨き上げた値打ちものです。
メーカー | MONTBLANC(モンブラン) |
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メーカー国 | フランス |
インクの充填法 | 吸入式 |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | モンブラン樹脂/クリップ・リング:ゴールドプレート |
メーカー | MONTBLANC(モンブラン) |
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メーカー国 | フランス |
インクの充填法 | 吸入式 |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | モンブラン樹脂/クリップ・リング:ゴールドプレート |
14金の大型なペン先が使用時の満足感を上げる
ふくよかなボディと、光り輝く14金の大型ペン先、キャップのゴールドパーツが目を引きます。インクの乾燥を防ぐ「スリップシール機構」により、年数回の使用でも問題なくフレッシュなインクでヌルヌルと書き出せるなど、機能的にも充実しています。
インクの出はよく、なめらかな書き味で、同社独特のセルフカバーコーティングの採用により、バッグの中やペンケースの中でのこすれに対して擦り傷が入りにくいアイテムでした。
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | 超極細、EF、F、細軟、M、B、BB |
ボディーの色 | ブラックインブラック、シャルトルブルー、ブルゴーニュ |
材質 | -- |
メーカー | プラチナ万年筆 |
---|---|
メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式 |
文字の太さ | 超極細、EF、F、細軟、M、B、BB |
ボディーの色 | ブラックインブラック、シャルトルブルー、ブルゴーニュ |
材質 | -- |
【第5位】セーラー万年筆『プロムナード』
1万円以内で買えるお手頃の金ペン
万年筆はペン先が金のものとスチールの2種類あります。それぞれ価格帯が大きく異なりますが、金ペンの方が高級ですが、軟らかな書き心地で耐食性も高いのが特徴です。
スタンダードかつ本格的な書き味が自慢の1本です。
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | EF・F・MF・M・B ※EF、Bはブラック軸のみ |
ボディーの色 | ブラック・シャイニングレッド・シャイニングブルー |
材質 | PMMA樹脂 |
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | EF・F・MF・M・B ※EF、Bはブラック軸のみ |
ボディーの色 | ブラック・シャイニングレッド・シャイニングブルー |
材質 | PMMA樹脂 |
硬い書き味がクセになる
同社の定番商品「プラチナ#3776センチュリー」よりも格上なのが、このプレジデント。ぼってりした太めのボディに、大型18金のペン先には「PRESIDENT 18K」と刻印があり、まさに迫力満点です。
特徴的なのはその書き味で、「固くカリカリ」しています。筆圧に応じてしなるペン先を良しとする向きもありますが、これはしなりを抑えながら疲れにくい快適な書き味を実現しています。まさに独特、この硬さがクセになるというファンが多数おられます。
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | EF、F、M、B、BB、超極細 |
ボディーの色 | ブラック、ワインレッド、スカイレッド、ブルー |
材質 | AS樹脂ボデイに金メッキリング付キャップ |
メーカー | プラチナ万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ・コンバータ両用式 |
文字の太さ | EF、F、M、B、BB、超極細 |
ボディーの色 | ブラック、ワインレッド、スカイレッド、ブルー |
材質 | AS樹脂ボデイに金メッキリング付キャップ |
大事なところで使いたくなる高級品
パーカーのフラッグシップ『デュオフォールド』がランクイン。歴史的な調印文書も、この万年筆で記されてきました。大きく握りがいのあるボディは、ボールペンライクに使えるイマドキの万年筆のようにはいきませんが、それはそれ。ここ一番の重厚な一筆に使いたい万年筆です。
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジインク、コンバーター両用タイプ |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | レッド、ブルー、ブラック、ブルー&ブラック |
材質 | アクリライト |
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジインク、コンバーター両用タイプ |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | レッド、ブルー、ブラック、ブルー&ブラック |
材質 | アクリライト |
上品な美しさが魅力
どんなシーンもエレガントに彩る「ソネット」。クラシックで洗練されたデザインが魅力です。
パーカーが誇る緻密な彫刻技術を体現したコレクションは、上品な大人の方へのプレゼントにぴったり。4色から選ぶことができ、模様もそれぞれ異なるので、相手の雰囲気や好みに合わせて選べばきっと喜んでもらえるプレゼントになりますよ。
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジインク、コンバーター両用タイプ |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | マットブラック、ステンレススチール、レッドなど |
材質 | ステンレススチール、ゴールドプレート仕上げ |
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | カートリッジインク、コンバーター両用タイプ |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | マットブラック、ステンレススチール、レッドなど |
材質 | ステンレススチール、ゴールドプレート仕上げ |
こだわりの逸品を見つけられる豊富なラインナップ
デュポン『ライン D』は、同ブランドのエントリーモデルとして人気で、たくさんバリエーションがあり、都会的なルックスのものが多く用意されています。直接、脳が線を書いていくような滑らかな書き味は同ブランドならではです。
メーカー | デュポン |
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メーカー国 | フランス |
インクの充填法 | - |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | パラジウム |
メーカー | デュポン |
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メーカー国 | フランス |
インクの充填法 | - |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | パラジウム |
使いやすい、かつエレガントな万年筆
ペリカン『Classic P200』は、同社のエントリーモデルとして人気だったクラシックシリーズに、やっと登場したカートリッジ/コンバーター両用式。ライトな使い心地で人気のシリーズとなっています。フォルムは洗練されていて、クラシカルかつエレガント。基本性能はしっかり押さえていますので、同社のアイテムの入門編としてカジュアルに使用することが可能です。
メーカー | ペリカン |
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メーカー国 | ドイツ |
インクの充填法 | カートリッジ/コンバーター両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | 樹脂(ボディ)ステンレス(ペン先) |
メーカー | ペリカン |
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メーカー国 | ドイツ |
インクの充填法 | カートリッジ/コンバーター両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | 樹脂(ボディ)ステンレス(ペン先) |
おすすめ13選|プロと編集部が厳選
編集部が厳選した万年筆をご紹介します。万年筆の入門用や定番、ちょっと変わったものまで実際に使っているものまであるので参考にしてください。
初心者さんにおすすめの1本
「ふでDEまんねん」は、特殊なペン先によって簡単に筆文字が書ける万年筆です。ペン先を立てるとより細字に、ペン先を寝かせるとより太字に、筆記角度により文字の太さを自由に変えることができるのが特徴です。
線の強弱が付けやすいので文字だけではなくイラストを描くのにも最適。
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | -- |
ボディーの色 | 若竹(ペン先角度55度)、紺、パールホワイト、パールピンク、パールブラウン(ペン先角度40度) |
材質 | プラスチック |
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | -- |
ボディーの色 | 若竹(ペン先角度55度)、紺、パールホワイト、パールピンク、パールブラウン(ペン先角度40度) |
材質 | プラスチック |
シンプルで使いやすいジュニア用万年筆のカクノ
ジュニアの入門用として作られていますが、大人でも十分に使えます。軸部分は握りやすい六角形でグリップ部分は三角形になっており、鉛筆を握る感覚で使えるのがポイント。
軸が透明な「ノンカラー」に、コンバーターを使ってお気に入りのインクを入れて使うのがおすすめです。
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | EF・F・M ※O・P・R・LG・L・GYはF・Mのみ |
ボディーの色 | オレンジ、レッド、ピンク、ライトグリーンなど全11色 |
材質 | リサイクル樹脂 |
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | EF・F・M ※O・P・R・LG・L・GYはF・Mのみ |
ボディーの色 | オレンジ、レッド、ピンク、ライトグリーンなど全11色 |
材質 | リサイクル樹脂 |
好きなカラーインクを入れられる!
台湾のブランド「ツイスビー」が展開している万年筆。インクの吸入方法が2通りあり、専用のインクボトルを使う場合はペン先を汚さずに吸入できます。ボディが透明なのでインクの残量を一目で確認することができ、カラー展開も豊富です。
メーカー | ツイスビー |
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メーカー国 | 台湾 |
インクの充填法 | - |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | - |
材質 | 樹脂 |
メーカー | ツイスビー |
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メーカー国 | 台湾 |
インクの充填法 | - |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | - |
材質 | 樹脂 |
パイロットが開発した世界初のノック式万年筆
ノック式ボールペンのようにワンノックで、すぐに書き始めることができます。ボールペン感覚で使える万年筆として最近ではさらに人気が高まっています。
ボディは落ち着いたマット調ブラック塗装で高級感があります。
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | EF・F・M・B |
ボディーの色 | マットブラック |
材質 | 軸/黄銅 黒メッキ仕上げ、ヘッド/ステンレス 黒メッキ仕上げ、クリップ/特殊鋼 黒メッキ仕上げ |
メーカー | パイロットコーポレーション |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター式両用 |
文字の太さ | EF・F・M・B |
ボディーの色 | マットブラック |
材質 | 軸/黄銅 黒メッキ仕上げ、ヘッド/ステンレス 黒メッキ仕上げ、クリップ/特殊鋼 黒メッキ仕上げ |
一度使うとクセになる新しい書き心地
120年以上もの歴史を持つ老舗メーカーのパーカーが新たに開発した画期的な第5世代のペンが「パーカー 5th テクノロジー」シリーズです。その技術を初めて採用したのがこのインジェニュイティ。
万年筆の高級感とローラーボールの長所を兼ね備なえた、新しい書き心地は一度使うとクセになります。
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | リフィル交換式 |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | ディープブラックレッド |
材質 | ブラス ステンレススチール |
メーカー | パーカー |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | リフィル交換式 |
文字の太さ | F |
ボディーの色 | ディープブラックレッド |
材質 | ブラス ステンレススチール |
深い黒のデザインが高級感を感じられる
ドイツの筆記具ブランド「モンブラン」の傑作とも呼べる1本。漆を思わせる深い黒のボディが高級感を漂わせています。自然な力で滑らかな書き心地のペン先は14金にプラチナの装飾を施し、職人の手作業で作られているとか。
ボディには特殊樹脂が使用され、軽い書き心地なのに万年筆全体の安定した重量感バランスも抜群です。
メーカー | MONTBLANC(モンブラン) |
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メーカー国 | ドイツ |
インクの充填法 | ピストン吸入式 |
文字の太さ | EF、F、M |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | ボディ:プレシャスレジン樹脂、ペン先:14金プラチナ装飾 |
メーカー | MONTBLANC(モンブラン) |
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メーカー国 | ドイツ |
インクの充填法 | ピストン吸入式 |
文字の太さ | EF、F、M |
ボディーの色 | ブラック |
材質 | ボディ:プレシャスレジン樹脂、ペン先:14金プラチナ装飾 |
長時間のライティングもストレスフリー
ブラックを基調に光沢のあるデザインが高級感を感じさせてくれる万年筆。アクセントにシルバーのトリムとリングが重厚な印象を与えてくれます。
サイズに適した重量で、長時間筆記し続けていてもストレスを感じにくいのも特徴。ペン先はロジウム装飾ではなくロジウムプレートと18金からできており、ペン先のスムーズな動きも魅力的です。
メーカー | Pelikan(ペリカン) |
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メーカー国 | ドイツ |
インクの充填法 | 吸入式 |
文字の太さ | EF、F、M、B、BB |
ボディーの色 | - |
材質 | ペン先:18金 |
メーカー | Pelikan(ペリカン) |
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メーカー国 | ドイツ |
インクの充填法 | 吸入式 |
文字の太さ | EF、F、M、B、BB |
ボディーの色 | - |
材質 | ペン先:18金 |
スレンダーボディが美しい
高級感と上品を兼ね備えたエレガントなデザインに細身スタイルが本商品の大きな特長。工房の職人がラッカーを塗り重ねて仕上げたこだわりの万年筆です。
書ける文字は太めになっており、インクフローもよく、ストレスなく筆を進めることができるでしょう。ボディカラーは3色展開されているので、好みや気分で変えてみるのもいいですね。
メーカー | カランダッシュ |
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メーカー国 | スイス |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
文字の太さ | F、M、B |
ボディーの色 | ホワイトローズゴールド |
材質 | 真鍮にラッカー仕上げ |
メーカー | カランダッシュ |
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メーカー国 | スイス |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
文字の太さ | F、M、B |
ボディーの色 | ホワイトローズゴールド |
材質 | 真鍮にラッカー仕上げ |
大理石のような光沢のあるデザイン
1919年創業と長い歴史を持つアウロラ社は、高級感のある筆記具を製造するイタリアメーカー。ブルーやブラックパールなどカラーバリエーションが豊富ですが、光沢のある大理石のような美しいカラーは宝石のようで見とれてしまうほど。アウロラ社特製の特殊樹脂でできています。
その美しい見た目から引き出すインク文字は中字ほどの太さで、14金とロジウムからなるペン先は滑らかさを引き出しています。
メーカー | AURORA |
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メーカー国 | イタリア |
インクの充填法 | 吸入式(リザーブタンク付) |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | ブルー |
材質 | アウロロイド樹脂 |
メーカー | AURORA |
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メーカー国 | イタリア |
インクの充填法 | 吸入式(リザーブタンク付) |
文字の太さ | EF、F、M、B |
ボディーの色 | ブルー |
材質 | アウロロイド樹脂 |
手に馴染む圧倒的な書き心地!より上質な時間を
デュオフォールドは、1921年に誕生したパーカーを代表する傑作シリーズ。光沢のある見た目はエグゼクティブな雰囲気を漂わせ、手になじんで書きやすさを感じることができます。
18金を使用した細字のペン先となっており、しなやかな書きやすさはお墨つき。コンバーターでもカートリッジでもインクを充填できるため、初心者でも気軽に手を伸ばせる商品です。
メーカー | PARKER(パーカー) |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | コンバーター、カートリッジ両用式 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | ホワイトアイボリンGT |
材質 | ボディ:アクリライト切削成型仕上げ、ペン先:18金 |
メーカー | PARKER(パーカー) |
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メーカー国 | イギリス |
インクの充填法 | コンバーター、カートリッジ両用式 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | ホワイトアイボリンGT |
材質 | ボディ:アクリライト切削成型仕上げ、ペン先:18金 |
リーズナブルでクラシックなデザインの万年筆
シンプル・イズ・ザ・ベストとも呼べるクラシカルなデザイン。ブルーラッカー仕上げのボディにゴールドトリムをあしらった、シンプルなのに美しいフォルムです。
ステンレスと22金からできているペン先は細字タイプで、こまかな筆記も難なくこなします。コンバーターもカートリッジも対応しているので、手軽に万年筆を楽しむことができるでしょう。
メーカー | SHEAFFER(シェーファー) |
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メーカー国 | アメリカ |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | - |
材質 | ペン先:22金 |
メーカー | SHEAFFER(シェーファー) |
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メーカー国 | アメリカ |
インクの充填法 | カートリッジ式、コンバーター両用式 |
文字の太さ | F、M |
ボディーの色 | - |
材質 | ペン先:22金 |
存在感のあるボディ!カラーバリエーションも豊富
アメリカ発のエレガントでサイズと重量のバランスが取れた万年筆です。ボディは先発のセンチュリーに比べてひとまわり太めで持ちやすさを重視。シングルリングでスマートなフォルムを保っています。
ほどよい光沢感が美しく、クリップなどを含め全体的にシンプルながらも気品を感じさせます。ペン先は中太字でストレスなく書き続けられるでしょう。
メーカー | CROSS(クロス) |
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メーカー国 | アメリカ |
インクの充填法 | カートリッジ、コンバーター両用式 |
文字の太さ | 中字 |
ボディーの色 | ゴールド |
材質 | ペン先:18金 |
メーカー | CROSS(クロス) |
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メーカー国 | アメリカ |
インクの充填法 | カートリッジ、コンバーター両用式 |
文字の太さ | 中字 |
ボディーの色 | ゴールド |
材質 | ペン先:18金 |
書き味はサラサラ、美しい色が高級感を演出
日本情緒あふれる、淡いブルーのカラーにシンプルな造りで飽きることなく長く愛用できる商品になっています。軟らかな書き心地で耐食性も高く、本格的な書き味が自慢の1本です。
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | コンバーター両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブルー |
材質 | PMMA樹脂、14金 |
メーカー | セーラー万年筆 |
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メーカー国 | 日本 |
インクの充填法 | コンバーター両用式 |
文字の太さ | - |
ボディーの色 | ブルー |
材質 | PMMA樹脂、14金 |
「万年筆」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 万年筆の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での万年筆の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
502名に取材した万年筆のアンケート結果!
さて、次は万年筆に関するアンケート結果をご紹介しましょう。
Q1.万年筆を買ったことがありますか?
※回答数:502名
はい:61.8%
いいえ:38.2%
Q2.今後、万年筆を使ってみたいと思いますか?
※Q1で『いいえ』と回答した方:192名
はい:41.7%
いいえ:58.3%
Q3.万年筆を選ぶときに大事なところはどこですか【複数選択】
※Q1で『はい』と回答した方:310名
1位:「書きやすさ」:58.1%
2位:「価格」:40.3%
3位:「価格と機能」:39.4%
4位:「メーカー」:27.1%
5位:「ペン先の太さ」:26.8%
6位:「インクの補充方式」:25.2%
7位:「ペン先の材質」:20.6%
8位:「太さ」:20.3%
9位:「手軽さ」:20.0%
10位:「重さ」:18.1%
11位:「軸の材質」:13.2%
12位:「その他」:1.6%
最も万年筆に求められているのは、やはり「書きやすさ」で、これを重視している人が約6割です。2位は単純に「価格」を、3位は「価格と機能」のバランスを重視しているという意見で、いずれも値段が鍵となります。
Q4.プレゼントの選択肢に万年筆は入りますか? ※回答数:502名
はい:62.9%
いいえ:37.1%
Q5.友人・知人におすすめ(あるいはプレゼント)するとした場合にどの価格帯のものを選びますか?
※Q4で『はい』と回答した方:316名
10,000円未満:69.3%
10,000円以上:30.7%
プレゼントの選択肢に万年筆が入ると回答した人は6割を超え、プレゼント用のアイテムとしても高い人気を維持していることがわかります。価格帯は1万円未満が約7割と、比較的リーズナブルなラインが好まれているようです。
Q6.その万年筆をおすすめする理由を教えてください【複数選択】
※Q4で『はい』と回答した方:316名
1位:「品質が高い」:50.6%
2位:「ブランド力がある」:46.8%
3位:「書きやすい、使いやすい」:36.7%
4位:「評判がよい」:22.2%
5位:「コストパフォーマンスに優れる」:17.1%
6位:「自分も持っている」:11.1%
7位:「その他」:5.7%
万年筆を人に推薦するにあたっては、やはり「品質」が重視されていることがわかります。考えてみれば、これはごく当然のことですね。そのほか、「ブランド力がある」「書きやすい、使いやすい」「評判がよい」などが票を集めています。いずれもその万年筆が喜んでもらえる1本になるかどうかを決める、重要なポイントといえそうです。
金製でも手頃な価格帯で購入しやすい
金ペンで比較的手に入りやすい価格帯を選ぶと、海外メーカーのものは2~3万円、国内メーカーだと1~3万円のものが多く、国内メーカーの方が手に入りやすい価格帯です。
万年筆を長く使い続ける使い方は?
せっかくお気に入りの万年筆を手に入れても使い方が悪かったり、メンテナンスを怠ってしまったら、書き心地が悪くなってしまったり、最悪の場合には使えなくなってしまうこともあります。そうならないコツをお教えします。
Point.1:筆圧は弱くボールペンより傾けて書く
万年筆で文字を書く際には、ペン軸を約45°~60°ほど傾けながら文字を書きます。実際にやってみるとわかるのですが、これはボールペンに比べるとかなり寝かせたイメージになります。
万年筆は、ペン先からインクが持続的に流れ出る構造になっているため、ボールペンと異なり強い筆圧をかける必要はありません。というよりもむしろ、強い筆圧をかけてはいけない筆記具です。筆圧をかけすぎると、ペン先が開いたり曲がったりして文字が割れてしまう可能性があるからです。ペン先を傷め、寿命を縮めてしまうことにもなりますので注意しましょう。
Point.2:毎日使い続ける
毎日使い続けることが、万年筆にとって最もよい使用法だといわれています。長い間インクを入れっぱなしにして使わないでいると、インク詰まりやサビ、腐食の原因となります。使わない万年筆はインクを抜き、洗浄をしたのちに保管するようにしましょう。
Point.3:使わないときはよく水洗いしておく
洗浄は、吸入式やコンバーター式の場合はインクを吸入する要領で、インクの色が見えなくなるまで水かぬるま湯を出し入れします。カートリッジ式はカートリッジを外し、容器に入れて水やぬるま湯に数時間つけましょう。この際は決して、洗剤などは使用しないでください。ペン先やペン軸からインクが抜けたら流水でよく洗い流し、丁寧に水分を拭き取り、乾かします。毎日使う万年筆も2、3カ月に一度、このように洗浄を行うことでより長い期間、快適に使用することができます。
万年筆の保管の際には、キャップを閉めることも習慣にしましょう。ペン先を保護でき、インクの乾燥も防ぐことができます。
Point.4:万年筆のインクにもこだわる
お気に入りの1本が見つかり使うのにも慣れてきたら、インクにも気を配ってみましょう。万年筆のインクは色の違いのほかにも、成分によって染料インクと顔料インクに大別できます。
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機能だけでなくステータスも表現できるアイテム
ここまで万年筆の特徴を紹介しながら、選び方のポイントを考えてきました。また、上記以外に価格も重要な要素となります。万年筆は腕時計などと同様に、機能だけでなくステータスも表現できるアイテムです。その際には価格が、ある種の指標として意味を持ちます。
もちろん値段が高いこと自体に価値があるのではありません。その商品に込められた労力や情熱、創意工夫、テクノロジー、歴史や伝統の重み、ブランドイメージ、希少性などが、価格に反映されているのです。例えば、1906年に創業した世界を代表する筆記具ブランド・モンブランの『マイスターシュテュック 149』は、高級万年筆の代名詞的存在。ペン先は18K(18金)、ボディは天然素材からモンブランがこだわった製法で作った樹脂で、7万円を超すものの、さまざまな万年筆の中でも世界最高峰と称されています。
また、万年筆を購入する際には、できれば試し書きをしてみましょう。紙の上でペン先を走らせたときの書き味や文字の太さ、ペン軸の太さや長さ、握り心地、重さや重心のバランス、デザインなどを確かめながら、フィットする1本を見極めましょう。
◆アンケート情報
調査時期: 2020年1月26日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 合計502名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※この記事は、2018/05/21にマイナビニュースの「おすすめナビ!」コーナーに掲載した内容を、エキスパートへの取材を経て、リライト・再編集の上で再公開したものです。(元記事執筆・取材:エボル、編集・リライト:マイナビおすすめナビ編集部 成田晴香)
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