ポケットコイルマットレスとは?
ポケットコイルとは、スプリング(コイル)をひとつひとつ袋につめた状態のもの。それを並べて、ウレタンなどのクッションを重ねてひとつのマットレスになります。
ポケットコイルは、ひとつひとつのコイルが独立しているのが特徴です。ポケットコイルの数は商品によって異なり、数が多いほど硬めのマットレスになります。
ボンネルコイルマットレスとの違い
よく耳にする「ボンネルコイルマットレス」との違いは、「点で支える」か「面で支える」かどうか。
ボンネルコイルマットレスは、連結したコイルが面で体を支えます。耐久性が高く硬めの寝心地なのが特徴。しかし、周りに振動が伝わりやすく2人で寝るときは気を遣うことも。
ポケットコイルマットレスは、点で支えるので体の箇所に合わせて沈み具合が変わります。価格帯は高めですが、2人で寝るときも振動が伝わりにくく、きしみにくいのが特徴です。
ポケットコイルマットレスを使うメリット
ポケットコイルマットレスは、ひとつひとつのコイルが点で体を支えます。そのため、体の部位に合わせて沈み具合が変化し、フィット感が得られます。
また、体圧分散に優れているため、腰や肩周りなど、体の一部に負担が集中せず、疲れにくいのも特徴です。
マットレスのサイズをチェック!
1人用、2人用に分けてサイズをチェックしていきましょう。部屋のサイズや好みに合わせて選んでくださいね。
1人用ベッド|セミシングル・シングル・セミダブルから選ぶ

Photo by マイナビおすすめナビ

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1人で寝る場合、ベッド(マットレス)のサイズはセミシングル・シングル・セミダブルサイズから選びましょう。
・セミシングル:(約)幅80~90cm×長さ195cm
・シングル:(約)幅100cm×長さ195cm
・セミダブル:(約)幅120cm×長さ195cm
一人暮らしのワンルームなど、置き場所のスペースが限られている場合はセミシングルを、ゆったりと寝たい方はセミダブルを選ぶのがおすすめです。
2人用ベッド|ダブル・クイーン・キングから選ぶ

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2人で寝る場合のベッドサイズは、ダブル・クイーン・キングから選びましょう。それぞれのサイズは下記のとおりです。
・ダブル:(約)幅140cm×長さ195cm
・クイーン:(約)幅160cm×長さ195cm
・キング:(約)幅180cm ×長さ195cm
ベッドを置けるスペースが狭い場合はダブルサイズを、体格が良い方が寝る場合やゆとりをもって寝たい方はクイーンサイズ以上がおすすめです。
マットレスの選び方
マットレスを選ぶときのポイントは下記の通り!
【1】価格帯
【2】マットレスの構造
【3】サイズと重さ
【4】移動・通気性・手入れのしやすさ
【5】マットレス幅
これらのポイントをおさえることで、よりあなたの望みに合ったマットレスを見つけることができます。詳しくは下記の記事で解説しています。気になる方はぜひチェックしてくださいね。
ポケットコイルマットレスおすすめ5選
それでは早速、おすすめのポケットコイルマットレスをご紹介します! ぜひ最後までチェックしてください。
包み込まれるような柔らかさ
平行に並んだポケットコイルが通気性を保持し、蒸れにくく快適な寝心地をサポート。さらに、フチがしっかりとした作りなので沈み込みにくく、ベッドから立ち上がるときの安定感があります。
体にフィットする柔らかさで、まるでホテルのベッドで寝ているかのような贅沢な寝心地を実感できるでしょう。
柔らかく安定感のある構造
高密度のポケットコイルが、体圧を分散させ体への負担を軽減。振動が伝わりにくいので、ダブルサイズで2人で寝たい方にもおすすめです。
キルティングには抗菌・防臭効果のある素材を使用。また、通気穴が付いているので、湿気がこもりにくく清潔に使えます。
安定感のある硬めマットレス
シモンズの人気シリーズ「ゴールデンバリュー」は、コイルの本数や圧縮率、銅線の太さなどで硬さを調整しており、全11種類から好みの寝心地を選べます。
体格が良い方や寝返りが多い方におすすめなのが、沈み込みにくい硬めのマットレス。サポート感はありながらも、ボリューム感のあるキルティング地が優しい肌当たりを実現しています。
敷き布団でもベッドのようなボリューム感
折りたたんで収納したい方や引っ越しが多い方におすすめなのが、折りたたみできるマットレス。こちらのマットレスは、ポケットコイルのボリューム感はそのままに、三つ折りできる構造になっています。
腰まわりが沈み込まないので、自然な寝姿勢をサポート。表面には、優しく体にフィットする肌当たりの優しいニット生地を採用しています。
雲に包まれているような極上の寝心地
ポケットコイルにクッションを重ねた7層のボリューミーなマットレス。体が包み込まれるようなふかふかの寝心地と軽やかな綿の手触りで、シーズンを問わず快適に使えます。
ピロートップが一体になったタイプで、圧迫感が無く自然な寝心地。底つき感のない、柔らかめのマットレスがお好きな方におすすめです。
「ポケットコイルマットレス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マットレスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのマットレスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ポケットコイルマットレスの寿命は?
ポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレスなど、スプリングマットレスと呼ばれるコイルが入ったマットレスは、コイルが入っていないノンスプリングマットレスよりも耐久性が高いのが特徴です。ただし、寿命は商品の品質や扱い方によって大きく変わってきます。
きしみ音やへたりが気になってきたときが、買い替え時のサインです。できるだけ長く使うためにも、定期的に立てかけて湿気を逃がすなどのお手入れを心がけましょう。
ポケットコイルマットレスの処分方法は?
「寿命がきて劣化したポケットコイルマットレスはどうやって処分したらいい?」とお悩みの方に、処分方法をいくつかご紹介します。
・マットレスを解体して捨てる
一番費用がかからない方法です。「手間がかかってもいいからお金はかけたくない」という方におすすめです。
・表地の布部分やクッション部分を切ってポケットコイルを取り出す。
・ポケットコイルをコイル(金属)と布に分解する。
・金属と布を分別して捨てる。
自治体に処分してもらう
安く確実に処分できる方法です。収集場所までマットレスを運ぶ必要があるので、車を持っている方や運ぶのを手伝ってくれる家族・友人がいる方におすすめです。
「マットレス 処分 〇〇区」などで検索すると、自治体ごとの粗大ごみ処分方法のサイトが調べられます。事前予約が必要な場合もあるので、お住まいの都道府県や市区町村のホームページを事前に確認しておきましょう。
ゴミ処理場に持っていく
近所にゴミ処理場がある場合は、直接マットレスを持ち込むことができます。
手間はかかりますが、安く済ませることができるのでマットレスを運べる車を使える方、数人で運びにいける方におすすめです。
業者に回収してもらう
「お金がかかってもいいから、手間を省きたい」という方は、不用品回収業者に頼るのがおすすめです。マットレスの引き取りから処分まですべて任せることができます。
費用は業者によって異なりますので、事前見積もりを依頼して費用を確認しておくと安心です。
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自分にあったマットレスで快眠を
この記事では、ポケットコイルマットレスのおすすめ商品をご紹介しました。ノンスプリングマットレスやボンネルコイルマットレスと違い、点で体を支えてくれるのがポケットコイルマットレスの特徴です。
ひとくちにポケットコイルマットレスといっても、使用されているクッションやコイルの本数などで寝心地が変わってきます。硬めや柔らかめ、腰痛対策など、自分の好みやお悩みに合った商品を選ぶことができれば、今よりもっと快眠できるでしょう。
ぜひ口コミも参考にして、あなたにピッタリのマットレスを手に入れてくださいね。
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