「焼酎」のおすすめ商品の比較一覧表
焼酎とは?
焼酎は、米や麦、芋などを使って造られた蒸留酒です。日本で造られるようになってから長い歴史があり、蒸留方法によって「甲類」と「乙類」に分けられます。
昔ながらの単式蒸留で造られている焼酎は「本格焼酎(焼酎乙類)」といい、蔵ごとの個性豊かな味わいが楽しめる点が魅力です。
ロックや水割りのほか、お茶割りやサワーなどさまざまな飲み方で楽しんでみましょう。
焼酎の魅力
焼酎の魅力のひとつは飲み方の種類の多さ!ロックや水割り、お湯割りなど好みや気分に合わせて度数を調整できるのはもちろん、チューハイからお茶割り、梅干し入り、焼酎ハイボールなど自分好みにアレンジして好きなように楽しめます。
また、焼酎はダイエット中でも楽しめるのも魅力!日本酒などほかの酒類に比べてカロリーは低めで、糖質・プリン体はゼロです。さらに翌日まで残りにくいので、二日酔いしにくいのも最高にありがたいところ。
焼酎の種類
焼酎は原料によっていくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
濃厚な味わいの「芋焼酎」
芋焼酎は、本格焼酎の約20%を占める焼酎です。鹿児島県や宮崎県南部で多く造られています。サツマイモ由来の甘い香りが特徴で、お湯割りなど香りが引き立つ飲み方に向いている焼酎です。
原料であるサツマイモの産地と焼酎を造る工場が近く、仕込みはサツマイモが収穫される秋に集中して行なわれるのもポイント。サツマイモの品種は、柔らかくバランスの取れた味わいの「黄金千貫(こがねせんがん)」が主に使われています。
他にも、果実のような爽やかさがある「ジョイホワイト」や赤ワインのような香りとヨーグルトのような風味がある「紫芋」、食用としておなじみの「金時芋」「紅さつま」で作られているものもあります。
以前は地元で多く消費されていましたが、全国的に芋焼酎ブームが起こったことをきっかけに、広く飲まれるようになりました。
スッキリとした飲み口の「麦焼酎」
本格焼酎の過半数を占めるのが麦焼酎です。大麦を主原料に造られており、大麦の香ばしい香りとすっきりとした味わいが楽しめます。大分県で造られているものが多いです。
以前は常圧蒸留という方法で造られ、クセがあって飲みにくいものも多かった麦焼酎ですが、近年減圧蒸留が普及したことで、よりクセのないすっきりとした味わいになりました。女性や初心者の方も飲みやすいといわれています。
長期貯蔵したもののほか、軽やかな味わいのものや重厚な味わいのものまでさまざまな麦焼酎があるので、自分の好みに合う銘柄を探してみましょう。
やさしい甘さの「米焼酎」
米焼酎は、米を使って造られた焼酎です。米由来の上品な香りと甘みが特徴で、低温仕込み・減圧蒸留で造ることで吟醸酒のような味わいの米焼酎も登場しています。ふだん日本酒を飲みなれている人であれば、その延長でおいしく飲める銘柄が多いのが特徴です。
主張しすぎない味わいなので、素材本来の味を楽しむ繊細な和食などとよく合います。米の品種によって味わいや口当たりが変わってくるので、銘柄ごとにそれぞれの個性を楽しむことができます。
「シソ」「蕎麦」「栗」などを使った焼酎も
芋や麦、米を使った焼酎のほかには、シソや蕎麦などを使った焼酎もあります。
赤シソを使って造られたシソ焼酎は、華やかな香りとさわやかな風味が特徴です。蕎麦を使って造られたそば焼酎は、すっきりとしていながら蕎麦由来のコクと香りが感じられます。
そのほか、お茶や黒糖、栗など、その土地の特産品で造られたユニークな焼酎がたくさんあるので、ぜひ味わってみてください。
焼酎のおすすめ48選を種類別に紹介!
それでは早速、焼酎のおすすめ商品をご紹介します!飲みやすいものから、芋焼酎、米焼酎、麦焼酎、その他ユニークな焼酎などを種類別に厳選しています。最後まで必見です!
▶おすすめ5選【飲みやすさ重視】
まずは、初心者にもおすすめの、クセがなく飲みやすい焼酎からご紹介します。

▶おすすめ14選【芋焼酎】
つづいて、芋焼酎のおすすめ商品をご紹介します。


▶おすすめ12選【麦焼酎】
次は、麦焼酎のおすすめ商品をご紹介します。

▶おすすめ12選【米焼酎】
続いては、米焼酎のおすすめ商品をご紹介します。

宮泉銘醸『本格焼酎 米玄武25度』
▶おすすめ5選【そのほかのユニークな焼酎】
最後は、緑茶や栗などユニークな焼酎のおすすめ商品をご紹介します。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 焼酎の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの焼酎の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
焼酎の選び方
まずは焼酎の選び方をチェックしていきましょう。JSA認定ソムリエの数寄monoライターの杉浦直樹さんのアドバイスもご紹介しています。自分の好みにあった焼酎を選ぶための参考にしてみてください。
ポイントは下記。
【1】飲み方に合わせてチョイス
【2】産地
【3】蒸留方法
【4】麹の種類
【5】アルコール度数
【6】価格
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】飲み方に合わせてチョイス
焼酎を選ぶときは、どんな飲み方で楽しみたいのかを考えて選びましょう。
ストレートやロックで味わうのなら、原料の味がしっかり感じられる焼酎がよいです。ソーダやお茶割りなどにして楽しむ場合は、個性が強すぎないもののほうがさまざまな材料・飲みものと合わせられます。
焼酎は、飲み方によって味わいが大きく変わるお酒です。自分の飲み方に合ったものを選んでください。
【2】産地で選ぶ
焼酎の産地も大事なチェックポイントです。焼酎は全国各地で造られていますが、芋焼酎は鹿児島や宮崎県南部、麦焼酎は大分県、米焼酎は熊本県で多く造られています。
さらに、焼酎には「地理的表示制度」が導入されており、琉球や球磨、薩摩、壱岐など特定の地域名を冠した焼酎もあり、その土地の風土が焼酎の味わいに色濃く反映されているものもあります。
芋・麦・米以外にもその土地の特産品を使って造られた焼酎も全国各地にあるので、焼酎を選ぶときはその産地にも注目してみましょう。
【3】蒸留方法で選ぶ
焼酎は、蒸留方法によってふたつの種類に分けられます。それぞれの特徴を踏まえて、自分の好みや飲み方に合うものを選びましょう。
クセが少ない「甲類」
連続式蒸留機で蒸留して造られる焼酎を「焼酎甲類」といいます。原料を発酵して作られる「もろみ」を連続して蒸留することで、クセの強い香りや雑味のもとが取り除かれるため、クリアで軽やかな味わいが特徴です。
クセがないので、酎ハイやサワー、お湯割り、水割り、カクテル、果実酒のベースなどさまざまな飲み方で楽しめます。糖質・脂質を含まず、酔い覚めがよいのもうれしいポイントです。
深い味わいの「乙類」
単式蒸留機で蒸留して造られる焼酎を「焼酎乙類」または「本格焼酎」といいます。シンプルな仕組みの蒸留器で蒸留するので、アルコール分だけでなく香りや複雑な味わいのもとになる成分もいっしょに抽出されるのが特徴です。できあがった焼酎には、原料の味わいや蔵ごとの個性が色濃く反映されます。
香りや味わいに個性があるので、お湯割りやロックで味わうのに適しています。
【4】麹の種類で選ぶ
焼酎づくりに欠かせない麹には、麦麹・米麹などの原料ごとの分け方とは別に、使用する菌の種類によって「黒麹」「白麹」「黄麹」の3種類に分けられます。それぞれの麹を使用した焼酎の特徴は次のような通りです。
黒麹:重厚なコクと旨味、そして芳醇な香り。
白麹:マイルドでキレのある爽やかな味わい。
黄麹:すっきりとキレがあり、日本酒のような香り。
黄麹はあまり出回っていないので、黒麹か白麹で作られるものが多くなっています。好みに合わせて選んでみてください。
【5】アルコール度数で選ぶ
焼酎のアルコール度数は、20度または25度が一般的です。ビールは5度前後、ワインや日本酒は15度前後なので、焼酎の度数は高め。また、中には同じ銘柄でも20度・25度と2種類あることもあります。
20度のものは、まろやかで軽い口当たりが特徴。ストレートやロックで飲むのがおすすめです。25度のものはキリっとした飲み口で、人によってはきつく感じるかもしれません。お湯割りや水割りで調整すると飲みやすくなりますよ。
【6】価格で選ぶ
焼酎とひと口に言っても、その価格はピンキリです。ふだん自宅で飲むもの、ギフトとして人に贈るものなど、用途に合った価格のものを選ぶとよいでしょう。
ふだん飲むために購入するのなら、価格が高すぎないものを選びましょう。贈りものにするのなら、それなりの値がする、箱つきのものやなかなか手に入らない銘柄のものが適しています。
焼酎の美味しい飲み方
焼酎をよりおいしく味わいたいなら、飲み方にもこだわってみましょう。
焼酎そのものの味わいが楽しめる「ロック」
焼酎そのものの味わいを楽しみたいなら、氷を入れてロックで飲んでみましょう。焼酎の香りが強く感じられます。
時間とともに味わいが変わるのもロックの魅力。氷が溶ける前はストレートのような力強い味わいが、氷が溶けてからは水割りのようなやさしい味わいが楽しめます。
お好みでレモンや梅干を添えるのもよいでしょう。
やわらかな味わいを楽しむなら「水割り」
焼酎のやわらかな味わいが楽しめる水割りは、食事と合わせるのにぴったりの飲み方です。好みに合わせて濃さを調節できるのも大きな魅力。本格焼酎であれば、水で割っても味わいが薄まることがなく、水と焼酎の割合を変えることで味わいが変化します。
グラスに注ぐときは、焼酎を先に注ぐようにしましょう。あとから水を注ぐことで対流が起こり、焼酎と水がよくなじんで、よりおいしくなります。
香りが引き立つ「お湯割り」
素材の香りを楽しみたいなら、お湯割りにチャレンジしてみましょう。湯気とともに素材の香りが立ちのぼります。
お湯割りを作るときは、カップをあたためておきましょう。あらかじめカップをあたためておくと、飲みはじめと終わりの温度や濃さが変化しにくくなります。
注ぐ順番はお湯を先にしてください。あとから焼酎を注ぐことでまんべんなく混ざります。
華やかな味わいの「ハイボール」
ソーダで割ったソーダ割り(ハイボール)は、華やかな味わいを楽しむのにぴったりです。水割りと同じ要領で、氷を入れたグラスに焼酎を注いでから、しっかり冷やした炭酸水を加えます。
炭酸水を加えたら、マドラーで混ぜるのは1~2回に留めるのがおいしく作るポイントです。混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので、注意しましょう。
個性がダイレクトに感じられる「ストレート」
はじめて飲む焼酎や、個性が際立つ焼酎はぜひストレートで味わってみましょう。その焼酎が持つ香りや味わいをダイレクトに感じることができます。
ストレートで飲む際は、チェイサーも忘れずに用意しましょう。
焼酎の銘柄によっては、冷蔵庫で少し冷やしたり、冷凍庫に入れてとろみをつけたりしたほうがおいしく感じられることもあります。
焼酎グラスのおすすめはこちら! 【関連記事】
自分好みの焼酎で楽しいひとときを!
焼酎とひと口に言っても、原料や種類によって味わいはさまざまです。焼酎を味わうときは、ぜひ飲み方も工夫してみましょう。ロックや水割りだけでなく、ジュース割りやお茶割りなどにしてもまた違った味わいが楽しめます。ぜひ、それぞれの焼酎に合った飲み方や、相性のよい食べものを探してみてください。
焼酎選びに迷ったときは、この記事で紹介した選び方のポイントや、杉浦さんのアドバイスを思い出してみましょう。
自分好みの焼酎を味わいながら、楽しいひとときを過ごしてください。
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コピーライター、歌舞伎役者、シトロエンのトップセールス、支配人兼ソムリエとしてフレンチレストラン経営、モノ系雑誌の編集ライターを経て現在好事家フリーライター。 編集時代は文房具やスーツケース、ガジェットなどに関するコンテンツを多数担当。 またブルゴーニュとシャンパーニュの「古酒」専門フレンチレストラン、オーセンティックなカウンターBarを経営していたため、ワインはもちろん、スピリッツ・リキュール・日本酒・焼酎にも造詣が深い。