「ワキガクリーム」のおすすめ商品の比較一覧表
そもそもワキガとは? 原因や対処法は?
ワキガとは、脇の下で嫌な臭いが発生する症状。医学的には「腋臭症」などとも呼ばれています。なんとなく海外の人や男性の病気というイメージがありますが、実は女性や子供でもワキガに悩む人は多くいます。
おもな原因は「アポクリン汗腺」から出る汗にあります。この汗に含まれるたんぱく質や糖質、脂質などが肌表面に存在する常在菌により分解されることで、臭いが発生するのです。
鼻にツンとくる刺激臭が特徴的で、とくに夏場など汗をかく時期は臭いが強くなりやすいです。人に指摘されずとも、自分で気づくという人も多いでしょう。
季節問わずいつも臭ってしまう重度ワキガの場合は、治療なしで完治することはまずありませんが、軽度なワキガであれば、ワキガクリームを使ったセルフケアすることで臭いを抑えることが可能です。
ワキガクリームの効果 汗を抑えて常在菌を殺菌!
ワキガ対策に有効なワキガクリーム。おもな効果には以下2つがあります。
1)汗を抑える効果
2)肌の常在菌を減らすことで、嫌な臭いが発生するのを防ぐ効果
制汗成分や、常在菌の殺菌成分としてイソプロピルメチルフェノールや塩化ベンザルコニウムなどが配合されています。これらの殺菌成分は有効成分であり、医薬部外品に分類されます。つまりワキガや汗の臭いをおさえ、制汗の作用があるワキガクリームはすべて医薬部外品にあたります。
ワキガクリームの選び方 ワキガ対策に! 汗や嫌な臭いに効く!
ワキガクリームを選ぶときは、配合されている有効成分や効果の持続力などを重視することが大切です。ポイントは以下です。
【1】配合成分に着目
【2】肌への優しさや保湿力
【3】持続力の高さ
【4】持ち運びやすさ、デザイン
それぞれ詳しくみていきましょう。
ワキガクリームのおすすめを今すぐ知りたい方はこちら
【1】ワキガクリームの配合成分に着目して選ぶ
ワキガクリームを選ぶときは、汗や臭いなどワキガの原因に効く有効成分が配合されているか確認しましょう。汗と臭い、それぞれで有効成分は異なります。成分表示で「有効成分」と区別して記載されていることもあるので、チェックしてみましょう。
臭い対策には「イソプロピルメチルフェノール」
ワキガの臭いを抑えるためには、原因となる常在菌を減らせる有効成分「イソプロピルメチルフェノール」が配合されているかチェックしてみましょう。
同じく常在菌が原因となるにきびのケアアイテムにも、イソプロピルメチルフェノールが使われています。そのほかにもたくさんの種類があるため、臭いを抑えるのにワキガクリームを選ぶときは、商品の成分表示を入念にチェックしてください。
制汗目的なら「クロルヒドロキシアルミニウム」
ワキガクリームを選ぶときは、汗量を抑えられる制汗成分が配合されているかチェックしましょう。制汗成分にはいくつか種類があります。
「クロルヒドロキシアルミニウム」は汗に反応して、ゲル状になり汗腺にフタをすることで汗を抑えます。また、「パラフェノールスルホン酸亜鉛」は収れん作用により汗量を抑えることができますが、汗量が多い方はもの足りなく感じるかもしれません。
ご自分の汗量に適した制汗成分を選びましょう。
【2】肌への優しさや保湿力で選ぶ
ワキガクリームに求めているのは汗や臭いを抑えることです。しかし、毎日使うものなので安全で肌に優しい成分で作られているかもチェックしておきましょう。肌の調子を整える植物由来のエキスが配合されたワキガクリームなら、肌への負担も少なくてすみます。
乾燥が気になる場合は、ホホバ油など保湿効果を持つ成分が配合されているワキガクリームを選びましょう。
【3】ウォータープルーフなど、持続力の高さで選ぶ
ワキガクリームは汗をかくまえに塗ることで、汗量や臭いを抑えてくれます。しかし、運動をしたり、衣服でこすれたりするとクリームが落ちてしまうことも。
そういったリスクを避けるためにも、1回塗るとどのくらい持続するのか、持続時間をチェックしましょう。とくに運動をする場合は汗量も多いため、クリームが落ちやすくなります。運動をするときは、ウォータープルーフタイプのワキガクリームを選ぶといいでしょう。
【4】持ち運びやすいか、パッケージにも着目
もしものときのためにワキガクリームを携帯しておきたい場合は、持ち運びに便利なパッケージを選びましょう。容量が少ないものであればポケットに入れておけますし、プッシュ式の場合は1回量をワンプッシュで出せるので便利です。
最近のワキガクリームは、おしゃれなボディクリームのようなパッケージもあります。子供に持たせる場合、ふとしたことがきっかけでお友達の目にふれてしまうこともあるかもしれません。そのようなシーンを配慮して、パッケージデザインを重視して選んでみてもいいでしょう。
ワキガクリームのおすすめランキング12選 最強クリームはどれ? 男性、女性、子供用も!
ここからは、おすすめの市販ワキガクリームをご紹介。コスメ&メイクライターのさくらさんに1~5位までおすすめ順にランキング付けしてもらったので、ぜひ参考にしつつあなたにピッタリのアイテムを見つけてくださいね! 薬局・ドラッグストアで手軽に手に入る商品もありますよ。
実際に使ってどうだった? 口コミをチェック ワキガクリームの気になる評判は?
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
リベルタ『QB薬用デオドラントクリーム』の口コミをチェック!

出典:LIPS
白い固めのクリームで清潔にしたワキや足に塗ります。
昔働いていた時に凄く汗をかきふとワキを臭った時にくっさ!!やば!ツーンってする!どうにかせねば!と色々なデオドラントを試して行き着いた先がこちらでした。
一回塗れば1週間塗らなくてもいい手軽さで、白いクリームなので塗った後は白くなってしまいポロポロカスが出る事もありますが、私はワキも足も出すことがなかったので臭いを抑えることができれば良かったので問題なかったです。
効果は1週間と書いてありましたが、3日に一度位で塗り直したほうが不安感が無くなるのでいいかもしれないです。15年以上愛用してます!
アイーク・ジャパン クデオ『クデオジェルクリーム』の口コミをチェック!






出典:LIPS
自分の汗のニオイか気になることありませんか?20代、30代女性に人気のデオドラントジェルだそうです。
オシャレでシンプルなパッケージ。液だれせずなので塗りやすく、べたつきもなく塗った後はさらさらした感じです!
一日中ニオイも気にならずに過ごすことができよかったです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ワキガクリームの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのワキガクリームの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
試してほしい! ワキガに効果的な3つの対策 ワキガクリーム以外も効果的!
ここからは、ワキガ対策における3つのポイントを紹介します。毎日の生活のなかで少し気をつけるだけで、気になる臭いを和らげることができるかもしれません。ぜひ試してみてください。
ムダ毛は正しく処理しよう 効果的な対策.1
脇の毛をそのままにしていると、臭いの原因となる菌が繁殖しやすくなります。しかし誤った処理を続けていると、炎症を起こして臭いが強くなってしまうことも。剃って処理する場合、毛の流れに沿って刃を動かしましょう。毛の流れに逆らって剃ると肌表面をキズつけてしまいます。また、肌を守るためにシェービングクリームを塗りましょう。
抜く処理方法は毛穴や肌へのダメージが強く、抜いたあとの毛穴が炎症を起こしてしまうことも。ダメージを与えにくい家庭用脱毛器や電気シェーバーを使って処理をするといいでしょう。
男性のムダ毛処理に役立つおすすめ脱毛器についても紹介しているので、参考にしてみてください。
脇を清潔に保とう 効果的な対策.2
ワキガの強い臭いの原因は、アポクリン腺から出る汗を常在菌が分解することで発します。すでに強い臭いを感じる場合は、臭いの原因である常在菌を洗い流すことが大切です。ごしごし洗いでは肌を守っている皮脂も一緒に洗い流してしまうため、フワフワに泡立てた石鹸でやさしく洗うようにしましょう。
外出中、汗をかいたらボディーシートなどで拭き取ることで清潔に保つことが可能です。入浴後やふき取り後は、保湿成分配合のワキガクリームを使うと、余分な皮脂分泌を抑えられます。
汗・臭い対策グッズを活用しよう 効果的な対策.3
すでに汗が衣服にしみている場合、衣類についた臭いを緩和するために消臭スプレーを活用すると便利です。
また、ワキガクリームを塗っていても不安に感じるほど汗量が多い人は、服に汗ジミや黄ばみがつかないように事前に脇汗パッドをつけておくといいでしょう。
そのほかの制汗剤・デオドラント用品はこちら 【関連記事】
ワキガクリームが効かない場合は医療機関へ
ワキガが気になるのは大人だけではありません。小学生など年ごろの子供のワキガは親としてもどうにかしてあげたいと思うものです。植物エキスが配合された添加物が使われていないやさしい処方の子供に安全なデオドラントやわきがクリームを選んであげましょう。
また、わきがクリームが効かないと感じる場合は、重度ワキガの可能性もあります。自分で判断せず、まずはお医者さんへ相談してくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
化粧品メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事。 退職後は美容コラムの執筆や監修、コンサルタントとして幅広く活動。 これまでに100種類以上のスキンケア化粧品を実際に試した経験をいかしておすすめのアイテムをご紹介していきます。 日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ。