「制汗スプレー」のおすすめ商品の比較一覧表
制汗スプレーの効果とは? 汗やにおいを抑える
日本の夏は蒸し暑いので、歩いているだけでも汗をかきます。汗をかいてそのままにしておくとニオイがして、他人に不快感を与えてしまうことにもなりかねません。また洋服に汗染みができることもありますよね。
そんなときに便利なのが制汗スプレー。収れん作用などにより発汗を抑えるのと同時に、汗に雑菌がつくことで発生するニオイを抑えるアプローチをしてくれるものがほとんど。ニオイについては「殺菌」や「抗菌」でニオイの発生を防いだり、ニオイを無香化する「消臭」、香りをつけることでイヤやなニオイを感じにくくする「マスキング」など、さまざまな方法があります。
制汗スプレーの選び方
さらさら、ひんやり、爽快感、香りの有無、また安い価格など、さまざまなタイプのものが販売されている制汗スプレー(デオドラントスプレー)。使用感や成分などにこだわって、自分に合うスプレーを選びたいですよね。ここからは、制汗スプレーを選ぶポイントを3つ紹介します。
【1】使用シーンや部位
【2】成分
【3】香り
上記のポイントを押えることで、あなたに合った制汗スプレーをさがしてみてください。
【1】「エアゾールタイプ」か「ミストタイプ」か使用シーンや部位で選ぶ
制汗スプレーには主に「エアゾールタイプ(噴射タイプ)」と「ミストタイプ(ウォータータイプ)」の2種類があります。使用シーンや使用部位に合わせてそれぞれのタイプから選ぶとベターです!
エアゾールタイプ:ひんやり感を味わえる
瞬間的にヒヤッとする冷却作用を味わえるのが、エアゾールタイプ。パウダー状の成分が肌に密着するので、べたつきにくく速乾性があるのが特徴です。また、人気の香りがそろっているので、香りを選ぶ楽しみもあります。
脇だけでなく背中や足など広い範囲に使いやすいのもポイント。服の上から噴射してクールダウンできるものもあります。
使ってすぐにひんやり感がほしい人におすすめです。
ミストタイプ:すっきりとした使い心地
ミスト状になった成分が肌に密着。ピンポイントでケアでき、お風呂上がりのようなすっきりした感じを楽しめます。噴射音がしないので音を気にせずに使え、いつでも肌をすっとリセットできます。
ウォータータイプなのですぐには乾かないものの、エアゾールタイプのように肌が白くなることはありません。ガスを使用していないので、捨てるときに手間がかからないのも魅力です。
【2】制汗作用にかかわる成分で選ぶ
制汗スプレーを選ぶときは成分に注目しましょう。含まれる成分には「制汗成分」「殺菌成分」「消臭成分」の3つがあります。
以下のような成分が成分表に記載があるかをチェックして、目的に合ったものを選んでください。
汗を抑えたいなら「制汗成分」配合を
制汗成分には、塩化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム(ACH)、パラフェノールスルホン酸亜鉛があります。
これの制汗成分が汗の出口にある程度たまることによって、発汗を抑えることができます。とにかく汗を抑えたいという人は制汗成分に注目して選びましょう。
匂いのもとになる菌を増やしたくないなら「殺菌成分」入りがおすすめ
制汗スプレーに配合される殺菌成分には、銀イオン(Ag)、イソフロピルメチルフェノール(IPMP)、ミョウバン、β-グリチルレチン酸(BGA)があります。この殺菌成分は、体臭の原因を作り出す肌の常在菌が増えるのを抑えてくれます。
「薬用」「医薬部外品」と書かれている制汗スプレーには、殺菌成分が配合されていることが多いので、殺菌作用を求める方は商品の表記にも注目してみましょう。
ワキガなどもともとの体臭や体質を改善してくれるわけではありません。
匂いが気になるなら「消臭成分」
消臭成分には、酸化亜鉛、ミョウバン、緑茶エキスがあります。この防臭成分は実際に発生した嫌な臭いの元を中和させたり吸着させて、ニオイを減らします。
脇のニオイなどが気になる方は消臭成分が配合されている商品を選んでくださいね。
【3】香りの有無で選ぶ
制汗スプレーには、シトラスや石鹸などの香りありのタイプと、無香料タイプがあります。好みや使用するシーン・場所などによって、香りの有無で選びましょう。
体臭をカバーする「香りありタイプ」
汗のニオイや体臭が気になる方には「香りつきタイプ」がおすすめ。せっけんやフローラルの香りは清潔感、ローズ系なら華やかさ、シトラスはさわやかさ、といった特徴があります。
制汗スプレーにはいい匂いのものがたくさんあるので、好みのものを選びましょう。ただし、つけすぎると香りが強くなるので要注意です。
場所を選ばず使える「無香料タイプ」
場所によっては香りがきつすぎると周囲の迷惑になる場合があります。たとえばオフィスなどのビジネスシーン。香りが苦手な方がいると、仕事に差し障りが出ることも。また香水などをつけている方がいると、香り同士がケンカしてしまいます。
香りが気になる場所では「無香料タイプ」が適しています。無香料なので香りはしませんが、制汗機能はあるので場所を問わず使えるでしょう。香りつきが苦手な方にもおすすめです。
敏感肌、肌が弱い方はアルコール成分やメントールに注意
制汗スプレーのなかには、より強い収れん作用がある成分を配合することで、汗を抑制するタイプもあります。その分、肌に負担がかかってかぶれやかゆみがでることも。まずは少量サイズのスプレーで試してみるのもいいですね。肌に合わない場合は使用を控えましょう。
また、爽快感があるメントール(清涼成分)はとくに男性に人気ですが、肌への刺激があるので、気になる方はメントールが入っていないものを選んで。商品によっては保湿成分が含まれていて肌に優しい処方になっているものもあります。
制汗スプレーおすすめ9選【エアゾールタイプ】 背中やワキにシュッとひと吹き!
制汗スプレーの選び方のポイントをふまえ、美容ライターの西田彩花さんと編集部がおすすめの商品をピックアップ!「エアゾールタイプ」「ミストタイプ」「メンズ向け」の順に紹介していきます!
まずは、エアゾールタイプのおすすめ商品をみていきましょう。
制汗スプレーおすすめ7選【ミストタイプ】 直塗りタイプや携帯に便利な商品も!
続いて、ミストタイプの制汗スプレーのおすすめ商品を紹介します。
制汗スプレーおすすめ6選【メンズ向け】 男の汗もしっかりケア!
実際に使ってどうだった? 口コミをチェック! 制汗スプレーのおすすめ商品からピックアップ!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
資生堂『Ag DEO24 パウダースプレー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
Ban使ってましたがちょっぴりお高めのAgを使ってからもうトリコです。
シルバーのパッケージの通常タイプ?も使ったことがありますが良かったですよ(*^^*)
プレミアムタイプはパウダースプレー史上最高技術らしいです!
汗臭だけじゃなくストレス臭も抑えてくれるなんてすてき、ステキ、素敵。
私、脇汗だけすごいんですが(突然の告白)スプレー振らないより振ったときの方が抑えられてます。
明らかな差はなくとも効果あり!
ユニリーバ 『レセナ ドライシールド パウダースプレー(無香性)』の口コミをチェック!

出典:LIPS
制汗剤は、絶対に無香料と決めてます!
これから暑くなってくると必須アイテムミニサイズはバックにインして大きいサイズは、職場と家にストック!
花王『ビオレ 薬用デオドラントZ スプレータイプ 直ヌリ級全身用スプレー(無香性)』の口コミをチェック!






出典:LIPS
こちらはロールオンタイプでワキに直接塗り込むタイプです。
塗ってから乾くまで待ってから服を着ることと使う前に3回ほど振ってから使うことがポイントです!
ニオイは長時間抑えてくれたなと思いました。この暑い中一日中出掛けててもニオイが気になることはなかったです!
汗をかいたそばから乾かしてくれると記載があったので期待して購入したのですがそこはさすがにこの暑い夏の中の汗の量では対応しきれなかったのかなという印象。具体的には、汗じみが気になった。
夏の時期にはわたしみたいな汗っかきにはロールオンタイプは向いていないのかもと思いました。ロールオンよりスティックのタイプの方がより強力なだからそっちの方が良いのかなと思いました。
ビオレzのロールオンは汗の量がそんなに多くなくて、ニオイが気になる方にオススメです!
ミネラルデオストーン『ミョウバン クリスタルスプレー』の口コミをチェック!






出典:LIPS
使用しました!
イタリアがミョウバンの本場らしく、かなり本気で作ったものらしいです。
使用した感じ、無香料なので使いやすいです。
スプレーで広範囲にしっかりとかかってくれます。
ただ、効果的にはこれ本当に抑えられてるのかな…という感じでした
ですが以外にも抑えられてるみたいなので、とりあえず最後まで使い切ります!笑笑
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 制汗スプレーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの制汗スプレーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
制汗スプレーの効果的な使い方 上手に使うコツ
汗をかいたままだと成分が肌に密着しにくいので、使用前にはしっかり汗を拭き取りましょう。その後、制汗スプレーをよく振ったら、肌から10cm以上離してまんべんなく吹きつけます。
1回の使用時間は2、3秒。1日に1〜2回を目安にしましょう。また、週に1日程度はスプレーを使わない日を作って、肌を休ませるのがおすすめです。
制汗スプレーに関するQ&A
制汗スプレーは機内持ち込みしてもよい?

制汗スプレーは国内線・国際線ともに手荷物で預けることができます。飛行機内に持ち込むこともできますが、条件が異なるので気をつけましょう。
国内線の場合は0.5kgまたは500ml以下のもので、ひとりあたり合計2kgまたは2Lまで。キャップなどで噴射弁が保護されているものなら可能です。一方国際線になると、100ml以下の小さなもので、容量1L以下のジッパーつきの透明の袋に入れる必要があります。
国際線の機内に制汗スプレーを持ち込みたい人は、携帯用の小さなものを準備しましょう。空港で販売されている場合もあります。
制汗スプレーの捨て方って?

中身が残ったまま廃棄すると、引火して火災事故の原因になることがあります。スプレー缶を捨てたいときは、屋外の風とおしがいい火気のないところでボタンを押し、中身とガスを出し切ってください。その後、自治体の分別方法に合わせてゴミに出しましょう。
ガス抜きキャップがついている場合は、表示されている説明に従って処分してください。
制汗スプレーに使用期限はある?

通常の保管状態で未開封であれば、製造から3年経っても使用できます。一方、開封したものは、なるべくシーズン中に使い切りましょう。
1年前のものが残っていた場合は、使用する前に一度中身のにおいや色を確認してください。変化していなければ使っても差し支えありません。
スプレー以外のおすすめ制汗アイテムはこちら! 【関連記事】
制汗スプレーは汗が気になるときの必需品
汗やにおいを抑えるのは、自分だけでなく周りの人への気配りでもあります。使用感、香り、成分などにこだわって、お気に入りの制汗スプレーをみつけてください。
ひとつの商品に絞らず、状況に合わせて使い分ける方法もあります。また、飛行機内に持ち込めるかや、使用後の処分の仕方にも違いがありますので、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。
外気と室温の差が大きければ、夏でなくても汗をかきます。季節にかかわらず、状況に合わせて制汗スプレーを活用してください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業在職中に美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始め、その後独立。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。