脇汗パッドとは? 効果やメリット
脇汗パッドとは、その名の通り脇に貼るシートやシール、パッドのこと。脇汗シートとも呼ばれます。汗対策グッズのひとつで、脇汗を吸収することで脇のサラサラを保つ効果があります。汗ジミができず、洋服も汗で黄ばみません。さらに、気になるワキの臭いの消臭・デオドラント効果が期待できる商品もあります。
▼こんな人におすすめ!
・大切な洋服を汚したくない人
・腕を上げたときの汗ジミが気になる人
・服の黄ばみが気になる人
・汗のニオイが気になる人
ぜひ、脇汗を止める制汗剤やデオドラントグッズと合わせて活用して、汗ばむ季節を快適に乗り切りましょう!
脇汗パッドの選び方 夏の必需品! 汗ジミ対策に!
ここからは、脇汗パッドの選び方を解説していきます。ポイントは下記3点!
【1】パッドは目立たない色を選ぶ
【2】汗の量とサイズで選ぶ
【3】ニオイを抑えるなど付加機能や効果で選ぶ
詳しく紹介していきます。
【1】パッドは目立たない色を選ぶ
脇汗パッドを選ぶときは、洋服に合った色のものを選びましょう。
スタンダードな「白」
スタンダードなのが白い脇汗パッドです。極端に薄い服や白っぽい服でなければ透けることもなく、目立ちにくいのがポイント。濃い色の服や厚手の生地の服であれば、つけていることはまずわかりません。
商品のバリエーションも多いので、汗の量や自分の体格、好みのつけ心地に合った商品が選びやすいのも白い脇汗パッドの魅力です。
目立ちにくい「ベージュ・透明」
薄手の服や色の薄い服を着るときは、ベージュや透明の脇汗パッドを選ぶとより目立ちません。とくに白いTシャツを着るときは、できるだけベージュや透明の脇汗パッドを選ぶとよいでしょう。
ベージュは肌の色に近いので、脇汗パッドを貼っていることを知られたくない人にぴったりです。透明のものであれば、脇を見せるファッションのときも貼りやすいです。
暗い色の服には「黒」
黒など暗い色の服には、黒い脇汗パッドを選ぶのもよいでしょう。生地から透けて見えても違和感がなく、快適に装着できます。
とくに黒い裏地のジャケットやブラックフォーマルなどを着るときは、服に貼りつける黒い脇汗パッドのほうが白やベージュのものよりも目立ちません。
着る服の色や裏地の色によってほかの色と使い分けるとよいでしょう。
【2】汗の量とサイズで選ぶ
自分の汗の量や脇汗パッドのサイズも忘れずに考慮しましょう。汗の量が多い人は、小さいパッドを選ぶとすぐに吸水量が限界になり、汗ジミができてしまいます。できるだけ大きいものや、吸水量が多いものを選んでください。
汗が多い女性は、男性用の脇汗パッドを使うという方法もあるので検討してみてください。女性向けの商品よりも吸水量が多く、サイズが大きいものが多いので、たくさんの汗をしっかり吸収してくれます。
【3】ニオイを抑えるなど付加機能や効果で選ぶ
脇汗は、汗ジミだけでなくニオイも気になるものです。脇汗パッドを選ぶときは、ニオイを抑える防臭・消臭機能や、ニオイのもととなる菌の発生を抑える機能があるものを選ぶとよいでしょう。
脇汗パッドのなかには、汗の水分と反応して冷感が得られるものや、汗の成分と反応してよい香りがするものなどもあります。脇汗パッドを選ぶときは、ぜひ付加機能にも注目してみてください。
脇汗パッドのおすすめ17選 夏場やYシャツのワキ汗対策に! メンズ用も厳選!
ここからは、おすすめの脇汗パッドを「服に貼りつけるタイプ」「肌に貼るタイプ」「繰り返し使えるタイプ」の3種類別に紹介していきます! 薬局・ドラッグストアで手軽に購入できる商品もありますよ。かしこく活用して、お気に入りの洋服を汗から守りましょう。
▼肌への刺激が少ない「服に貼るタイプ」
▼パッドがズレにくい「肌に直貼りタイプ」
▼コスパ重視なら「繰り返し使えるタイプ」
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼肌への刺激が少ない「服に貼るタイプ」
服に貼りつけるタイプは、接着剤が直接肌につかないので、肌が敏感な人でも使いやすいです。服の脇部分を挟むように貼りつけるだけなので、脇汗パッドをはじめて使う人でもかんたんに使えます。
使い捨てなので衛生的に使えるのも魅力。薄いものが多いので、ポーチなどに入れておいて、外出先で取り換えることもできます。

こちらの脇汗パッドは衣類に響きにくく、はじめての人でも使いやすいでしょう。
目立ちにくいモカベージュ色
洋服に貼りつけて使う、使い捨てタイプの脇汗パッドです。色は目立ちにくいモカベージュ色。厚さは約1mmと薄手なので、長時間つけていても快適です。
肌に当たる面が三層構造になっているのもポイント。汗をすばやく引き込む吸引シートの下には、汗を蓄える吸水シートと汗を逆戻りさせないストッパーシートがあり、たくさん汗をかいてもしっかり汗を吸い取ってくれます。

銀イオンが配合。内容量も40枚と多く、2色展開なので衣類に合わせて選べるのもうれしいです。
ハーフスリットのはくり紙で貼りやすい
銀イオンが配合された、やわらかく薄手の脇汗パッドです。脇汗パッドのごわつきや、肌への刺激、腕を動かしたときの擦れなどが気になる人にぴったり。はくり紙にスリットが入っているので、洋服に貼りやすいのもポイントです。
ベージュ色のほかに白色のものもあります。たくさんの汗もしっかり吸ってくれるので、男性も使える脇汗パッドです。
剥がれない脇汗パッドならコレ!
剥がれにくさにこだわって作られたLuna & Stellaの脇汗パットです。少し大きめ(112mm×120mm)なので女性はもちろん、男性でも使いやすいサイズ。
汗をたくさんかいても大丈夫な吸水力と強めの粘着力かつ、使用後に衣類を傷めずにはがせる粘着剤で、使用中も使用後も使いやすいところが魅力です。
Ag+銀イオン配合の脇汗パッド
汗を素早く吸収してくれる、やわらかい肌触りの脇汗パッドです。Ag+銀イオンが配合されており、長時間の装着でも清潔な状態をたもってくれます。薄い色の洋服が、汗によって黄ばむのを防ぐのにもぴったり。
ナチュラルベージュのほかにホワイトもあるので、着る服の色によって使い分けてみましょう。
毎日使う人は、40枚入りの大容量パックを購入するとコスパがよいです。
衣類に貼る!
汗をかいてもサラッとした肌触りが続く、服に貼るタイプの脇汗パッドです。汗をすばやく吸収してくれるので、ベタつきが気になりません。銀イオンによる消臭機能もついています。汗のニオイが気になる人にもぴったり。
白色のほかベージュ色もあるので、洋服に合わせて使いわけましょう。白色タイプは、洋服の色柄を問わずに使えて便利です。
消臭・冷感機能搭載!
汗のニオイが気になる人にぴったりの脇汗パッドです。消臭繊維を使用しているため、汗のニオイがしにくいです。冷感機能もプラスされているので、汗をかくとひんやりします。
独自の形状で、袖がある服だけでなくノースリーブの服にも使えます。ノースリーブの服に貼りつける際は、くぼみの部分をアームホールに合わせるように貼りつけましょう。
凹凸シートが汗をすばやく引き込む
イオン抗菌加工が施されている黒い脇汗パッドです。服に貼って使います。肌に当たる表面には凹凸があり、汗をすばやく引き込んでくれるので、いつもサラッと快適な装着感です。厚さは1mmと薄手ですが、しっかり汗を吸収して汗ジミを防いでくれます。
パッドの裏の接着剤はドット形状なのではがれにくいのもポイント。衣類に貼りやすく、ヨレたりズレたりしにくいです。
大判サイズでたっぷり吸収!
汗の量が多い人にぴったりの男性用脇汗パッドです。大判サイズで、給水量は約15mlと汗をたっぷり吸ってくれます。
特殊3層シートで、たっぷり汗を吸ってもムレにくく、サラッとした肌触りが続きます。イオン抗菌・防臭が施されているので、汗のニオイも気になりません。
小さいサイズの脇汗パッドでは不安なときに利用してみてください。
消臭繊維使用の脇汗パッド
消臭繊維を使用した、薄型のメンズ用脇汗パッドです。吸水量が多いので、汗が多い人も快適に使用できます。
厚さは0.9mmと薄く、軽いつけ心地。適度な粘着力で、直接服に貼りつけても生地を傷めにくいのもポイント。服に貼る脇汗パッドによる生地の傷みが気になる人は、ぜひ使ってみましょう。
清涼成分も配合されているので、さわやかなつけ心地が続きます。
▼パッドがズレにくい「肌に直貼りタイプ」
脇パッドのズレが気になる人は、肌に直接貼るタイプを選ぶとよいでしょう。脇に防水性のあるテープを貼ることで、汗ジミができるのを防ぎます。
直貼りタイプは腕を動かしてもズレることがなく、薄いものが多いのでごわつきにくいです。透明タイプを選べば、脇を見せる服のときも目立ちません。よりフィットする脇汗パッドを探している人は、ぜひ利用してみてください。

こちらは0.01mmと薄いため、薄着が増える春夏の時期にぴったり!
目立たない脇に貼るフィルム
医療衛生用テープを使った、直接脇に貼るシートタイプの脇汗パッドです。ジェル粘着剤を使っているので肌にやさしく、接着剤の刺激が気になる人でも使いやすいのがポイント。はがすときも肌を傷めにくいです。
配合されている銀が、いやなニオイの原因となる菌の繁殖を抑えてくれます。貼りやすい楕円形のシートで、極薄かつマット仕上げなので、ノースリーブの服を着ても目立ちません。
脇汗パッドのズレが気になる人に
脇に直接貼って使うフィルムタイプの脇汗パッドです。0.025mmの極薄フィルムなので直接肌に貼っても違和感がなく、長時間でも快適に過ごせます。
フィルムを切れば、脇だけでなく足の裏や胸の谷間に使えるのもポイント。脇だけでなく汗ジミが気になるところに貼ってみましょう。
リピートしやすい価格帯も魅力です。
貼っているのを忘れる極薄フィルム
肌に直接貼るフィルムタイプの脇汗パッドです。こちらは薄さ0.005mmの超極薄シールなので、貼っていることを忘れるような快適さが魅力です。肌に自然になじむので、脇が見える服を着ても目立ちません。
汗は通しませんが、空気や水蒸気は通す通気性のよいフィルムなので、貼っている間違和感がないのもポイント。ゴワつかず、長時間でも快適に装着できる脇汗パッドを探している人にぴったりです。
炭の力でニオイをブロック!
粘着面に多孔質物質(ヤシガラの活性炭)が配合された、肌に直接貼る脇汗パッドです。多孔質の物質がニオイの原因物質を吸着・分解してくれるので、汗のニオイが気になる人はぜひ使ってみてください。
伸縮性があるので、脇の複雑なカーブにもぴったりフィットします。腕を動かしてもズレたりヨレたりしにくく、通気性がよい素材で長時間でもムレずに快適です。
やわらかくふんわりとした感触のテープ
肌に直接貼って使う脇汗シートです。やわらかく、ふんわりした感触のテープで、肌あたりがソフトなのが魅力。ワイドタイプなので、広範囲の汗をしっかり吸ってくれます。
伸縮性がある素材でできているので、ぴったり密着してくれるのもポイント。はさみでカットすれば、足の裏などにも使えます。
柿渋成分(柿タンニン)を配合しているので、気になるニオイもしっかりケアしてくれる脇汗パッドです。
カプセル香料で汗がローズの香りに⁉
肌に直接貼って使うロールタイプの脇汗パッドです。カプセル香料がつけられており、汗をかくと水分と反応して汗のニオイがローズの香りになります。ほかにもせっけんやレモンの香りなどがあるので、気になる人はチェックしてみましょう。
300cmのロールタイプなので、好きな大きさに切って使えるのもポイント。汗のニオイをよい香りに変えたい人はぜひ使ってみてください。
▼コスパ重視なら「繰り返し使えるタイプ」
ブラジャーなどの下着にホックで留めたり、服に面ファスナー(マジックテープ)を貼りつけて取りつけるタイプは、洗って繰り返し使えるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
腕の長さや肩の位置など、個人の体形に合わせて装着位置が微調整できるのもポイント。脇汗パッドにかけるコストを減らしたい人はぜひ繰り返し使えるタイプを選んでみましょう。
洗濯機で洗って繰り返し使える!
こちらも洗濯機で洗えるコスパのよさが魅力の脇汗パッドです。クリップでブラジャーの肩紐に取りつけて使います。
表面は肌あたりのよいパイル地、裏面はポリウレタンで汗をしっかり吸収してくれます。生地の表面に銀が塗られているので、菌が繁殖しにくく、気になるニオイもしっかり防いでくれるのが魅力です。
いつでも清潔に、繰り返し使える脇汗パッドを探している人はぜひチェックしてみてください。
面ファスナーで取りつける脇汗パッド
服の内側に面ファスナーを取りつけて装着する脇汗パッドです。東レの高機能繊維「クールモーション」を採用しており、汗をすばやく吸収してサラッとした感触をたもってくれます。
空気触媒「TioTio」加工が施された生地を使っているのもポイント。空気中の酸素や水分と反応し、菌の繁殖を抑え、ニオイも抑えてくれます。
面ファスナーで取りつけるので、ズレやヨレが気になる人も使いやすいです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 汗取りパッドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの汗取りパッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
脇汗のお悩みに関するQ&A 脇の臭い対策や汗じみ対策に!
脇汗や脇の嫌な臭いに悩んでいる方は必見! 脇汗に関するお悩みと解決策を紹介します。
ワキの臭いの原因と対処法は?

ワキガなど、ワキの臭いに悩んでいる人も多いでしょう。とくに夏場は汗で臭いが強くなります。このワキの臭いは、アポクリン腺から出る汗を常在菌が分解することで発生します。
すでに強い臭いを感じる場合は、臭いの原因である常在菌を洗い流すことが大切。外出中は、汗をかいたらボディーシートで拭き取るといいでしょう。入浴時、ごしごし洗いでは肌を守っている皮脂も一緒に洗い流してしまうため、フワフワに泡立てた石鹸で丁寧にやさしく洗うようにしましょう。
また、入浴後やふき取り後は、保湿成分配合のワキガクリームを使うと、余分な皮脂分泌を抑えられます。
脇汗パッドはどこで売ってる?

脇汗パッドは、ドラッグストアやロフト、東急ハンズなどで売られています。一部取扱いのない店舗もあるので、その場合にはAmazonや楽天などのECサイトからも購入できます!
ワキを清潔に保つ正しい脇毛処理の方法は?

男性も女性も脇毛を処理せずそのままにしていると、臭いの原因となる菌が繁殖しやすくなります。定期的に脇毛を処理して清潔を保ちましょう。
その際、誤った処理方法をしていないかも確認を。脇を処理する際に傷つけて炎症を起こしてしまうと、逆に臭いが強くなってしまうことも…。
剃って処理する場合は、毛の流れに沿って刃を動かすことが大切なポイント。毛の流れに逆らって剃ると肌表面をキズつけてしまいます。また、肌を守るためにシェービングクリームを塗りましょう。抜く場合は毛穴や肌へのダメージが強いので、ダメージを与えにくい家庭用脱毛器や電気シェーバーを使って処理をするといいでしょう。
衛生面に気をつけて自分に合う脇汗パッドを 医療ライターからのアドバイス
これからの時期に使うことも増える脇汗パッドは、使用用途や使用時間などを考慮して服に貼るものや、直接肌に貼るものを選ぶといいです。ただし脇に傷やかぶれ、はれものがある人や、お肌が弱い人の場合には直接肌に貼るタイプのものの使用を控えましょう。
いずれも長時間使用する場合にはこまめな交換や、交換前に脇汗をふき取るなど、衛生面にも気をつけて使うことをおすすめします。
そのほか汗対策グッズのおすすめ記事はこちら! 関連記事
脇汗パッドのほかにも簡単に脇汗予防・防止ができるグッズはさまざまあります。男性だけでなく女性の脇汗対策にぴったりなアイテムも。
こちらで紹介する脇汗に効く、脇汗を抑える効果のあるクリームや制汗剤、デオドラント用品を使用して、いつでも清潔な脇を保ちましょう。
脇汗パッドで汗の多い時期も快適に!
脇汗が多いと、汗ジミはもちろん汗のニオイや服の黄ばみなども気になります。脇汗が気になるときは、脇汗パッドをはじめとした脇汗対策グッズを上手に使って汗ジミ・汗のニオイケアを行ないましょう。
脇汗パッドには、服に貼るタイプ・下着に装着するタイプのほか、肌に直接貼るタイプがあります。記事中で紹介したアドバイスを参考に、自分に合うアイテムを選んで使ってみてください。
脇汗パッドを使って、汗を気にせずおしゃれを楽しみましょう!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッズや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。