クリームハイライトとは? 使うメリット
そもそもハイライトとは、シェーディングと組み合わせて顔の濃淡を補強することで顔に立体感を出したり、光を集めて肌に透明感とツヤを演出したりすることができるアイテム。ベースメイク時に使用します。
おもに「クリームハイライト」と「パウダーハイライト」の2種類があり、なかでもクリームハイライトは、しっとりとした使い心地と、内側から光を放っているような自然な仕上がりで人気を集めるアイテム。脂性肌の方が使うとよれる場合がありますが、パウダーよりも持ちがいいのでお直し要らずなのもメリットといえるでしょう。プチプラからデパコスまで豊富なアイテムが揃っています!
パウダーハイライトやシェーディングのおすすめが気になる方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
クリームハイライトの選び方
立体感をだしたりツヤをだしたりするアイテム「クリームハイライト」。自分に合うものを選ぶためのポイントはどこか?迷ってしまいますよね。そこでここからは、美容ライター・田島えり子さんに取材のもと、クリームハイライトの選び方を紹介します。ポイントは下記3点。
【1】テクスチャーのタイプで選ぶ
【2】自分の肌色に合うカラーを選ぶ
【3】パールやラメの有無で選ぶ
それぞれの特徴をおさえて、自分に合うクリームハイライトを見つけてくださいね。
【1】テクスチャーのタイプで選ぶ
ひと口にクリームハイライトといっても「練りタイプ」「スティックタイプ」「リキッドタイプ」といったさまざまなテクスチャーがあります。
それぞれの特長があるので、自分の肌質との相性のよさや、使用感の好みに合わせて選びましょう。
練りタイプ|肌にしっかり密着して落ちにくい
練りタイプのクリームハイライトは、少しかための使い心地で肌に密着させやすいので、メイクのもちがよくなるのがポイント。バームタイプとも呼ばれています。
少量ずつ使えるのでコスパも高く、コンパクトな形状のものが多いので持ち運びにも向いています。
スティックタイプ|そのまま塗れるから使い勝手がいい
スティックタイプは、クリームハイライトとパウダーハイライトの中間のような使い心地。塗るとサラッとした感じに変わります。
リップクリームのような形状でそのまま肌に塗れるので、初めて使用する人にも扱いやすく、時短にも便利です。また、液だれもなく携帯しやすいので、ポーチに入れて外出先での化粧直しにも便利。
リキッドタイプ|伸ばしやすく肌なじみがいい
リキッドタイプは、その名のとおり液状になっているのが特徴。肌へのなじませやすさを重視する人におすすめです。量の調節もしやすく、自然な立体感を演出できます。
また広範囲に使いたいときにも向いていて、化粧下地として使えるものもあります。
ジェルタイプ|みずみずしく軽いつけ心地
あまり種類は多くないですが、ジェルタイプのクリームハイライトもあります。みずみずしくサラッとしたテクスチャーなので、塗り心地のよさを重視したい方におすすめ。スルっと肌になじむ軽いつけ心地が特徴です。
【2】ブルベ・イエベなど自分の肌色に合うカラーを選ぶ
クリームハイライトにはさまざまな色みがあります。色選びの基本は、自分の肌色にあったものを選ぶこと。
ブルべ肌で青白い肌を血色よく見せたいのならピンク系、イエベ肌で黄色みが強い肌を明るく見せたいのならベージュ系が肌に馴染みやすいです。そのほかにも、立体感やツヤ感を強調するホワイト系、くすみを消すラベンダー系、華やかなゴールド系などさまざまなカラーがあります。
最近はどんな肌色にもなじむノーカラーも人気! なりたいイメージや目的に合わせたものを選びましょう。
【3】パールやラメの有無で選ぶ
クリームハイライトのなかには、こまかなパールやラメが含まれているものがあります。似たような色みに見えても、パールやラメが入っていると光の反射できらめき感が出てより華やかな印象に、ラメなしだとナチュラルな印象になります。また、粒子がこまかいほど自然に見えます。
ふだんはナチュラルメイクに合わせやすいラメやパールのないのものや粒子がこまかいもの、発色しないものを、いつもより華やかに見せたいパーティーではラメやパールの目立つものをと、使用シーンに応じて使い分けるといいでしょう。
クリームハイライト【プチプラ】おすすめ8選
ここからは市販クリームハイライトの人気おすすめ商品を紹介。優秀なプチプラコスメから使い心地のいいデパコスブランドまで、多数ピックアップしています。なかにはシェーディングと一緒になった便利な商品も。ぜひチェックしてみてください!

スティックで簡単。プチプラの優秀アイテム!
シンプルな処方にこだわったプチプラコスメで人気のセザンヌが販売するスティックタイプのハイライト。
肌に密着して落ちにくい、ロングキープ処方で化粧崩れしにくい点が魅力です。やわらかいクリームタイプですが、つけるとサラサラ。ヒアルロン酸、コラーゲン、美容保湿オイル等が配合されており、乾燥した肌にもスムーズに塗ることができます。
人気韓国ブランドの2カラーハイライト
2色のカラーを使い分けながら、立体的な顔が再現できる、韓国の人気ブランドのクリームハイライトです。広い部分に使うシェーディングがたっぷり入っており、ハイライトとほどよい容量バランスになるよう計算されています。
スティックタイプの先端は24度の角度にカットされており、入れる場所や入れ方を問わず隙間なくタッチできるのが特徴です。
内から輝くようなツヤ感が魅力
やや太さのあるスティックタイプのクリームハイライトで、20代・30代と幅広い世代で活用できます。さっと塗れば、光によって骨格が強調されて、くっきりとした立体フェイスに見えるのが特徴です。
きれいなツヤ感が出せるものの、やりすぎ感はないため、ナチュラルな印象のメイクに仕上げたいときにもぴったりでしょう。

しっとりと濡れたような「生ツヤ肌」に
しっとりと濡れたような「生ツヤ肌」に仕上げるクリームハイライト。生ツヤパ―ルと呼ばれるこまかなパールを配合し、伸びのいい板状紛体が肌表面を覆うことで肌の凸凹を均一にカバー。光を美しく反射し、しっとり濡れたような繊細なツヤ感をかなえてくれます。
軽いつけ心地のオイルに加えて、べたつきをおさえる球状紛体が多く配合されているのが、なめらかで軽く伸びる理由。べたつかずさらりとしたつけ心地がうれしいです。
軽くて塗りやすいプチプラハイライト
安い価格設定とかわいいパッケージが魅力のクリームハイライトです。ホワイト系・ベージュ系の2色で、どちらも微細なパール&ラメがたっぷり配合されています。
ナチュラルなツヤ感と立体感が出るうえ、しっかりと肌に密着するので長時間ツヤ肌が持続するのが魅力です。クリームタイプですが、塗り心地が軽いため目頭や目元など、入れる場所を問わず塗りやすいでしょう。

濡れたような透明感。原料にもこだわったハイライト
上品な光沢感でどんな肌色にもなじむホワイトパールのクリームハイライト。バームに近いやわらかめのテクスチャーで、少量でも内側からうるおっているかのような自然で健康的なツヤ感を演出してくれます。また、唇やデコルテ部分などにも使えるすぐれもの。つける量を調節すれば、ナチュラルにも華やかにも自由自在に輝きをプラス!
ヤシ油、ミネラル、ミツロウなどの天然由来のオーガニック原料にもこだわりが。オーガニック系のクリームハイライトを探している人にもおすすめです。
ハイライトだけではなくアイメイクにも使える
ナチュラルなコントゥアメイクがかんたんに叶う、クリームハイライトです。ペン感覚で塗りやすいほか、価格帯もリーズナブルなため、初心者も気軽に試しやすいでしょう。
ハイライトにはパールが入っているので、艶がでて明るい立体感が演出できます。目の下やあごにハイライトを、鼻筋や顎ラインにシェーディングカラーをなじませて、メリハリをだす使い方がおすすめです。

光を操るアーティストこだわりのハイライト
ヘア&メイクアップアーティスト河北裕介氏とエトヴォスとのコラボアイテム。肌そのものをキレイに見せるメイクで人気の河北氏の「どんな肌質の人でもかんたんに美しくメイクができて、さらに肌がきれいになれるものをつくりたい。」というこだわりがつまったアイテムです。
天然ミネラル、植物由来のオイル等、肌に負担がかからない成分のみで作られたなめらかなクリームが、しわやシミ、くすみなどを飛ばし、まるでスキンケア直後のような美しいツヤ肌を演出してくれます。
さらに、甘草エキスやカミツレエキス、油溶性ビタミンC誘導体などの、肌悩みをケアしてくれる美容成分を配合。石鹸(せっけん)だけで落とせるので、肌が敏感な人にもおすすめです。
クリームハイライト【デパコス】おすすめ4選
続いて口コミ評価の高いデパコスのクリームハイライトを紹介! 使い心地にこだわる方は要チェックです。

ナチュラルな立体感を生み出す2色セット
クリーミーなテクスチャーですが、指でのばすと肌にとけこみ、サラッとしたパウダー状に変化。キメの整ったいきいきとした素肌に近づけます。
ハイライトカラーとシェーディングに使えるウォームカラーの2色がセットになっていて、ウォームカラーは、チークやアイシャドウ(涙袋)として使用可能。2色を使い分けすれば、ナチュラルメイクなのにメリハリのきいた立体的な印象がつくれますよ。
チークベースとハイライトのセットです。カラーは、血色感を与える「ルーセントレッドパール」と骨格や顔立ちに合わせてツヤを出す「ルーセントグリーンパール」の2色。
ベースメイクの上にこの2色のパールを重ねることで、血色感を出しながら自然なみずみずしいツヤを叶えてくれます。

絶妙なツヤ感が簡単に。時短にも便利なスティック型
さっと塗るだけで、立体感と絶妙なツヤ感をプラスするハイライト。スティックタイプなので、クリームハイライト初心者にも使いやすいと評判です。
パウダーをオイルでコーティングしているから、重ねるファンデーションのタイプを選ばず、つけ心地もサラサラ。ピンクがかったヌーディーカラーで、肌にのせると色みはほとんど感じないくらいに、自然になじみます。
口紅と同じくらいサイズのスティックなので、ポーチに入れてもかさばらず、持ち歩きにも便利。
自然なツヤを与えるスティックハイライト
ファンデーションの上に重ねることでうるおうツヤ感を与えてくれるクリームハイライトです。スティック式なのでお直しでも使いやすく、しっとりとした感触で肌にフィットします。
ノーカラーなのでイエベ・ブルベ肌問わず使いやすいのもポイント。
「クリームハイライト」のおすすめ商品の比較一覧表
人気のクリームハイライトの口コミをチェック
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
THREE『シマリング グロー デュオ』の口コミをチェック!








出典:LIPS
ハイライトって白すぎたりギラギラしすぎたりすると下品で汚く見えてしまうけど、これはラメ感とパール感が最高にちょうどよくて自然で上品なツヤ肌に仕上がる!
そして落ちにくい!!!
クッソ暑い夏1日中外にいて汗ダラダラなっても、ハイライトは残ってて相変わらずツヤってます。
左の色の方はまだ実際使ったことないけど、チークとして使っても血色感が出ていいらしい!
写真じゃ伝わりにくいかもだけど、ツヤ肌好きにはかなりおすすめ。
セザンヌ『ハイライトスティック』の口コミをチェック!






出典:LIPS
セザンヌのハイライトスティックです
初めてのハイライトだしプチプラで…スティックタイプなら塗ってぼかすだけだろうし簡単かな…と思って買ってみました!
鼻筋に入れると確かに鼻がスッとみえる!
鏡の前で感動しました(*´∀`*)
結構キラキラしてるのであんまり塗るとめちゃくちゃ白浮きしそうなので注意したいです
エチュードハウス『プレイ101スティックデュオ』の口コミをチェック!










出典:LIPS
メイク初心者さんにも簡単!ハイライト&シェーディングスティック
よいところ
・スティックだから持ち運びに便利!
・ぼかしやすい
・お色味の加減を調整しやすい
・持ちが良いため、メイク直しいらず
私は鼻がコンプレックスなので、鼻筋にハイライトはもちろん、フェイスラインにもがっつりシェーディングいれます!笑
パウダータイプだと持ちがあまりよくないものが多いですが、この子はメイク直しなくて1日持ちます!!
RMK『グロースティック』の口コミをチェック!








出典:LIPS
RMKのハイライトです!
◎良い感じに色が肌に馴染む
◎色モチが良い
◎持ち運びに便利なサイズ(ほぼリップと同じ)
◎デパコスのハイライトの中では断トツに安い2,000円
スティックタイプですが、私は指にとってから目尻下、そして鼻の付け根(←低いんです、、泣)にポンポンと馴染ませています。
ハイライトというものを今まで使ったことがありませんでしたが、RMKでメイクしてもらった時に、ハイライトが有ると無しでは明るさというか立体感?がこんなにも違うんだ…!と感動して購入。
とても良い買い物になったなぁと思っています♪♪
rms beauty『ルミナイザー』の口コミをチェック!








出典:LIPS
乾燥肌のハイライトにはこれをオススメします♪
前にひどい乾燥肌でパウダーものをつけるとそこだけ乾燥して我慢できないくらいだった時、これに出会いました。
クリームタイプなので乾燥しません。しっとり!
クリームっていっても柔らかくなくて固いのでなかなか減らず、コスパも良いです。
指で擦るようにつけて、頬にトントンつけていきます。写真で手につけてるのは何度もつけたのでギラギラしてますが、メイクの上から頬にトントンするだけだととってもナチュラルに艶々します。潤ってる肌のツヤって感じです。
付けすぎるとファンデがよれやすいのでそこだけ注意です。
パウダーよりしっとりツヤを作れてオススメですよ!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする クリームハイライトの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのクリームハイライトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
クリームハイライトの正しい使い方・塗り方
ファンデーションによってつけ方を変えるのがコツ!
クリームハイライトは油分が多いため、「ヨレやすい」と感じている人も多いようですが、ファンデーションの種類によって、つける順番やタイミングを変えるようにするとよれることなく綺麗に仕上がります。
リキッドファンデーションの場合は、リキッドファンデーションを塗ったあとにクリームハイライトを使います。パウダーファンデーションを使う場合には、先にクリームハイライトを重ねたあと、パウダーファンデーションを使用するとよれないので、ぜひ試してみてください!
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お気に入りのクリームハイライトを見つけて!
この記事では、化粧品に詳しい美容ライターに取材のもと、クリームハイライトの選び方とプチプラからデパコスまでおすすめ人気商品を紹介しました。ぜひ参考にして、あなたの使い方にあったお気に入りアイテムを見つけてくださいね。
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