ミラーレスとコンデジの違いは?
自撮りもできるデジカメを購入する際によく比較されるのがミラーレスです。
ミラーレスカメラとコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の一番の違いは、レンズが交換できるかできないかです。
ミラーレスカメラは、自撮りだけでなくあらゆる被写体を高精彩に撮りたい人におすすめです。一眼レフまでは必要ないけど、写真撮影じたいも楽しみたいといった方におすすめです。ただ、コンデジと比べサイズが大きいものや値段が高くなる傾向にあります。
記念の自撮りを残したいというレベルなら、コンデジでじゅうぶんでしょう。昔とくらべ解像度も非常に高く機能も豊富かつ、リーズナブルなものも魅力です。
自撮りにおすすめのデジカメの選び方 女子にうれしい
ITライターの酒井麻里子さんに、自撮り向きのデジカメを選ぶときのポイントを教えてもらいました。肌をきれいに見せたり、背景をぼかしたりと、自撮りをより美しく撮影するための機能が搭載されている製品も多くあります。
スマホと接続すれば、家族や友達、カップルと撮った思い出の写真を手軽に共有できます。おすすめ商品や選び方を参考に、自分にぴったりの自撮り向きデジカメを見つけてみてください。
背面モニターの可動形式で選ぶ 180°開閉は必須!
自撮りに使うデジタルカメラを選ぶときに必ず押さえたいポイントが、液晶モニターを動かせる機構が搭載されていることです。主に「チルト式」と「バリアングル式」の2種類が採用されています。
チルト式:上下に動き扱いやすい
背面モニターを引き出すように上下に動かせるのが「チルト式」です。ソニーやニコンのミラーレスに多く採用されています。
シンプルな操作で素早く調整できるのがメリットですが、バリアングル式と比べると可動範囲が狭いのがデメリットです。
一般的なモデルは上方向に90°、下方向に45°開閉するタイプが多いのですが、自撮り対応モデルでは、上方向または下方向に180°動かせるタイプもあるので、自撮り用には180°開閉するチルト式のカメラを選ぶようにしましょう。
バリアングル式:アングルの自由度が高く幅が広がる
背面モニターを左側に開いて、上下の方向に回転できるのが「バリアングル方式」です。オリンパスやパナソニック、キヤノンなどのミラーレスに多く採用されています。
アングルの自由度が高く自撮りには最適です。
なお、モニターを二段階で調整する手間や、横に開くためレンズの光軸からモニターが外れてしまうといったデメリットはありますが、自撮りには大きな影響はないので、できればバリアングル方式を選ぶとよいでしょう。
カメラのサイズ・重さもチェック 片手でラクに持てるかが重要!
さまざまな場所に持ち歩いて自撮り写真を撮影したいなら、カメラの携帯性も重要なポイント。
カメラの重さには、「本体重量」と「総重量」の2種類が記載されていることが多いですが、バッテリーなどの重さも含めた「総重量」が実際に使うときの重さになります。携帯性を重視するなら、300g台までのものを目安に選ぶのがおすすめです。
とはいえ、軽いカメラは撮影時にブレやすい面もあるため、必ずしも「軽いほうがいい」とは限りません。ブレを防ぎたい人は、ある程度重さのあるものを選ぶのもいいでしょう。
また、サイズについては、片手で楽に持てる大きさが理想。ご自身の手の大きさをもとに考えて選ぶのがおすすめです。
自撮りに適した機能で選ぶ メーカーによってもさまざま!
手ブレ補正機能は必須
最近のデジカメにはほとんどの機種に搭載されていますが、手ブレ補正機能は必須です。手を伸ばしながら撮影する場合がほとんですから、あると安心の機能です。
手ブレ補正機能は、メーカーや製品によってもその精度はかわってきますので、しっかり確認して選ぶようにしましょう。
美肌機能や加工機能があるとうれしい

美肌機能搭載のデジカメもうれしいポイントです。しみや気になる小ジワなどを隠してくれるのでメイクをそれほど気にしなくても楽しく撮影ができます。ほかにも、女性にうれいしい小顔効果などもあるとさらに便利ですね。
また、シャッターチャンスが一度しかなく撮り直しができない1枚の場合は、あとで加工できるものだと安心ですよね。せっかくならかわいい写真で盛れる機能が豊富なものを選ぶとよいでしょう。
ピント調節やぼかし機能もチェック

ピントを正確にすばやく合わせる機能や背景をぼかす機能など、自撮りをより美しく撮影するための機能を搭載したデジタルカメラも多数あります。
これらの機能を活用することで、手間をかけずに自撮り写真のクオリティを大きくアップさせることができるので、カメラ自体の性能に加えて、これらの機能もチェックしておくことをおすすめします。
タッチパネル機能やグリップ操作機能は便利
自撮りポジションの場合、レンズを自分に向けて撮影するわけですから、シャッターボタンをはじめ各種ボタンがおしづらくなります。
そのため、タッチパネルや、付属のグリップでピント調節や、ズーム、明るさ調整、シャッターなどができるとスムーズに撮影することができます。
SNSにはWi-Fi、Bluetoothなどスマホ連携機能を
デジカメのなかには、Wi-FiやBluetoothでスマホと連携できる機能を持った機種もあります。
スマホ連携機能があると、撮影した写真をその場ですぐにスマホに転送することができます。写真を撮ったらすぐにSNSにアップしたり、友だちや家族に送ったりしたい場合にはとても便利な機能です。
なお、多くの場合、スマホ連携機能を使うには、カメラメーカーの専用アプリをスマホにインストールする必要があります。
防塵・防水機能にも注目

屋外で利用することの多いカメラですから、突然の雨などでも安心して使える防水機能が付いたモデルを選ぶのもおすすめです。
とくにアウトドアシーンでの利用を視野に入れている方は気にしてみるとよいでしょう。コンデジには、水中撮影ができるものもありますので、耐水圧などとあわせて製品のスペックを確認してみてください。
自撮りにおすすめのデジカメ10選 人気のLUMIXや歩き動画に対応するものも!
上で紹介した自撮り向きのデジカメの選び方のポイントをふまえて、ITライターの酒井麻里子さんと編集部が選んだおすすめの商品を紹介します。
歩き撮りのブレも抑える5軸ハイブリッド手ブレ補正
自分撮りもシネマティックな映像表現もVlog動画撮影を快適に楽しめる小型・軽量のミラーレス一眼です。カメラ本体の5軸電子手ブレ補正(E.I.S.)と、レンズの2軸光学手ブレ補正(O.I.S.)が連動する、新たな5軸ハイブリッド手ブレ補正を搭載。歩き撮り動画で発生する大きなブレや、自分撮りの小さな手ブレまでしっかりと補正し、快適な撮影をサポートしてくれるのが魅力です。

世界のVloggerの声から生まれた自撮りカメラ
Vlog動画撮影に特化したカメラです。「背景ぼけ切り替え」「商品レビュー用設定」「顔優先AE」「手ブレ補正」といった機能をはじめ、外付けのマイク端子やウインドスクリーンで音声もクリアに。もちろん4Kにも対応しています。Vlogに求められる機能と使い勝手をかね備えており、迷ったらこの商品を選べば間違いなしの自撮り用カメラです。



被写体の人数に応じてフレーミングを調整
静止画撮影時に、独立したオートズームボタンを押すと、被写体の人数に合わせて被写体が最適な大きさになるようカメラが自動でズームイン/ズームアウトをするシンプルなオートズーム機能を搭載。観光地やレストランなどで第三者に撮影をお願いするときも、バランスのよい構図になるよう撮影をサポートしてれます。
SNS映えする写真や動画を魅力的に撮影
自撮りだけでなく、日常のあらゆる瞬間を逃さないサイズと機能性に優れたカメラです。3軸のジンバルにより手ブレのない鮮明な写真やなめらかな動画撮影を実現し、YouTubeをはじめTikTok などSNS映えすること間違いなし。編集が苦手な方向けに、撮影した映像にトラジションやメロディを自動的に組み合わせてくれるAI編集機能なども魅力。また、広角レンズや防水ケース、三脚といったアクセサリーも豊富で、使い勝手の良さもうれしいポイントです。

「自分撮り」「みんな撮り」がカンタンに!
フロントシャッターでカンタンに撮影できるだけでなく、カメラの前で手を振るとタイマーが作動するモーションシャッターを搭載。離れた場所からハンズフリーでシャッター操作ができるため、自分撮りもみんな撮りも楽しくカンタンに撮影できます。コンパクトで携帯性にも優れているため、気軽に自撮りを楽しみたい方におすすめです。
「自撮りにおすすめのデジカメ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 自撮り向けデジカメの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの自撮り向けデジカメの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス スマホでの自撮りから一歩前進したい人に!
ITライター
スマホで自撮りをしていて、「アプリの機能だけでは物足りなくなってきた」「もっとアングルやシーンに凝った写真を撮りたい……」と感じたときにおすすめなのが、自撮り対応のデジタルカメラです。
スマホのカメラだとバッテリー切れやストレージ容量が気になってしまうという人でも、デジタルカメラなら心おきなく撮影を楽しむことができますよ。
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IT分野を中心に、スマホ、PC、ガジェットなどのアイテムレビューや、企業DXの取材、業界・技術関連の解説記事などを手がける。 noteでは、趣味で集めているプログラミングロボットの話題なども発信。テレワーク×メタバースの可能性を考えるWEBマガジン『Zat's VR』運営。株式会社ウレルブン代表。