自撮り棒の選び方 ポイントをおさえよう!
それでは、自撮り棒の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】自撮り棒の種類で選ぶ
【2】自分のスマホに対応しているか確認しよう
【3】グリップの持ちやすさと長さで選ぶ
【4】コンパクトに収納できて、軽量なものを選ぶ
【5】便利な機能をチェック!
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】自撮り棒の種類で選ぶ
自撮り棒には、イヤホンジャックと自撮り棒を有線でつなぐ「イヤホンジャックタイプ」と、無線でつなぐ「Bluetoothタイプ」があります。それぞれの特徴を確認して、使用しているスマホに合うものを選びましょう。
▼Bluetoothタイプ|無線で接続する
スマホにBluetoothでペアリングして無線で接続するタイプです。リモコンが付いていれば遠隔操作もできます。
▼メリット
・コードがないので、好きなポージングで撮影ができる
・自撮り感を隠しやすい
▼デメリット
・人込みなどでは電波干渉を起こしてうまく作動しない場合もある
・充電、又は電池が必要
▼イヤホンジャックタイプ|スマホに有線(ケーブル)で接続する
自撮り棒についているケーブルで、スマホのイヤホンジャックと接続するタイプです。
▼メリット
・すぐに使える
・操作が簡単
・充電や初期設定などが不要
▼デメリット
・イヤホンジャックがない機種の場合は別のアイテムを購入する必要がある
・カバーでジャックがふさがっているケースの場合は、ケースを取り外さなければならない
【2】自分のスマホに対応しているか確認しよう
自撮り棒には、iPhone用、Android用、そして両方に対応しているタイプがあります。まずは、自分が使っている機種に合ったものを選びましょう。またデジカメにも対応しているものもありますので、運動会などの撮影でデジカメも使いたい!なんて方はチェックしてみましょう。
また、気をつけたいのが、スマホのサイズです。機種によって大きさが異なるうえ、手帳カバーやシリコンカバーをつけている場合にはうまく接続できないことも。事前にサイズを確認してから選ぶようにしましょう。
【3】グリップの持ちやすさと長さを確認
自撮り棒を使用するメリットのひとつが画角の広さです。大人数の集合写真や、広大な景色を背景として写すのに適しています。ただし、グリップが長いほど広い画像が撮れますが、比例して重さも増えるので、片手で支えたり操作するのが難しくなることも。また伸縮できるものの場合、結合部が摩耗して折れやすくなることも考えられます。
グリップ部分に滑り止めが付いているものや、押しボタンがはっきりわかるものを選びましょう。また、購入まえに実物を確認したり、口コミを確認することも大切です。
【4】コンパクトに収納できて、軽量なものを選ぶ
自撮り棒は携帯することが多いアイテムです。できるだけ軽量でコンパクトに収納できるものがおすすめです。
旅行やお出かけで飛行機内に持ち込む可能性があるなら、収納時に60cm以下になるものを選びましょう。
また、移動時に気にならない重さとして150g以下を目安にするといいですよ。ただし、あまり軽すぎるものは、耐久性に問題がある場合や、スマホの重さや風に影響を受けて、撮影時のピントが定まらない原因になる可能性もあるので注意しましょう。
【5】便利な機能をチェック!
最近の自撮り棒には色々な機能がついているものがあります。用途によってあると便利な機能があると思うので、自分の使い方に合わせて機能もチェックしてみてください。
三脚つき|距離がとれる、手振れの心配がない
修学旅行など、大人数で写真を撮る場合や、子どものスポーツの試合など、長時間動画を撮影する場合には三脚があると便利です。手ブレを気にすることなく広い範囲の撮影が可能です。
三脚が付属されていて接続するタイプや、三脚を内蔵しているタイプ、スマホだけでなくデジカメをネジで留めて使えるタイプのものもあります。利用頻度や、ニーズに合わせたものを選びましょう。
ライト付き|暗所や屋内でも撮影しやすい
暗所や屋内でも撮影しやすいのがポイントです。ライトのカラーを変更できたり、レフ版効果や美白効果が期待できたりするものもあります。余計な影やアラは光で飛ばしてしまいましょう!
ジンバル|ブレをしっかりと補正、動画撮影におすすめ
ジンバルは、ビデオで発生しがちな手ブレをしっかりと補正してくれる機能です。ちいさな振動だけではなく、歩いたときのような大きなブレもきれいに補正してくれます。映画のような映像を撮影することができますよ。
Youtubeなどの動画撮影、思い出作りでの撮影、結婚式のムービーなど様々な用途でお使いいただけるので、写真だけではなく動画も撮りたい方はチェックしてみてください。
エキスパートからのアドバイス
自撮り棒を持って新たな写真の世界へ
自撮り棒は撮影の幅を広げてくれる素晴らしいアイテム。今までにない角度での撮影を、自撮り棒でじっくり楽しんでください。
あなたが自撮り棒初心者なら、ライトや三脚などを活用した撮影は、自撮り棒の扱いに慣れてからでじゅうぶんです。
自撮り棒をうまく使えれば、写真であなたの世界を自由に構築できます。写真がもっと好きになり、あなたと写真の世界がさらに広がるでしょう。
自撮り棒がおすすめのブランド(メーカー) エレコム・ベルボン
ここでは、自撮り棒を選ぶときにチェックして欲しいおすすめブランドやおすすめメーカーをご紹介します。
ELECOM(エレコム)|使いやすさが人気
日本の大手ネットワーク機器メーカー、エレコム。iPhoneやAndroidで使える自撮り棒を販売しています。
折り曲げて自由な角度に調整できるもの、Bluetoothリモコン付きで遠隔操作できるものなど、使いやすい機能を備えた商品が人気です。
ベルボン|安心の三脚メーカー
ベルボンは、60年以上続く日本の三脚メーカー。三脚メーカーならではの耐久性を生かした商品は、アウトドアシーンでも活躍します。
三脚としても自撮り棒としても使える機能性や持ち運びしやすい収納性も人気があります。
自撮り棒のおすすめ17選 防水仕様やBluetooth接続対応のものまで!
ここまで見てきた自撮り棒の選び方のポイントを踏まえて、おすすめの商品をご紹介していきます。
▼自撮り棒のおすすめ12選【Bluetoothタイプ】
まずは、Bluetoothタイプの自撮り棒を紹介をご紹介! 気になるものがあればぜひ検討してみてください。
コールマン社とコラボ! 安定感のある三脚付き
スマートフォンとアクションカムなどの小型カメラを同時に使えることが可能な、コールマン社とコラボレーションしたセルフスタンド自撮り棒です。
メタルステー付きの三脚と付属のBluetooth対応リモコンを使えば、より高い安定感のもとで広範囲の撮影ができます。
スタイリッシュで小さいので持ち運びもらくにできます。
三脚つきでわずか140g!
旅行先での集合写真にも適した三脚つきのセルカ棒です。気軽に持ち運びできる140gという重さは、荷物が多くなりがちな数日の旅行にも助かります。手持ちの自撮り棒としてもMAXで86cmまで伸ばすことができるのに、収納時は18cmととてもコンパクトになります。
手のひらにすっぽりと収まるリモコンつきなので、広い画角になるように少し離れた場所からも撮影できるのもうれしいポイントです。
人間工学にもとづいたグリップで長時間撮影も可能
ロボットのようなアームが自在に動き、望む角度からの撮影を可能にしてくれる自撮り棒です。グリップには15度の角度がついていて、長時間握っていても疲れにくい仕様になっています。
また、手振れ補正の機能が搭載されているので、撮った画像も揺れることなく、すっきりとした画像が楽しめます。ジョイスティックのように直感的に操作できるボタンがついているので、画面や被写体から目を離すことなく、撮影できるのもうれしいポイントです。
約15人での撮影や角度を変えた撮影もOK!
45度刻みで360度回転する回転式スマートフォンホルダータイプなので、縦、横、斜めなど撮りたい角度で撮れます。
約100cmまで伸長するので、15人程の集合写真も撮影できるでしょう。
コンパクトに折りたたんで収納できる省スペース設計なところもうれしいポイントです。
多彩な専用アプリで、自由自在なカメラワーク
ジンバルのバランス調整は、独自のアルゴリズムを用いた3軸バランス調整機能がサポートしてくれます。
豊富な専用アプリは多彩かつ特殊で、クリエイティブで自由自在なカメラワークを実現し、撮影をより一層楽しめます。
設定した対象を自動で追尾して撮影するオブジェクトトラッキング機能も搭載。
明るさ調整ができるLEDライト付き
着脱可能な高輝度美顔LEDライトが2個付いている自撮り棒です。ライトは自撮り棒の上下2ヶ所に自由に取り付けることができ、昼光色、昼白色、電球色の3色の照明モード機能が搭載されています。
長さは21cmから85cmまで5段階で伸縮可能で、手持ちはもちろん三脚としても活用できます。重さはわずか148g、折りたたむと21cmまで小さくなるので簡単に持ち運ぶことができます。ライトアップできるので、顔を綺麗に撮影したい方や暗い場所での撮影、動画配信をしたい方におすすめです。
互換性が幅広いのが嬉しいBluetoothタイプ
挟み幅が約65mm~95mmと広く多くのスマホに対応しているのが嬉しいポイント。またスマホだけではなく、デジカメやGoproなどにも対応できるネジ付きなのも嬉しいポイント。
大事なスマホを挟む部分にはグリップが、三脚利用の時には足先に滑り止めのゴムシリコンパッドがついています。更に、スマホを取り付ける部分は角度の自由調整ができるのもポイント。撮影する際も便利ですが、動画視聴や、リモートワークでの会議の参加にも便利ですよ。

自撮り棒が収納された機能的なスマホケース
素早く自撮りができる「自撮り棒付きiphoneケース」。スマホをケースに収納して持ち歩き、必要に応じて棒を伸ばせば自撮りできるので、もたつく心配がありません。自撮り棒を使わないときでも、ケースとしての機能性もバッチリです。
いつでも素早く撮影モードに切り替えられるので、これならお気に入りのケースとして毎日どこでも使えておすすめです。
HYR『自撮り棒 Bluetooth』
▼自撮り棒のおすすめ3選【イヤホンジャックタイプ・その他】
続いて、イヤホンジャックタイプタイプのほか、insta360などに使えるおすすめ自撮り棒をご紹介します。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スマホ用自撮り棒の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスマホ用自撮り棒の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
自撮り棒が禁止されている場所とは? マナーを守って楽しく撮影!
ここからは自撮り棒を購入した後に正しく使えるよう、ルールが設けられている場所についてご紹介します。
自撮り棒は伸ばしたり三脚にしたりして使うため、テーマパークやレジャー施設、イベント会場、お店によっては使用を禁止している場合があります。
▼自撮り棒の利用が禁止になっている場所の一例
・ディズニーランド
ゲストの安全を守るために現在では自撮り棒の使用が禁止されています。
・JR西日本
乗客の安全を守るために在来線・新幹線のホームでの自撮り棒の使用を禁止しています。
・平和祈念展示資料館
また、ほかのお客様の鑑賞の妨げとなりかねないという理由から使用が禁止されています。
写真撮影を楽しみたいと考えているシーンや旅行先で、自撮り棒が使えるかどうか事前に確認しておきましょう!
自撮り棒のおすすめに関するQA 買える場所は?もっと手軽なものは?
セルカ棒と自撮り棒の違いは?

「自撮り棒」「セルカ棒」という言葉が良く使われますが、どちらも同じ、自撮り用のアイテムを指します。「セルフィ―スティック」と言われることもあります。
自撮り棒はどこで売ってる?

自撮り棒は、家電量販店をはじめ、ドンキホーテなどのディスカウントショップなどで購入できます。また、300均で人気のスリーコインズ、ダイソーやセリアなどの100均でも取り扱いがあります。
Amazonや楽天などの通販サイトなら、さまざまなタイプの製品がそろっています。口コミなども参考に、価格を比較してみるといいでしょう。
自撮り棒よりもっと手軽なものが欲しい!

自撮り棒よりも、もっとコンパクトに持ち運べるのが「セルカレンズ」です。セルカレンズは広角レンズの一種で、スマホのレンズにかぶせるように設置することで、自撮り棒のように広角の写真を撮影することができます。
以下の記事では、セルカレンズのおすすめをご紹介していますので、参考にしてみてください。
【関連記事】この記事をご覧の方におすすめ! その他撮影に使えるアイテムなどをご紹介!
まとめ
自撮りだけでなく、大勢での集合写真や、美しい景色を撮影するのに欠かせない自撮り棒。これまでの写真の撮り方を一新した便利なアイテムです。
しかし、そのコンパクトさや機能性が心無い人たちの悪用によって、場所によっては規制されていることも。
自撮り棒の機能はさらに充実してきています。スマホカバーと一体化したものや、デジカメを装着できるものに加え、これからもさまざまな機能を追加し、耐久性や軽量化が進んだものが出てくるでしょう。
自撮り棒を楽しく、正しく使って思い出の写真をたくさん撮影してください!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1961年生まれ。東京都墨田区出身。 パソコン雑誌『ハッカー』編集長、『PC PLUS ONE』編集長を経て、フリーランスに。 小説『パッセンジャー』で河出書房から作家デビューし、40冊以上のパソコン、スマホ関係書籍を執筆。最近では自ら電子書籍の編集パブリッシュなども行っている。