紫外線の集中ケアに「美白パック」をプラス!
美白ケアとは、シミやそばかすを防いで透明感のある肌に導くケア。紫外線は1年中降り注いでいますが、そのなかでも6月~8月にかけては紫外線対策を念入りにしたい時期です。とくに、紫外線を多く浴びた日の夜のスキンケアが命!
お肌に透明感が欲しい方や、紫外線ダメージで乾燥が気になる方、将来のお肌のためにコツコツと予防したい方はぜひ美白パックを取り入れてみてください。
美白パックを選ぶときの3つのポイント あなたに合うパックの特徴をチェック!
ひとことで「美白」といっても、肌に働きかける美白有効成分はさまざまな種類があります。また、パックの種類も「シートマスク」「塗るパック」など使い勝手がさまざま!
まずは、美白パックを選ぶときにチェックしたいポイントを3つに絞って解説していきます。
【1】使い勝手に合わせて美白パックの種類を選ぶ
美白パックには3種類タイプがあります。
◆シートタイプ…マスクシートに美容液などが染み込んでいるタイプ。
◆洗い流すタイプ…数分パックしたあと洗い流すタイプ。古い角質(=くすみの原因)を洗い流すものも。
◆スリーピングパックタイプ…夜のスキンケアの最後に、パックのように厚めに塗ってそのまま就寝できるタイプ。
さらに、配合成分やシートの素材によって、パックの使い心地などが変わってきます。そのときの自身の肌状態や使用シーンに合わせて選び分けてみましょう。
シートタイプ|手軽に使えて保湿ケアも叶う
シートタイプは、美容成分が染み込んだシートを顔に貼って数分待つタイプ。手軽に使えて、保湿ケアもできるのがうれしいポイントです。毎日のスキンケアに美白ケア習慣を取り入れたい方は、まずはここから試してみるのがおすすめ!
塗るタイプ|シミ予防+即効性も求めたい方に
塗るタイプは、清潔な肌にクリームやジェル状のパックを塗って数分待つタイプ。そのあとに水で洗い流すものと、パックをしたまま就寝する「スリーピングパック」があります。パックを洗い流すと、一時的ではありますがお肌がトーンアップする商品も! シートマスクが毎日コツコツ続けるものだとすると、塗るパックは即効性を求めたい方におすすめです。
毎日使えるものから、週2~3回などのスペシャルケアとして使うものまでさまざまな種類があるので、使い勝手に合わせて選びましょう。
【2】美白有効成分は複数使い分けるのがおすすめ
薬用化粧品の美白ケアとしてアプローチできるのは、メラニンの生成を抑制してシミやそばかすを予防すること。代表的な有効成分には【トラネキサム酸】【ビタミンC誘導体】【アルブチン】【コウジ酸】などがありますが、これらの成分はひとくちに美白有効成分といっても微妙に作用が異なります。
たとえば、トラネキサム酸はメラニンの生成指令に働きかける成分で、アルブチンは過剰なメラニンを発生させないように「チロシナーゼ」という活性酵素に働きかけます。
そのため、どれかひとつの有効成分を使うよりも、化粧水では「ビタミンC誘導体」、パックでは「アルブチン」といったように、複数の有効成分を使い分けるとより効果的にアプローチできます。
【3】敏感肌・年齢肌の方は肌にやさしいものを選ぶ
敏感肌はもちろん、40代以上の年齢肌はとてもデリケートで、パックに含まれる成分やシートマスクの繊維が刺激となり肌に負担がかかることも。そんなデリケートな敏感肌・年齢肌の方は、下記のことに注目してパックを選んでみましょう。
◆エタノール(=アルコール)やPGなど刺激となりうる成分が高濃度配合されているものを避ける
◆衛生面などの観点から、1つの袋に複数枚が一緒に入っている大容量パックは避ける
また、毎日パックを使わない、肌トラブルがあるときはパックをしない、5分以内を目安に短時間の使用に抑えるなど、使い方にも注意が必要です。
美白パックのおすすめランキング15選 日焼けによるシミ・そばかす対策に
ここからは、おすすめの美白パックを紹介します。日本では「美白」という言葉で表現できる商品は医薬部外品に限られており、本記事で紹介するおすすめ商品も【医薬部外品】のパックを紹介していきます! 美白有効成分が配合されていて、継続して使うことでシミ・そばかすを防ぐ効果があります。
美容ライターの増村 ゆかりさんが選ぶイチオシ商品BEST3も紹介しているので、迷う方はまずはここからチェックしてみてください!

敏感肌の方も使える大容量プチプラパック、ジャパンギャルズSC『ジャパンギャルズ ホワイトエッセンスマスク』です。
プチプラなのに医薬部外品! 大容量パック
「コスパがいいものを使いたい」「肌がデリケート」という方にはこちらをおすすめ! 30枚入りで1,000円台なのに、メラニンの生成を抑制する有効成分(水溶性プラセンタエキス、グリチルリチン酸ジカリウム)が配合されたシートパックです。
マスクシートには、デリケートな肌にも使える国産天然コットン100%を使用。清潔に使える除菌ピンセット付きが便利で嬉しいポイントですね。
※この商品は医薬部外品です。

富士フイルム『アスタリフト(ASTALIFT) ブライトニングマスク』は、シミができやすいゾーンを集中ケアできる特殊なマスクシートが魅力。
シミができやすいゾーンにアプローチする美白パック
鼻、頬、こめかみ周辺の、シミができやすいゾーンが二重構造になっている特殊なシートマスクが特徴的。気になる部分を集中的に狙う仕様となっています。
美白有効成分「アルブチン」をはじめ、アフタリフトといえばの「アスタキサンチン液(保湿成分)」も配合。年齢とともに肌がデリケートになってきたと感じる方にもおすすめです。
※この商品は医薬部外品です。

オルビス(ORBIS)『オーバーナイトホワイトニングジェルEX』は、シートの負担が気になる方、オイリー肌の方におすすめです。
薬用の夜用スリーピングパック
有効成分であるビタミンC誘導体が紫外線ダメージの伝達を防ぐ、オルビスの美白スリーピングマスク。週に2〜3回、夜のスキンケアの最後に塗り、そのまま寝るタイプのパックです。
スリーピングパックは塗ったままでOKなので、手間がかからないのが魅力。シートマスクの肌負担が気になる方にもおすすめです。また、無油分・アルコールフリーなのでオイリー肌にも適しています。
※この商品は医薬部外品です。
BIZKI(ビズキ)『ハーバルスワン ホワイトパック』
たったの60秒!洗い流すだけで白肌に!
汚れをすっきり落とすとともに、配合されている真珠パウダーが肌を覆ってくれるので洗いあがりから白く輝く肌を感じることができる美白パック(*)。植物性プラセンタも贅沢に配合しているので、長く使うことで肌の内側からも肌をサポートしてくれますよ。
60秒という短い時間でケアができるので、お出かけ前にさっと使用するのも良いでしょう。顔はもちろん、デコルテ・脚・腕など全身の「白肌になりたい箇所」にも使えるのでデート前などにもおすすめです!
(*)メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
※この商品は医薬部外品です。
1枚で6役こなすオールインワンタイプ。化粧水からクリームまでの役割を担います。毎日忙しいけど美白ケアを簡単にできるスキンケアをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
50枚と大容量!コスパのいい美白ケア
◆美白有効成分「ナイアシンアミド」配合
◆保湿成分が乾燥による小ジワを目立たなくします
◆ほのかに香るフルーティーフローラルな香り
※この商品は医薬部外品です。
1枚に“美容液70回分”と謳うシートマスク。美白有効成分が入った美容液シートが、日焼けによるお肌へのダメージにアプローチし、シミ・そばかすができるのを防ぎます。
美白ケアをしながら肌荒れも防止!
◆美白有効成分「トラネキサム酸」配合
◆肌荒れ防止成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合
◆肌が敏感な時でも使いやすい
※この商品は医薬部外品です。
豆乳やヨーグルト、ハチミツに含まれる保湿成分をたっぷり配合。美白用スキンケアは乾燥する…というイメージをお持ちの方にこそ使っていただきたい美白パックです。
5分塗って洗い流すだけ
◆美白有効成分「水溶性プラセンタエキス」が日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ
◆抗炎症成分「グリチルレチン酸ステアリル」が紫外線による肌ダメージにアプローチ
◆首やひじ・ひざなど、顔以外の気になるポイントにも使える
※この商品は医薬部外品です。
化粧水からクリームまでを担うオールインワンタイプ。デイリーマスクとして使えるのはもちろんですが、太陽を浴びすぎた日のスペシャルケアとしてもおすすめです。
1枚5役のオールインワンタイプ!
◆美白有効成分「トラネキサム酸」配合
◆肌の角層にスッと浸透する「ナノカプセル処方」
◆しっとりとうるおうのに、べたつかない使用感
※この商品は医薬部外品です。
たった10分で紫外線ダメージをWブロック!
製薬会社の美白ライン「トランシーノ」の美白パックです。1枚に、トランシーノの美白美容液「約65回分」の美白成分が配合されています。
低刺激処方、無香料・無着色。肌への負担が少ないマイクロファイバーシートが採用されています。肌へのやさしさにこだわりたい方、とっておきのケアにもおすすめです。
※この商品は医薬部外品です。
季節問わず使いやすいプチプラパック
資生堂のプチプラライン「アクアレーベル」の、薬用パックです。プチプラなのに、有効成分(m-トラネキサム酸)入りなのが嬉しい! 化粧水と乳液の間に使う、美容液タイプのパックです。
パックの程よい厚み、液のひたひた感ともに、通年使いやすいタイプ。開封前、袋のままパックを湯船に入れ温めてから肌に乗せると、じんわり気持ちよく使えますよ。
※この商品は医薬部外品です。
スキンケアの最後に使うクリームパック
資生堂のスキンケアブランド「ベネフィーク」のパック。珍しいスキンケアの最後に使うタイプで、クリームの重厚感を感じる使い心地です。
ベネフィークならではの、フェミニンなフローラルの香りに心癒されます。クリームもしっかり含まれているため、パック後マッサージしても摩擦が気になりにくいのが嬉しいポイントです!
※この商品は医薬部外品です。
物理的に肌を白くする! 洗い流すタイプ
とにかく今すぐ白肌になりたい! という方にはこちら。洗顔後の肌に塗り、5分置いて洗い流すと、白い色素が残り肌が白く見えるパックです。
顔はもちろん、顔との色の差が気になりがちな首元・デコルテ、その他日焼けしたボディに使うのもおすすめ。有効成分(トラネキサム酸)・保湿成分(コラーゲン、植物プラセンタ)も配合しているので、白く見せながらケアできて一石二鳥なアイテムです。
※この商品は医薬部外品です。
とろっとした液がひたひた!クリーム系パック
敏感肌・乾燥肌さんに定評のあるドラックストアブランド「MINON」のパック。化粧水の後に使うタイプですが、名前の通りとろっとしたクリーム状の液が特徴的です。
商品説明の通り15分パックしても「パックが乾いていない」との声が複数見られました。日焼けや雪焼けで火照った肌をケアしたいときは、冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめです!
※この商品は医薬部外品です。
二層シートで格別の密着感!
コーセーの高級ブランド「コスメデコルテ」の美白パックです。有効成分「コウジ酸」を配合。ストレッチ性と密着性に優れた二層のシートが、含まれた美容液を肌にピタッと密着させてくれます。
連日使いはもちろん、いつもより紫外線を浴びたとき、スペシャルケアでテンションを上げたいときにもおすすめの一品です。
※この商品は医薬部外品です。
気になる部分を狙って集中ケア!
シミができやすい頬の高い部分やCゾーン、それ以外にも、気になる部分へ狙って貼れるコンパクトなサイズが特徴的なホワイトショットの美白パックです。
吸水性のいい繊維をマイクロファイバーで挟み込み、美容液の含みと密着性の両立を実現。大事なイベントの前は、2〜3包を顔全体に貼るのもおすすめです!
※この商品は医薬部外品です。
目元口元の気になるシワに!
シワ改善効果と美白効果認められた成分とたっぷりの保湿成分配合のシートマスク。エイジングサインに悩むすべての大人女性に試してほしい一品です。
※この商品は医薬部外品です。
朝夜使える美白クリームパック
和漢植物の肌にいい成分がたっぷり含まれた美白クリームです。朝と夜寝るときに、ひとぬりするタイプです。トーンアップしたい方におすすめです。
※この商品は医薬部外品です。
「美白パック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 美白パックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での美白パックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
美白パックに関するQ&A
スキンケアのどのタイミングで使う?

パックは商品によって使うタイミングが異なるので、商品ごとの使用方法に従いましょう。基本的には、その商品の役割をチェックしてスキンケアに取り込むのが有効的。
多くのパックは美容液の役割を持っていますが、なかには化粧水や乳液代わりに使えるパックもあります。化粧水代わりのパックを使うときは普段の化粧水を使わないなど、肌への負担を避けるために二重使いしないようにしましょう。肌に触れる回数が多いほど、肌に負担がかかることも覚えとくといいでしょう。
パックを長くするのは逆効果ってホント?

パックはアイテムによって「◯〜◯分使用」という指定時間がありますが、その時間以上パックをするのはNG! パックが乾燥し、肌に負担がかかるため悪影響です。
また、敏感肌やゆらいでデリケートになっている肌には、パックの繊維や液そのものが負担になることも。心配な場合はパックをしないのがベターですが、デリケートな肌にパックをする場合は指定された時間より短めに行なうのがおすすめです。
毎日パックをしてもいい?

少し前までは、パックは週1~2回のスペシャルケアとして使うのが一般的でした。それは、美容成分がたっぷりと入っており、毎日使うと過多になり肌にとっては刺激になる場合もあるからです。
ですが、最近は化粧水代わりとして使えるような毎日OKのパックも販売されています。美白パックは日焼けや火照りがあるときに使いたくなるものですが、肌にトラブルがある状態でパックを使うと、肌に余計な負担がかかり状態が悪くなるリスクがあります。肌が弱い方は月1〜2回を目安に行なうのがおすすめです。あくまで回数は目安なので、さまざまなパターンを試して、あなたの肌にぴったりの回数を探ってみてください。
美白を目指す人におすすめの記事はこちら 【関連記事】
美白パックで5年後輝く肌へ
化粧品はすぐに効果が出るものではなく、毎日コツコツ肌と向き合い、数年かけてその効果がわかるもの。美白パックも同じで、すぐに結果が出ると思ってはダメ。コツコツ使い続けて、他のスキンケアの実勢も積み重なった上で3か月後、1年後、3年後に差が出るものです。
この視点を持って、継続して使い続けられるものや、数年後の肌に自信が持てそうなアイテムを選んでくださいね。アイテム選びと美白パックの時間を楽しみましょう!
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