粉ミルクとは? 必要なもの? 母乳育児ならいらない?

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

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粉ミルクとは、厚生労働省の健康増進法によって定められた牛乳を原料とする乳児用調製粉乳のことです。できるだけ母乳の組成に近づけるために、栄養成分を調整しています。各栄養素の含有量が国によって決められており、日本のメーカーが製造した粉ミルクは栄養素が母乳にとても似ています。
最初は母乳育児がうまくいかないことも… うまく利用することが大事
母乳育児をしたいと思っていても、最初から母乳が思うように出ないママもいます。母乳育児のママも、肩に力を入れすぎることなく、軌道に乗るまでは粉ミルクをうまく活用していきましょう!
【口コミ】最初は母乳が思うように出なかったです
子どもが生まれる前は「絶対母乳100%で育てるんだ!」と意気込んでいましたが、実際は違いました。母乳って、すぐには思うように出ないんですよね。産院の助産師さんに、「粉ミルクだけでも赤ちゃんは十分育つから、母乳が出ないママだって心配いらないよ」と言われたことをはっきり覚えています(Aさん/3歳女の子)
粉ミルクの選び方 含まれている成分はもちろん、コスパも重要!
赤ちゃんの大事な栄養、粉ミルクはやっぱりしっかり考えて選んであげたいですね。
ここからは粉ミルクの選び方をチェックしていきましょう。保育士ライター・すぎ けいこさんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの粉ミルクを選ぶために参考にしてみてくださいね。
粉ミルクのタイプで選ぶ 缶やスティック、キューブ、液体ミルクなど
粉ミルクには、いくつかのタイプがあります。持ち運びしやすいキューブタイプやスティックタイプ、入れかえ用を購入できるプラスチックケースタイプ、液体タイプがあります。
粉ミルクを飲ませる頻度が高いなら「缶タイプ」
粉ミルクといえば、缶タイプが昔から主流です。たっぷり入っていてコスパが高いため、粉ミルクをひんぱんに赤ちゃんに飲ませる人に向いています。計量スプーンではかって哺乳瓶に移すので、深夜の授乳の際には眠たくてこぼしてしまうことも。
最近では缶とフタが一体型になっていて、フタの開閉がスムーズにできるよう改良が加えられています。開封すると1カ月以内に使いきる必要があるので、たまにしか粉ミルクを使わない人は、小さい缶を選ぶといいでしょう。
1本で100mlのミルクを作れる「スティックタイプ」
スティックタイプは、1本でできあがり量100mlのミルクを作れるスグレモノ。水で溶けるタイプもあり、赤ちゃんを待たせずにすぐにミルクをあげることができます。母乳中心の生活であまり調乳に慣れていない人でも取り扱いがかんたん。
持ち運びしやすいのでお出かけや外出にもぴったりです。なかには、できあがり量50mlのミニスティックも販売されているので参考にしてください。
1個で40ml分のミルクを作れる「キューブタイプ」
キューブタイプは、1個でできあがり量40mlと少量のミルクを作ることができます。計量が必要ないのでミルクを作るのがとてもラクになり、家族にミルクづくりを分担してもらいやすいのがポイント。
小分けされているので外出や旅行にも持ち運びしやすく便利です。ただ、キューブの入った袋は開封後、早めに使いきる必要があり注意が必要です。
エコな「プラスチックケースタイプ」
入れかえ(詰め替え)できるプラスチックケースタイプもあります。プラスチックケースはフタが大きくあき、底が浅いので粉ミルクをすくいやすいのが特徴です。粉ミルクの入れかえ用を購入すれば、プラスチックケースを何度も使えてゴミを減らせるのがポイント。
粉ミルクの缶はリメイクを楽しむ人もいますが、やはりゴミになりがちです。エコが気になる人は、プラスチックケースを検討してください。
缶タイプは円柱の形状なので、意外と収納に場所を取りますが、このプラスチックケースはコンパクト収納ができるという点も好評です。
調乳の必要がない「液体タイプ」
2019年に国内ではじめて発売された液体タイプの「液体ミルク」。液体ミルクは粉ミルクと成分は変わらず、開封してすぐ飲ませられるのがメリットです。
ただし、液体ミルクは1回で飲み切るスタイルのミルク。余っても保存ができないのが難点です。なので、ミルクを飲む量が安定してきてから上手に取り入れるのがおすすめです。
粉ミルクの種類で選ぶ アレルギー配慮の育児用ミルクも!
粉ミルクにも種類があり、赤ちゃんに合わせて選んであげてください。ここでは、粉ミルクの種類と選ぶ基準について説明します。
母乳の代わりに使う育児用ミルク
育児用ミルクとは、一般的に粉ミルクとして知られる母乳の代わりになる食品のことです。牛乳などを原料とした母乳代替食品として、各メーカーはタンパク質・脂質・タンパク質が母乳に近い組成になるよう工夫をしています。
赤ちゃんの免疫を高め、発育に必要なラクトフェリンやヌクレオチドなどがさまざまな成分が配合されているのが特徴です。
アレルゲン性を低くしたペプチドミルク
ペプチドミルクとは、赤ちゃんの未発達の消化器官に負担をかけないように工夫された粉ミルクのこと。アレルゲンになりやすい牛乳のタンパク質を低分子のペプチドへと酵素分解したものです。
アレルゲン性をじゅうぶん低くし、消化吸収されやすいものの、タンパク質に過敏な反応をみせる赤ちゃんを治療するための粉ミルクではありません。
フォローアップミルク
フォローアップミルクは、生後9カ月から3歳ごろの子ども用の牛乳代用品です。母乳の代用品として使われる育児用ミルクとは違い、幼児へと成長する時期に必要な鉄分やビタミン類を補給するために使います。
フォローアップミルクについては、厚生労働省は育児用ミルクのように各栄養素の含有量をこまかく決めていません。牛乳代用品としてのフォローアップミルクは、母乳代用品の育児用ミルクとしては使えないので注意が必要です。
含まれている成分で選ぶ
生まれたばかりの赤ちゃんが飲むものだから、成分にこだわって選びたいもの。ここではどんな成分が配合されているのか紹介します。出産した産院で、退院時に粉ミルクをおみやげとしてもらった人は、どんな粉ミルクをもらったのかチェックしてみてください。
どのメーカーにも見られる成分
粉ミルクは、タンパク質・脂肪・炭水化物をベースにさまざまな栄養成分を配合しています。各メーカーや商品に共通している栄養成分は、βカロテン、オリゴ糖、タウリン、ヌクレオチドや葉酸です。
腸内環境を整えたり、脳の発達に必要な成分を配合しています。βカロテンやヌクレオチドは母乳にも多く含まれている成分で、赤ちゃんの成長に大切な栄養成分です。
メーカー独自の成分配合
各メーカーは母乳研究をつづけており、今もなお母乳の新成分が発見されています。そのため新成分が発見されるたびに粉ミルクは進化しているといえるでしょう。
より母乳に近づけるためにオステオポンチン、ルテイン、DHA、アラキドン酸、リボ核酸、ポリアミンなどを加えているメーカーも。こういった取り組みは、赤ちゃんの発育や免疫を高めるための試みです。
調乳のしやすさで選ぶ
調乳は意外と手間のかかるものです。粉ミルクの調乳にあたっては、使用する湯温は70度以上とされており、慣れるまで難しく感じることも。サッと溶ける粉ミルクを選ぶと調乳がラクになります。
また、粉ミルクが入っているケースの形状でも調乳のしやすさが少し違ってきます。缶のフタが開け閉めしやすく、計量スプーンのすり切りがしやすい構造になっているものだととても便利です。
コストを重視して選ぶ
厚生労働省によって粉ミルクに配合できる各栄養成分の種類と量が決められているため、どの粉ミルクも大きな違いはありません。国内のメーカーで製造されたものであれば、品質はどれも一定の基準を満たしています。
粉ミルクは購入しだすと、金額がかさみます。赤ちゃんがよく飲んでくれることが大事ですが、安いものを選んだり、まとめ買いをしたりと経済面を重視して選ぶのも手です。
甘さに注意して選ぶ
粉ミルクを選ぶ前に試供品や友達の使っている粉ミルクの味見をしてみると、その甘さの違いにきっとおどろくでしょう。メーカーによって、粉ミルクの味にはずいぶんと違いがあるものです。
母乳と粉ミルクと混合で赤ちゃんを育てる場合は、強い甘みには注意をしてください。母乳はあっさりとした甘味なので、赤ちゃんには母乳に似たあっさりした甘味の粉ミルクを選ぶといいでしょう。
粉タイプがサッと溶けやすくておすすめ 保育士ライターがアドバイス
母乳が出にくいときや、外出時などに赤ちゃんの栄養源となるミルクは、各社工夫をこらしていることでしょう。赤ちゃんはお腹が空くと泣いて教えてくれます。少しでも早くミルクを飲ませてあげられるよう、粉タイプのものが溶けやすくていいでしょう。1歳を過ぎて栄養面が気になるときは、フォローアップミルクで補ってあげましょう。
粉ミルクのおすすめ10選 母乳に近い組成! 安心して飲ませられる
ここからは、粉ミルクのおすすめ商品を紹介します。大切な赤ちゃんに飲ませたい粉ミルクを見つける参考にしてください。
『レーベンスミルク』は購入しやすい価格が魅力的。
『森永E赤ちゃん エコらくパック』はエコを意識した商品です。缶のゴミが気になる方にいいでしょう。缶と違い間口が横に広がっていて、浅いので計量もしやすいです。
『フォローアップミルク』は1歳をすぎて、偏食や少食などで食事からの栄養だけでは足りないと思われるとき、食事の補助的に飲むといいでしょう。

エネルギー源の糖質含量を母乳に近づけた粉ミルク
ベビーフードを販売している和光堂の粉ミルク「はいはい」。ほかの粉ミルクより、購入しやすい価格帯が魅力です。母乳に含まれる乳糖などすべての糖質のレベルを母乳に合わせるなど、母乳にできるだけ近づけています。
牛乳由来で、本来なら母乳には含まれないβ-ラクトグロブリンを分解することで、消化吸収をよくした粉ミルクです。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングは1個、Amazonは2個セットになります。
種類 | 育児用ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | DHA、アラキドン酸、ガラクトオリゴ糖 |
種類 | 育児用ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | DHA、アラキドン酸、ガラクトオリゴ糖 |

はじめての子育てでどの粉ミルクがいいのか分からず、産院で使っていたものをとりあえず購入しました。母乳の出る量が少なくほぼミルクで育てることとなった私にとって、栄養成分が母乳に近いというのも魅力に感じたポイントです。詰め替えられるのでケースが繰り返し使え、ゴミも袋だけでかさばらない点も気に入っていました。(Hさん/4歳男の子)
はじめて登場した入れかえタイプの粉ミルクセット
「E赤ちゃん」は赤ちゃんが消化吸収しやすいように、牛乳のタンパク質をこまかく分解したペプチドミルクです。赤ちゃんの未発達な消化器官に負担をかけずに、必要な栄養素を吸収できます。
プラスチックケースタイプは、エコに配慮したパッケージが人気です。すりきりパーツの口が広いので粉ミルクがすくいやすく、入れ替えもかんたん。ケースは凹凸がなく洗いやすいのでぜひ試してください。
種類 | ペプチドミルク |
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タイプ | プラスチックケースタイプ |
成分 | ラクトフェリン、オリゴ糖、ルテイン、DHA、アラキドン酸 |
種類 | ペプチドミルク |
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タイプ | プラスチックケースタイプ |
成分 | ラクトフェリン、オリゴ糖、ルテイン、DHA、アラキドン酸 |
産後すぐは母乳があまり出ず、足りないところはミルクを足すようにしていました。この商品を選んだのは、試供品をいろいろ試し、ほかのミルクだと飲まないものもあったなか、こちらはしっかり飲んでくれたからです。母乳とミルクの混合育児なので、母乳に近いところがいいと思いました。(Mさん/1歳女の子)
DHA、アラキドン酸を、母乳の範囲まで配合
明治独自の母乳サイエンスに取り組み、6,000人以上の母乳を分析した結果が粉ミルクづくりに生かされています。赤ちゃんの発育に重要な役割を果たすDHA、アラキドン酸を、母乳の範囲まで配合した「ほほえみ」。
缶のフタも開けやすい仕様で、計量スプーンもすり切りしやすく便利です。フタ部分についたツメを引くためには力が必要で、子どもが間違えて開けないよう配慮されています。
種類 | 育児ミルク |
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タイプ | 缶 |
成分 | DHA、アラキドン酸 |
種類 | 育児ミルク |
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タイプ | 缶 |
成分 | DHA、アラキドン酸 |
ほぼ母乳育児だったため、「母乳に近い味・色・香り」というフレーズを見てアイクレオを飲ませることにしました。また、母乳に近づけるためにこだわった原材料・成分を見て安心できたのもこちらを選んだ理由のひとつです。他社の粉ミルクと比べて価格は高めですが、良質なものを与えたいという方にはおすすめの粉ミルクです。(Sさん/1歳男の子)
もともと小児科医グループが開発したミルクが原点
アイクレオの特徴は、母乳に近いあっさりした甘さとおいしい香りです。そのため母乳とミルクの混合栄養にぴったり。価格は高めですが、粉ミルクがメインでなければぜひ使ってみたい粉ミルク。塩分や発育に必要なヌクレオチドも母乳に近づけています。
体内でDHAに変わるα-リノレン酸をたっぷり含むエゴマ油を配合することで風味よく仕上げた粉ミルクです。
種類 | 育児用ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | ヌクレオチド、エゴマ油 |
種類 | 育児用ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | ヌクレオチド、エゴマ油 |

新生児のころからアイクレオのミルクを飲んでいたため、フォローアップミルクも同じブランドのものにしました。3回食になった10か月あたりからこちらに切り替えましたよ。もともと安心感からアイクレオを選んでいたので、このミルクも迷いなく購入。子どもも好きな味だからかごくごく飲んでいました。(Kさん/3歳女の子)
風味をよくするα-リノレン酸を含むエゴマ油入り
フォローアップミルクに含まれているカルシウムを、体内に吸収させるときに必要なビタミンDを配合。ビタミンDは牛乳や、離乳食や幼児食によく使われる穀類、イモ類や野菜にほとんど含まれていません。
そのためアイクレオはビタミンDにも着目しました。離乳食や幼児食づくりでも、アイクレオのフォローアップミルクを取り入れてみましょう。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングは1個、Amazonは2個セットになります。
種類 | フォローアップミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | 鉄分、カルシウム、ビタミンD、ヌクレオチド、ガラクトオリゴ糖、エゴマ油 |
種類 | フォローアップミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | 鉄分、カルシウム、ビタミンD、ヌクレオチド、ガラクトオリゴ糖、エゴマ油 |
オステオポンチンを配合
母乳が足りないときや与えられないときに自信を持って赤ちゃんにあげられることが開発コンセプトのビーンスターク。雪印は60年以上母乳研究を続けており、母乳に含まれるオステオポンチンを新配合したのがこちらの「すこやかM1」。
缶の側面には抗菌加工されているので清潔に調乳できます。母乳が足りないときに少しだけ使いたい人は、ミニスティックタイプもあるので参考にしてください。
種類 | 育児用ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | オステオポンチン、シアル酸、母乳オリゴ糖(ガラクトシルラクトース)、DHA |
種類 | 育児用ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | オステオポンチン、シアル酸、母乳オリゴ糖(ガラクトシルラクトース)、DHA |
さっと溶けて調乳がラクになる粉ミルク
甘すぎない自然な甘みを探しているなら「ぴゅあ」がいいでしょう。サッと溶けやすく、調乳がラクにできるのが特徴です。溶けやすくするためにミルクの粒に気泡を含ませているので、調乳するときや飲ませるときに泡がでますが問題ありません。
母乳に近づけるため、母乳のもつ成分や機能性に着目しDHA・オリゴ糖・シアル酸・ヌクレオチドなどを配合した粉ミルク。手ごろな価格も魅力です。
種類 | 育児ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | DHA、オリゴ糖、シアル酸、ヌクレオチド、コリン、βカロテン、リン脂質 |
種類 | 育児ミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | DHA、オリゴ糖、シアル酸、ヌクレオチド、コリン、βカロテン、リン脂質 |
乳糖を含まずミルクアレルゲンを除いた粉ミルク
ミルクアレルゲン除去食品、無乳糖食品として消費庁の認可を受けている「明治ミルフィーHP」。乳、卵、小麦、大豆などアレルゲンを含む原材料も含んでいません。未発達の赤ちゃんの消化器官にできるだけ負担をかけないように開発された粉ミルクです。
乳糖不耐症の赤ちゃんやアレルギーに敏感に反応する赤ちゃんに、母乳や育児ミルクの代わりに使えます。
種類 | ペプチドミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | ビオチン、カルニチン、デキストリン、ビタミンD、ビタミンK、カルシウム、リン、ヌクレオチド |
種類 | ペプチドミルク |
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タイプ | 缶タイプ |
成分 | ビオチン、カルニチン、デキストリン、ビタミンD、ビタミンK、カルシウム、リン、ヌクレオチド |
お出かけのときは必ず持ち歩いていました。キューブ1個で40mlのミルクが作れるので、子どものお腹の空き具合に応じてミルクの量を調整しやすいのがうれしいポイントです。粉ミルクのように調乳時にテーブルにこぼしてしまう心配もなく、使わなかった分は袋の口をクリップで留めればバッグのなかで散乱することもないのでお出かけにはぴったりでした。(Kさん/2歳男の子)
キューブタイプなのでどこでも気軽にミルクを摂取
2007年にキューブタイプを先駆けて発売した明治。計量せずに調乳できるので、誰でも赤ちゃんにミルクを作ってあげられます。パッケージも工夫されていて、ハサミを使わなくてもかんたんに開封可能。
小包装からも取り出しやすいので、モタモタせずすぐにミルクを作ることができます。食べムラがあると離乳食だけでは不足してしまうこともある鉄・カルシウムをしっかり補給してあげてください。
種類 | フォローアップミルク |
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タイプ | キューブタイプ |
成分 | 鉄分、カルシウム、DHA、11種類のビタミン・ミネラル |
種類 | フォローアップミルク |
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タイプ | キューブタイプ |
成分 | 鉄分、カルシウム、DHA、11種類のビタミン・ミネラル |
ミルクを卒業して、フォローアップミルクに移行した際、こちらのスティックタイプを選びました。メニューによってはあまり食べないこともある息子の栄養面が気になって毎日夕食後に飲ませていました。スティックだとやや割高にはなりますが、缶だと逆に余ってしまうかなと思いこちらに。計量なしでサッと作れて便利です。(Kさん/1歳男の子)
12カ月ごろから使えるフォローアップミルク
初乳に含まれ、赤ちゃんを病気からしっかり守るラクトフェリンが含まれたフォローアップミルク。こころと体の発達や脳の成長を助けるDHA、離乳食では摂取しにくい鉄分を配合しています。
3種類のオリゴ糖を含んでいるので、腸内環境にもやさしいミルクです。スティックタイプなので早く作りたいときや、家族が調乳を手伝うときにとても便利です。
種類 | フォローアップミルク |
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タイプ | スティックタイプ |
成分 | 鉄分、オリゴ糖、ラクトフェリン、DHA |
種類 | フォローアップミルク |
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タイプ | スティックタイプ |
成分 | 鉄分、オリゴ糖、ラクトフェリン、DHA |
「粉ミルク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 粉ミルクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での粉ミルクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ミルクの作り方を知っておこう コツや手順も紹介

Photo by Lucy Wolski on Unsplash

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ここでは一般的なミルクの作り方を紹介していきます。実際には、各ミルクメーカーの説明書に従って作りましょう。
▼ミルクの作り方▼
(1)70℃以上のお湯を消毒済みの哺乳瓶に分量の半分ほど注ぐ
(2)粉ミルクに付属している計量スプーンで分量の粉ミルクを入れる
(3)軽く振りながらよく混ぜる
(4)残りのお湯を入れ、泡が立ち過ぎないように振ってよく混ぜる
(5)哺乳瓶の本体に流水を当てたりして、人肌くらいに冷ます
赤ちゃんに出来上がったミルクを飲ませる際は、横抱きにして空気が入らないようにして飲ませてあげましょう。飲み終わったら、赤ちゃんの背中を軽くトントンと叩き、げっぷをさせてあげて下さいね。
大きな計量スプーンを手に入れるチャンスも プレゼントキャンペーンにも注目
缶タイプの粉ミルクを購入すると、20ml用の専用スプーンが標準でついてきます。以前は公式サイトなどから、50ml用の大きな計量スプーンを送ってもらえることがありました。最近では、公式サイトで50ml用の計量スプーンがオマケでついている粉ミルク缶があります。
大きめの計量スプーンがほしい人は参考にしてください。各メーカーによってスプーンの仕様が違うので、メーカーが違う場合は使い回しはできないので注意が必要です。
調乳がラクになる調音ポットや純水 作り方で迷うママのお助けグッズ
初めての育児では、ミルクの作り方で戸惑ったり、うまくできないこともあるかもしれません。
調乳には高温のお湯を使う必要があるため、赤ちゃんが飲める温度までミルクの温度を冷ます必要があります。そのため調乳には時間がかかってしまうもの。そこで便利な時短アイテムが、赤ちゃん用の純水です。
加熱殺菌済みで、ミネラルも含まれていないため赤ちゃんに負担はかかりません。少しでも調乳の手間をラクにしたい人は純水の利用を参考にしてください。
粉ミルクに関するQ&A
ここでは、粉ミルクに関するQ&Aをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
開封後の粉ミルクの保存方法は?

きちんとフタを閉めて、なるべく涼しい場所で保存しましょう。ただし、冷蔵庫に入れてしまうと吸湿して固まりやすくなってしまうため、室内で保管してください。
粉ミルクの賞味期限は?

一般的に粉ミルクの賞味期限は開封後1ヶ月とされています。ほとんどのメーカー品が1ヶ月と定めています。WHOや厚生労働省の発表でも、完全無菌は現実的ではないため開封後は極力早く使用することが推奨されています。
粉ミルクはいつまで飲ませて平気?

母乳の代わりになる育児用ミルクは、1歳のお誕生日までを目安としているメーカーが多いです。離乳食にプラスして与えるフォローアップミルクであれば、3歳ごろまでとされています。各メーカーのホームページや商品に記載があるので、確認してみてくださいね。
粉ミルクの作り置きはできるの?

粉ミルクは作り置きができます。しかし、取り扱い次第では雑菌の繁殖につながってしまうので、安全に作り置きする方法を知っておかなくてはなりません。粉ミルクの作り置きの保存方法や取り扱いについて詳しく「WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)および厚生労働省が発表している「乳児用調整粉乳の安全な調整、保存及び取り扱いに関するガイドライン」で確認することができます。
ミルクを飲ませる哺乳瓶のおすすめもチェック!
進化しつづける「粉ミルク」はママとベビーの味方!
赤ちゃんがお腹を空かせて泣いているのは心苦しいもの。母乳でお腹いっぱいにならないときは、少量のミルクをあげると落ち着いてくれることも。母乳をあきらめずに続けるためにも、粉ミルクが助けになることでしょう。母乳に近い組成の粉ミルクばかりなので、母乳をあげられないときに代替品として使えます。
容器や形状もさまざまなので、使い勝手のいいものが見つかるはずです。本記事では粉ミルクの選び方や、おすすめの粉ミルクを紹介しました。赤ちゃんに飲ませたい粉ミルクを見つける参考にしてください。
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