育児用ミルクとは?粉ミルクは必要? 育児用ミルクを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント
粉ミルクとは、主成分が牛乳成分できた食品のことです。とりわけ、この記事での「粉ミルク」とは、特別用途食品の「乳幼児調整粉乳」のこと。牛乳成分だけではなく、人間の赤ちゃんの栄養や成長に最適と考えられる有効な成分を配合してくれています。
「母乳で育てたい」と考えているママであっても、母乳育児が軌道に乗るまでの足しとして利用したり、誰かに赤ちゃんを預けたいときに利用したりと、粉ミルクをうまく活用して育児をするママが増えています。
メーカー競争も激しい「粉ミルク」は日々進化しており、母乳に近い組成のものなど、赤ちゃんのすこやかな発達をサポートする成分が数多く配合されています。「母乳だけで育てなければ」と肩に力を入れず、賢く粉ミルクを利用していくのも手なんです。
粉ミルクは3種類!
粉ミルクは、大きく分けると3つの種類に分けることができます。そのうちのひとつが、この記事で紹介する「育児用ミルク」です。
■育児用ミルク:ママから出る母乳の代わりに赤ちゃんに与える「母乳代替食品」のこと。日々、粉ミルクメーカーが「母乳に近い味・色・香り」を研究し、製造しているものです。
■アレルギー対応ミルク:ミルクをあげたら、なんらかのアレルギー反応があったという赤ちゃんも少なくありません。そんな赤ちゃんのために、アレルギー対応ミルクがあります。
■フォローアップミルク:離乳食の3回食がはじまった赤ちゃんが、離乳食では足りない栄養素を補うために飲むミルクのこと。あくまで、食事からの栄養素を補うためのミルクなので、母乳のような栄養素を求める育児用ミルクとしては使用できません。
粉ミルクはいつまで必要?
赤ちゃんは成長とともに、ミルクから離乳食へと移行していきます。成長ペースは赤ちゃんそれぞれではありますが、だいたい生後6カ月頃から離乳食がはじまり、1歳~1歳半頃で離乳食が完了するケースが一般的です。
離乳食が進んでいくにつれて、1日の粉ミルクの回数が少しずつ減っていき、1歳半ごろになると完全にミルクは卒業する方が多いようです。ひとつの目安として覚えておくとよいでしょう。
しかし一番重要なのは、目の前にいる赤ちゃんの成長と離乳食の進み具合をよく見て対応していくことです。
育児用粉ミルクの選び方 助産師・浅井貴子さんが教えます
まずは、新生児や乳児の授乳、ミルクに詳しい助産師の浅井貴子さんに、育児用ミルクを選ぶときのポイントを教えてもらいました。プロの目線ではどんなポイントを重視するのでしょうか。
(1)育児用粉ミルクの成分 国内で流通するミルクは高品質、気にしすぎる必要はなし! とはいえ気になる……
母乳に多く含まれるラクトフェリン、新生児期の発育に大切なDHA、アラキドン酸を配合。ガラクトオリゴ糖も配合されています。完全ミルク育児、混合育児の方はもちろん、完全母乳育児でいこうと思っていた方も、忙しくて大変なときや体調が悪くてつらいときには代用してもいいですね。
メーカー・商品によって、若干の配合成分の違いあり
育児用ミルクは、基本的なエネルギー産生栄養素である、タンパク質・脂肪・炭水化物をベースにしながら、各メーカーで差別化を図るためさまざまな栄養成分を配合しています。
【どのメーカーの商品も配合する主な成分】
・腸内環境を整える「オリゴ糖」
・脳の発育にかかせない「ドコサヘキサエン酸(DHA)」
・認知機能に役立ち必須脂肪酸である「アラキドン酸」
【差別化を図るためメーカーにより配合される成分の例】
※量は、メーカーにより異なります。
・肝機能や脳の発達に必要な「タウリン」
・免疫に関係がある「ラクトフェリン」「リボ核酸」
ただ、日本で流通しているミルクはどの商品も高品質。「希望する成分が入っているからこの商品を選ぶ」というより、「出産した産院で使っていたものをそのまま退院後も使う」という人が圧倒的に多いようです。
(2)育児用粉ミルクのタイプ 缶タイプ、詰め替えタイプ、スティックタイプ、キューブタイプ、液体ミルクも!

育児用ミルクには缶タイプ、詰め替えタイプ、スティックタイプ、キューブタイプ、液体ミルクなどの種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
缶タイプ|定番でコスパ最高
粉ミルクの定番は缶タイプ。定番だけにラインナップ豊富で手に入りやすく、どなたにもおすすめですが、たくさん入っていてコストパフォーマンスがよいので、完全ミルク育児の場合など、たくさん粉ミルクを使う場合にとくにおすすめです。
ただし、大きく重いため、持ち運びには不向き。底のほうはスプーンですくいにくい、こぼれやすいなど、使い勝手もやや難あり。詰め替えタイプに切り替えたり、スティックタイプやキューブタイプと併用して外出時は使い分けたりすることも考えてみましょう。
コストパフォーマンス :◎
調乳が手軽でかんたん :△
外出先へ持ち運びやすい:×
缶タイプの大缶粉ミルクはコスパ◎
もっともスタンダードな粉ミルクが缶タイプ。大きな丸い缶いっぱいに粉ミルクが入っています。300g程度の缶のほか、800g程度入ってコスパのよい大缶もあります。
大缶はどこのメーカーもたいてい作っています。完全ミルク育児の場合、生後4カ月のお子さんだと、大缶(800g程度)を1週間で飲みきります。
詰め替えタイプ|エコでコスパも高い!
詰め替えタイプは、プラスチックケースタイプともいわれ、袋詰めの粉ミルクを、専用のプラスチックケースに詰め替えて使います。缶タイプのように大きな缶を捨てなくていい、底のほうもスプーンですくいやすい点がメリット。専用ケースには、「すりきりバー」など、調乳しやすい工夫もこらされています。
コストパフォーマンスは悪くないものの、缶タイプのほうが安いことが多いです。また、ラインナップしているメーカー・商品が限られる点にもご注意ください。
コストパフォーマンス :○
調乳が手軽でかんたん :△
外出先へ持ち運びやすい:×
詰め替え用はエコで注目!
ゴミの量も増えるので、エコの観点から詰め替え用のプラスチックケースのものを購入する人が増えてきました。
詰め替え用の商品があるのは、森永乳業が製造している『森永E赤ちゃんエコ楽パック』『森永はぐぐみ』です。詰め替え用シャンプーのように、クルクルと丸めて捨てることができます。
スティックタイプ|外出や旅行に大活躍
スティックタイプは、80~100ml分ずつ粉ミルクが小分けになっています。サッと溶けて、持ち運びにもべんりなので、外出先での調乳におすすめ。「完母よりの混合(完全母乳育児に近い母乳多めの母乳ミルク混合育児)」の場合に、母乳のサポートとして使うのもおすすめです。
デメリットはコストパフォーマンス。大量に粉ミルクを使う場合は、缶タイプや詰め替えタイプとの併用も検討してみてください。
コストパフォーマンス :△
調乳が手軽でかんたん :○
外出先へ持ち運びやすい:◎
外出時に便利! 時短になるスティックタイプ
メーカーの多くは、外出時に便利な粉末のスティックタイプを販売しています。スティックタイプのよいところは時短。80~100mlのミルクを作るときに、一度に一気に溶かすことができます。100ml分、飲めるだけ調乳したいときは便利です。
キューブタイプ|調乳かんたん
キューブタイプは、粉ミルクがキューブ状に四角く固まっています。お湯に入れるだけで1キューブあたり40mlのミルクをつくることができます。
泣き叫ぶ赤ちゃんをあやしつつ、スプーンで粉ミルクを測ってお湯で溶かして冷まして……と、ミルクづくりは大変ですよね。スプーンで粉を測るひと手間を省くことができるのが、キューブタイプの大きなメリットです。新米ママ・パパにはとくにおすすめです。
デメリットはやはりコストパフォーマンス。大量に粉ミルクを使う場合は、缶タイプや詰め替えタイプとの併用も検討してみてください。
コストパフォーマンス :△
調乳が手軽でかんたん :○
外出先へ持ち運びやすい:◎
キューブタイプには人に調乳を頼みやすいメリットも
キューブタイプは粉ミルクの成分を特殊な技術でブロック状にかためたもので、0~1歳用では明治が製造販売する『明治ほほえみ らくらくキューブ』があります。
キューブタイプのよいところはこまかい計量をしなくてもよいところ。は、1キューブ(ブロック状)で40ml分になっているため、夜間や外出先などで必要量をすぐに作ることができ、とても便利です。
ママ以外の人にも、「キューブ4個分のミルクを作って」と言えば調乳を頼むことができます。赤ちゃんが飲める量を加味して選択するとよいでしょう。
液体ミルク|調乳不要! 災害時にも便利
液体ミルクは、調乳不要、哺乳瓶に移すだけでそのまま飲ませることができます。紙パックタイプと缶タイプがあり、紙パックのほうが軽くて持ち運びしやすいですが、缶タイプのほうが保存できる期間が長いという特徴があります。
調乳の手間が省けるだけでなく、お水やお湯を用意できない場所でも赤ちゃんにミルクをあげられるのは大きなメリット。ふだんづかいや外出時のミルクとしておすすめですが、いつもは使わなくても、災害など非常時に備えて、ストックしておくという家庭も増えています。
海外では広く普及していますが、日本では2019年1月に認可されたばかりで、まだラインナップが少ない点はデメリット。ただし、確実に広まってきており、ラインナップも増えつつあります。国産ラインナップは2021年9月現在、江崎グリコ『アイクレオ 赤ちゃんミルク』、明治『明治ほほえみ らくらくミルク』と、2020年に発売された雪印ビーンスターク『すこやかM1』の3種類です。
ほかに、コストパフォーマンスが悪い、量の調整ができないというデメリットもあります。
コストパフォーマンス :×
調乳が手軽でかんたん :◎
外出先へ持ち運びやすい:◎
液体ミルクは高いけれど便利
液体ミルクは国内では明治の『明治ほほえみ』、グリコの『アイクレオ 赤ちゃんミルク』、雪印ビーンスターク『液体ミルクすこやかM1』の3種が発売されています。『ほほえみ』と『すこやか』は缶入りで、『アイクレオ』は紙パック入りです。それぞれ分量がちがうので、1回の授乳に必要な分量に合わせて選ぶのもいいですね。
粉ミルクと比べると高いのですが、哺乳瓶に移し替えるだけで飲ませられるのはべんりです。パックに直接取り付けられる使い捨て乳首を用意すれば、哺乳瓶を消毒する必要もないので、非常時の備えにもなります。
(3)育児用ミルクのコスパ 国内で市販されている育児用ミルク・粉ミルクなら安いものでも大丈夫!
完全ミルクの場合はコスパも重視して
完全ミルク育児の場合、生後4~6カ月では、大缶を1カ月だいたい4缶使用します。このとき、高いミルクと安いミルクとの差は、1カ月で5,000円程度にもなる場合があります。これにスティックタイプもときどき購入すると、1年換算で6万円以上の差に。
コスパがよい育児用ミルクは雪印メグミルクの『ぴゅあ』、または和光堂の『はいはい』。高めのミルクとしては、グリコの『アイクレオ』、森永乳業の『E赤ちゃん』があります。
日本で流通しているミルクはどの商品も高品質なので、飲みっぷりも考慮して選びましょう。
育児用ミルクの選び方については、先輩ママへのアンケートで、実際どうやって選んだか、くわしく質問しています。ぜひ、こちらのアンケート結果も参考にしてくださいね。
粉ミルクおすすめランキング8選 助産師・浅井貴子さんと先輩ママが厳選

育児を始めたてだと、どのミルクを購入していいか迷いますよね。本ランキングをぜひ参考にしてください!
上で紹介した育児用ミルクの選び方のポイントをふまえて、助産師・浅井貴子さんに選んでもらったおすすめ商品を、アンケート調査をもとにしたランキング形式で紹介します。
アンケートで収集したユーザーの口コミも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
※各商品のランキングの順位は、「子育てで使用していた育児用ミルクをお選びください※複数使用していた場合は、一番おすすめだと思ったものについてお答えください」というアンケート項目への結果をランキング化したものです。
※各商品の【口コミ】は「使用していた育児用ミルクのよかったと思う点を教えてください」「使用していた育児用ミルクのよくなかった点、不満だと思う点を教えてください」(いずれも自由回答)というアンケート項目への回答を抜粋したものです。
※アンケートの詳細やその他の結果はこちらをご覧ください。

量がカウントしやすいキューブは調乳も頼みやすい
粉ミルクを、特殊な技術でキューブ状にした明治。この商品が出たときは外出時や夜間だけでなく、自宅での調乳に使うママも多くいました。缶よりも割高ですが、「一度使ってしまうと粉には戻れない」というママの声が多い商品です。
アルミ個包装に5個・200ml分入っていますが、キューブが残ってしまったときに、折り曲げてクリップで止めて保存するのが少し面倒に思うママもいるかもしれません。特大サイズは、48袋入り1,296gと大容量です。
ミルク作りに慣れていないママ・パパでも簡単に
◆計量・すりきりいらずでこぼれずミルク作りが簡単
◆外出時だけではなく、夜間のミルク作りもポンと入れるだけ
◆赤ちゃんを待たせる事なく授乳がスムーズ
【口コミ(アンケート回答より)】
・固形なので計量の手間が省ける。持ち運びもしやすい。でも、1キューブあたり40mlになるので、50mlのミルクを作りたいときは不便だった。多めに作って残すしかなかったのでもったいなかったです(35歳)
・持ち運びが楽だったのですが、単価が少し高いです(27歳)
・粉ではないので計量せずに作れたので楽だった(39歳)
明治『ほほえみ らくらくキューブ』口コミ
出産した産院で使用していたので、ずっと明治ほほえみを飲ませていました。外出先でもさっとミルクが作れて携帯に便利な同じミルクのらくらくキューブタイプを常備。キューブ1個40ml分で、スティックタイプとちがい、量の調節がしやすいことも魅力。缶タイプよりかさばらないので、私は実家にも常備しています!(Mさん/0歳男の子)

リボ核酸を配合、産院での調乳指導にも多く使われる
産院からの信頼が厚いメーカーで、定期的に「母乳調査」をし、ミルクの製造に反映しています。
「リボ核酸」という、消化管のバリア機能を高める成分を配合しているのも『すこやかM1』だけ。リボ核酸は母乳に含まれていて、アレルギー予防に注目されている物質です。母乳の出が悪い方や、「完全ミルクだけど母乳に近いものを与えたい」と思っているママにおすすめ。
哺乳瓶も販売しているメーカーなので、このミルクを選ぶママは、同じビーンスタークの哺乳瓶を使う方が多いです。
完全ミルクだけど母乳に近いものを与えたいママに
◆リボ核酸を配合、産院での調乳指導にも多く使われる
◆値段も高すぎず、メーカーも有名所なので、安心して使える
◆赤ちゃんとママが安心できる製品
【口コミ(アンケート回答より)】
・たくさん入っているのはいいが、缶がかさばる(34歳)
・他のミルクより少し安かったので重宝した。でも、売っていない店もあり困った(31歳)
・値段も高すぎず、メーカーも有名所なので、安心して使える(36歳)
雪印ビーンスターク『すこやかM1』口コミ
下の子を出産したとき、産院でこちらのミルクを使っていたので購入しました。上の子のときは完母でしたが、今回は母乳がじゅうぶんに出なかったためミルクを足すことに。よく飲んでくれる赤ちゃんで、本当にミルクに助けられました。おかげで赤ちゃんの体重も順調に増えましたよ。(Mさん/3歳男の子・1歳女の子)

母乳ミルク混合育児の便秘赤ちゃんは試してみて
日本で一番最初の粉ミルクを作った和光堂が出している粉ミルクです。ガラクトオリゴ糖の配合割合は4.2g/100g。母乳とミルクの混合にしたら便秘になりやすくなったという便秘がちの赤ちゃんに向いているミルクといえます。
パッケージもピンクと白地のシンプルなもので、「和光堂」というメーカーが祖父母世代にも馴染みがあるため、多世代からの支持があるミルクです。
母乳に含まれる成分を配合。より母乳に近づけた商品
◆赤ちゃんにとって飽きのこない味に仕上げている
◆他の粉ミルクと比べて値段が安い
◆哺乳瓶の底で溶け残りがたまりにくい
【クチコミ(アンケート回答より)】
・商品によって溶けにくいものがあります(39歳)
・溶けやすいのでいいのですが、甘過ぎて心配になりました(33歳)
・値段が安く、クチコミの本でランキングがよかったので選びました(35歳)
和光堂『レーベンスミルク はいはい 』口コミ
母乳が軌道にのるまで、ミルクも足していました。ミルクを作っている間に寝てしまうことも多くもったいないと感じるように。それまでは産院で使用していたものを飲ませていましたが価格が高く、コスパを考えて「はいはい」を購入。ミルクを変えて心配でしたが、便もよく出るようになりおいしそうに子どもは飲んでくれています。(Eさん/0歳男の子)

液体タイプもいざという時、簡易で便利
液体ミルクもが解禁となり、災害用に備蓄するほか、ちょっとした旅行や外出時に使用する人が増えてきています。紙パックなので哺乳瓶に移した後も処分しやすいのがママたちから支持されています。
ストローで哺乳瓶に移せるので衛生的です。温めないと飲まない赤ちゃんもいますし、冬場は常温のままだとおなかを壊しやすい赤ちゃんもいるので、できれば温めてからあげましょう。
日本で初めて製品化された液体ミルク!
◆調乳済みだからミルクを作る手間が必要ない
◆災害時、旅行や外出時に使用できるので便利
◆赤ちゃんを待たせることなく、10秒ですぐ授乳できる
【クチコミ(アンケート回答より)】
・ゴミが出ないかなと思います(32歳)
・溶けやすくてすぐに作れます(34歳)
・液体でラクチン。ちょっと高い。濃さの調整がしにくい(40歳)
グリコ『アイクレオ 赤ちゃんミルク』口コミ
混合授乳でアイクレオの粉ミルクを使っていたのですが、夜間の授乳で疲れているなか、調乳が待ちきれず泣きわめく我が子。少しでも時間が短縮できるならと液体ミルクを使ってみました。
そのままあげると拒否されましたが、少し粉ミルクの調乳分を足すとよく飲んでくれました。常温のミルクに驚いたのかなと。慣れてくると常温のアイクレオだけでも飲んでくれるようになり、お出かけ用・災害用に箱買いしていました。(Kさん/3歳女の子)

消化しやすいためアレルギーが心配な赤ちゃんへ
牛乳のタンパク質をこまかく分解した「ペプチドミルク」であることが、この商品の大きな特徴。ミルクアレルギーの不安要素を減らしてくれる商品です。
そのため、ママやパパがアレルギー体質、もしくはすでにミルクアレルギーのきょうだいがいる赤ちゃんにおすすめしていますが、完全にすべてのアレルギー予防になるとは限らないため注意が必要です。
昨今の食物アレルギーが多い現状を踏まえて、アレルギーの素因がなくても、予防医療の観点でこちらのミルクを選ぶ人も増えてきています。
消化しやすいためアレルギーが心配な赤ちゃんに
◆栄養成分他、赤ちゃんの消化負担を母乳と同じくらいまで減らしてくれている商品
◆育児用粉ミルクで唯一「ラクトフェリン」を配合
◆E赤ちゃんは離乳食にも使えて便利
※この商品はミルクアレルギー疾患用ではありません。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・赤ちゃんがよく飲んでくれたのはよかったです。価格がやや高めなのでちょっとキツかったです(39歳)
・母乳に近いと思います(31歳)
・赤ちゃんによって好き嫌いがあると思います(23歳)
森永乳業『森永 E赤ちゃん 』口コミ
次男を出産した産院で使っていたのがこのミルク。上の子のときは完母で十分足りていたので粉ミルク自体使用していませんでした。次男は完母だと足りていなかったため、母乳で足りないときは飲ませていました。母乳のようなやさしいミルクと聞いており、栄養価たっぷりのE赤ちゃんは安心してあげれました。今では離乳食づくりの際にも使用しています。オリゴ糖を含んでいるため便秘気味のときも使っていますよ。(Hさん/0歳男の子)

コスパのよさで選ぶならこちら
比較的、低価格で購入できるのが特徴。双子の赤ちゃん、飲み残しが多い赤ちゃん、完全ミルクでコスパを気にするママ達から支持を得ています。
必要な栄養素はもちろん、DHAやオリゴ糖なども入っています。雪印ブランドとして安心して与えることができるミルクです。
完ミでコスパを気にするママ達から支持されてる
◆比較的安価に購入できる粉ミルク
◆赤ちゃんの発育に重要な成分であるDHA、オリゴ糖、ヌクレオチド、β-カロテン等を配合
◆甘すぎない風味なので、混合ママさんでも使用できる
【クチコミ(アンケート回答より)】
・出産後、すぐ仕事に復帰したので、育児用ミルクには大変助けられました(37歳)
・作るのがかんたんですが、味がいまいちです(30歳)
・安価で購入しやすい(39歳)
雪印メグミルク『ぴゅあ』口コミ
母乳の出が悪くなってきた頃から、完ミに切り替えました。わが子は食欲が旺盛なほうでミルクもごくごくよく飲みます。そのため1カ月のミルク代がかなり高くなっており、試しにドラッグストアで一番安かった『ぴゅあ』を購入。安いからおいしくないかな?と不安でしたが、子どもはおいしそうに飲んでくれました。粉も溶けやすいし、コスパもいいのでおすすめの粉ミルクです。(Kさん/2歳男の子)

体重が増えずにお悩みの赤ちゃんにおすすめ
アイクレオのミルクは「限りなく母乳に近いミルク」として、初乳の色に近い薄黄色がかかった色合いが特徴。β-カロテンを多く配合しているので、皮膚細胞を丈夫にする成分も多く入っています。
乳清タンパク質とカゼインの比率を母乳に近づけたり、塩分も母乳と同じくらいの量になっているなど工夫がなされています。
粉ミルクのなかでは100gあたりのカロリーが高いので、体重増加が気になる赤ちゃんにおすすめです。
体重が増えずお悩みのママ・赤ちゃんに
◆限りなく母乳に近いミルクのため、子どもが嫌がらずに飲んでくれる
◆100gあたりのカロリーが高いので、体重増加が気になる赤ちゃんにおすすめ
◆母乳と同程度の赤ちゃんにやさしい塩分量だから、繊細な赤ちゃんの体に優しい
※Amazonのみサンプル付きでの販売です
【クチコミ(アンケート回答より)】
・安くて子供もよく飲んでくれる、便秘になりやすい(30歳)
・子どもがよく飲みました(34歳)
・こどもが嫌がらなかったです。でも溶けにくいです(35歳)
グリコ『アイクレオ バランスミルク』口コミ
産院で使っていたこちらのミルク。母乳との混合だったため、母乳に近い成分、味というところにいちばんの魅力を感じました。そのおかげか、子どももいやがることなく飲んでくれましたよ。5か月で保育園に入園したタイミングで完ミになったのですが、園でもアイクレオのミルクを用意してもらえました。園での飲みっぷりもよかったようです!(Kさん/2歳男の子)

ミルク缶のゴミを減らしたい人へ
成分が高品質であることはもちろん、「調乳スタイル」に一石を投じた商品。
ミルクの容器は密閉性の高い丸い缶が主流ですが、こちらは四角いパッケージになっています。調乳セットにもすっきりと収まるため、見た目がスマートなところもいいですね。
使用後は、シャンプーの詰め替えのようにアルミの袋をくるくると丸めるだけで捨てられるので、大缶のように空いた缶を置いておくスぺースは必要ありません。収納スペースが限られたお家におすすめ。エコのことまで考えている商品です。
エコを意識して、ミルク缶のゴミを減らしたい人へ
◆詰め替えができるので、地球にもやさしい
◆ゴミ出しに困るミルク缶ではないので、かさばらなくて済み、ごみ捨ても簡単
◆調乳セットにも収まるので、すっきり収納もできる
【クチコミ(アンケート回答より)】
・ゴミが少なく済む(40歳)
・味わいがいいのか、子どもがうまそうに飲みましたね。でもうんちが下痢っぽくなった気がします(32歳)
・取り扱っている店舗が多く、エコパックや詰め替え製品などがあるため利用しやすかったです(40歳)
「育児用ミルク」のおすすめ商品の比較一覧表
森永乳業『はぐくみ エコらくパック』口コミ
基本的に母乳で育てていましたが、外出するときなどはミルクをあげていました。はぐくみは、栄養成分のバランスが母乳に近いと、通っていた産院で教えてもらったのがきっかけで購入。息子も飲みっぷりが良かったです。エコらくパックは缶のごみが出ないため、捨てるときがとてもラクでした。(Aさん/2歳男の子)
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 育児用ミルクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの育児用ミルクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【先輩ママの実体験】粉ミルクのメリット 完ミ?完母?混合?

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赤ちゃんの成長のためには母乳からの栄養がベストですが、さまざまな事情で粉ミルクをあげるケースもでてきます。先輩ママの体験談を紹介します。
【口コミ】ママ以外の人でも授乳が可能!
粉ミルクを使って育児する場合、ママ以外の人でも授乳することができるのが本当にありがたかったかな。産後のママの体ってとっても疲れやすくて、体調も崩しがち。そんなときにパパに授乳をお願いして体を休ませたり、お出かけすることもできて自分の休む時間も確保できたことが大きかった気がします。
授乳を自分一人で抱え込まず、家族みんなで行うことで、子育てに対して一体感が生まれました。(Aさん/1歳5か月のママ)
【口コミ】外出先で授乳場所を探さなくてもOK
新生児期が終わって外出の機会も多くなると、意外と気になるのが授乳場所。赤ちゃんがお腹がすいた時、粉ミルクだったら場所問わずどこでも授乳ができるので気持ち的にもラクでした。その分、「哺乳瓶・お湯・白湯・粉ミルク」の荷物が増えてしまうんですが、お出かけ時のストレスは全くなかったです~!
最近は液体ミルクも主流になってきたので、うまく活用すればお出かけの荷物を減らすこともできそうですよね。(Nさん/2歳6ヵ月のママ)
【口コミ】赤ちゃんが飲んだ量がわかりやすい
粉ミルクは哺乳瓶を使って飲むので、赤ちゃんがどれくらい飲んだかが一目でわかるので、赤ちゃんに栄養が足りているかな?って不安になることも少なかったかも!
母乳がでなくても育児用ミルクで十分育つので母乳が出なくても落ち込まずに、粉ミルクに頼ってみてほしいなって思います。栄養バランスも考えて配合されているのでもし迷っているのなら、使ってみてもいいかも!(Rさん/3歳3ヵ月のママ)
育児用粉ミルクについて、先輩ママに聞いてみた! 【アンケート調査】

Photo by kevin liang on Unsplash
今回のアンケートでは、25~40歳の、お子さまがいる女性179名を対象に、育児ミルクについて質問しました。おすすめの育児用ミルクについてのアンケート結果は、「育児用ミルクおすすめランキング8選」で紹介しましたが、ほかのアンケート項目についても発表していきましょう!
育児用粉ミルクを選ぶときに重要視するポイントは?
先輩ママたちは、何をポイントにして育児用ミルクを選んできたのでしょうか。
Q.育児用ミルクを購入する際に重要視するポイントを3つまでお答えください。(複数選択可)
【第1位】価格 56.4%
【第2位】子どもがゴクゴク飲んでくれるもの 45.3%
【第3位】手軽に作れるもの 31.6%
【第4位】メーカー 30.8%
【第5位】お子様に合わせた成分 29.9%
【第6位】持ち運びが便利なもの 29.1%
【第7位】こぼれにくいもの 12.0%
【第8位】空袋を捨てやすいもの 9.4%
【第9位】詰め替えができるもの 6.8%
【第10位】収納がしやすいもの 4.3%
子育てにはお金がかかります。特におむつやミルクは毎日使うものなので、価格はやはり一番重要なポイントのようです。
第2位は「子どもがゴクゴク飲んでくれるもの」も上位にランクイン。こればかりは赤ちゃんに飲んでもらわないとわからない部分でもあります。サンプルなどを活用しながら、健康や成長のことも考え、たくさん飲んでもらえるものを選びたいものです。
その他、手軽に作れるものといった簡単さ、メーカーの信頼度、お子様の成長に合わせた成分なども重要なポイントとなっています。
どれか一つの要素に注目するのではなく、上記のポイントを参考に「総合的に一番いいのはなにか」を考えながら、育児用ミルクを選んでくださいね。
育児の先輩からあなたへのアドバイス
アンケートの最後では、子育ての先輩として、これから子育てする人にアドバイス・メッセージをお願いしてみました。……すると、本当にたくさんのコメントが! 悩まなくても大丈夫だよというあたたかいメッセージから、経験者にしかわからない超具体的なアドバイスまでズラリ。 アンケートにご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!
はじめての子育てで不安がある方、母乳が出ない、ミルクを飲んでくれないと悩んでいる方、ぜひご覧ください!
Q.これから赤ちゃんを育てるママ・パパ、今まさに悩んでいるママ・パパに、育児用ミルクに関するアドバイスをお願いします(自由回答)
【口コミ】低月齢のうちに哺乳瓶に慣れさせて
はじめからミルクを飲ませないと、哺乳瓶を嫌がるようになるので、少しでもミルクを飲ませたいと思うなら低月齢のうちに哺乳瓶を使っておいたほうがいいです。いざというときに哺乳瓶が使えないと、ママ以外の人に授乳をお願いできなくなってしまうので、完母であっても、お風呂上りだけはミルクにするとか工夫してみて!(29歳ママ)
【口コミ】頼れるときはミルクに頼ったらいい
母乳がでなくても育児用ミルクで十分育ちます!母乳にこだわっていましたが、生後1カ月から完全ミルクで育てました。パパやバァバも授乳することができたので、とにかく産後のきつかった時期に周りに頼れて肉体的にも精神的にもラクに。
ミルクは栄養がバランスよく配合されているので、母乳にこだわりすぎず、使ってみるのもよいと思いますよ。(34歳ママ)
【口コミ】サンプルも活用してみるのもおすすめ
ミルクによって、うんちの硬さが変わる場合もあるのでサンプルなども利用していくつか試したほうがいいかも。(37歳ママ)
育児中、ママやパパはたくさんのことを調べ、何が正解かわからなくなっている方も多いのではないでしょうか。でも、だからこそ、赤ちゃんの身体のことだけでなく、あなたの身体のこともしっかり気づかって、ラクをすることも大切です。
育児用ミルクは、赤ちゃんの栄養になるだけでなく、ママやパパを少しラクにしてくれる味方でもあります。ぜひ、育児用ミルク選びの参考にしてくださいね!
子育てをする方の65%が育児用粉ミルクを使っている!
まずは、授乳方式について、「完母(かんぼ・完全母乳育児)」か、「完ミ(完全ミルク育児)」か、「混合(母乳ミルク混合育児)」かをお聞きしました。
Q.育児の際の授乳についてお答えください
※お子さまが複数いて1人目は完全母乳、2人目は完全ミルクなどの場合は「母乳ミルク混合」をお選びください
アンケート結果によると、育児の際の授乳は、約50%の2人に1人が母乳と育用ミルクの混合育児、完全ミルク育児は約15%と、約65%の先輩ママが日常的に育児用ミルクを使っていたことがわかりました。

育児の先輩たちはどのような授乳をしていたのでしょうか。アンケートを通じてお聞きしました!
自宅では缶タイプ、外出用はスティックやキューブタイプ
「完全ミルク育児」「混合育児」だった人に、どのタイプの育児用ミルクを使っていたのかについて、質問しました。
Q.どのタイプの育児用ミルクを使用していましたか?当てはまるものを全てお答えください(複数選択可)
アンケート結果は次のようになりました。

育児の先輩たちはどのタイプのミルクを使用しているか、アンケートを通じてお聞きしました!
多くの方が缶タイプの粉ミルクを使用していますが、自宅で使用する場合は缶タイプ、外出時はスティックタイプを持ち歩くなど、用途に合わせて使い分けている人が多いです。液体ミルクを使ったことがある人も2割を超えました。
さらに、育児用ミルクのタイプの使い分けについて質問してみました。
Q.複数の育児用ミルクのタイプを使用していた場合、どのように使い分けていましたか?
※1種類しか使用していない場合は「使い分けはしていない」とご記入ください
・自宅では缶タイプ、出先では持ち運びに便利だったのでキューブタイプを使用していました(35歳)
・お出かけや遠出のときにスティックタイプを使っていた(29歳)
・お出掛け時と自宅内、自宅内でも忙しいときと時間を取れるときで使い分けた(40歳)
・実家に行くときや出掛ける際はキューブタイプを、家では缶の粉末を使用しています(33歳)
・最初はキューブで、馴れてきたら粉に変えた(38歳)
「分量を量ることに慣れていない最初のうちはキューブタイプを使った」という方も多かったです。はじめての育児は迷うことが多いので、調乳の手間を少しでも省けるのはうれしいですね。
なお、「濃度を調整したいときは粉ミルク」という声もありました。確かに、下痢をしたときなどに、医師や助産師さんなど専門家の指示で、ミルクを薄めて飲ませることなどはあります。しかし、あくまで専門家の指示が前提。
ミルクは濃すぎると赤ちゃんの腎臓(じんぞう)に負担をかけますし、薄すぎると栄養不足になってしまいます。粉ミルクは濃度の調整がかんたんにできてしまいますが、赤ちゃんの健康にかかわることですので、自分の判断でミルクの濃度を変えることは避けてくださいね。
噂によく聞く液体ミルク、実際どうなの?
少しずつ広まりを見せている液体ミルク。本アンケートでは、液体ミルクを使ったことがある方に、液体ミルクのいいところや悪いところを教えていただきました!
Q,液体ミルクのいいところや悪いところを教えてください(自由回答)

液体ミルクのメリットやデメリットを、アンケート調査を通して語っていただきました!
・忙しい時にさっと用意できる。ちょっと高い。濃さの調整がしにくい(40歳)
・外出先でお湯を探したり冷ましたりする事を考えなくていい(39歳)
・出先で簡単にあげられる。割高なのでなかなか頻繁に買えない(35歳)
・量のバリエーションがないので余ったり足りなかったりする(32歳)
・常温でそのままあげられるので、外出先で重宝した(31歳)
・価格が高いので、通常は粉ミルクで、液体ミルクは災害時用とした方がよいかなと思う(30歳)
さまざまなコメントをいただきましたが、「外出先でサッと用意できる」「常温であげられる」といった利便性を語る方が非常に多かったです!
その他、保存がきくため「災害時用として買っておいてもいい」といった使い方もする方もいらっしゃいました。
価格については「高い」というコメントが多く、これは液体ミルクの大きなデメリット。粉ミルクと組み合わせるなど、コスパも考えていきたいですね。
助産師・浅井貴子さんからの購入アドバイス 育児用ミルク選びに悩んだら…
最優先なのは、赤ちゃんがよく飲むか
お産入院中、産院で使っていたものをそのまま退院後も使用する方が多い育児用ミルク。「高いミルク=栄養がある」、「安いミルク=栄養がない」というわけではありません。
(1)赤ちゃんが機嫌よく飲む
(2)きちんと体重が増える
(3)購入しやすい
という点が継続できるポイントといえるでしょう。
メーカーを2~3種類ぐらい替えて飲ませてみると、さまざまな味を試せたり、栄養素もよりバランスよくとれたりする面もあります。赤ちゃんの飲みっぷりが一番の判断基準になりますので、まずサンプルなどで試すのも手ですね。
ミルク調乳に便利なグッズはこちらもチェック▼ 辛い夜間授乳・お出かけをサポートしてくれる!
ミルク育児は作る手間もかかるし、お出かけするときに荷物も多くなりがち。夜間授乳では、ミルクをほしがって泣いている赤ちゃんのために、眠さも我慢しながらミルクを作っているんですよね…。そんなママにとって少しでも日々の生活が便利になるミルク調乳グッズをピックアップ!
完ミ(完全ミルク)や母乳とミルクで混合育児をしているママは、この機会にぜひ下記の記事もチェックしてみてね♪
湯冷ましに「調乳水」を使おう! ミルク作りがスムーズに!
育児用ミルクの調乳をするときは、滅菌のために沸騰させた80℃以上のお湯を注ぐのが基本です。しかし、氷水や水道水でミルクを冷まそうとすると時間がかかってしまいます。しっかりと覚まさないと赤ちゃんが火傷してしまいます。
そこで便利なのが「湯冷まし」です。水道水を一度沸騰させて冷やしたもののことを湯冷ましといいます。これを調乳した後に加えれば、赤ちゃんにミルクをすぐに飲ませることができます。
しかし、わざわざ湯冷ましを作っておくのは手間がかかります。そんな時に湯冷ましの代わりに赤ちゃん用の「純水」を使用するのがおすすめです。
加熱殺菌済みで、ミネラル分がほとんど含まれていないので、赤ちゃんの体への負担もありません。ミネラルウォーターでも代用できますが、必ず軟水の商品を選びましょう。
硬水のミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが豊富に含まれています。育児用ミルクのミネラルバランスを崩してしまったり、赤ちゃんの消化器に負担をかけてしまったりするリスクがあります。調乳水を使用する際は慎重に選びましょう。
育児用粉ミルクと合わせて用意しておきいたいアイテム 【関連記事】
ハッピーな気持ちで赤ちゃんと過ごしてくださいね
この記事では、育児用ミルクの基礎知識、選び方、先輩ママ&パパがおすすめする人気商品をご紹介しました。
ママにとって、母乳で育ててあげたい気持ちは大事だと思います。ですが、育児用ミルクも日々進化。「育児用ミルクだと赤ちゃんがすこやかに育たない」なんてことは、決してないのです。
大事なのは、ママがハッピーな気持ちでお世話ができること。ぜひ、先輩ママとパパがおすすめする育児用ミルクをうまく活用して、今しかない育児を存分に楽しんでくださいね!
調査時期:2020年4月25日~5月13日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:179名(25~40歳のお子さまがいる女性)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。 アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。 妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。