コントロールカラーとは? 赤みやくすみ、黒クマなどをカバーする
コントロールカラーは、肌の色を整えるアイテムです。肌悩みを補う色を取り入れることによって、くすみや色ムラなどをカバーすることができます。
ブルーやグリーン、ピンクやパープル、イエローやオレンジなどさまざまな色が展開されていて、肌悩みによって使い分けできます。二色使いなど何色も使うことで肌の色味を整えることもできますよ。
顔全体に使うことができるので、コンシーラーのようにピンポイントでカバーするよりも、自然に補正することが可能。
また、悩みを解決するだけでなく、透明感など欲しい印象をプラスできるカラーもありますよ。
化粧下地やコンシーラーとの違い
ベースメイクに使う化粧下地やコンシーラーとコントロールカラーには、それぞれ異なる役割があります。
●化粧下地
肌の凹凸を整えてファンデーションのノリをよくするために使うアイテムです。
●コンシーラー
くまやニキビ跡などの気になる部分をピンポイントでカバーするアイテムです。
●コントロールカラー
色の補正が目的で、ピンポイントな悩み以外にも広範囲の肌悩みをカバーすることができます。顔全体に血色感をプラスしたり、透明感を与えるようなアイテムが多くなっています。
最近では、化粧下地とコントロールカラーが1本でできるアイテムも多いです。コンシーラー機能がついたコントロールカラーもあります。
おすすめ商品の比較一覧表
おすすめ13選|プチプラ カバー力の高いアイテムや部分用も!
ここからは、おすすめのコントロールカラーを「プチプラ・ドラコス」と「デパコス」に分けてご紹介。
値段が安いプチプラ商品だけでなく、ドラッグストアで買えるコスメブランドも含めてご紹介します。

おすすめ12選|デパコス お悩み別に似合う色を選んで
ここからは、デパコスのコントロールカラーのおすすめ商品をご紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コントロールカラーの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのコントロールカラーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
人気商品の口コミ IPSAやRMKをピックアップ!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
IPSA(イプサ)『コントロールベイス』の口コミ






出典:LIPS
IPSAの最高傑作めちゃくちゃ肌綺麗な人に見えます。本当に。
こちらはPA++なので、紫外線A波(UVA)をかなり防ぐ効果があるのが嬉しい!
私は残念なイエベ春でして、、
イエベ春はイエベの中ではかなり明るい肌色です。
イエベのいい所は、血色が良く見えるため健康的に見える所ですよね。
ところが私は血色が凄く悪く、クマも凄まじい残念イエベ。
コントロールベイスも本当に色々なカラーを試したのですが、どれもしっくりこない。(目に見える効果が無かった)
困り果てて母に助けを求めました所、こちらをおすすめされました。
イエベなのにイエロー!?!?
と、最初は驚きを隠せませんでしたが、母に言われた通り使用してみた所、驚くほど粗を隠してくれる。
そこまで働いてくれるの!?ってくらい。
残念イエベの隠したいクマ、くすみ、血色の悪さを綺麗にカバーしてくれます。
黄色いクリームで抵抗があったんですが、肌に乗せると肌色にピンクを足した感じに色が変わるんです!
絶妙なバランスなんですよ。色が。
そして効果絶大すぎました。
イエベで、クマ、くすみ、血色の悪さに悩んでいる人に本当に使用してみて欲しい…。
WHOMEE(フーミー)『コントロールカラーベース』の口コミ

出典:LIPS
かわいいパッケージであがります!ザ女の子って感じが女子の心をくすぐりますね。
わたしが購入したのはコントロールカラーのイエロー。
わたしの肌はニキビ跡がひどく、赤く色素沈着しているところや、クマ、くすみ…などなど(他にももっと欠点がw)
色ムラが激しすぎるわたしにぴったりなのは『イエロー』かなと思い即決です!
使ってみたところ、とっても伸びがよく、お肌にしっかり密着さすがのスキンケア効果!
もっちりします。肝心の色ムラもいい感じに補正されるぅぅぅっ!
これはいいかも!白浮きもせずトーンアップもするし買ってよかった!
RMK(アールエムケー)『ベーシック コントロールカラー N』の口コミ








出典:LIPS
RMK
ベーシック コントロールカラーN 03
日によって赤みが出る時があるので、そういう時はこちらのコントロールカラーを使用します。
少量で薄付きなのにしっかりと赤みをカラーしてくれて、肌のトーンアップもしてくれる優れものです!
テクスチャーは柔らかく、伸びが良いです。
カラーも強すぎず、変な仕上がりにはなりにくいです。
気になる部分に少量でカバー出来るので、コスパはいいです。
赤みが気になる方は是非こちらのコントロールカラーを使用してみて下さい!
仕上がりがきれいだけで無く、崩れ方もきれいです。
コントロールカラーの選び方 顔の赤みを消す? くまやニキビ跡が気になる?
ここからは、コントロールカラーの選び方をご紹介します。ポイントは下記の4つ。
【1】目的や肌悩みにあわせてカラーを選ぶ
【2】仕上がりや使用感をチェックしよう
【3】コントロールカラーのタイプから選ぶ
【4】紫外線防止効果もチェック
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うコントロールカラーを選ぶことができます。
目的や肌悩みにあわせてカラーを選ぶ
コントロールカラーには、さまざまな色のバリエーションがあります。各色ごとに、どんな効果が期待できるのか見ていきましょう。
【ピンク系】青白い肌の血色をよくする
青白い肌の方や、顔色が悪く元気がないように見える方に使って欲しいのがピンク系のコントロールカラー。クールトーンの血色を自然にアップさせ、健康的に見せてくれます。
また、ソフトでフェミニンな印象がつくれるので、かわいい系のメイクが好きな方に向いています。
【オレンジ系】健康的な肌にみせる
オレンジやピーチ系は、健康的な肌にみせてくれるコントロールカラーです。化粧品でいうピーチ色は桃の果肉の色を指し、淡いオレンジ色のこと。
濃いめのくすみ、濃いめのシミ・そばかす、青グマを隠したいときにおすすめです。イエロー系よりもしっかりカバーでき、ヘルシーな印象になりますよ。
アプリコット、コーラルといった色名の場合もありますが、ほぼ同じ用途で使えます。
【イエロー系】くすみや色むらをカバー
イエロー系のコントロールカラーは、色素沈着をカバーしてくれます。顔全体のくすみ、薄いシミ・そばかす、茶グマをカバーしたいときにおすすめ。
顔全体の赤みや小鼻の軽い赤みも、自然にカバーできます。肌になじみやすい色なので、自然に明るい肌色に見せてくれますよ。
【ブルー系】肌に透明感を出したいときに
ブルー系のコントロールカラーは、色白肌、明るい肌を目指したい方や、角質のごわつきで肌の色が暗くなっている方に向いています。
また、黄ぐすみが気になる人にもおすすめです。黄色みをおさえて、透明感のある肌を演出してくれますよ。
【パープル系】肌のトーンアップに
肌のトーンアップをしてくれるのが、パープル系のコントロールカラーです。黄みや赤みをおさえて肌を明るくみせるだけでなく、ピンクの要素が入っているため、ブルー系よりも血色感をプラスした仕上がりに。
エレガントさ、華やかさを出したい方に向いています。
【グリーン系】赤み・ニキビ・ニキビ跡カバーに
肌の赤みが気になる人や、ニキビ・ニキビ跡が気になる方はグリーン系がおすすめ。赤みを補正しながら、肌のトーンを均一にします。小鼻の赤みにも使えますよ。
商品によりますが、顔全体に塗るというよりは、どちらかというとピンポイント使いに向いています。
仕上がりや使用感をチェックしよう
コントロールカラーは、肌の色にあわないと浮く可能性があります。肌なじみやテクスチャーなど、仕上がりや使用感もチェックしましょう。
肌なじみをチェック
ブルー系やパープル系など青みのある色は、自分に合わないものを使うと白浮きしてしまう可能性があります。
自分の肌色になじむかどうか、チェックしてから購入してみてください。
崩れにくさをチェック
普通の化粧下地と同じく、コントロールカラーも崩れにくさは重要なポイントです。とくに夏場は汗や皮脂でヨレやすいので、補正した肌をキープするためにも、崩れにくいものを選びましょう!
乾燥からくるヨレ対策には、保湿成分入りがおすすめ。脂性肌や混合肌の方など、テカリやすい人はさらっとしたテクスチャーがおすすめです。
伸びがいいか使用感をチェック
面倒にならない、使いやすさも大切ですよね。全顔に使うのであれば、なめらかな質感で伸びがよく、塗りやすいアイテムがおすすめ。塗る際の摩擦を減らすことで、肌への負担も軽減できます。
逆に、ピンポイントで使用するのであれば、こっくりめのテクスチャ―の方が塗りやすいでしょう。
コントロールカラーのタイプから選ぶ
コントロールカラーの形状は、チューブタイプやチップタイプ、スティックタイプやポンプタイプなどさまざまです。
オーソドックスなのはチューブタイプで、顔全体に塗りやすいやわらかめのテクスチャーが多め。
チップタイプやスティックタイプは、ピンポイントで塗ることができ、コンパクトサイズで持ち運びしやすいものも多いので化粧直しに便利です。
ポンプタイプは、比較的容量が多めで自宅でメイクをするときにおすすめです。パッケージの特徴も理解してコントロールカラーを選びましょう。
紫外線防止効果もチェック
コントロールカラーと日焼け止めを別々に使ってもよいですが、どうせなら1種類で済ませてしまいたい方は、紫外線防止効果のあるコントロールカラーを選びましょう。
紫外線はシミ発生の原因となるほか、肌のバリア機能を低下させるおそれも。肌色の補正とともに、紫外線対策も万全にしましょう!
美容のプロからのアドバイス
メイク&カラーコンサルタント
コントロールカラーは、肌なじみのよさや、使用感も合わせて選ぶことをおすすめします。伸びのいいものの方が自然に仕上がりますよ。
一方で、しっかりと色ムラをカバーしたい方はかための質感のものを選ぶか、コンシーラーとの併用をおすすめします。
コントロールカラーの正しい使い方 いつ塗る? という疑問も解消
コントロールカラーは全顔に使って自然にトーンアップできるのが魅力ですが、もちろん部分使いも可能です。
くすみや赤みなど、気になる部分は補正できる色をピンポイントで使いながら、全体的にトーンアップする色を使うなどしてもよいでしょう。全体に使う場合は、カラーコントロール下地(コントロールカラーと化粧下地の機能がひとつになったもの)が時短でおすすめです。
ただ、何色も使うと統一感のない顔色に仕上がってしまうので、2色程度に抑えるのがベターです。また、濃いシミや頑固なクマは、コンシーラーも併用してしっかりカバーしましょう。
コントロールカラーを塗る順番
ベースメイクアイテムの使う順番は、下記のとおりです。
(1)スキンケア
(2)日焼け止め・化粧下地
(3)コントロールカラー
(4)ファンデーション
化粧下地のあと、ファンデーションの前と覚えておきましょう!
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肌色を整えてメイクをワンランクアップ!
メイク&カラーコンサルタントのあやんぬさん監修のもと、コントロールカラーの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
ほんのひと手間で肌の印象を変えてくれるコントロールカラー。自分の肌悩みに合わせた色と、お気に入りの商品を見つけてみてください。
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メイク&カラーコンサルタント 美容部員としての経験を活かし、美容ライターへ転身。コスメコンシェルジュインストラクター・16タイプパーソナルカラーアナリスト・パーソナルカラーの講師資格を持ち、その人に似合うコスメやカラーの提案やメイクレッスンを行っている。 著書に『顔型とカラー診断で、自分が一番きれいに見えるメイクがわかる本』(KADOKAWA)がある。