【専門家に聞く】ウイスキーの選び方は?
それではハイボールに合うウイスキーの選び方について紹介していきます。
今回は日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんのアドバイスをもとに、ハイボールにおすすめのウイスキーの選び方を教えていただきました。ポイントは下記の4つです。
【1】クセが強いスモーキーな味
【2】ウイスキーの産地
【3】価格
【4】プレゼントなら高級ライン
上記の4つのポイントをおさえると、より具体的に自分に合うハイボールにおすすめのウイスキーを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】クセが強いスモーキーな味ほど相性良し
ハイボールを飲みながら食事をするときに大事なのが、味や香りが食事の邪魔をしないかどうかです。ウイスキーの種類によっては、香りが強いものや、甘いタイプなどがあります。
スモーキーな香りのウイスキーは、ストレートだとクセが強いなと感じますが、炭酸水で割ると香りが引き立ちクセが弱まるのでハイボールとの相性もピッタリです。
クセが強いのが苦手な人は、ブレンデッドウイスキーがおすすめです。味わいのバランスが計算して作られているため、ハイボールにしてもクセを感じることなく飲むことができるでしょう。食事にも合わせやすいのでおすすめです。
【2】ウイスキーの産地の違いを楽しむ
世界には5大産地と呼ばれる、ウイスキーの名産地があります。5大産地以外にも、台湾やインド、中国など世界各国でウイスキー産業が白熱しています。各国の味の特徴を知ることでハイボールの味の違いを楽しむことができます。
ハイボールに合うといえば「スコッチウイスキー」
スコッチウイスキーは、イギリス北部のスコットランド地方で蒸溜、熟成されたウイスキーのことです。ピート(泥炭)由来のスモーキーな香りが大きな特徴です。
ただ、スコットランドのなかでも地方によって、味わいが大きく違うため、スコッチウイスキーはスモーキーというのは語弊があるかもしれません。シェリー樽で作られた甘いタイプから海の近くの樽で作られた塩味を感じるタイプまで幅広く味があるのもスコッチの特徴です。ハイボールで味わうならスコッチは絶対に外せないでしょう。
飲みやすさなら「ジャパニーズウイスキー」
世界的にも有名な山崎や白州、響の産地でもある日本。ストレートで飲むのはもちろん美味しいですが、ハイボールに合うように計算されて作られているのではないかと思うほど相性がいいのがジャパニーズウイスキーです。特に、大衆向けのブラックニッカや角は毎日ハイボールを飲む人にはもってこいのコスパです。
カナディアンクラブで有名な「カナディアンウイスキー」
原料はとうもろこしやライ麦などの穀類のみ。ライ麦の香りがカナディアンウイスキーの特徴です。特にカナディアンクラブの特徴は、キャンディ・レーズン・スモモ・リンゴの花のような芳醇な香りが口のなかに広がります。ハイボールで飲むとフルーティーさを感じ取れて、飲み飽きないでしょう。
甘めの味わいが好きなら「バーボン」
バーボンは別名アメリカンウイスキーとも呼ばれています。原料はトウモロコシが半分以上を占めています。アメリカンホワイトオークの新樽で熟成させることがほとんどで、その影響でバニラやキャラメルのような甘い味わいに仕上がります。スモーキーよりも甘い飲み口のハイボールが好きな人におすすめです。
日本の居酒屋でもよく見かける、メーカーズマークやジムビームなどもバーボンの種類になります。
【3】お手頃価格のものを選ぶと続けやすい
毎日ハイボールを飲むなら、価格のなるべく安いウイスキーを選びましょう。なぜなら、ハイボールで飲むときのほうがウイスキーをたくさん使うので、コスパを考えて選ぶとよいでしょう。高級なウイスキーこそ、ストレートでじっくり味わうようにし、コスパがよく自分好みな味のものをハイボール用に見つけましょう。
【4】プレゼントにするならオフィシャルボトルの高級ラインがおすすめ
せっかくウイスキー好きな人にプレゼントを贈るなら、オフィシャルボトルのなかでも高級なラインを贈るのがおすすめです。オフィシャルで人気のあるボトルのなかでも、生産数が限定されているものは希少で、生産者の思いや味にも相当なこだわりがあります。ハイボールで飲むには少し高級な味ですが、きっと喜んでもらえるはずです。
ハイボールに合うウイスキーランキング ユーザーが選んだ!
それではハイボールにおすすめのウイスキーのアンケート結果をみていきましょう。回答者にはウイスキーを選んだ理由も聞いていますので、参考にしてみてくださいね。

出典:マイナビおすすめナビ

出典:マイナビおすすめナビ
アンケートの結果は上記のグラフのようになりました。
【1位】ジャパニーズウイスキー(48.6%)
【2位】スコッチウイスキー(24.9%)
【3位】バーボン(16.2%)
【4位】アイリッシュウイスキー(2.2%)
【5位】カナディアンウイスキー(1.6%)
それでは、回答者からコメントをもらっていますので、順に紹介していきます。
【1位】ジャパニーズウイスキー(48.6%)
ジャパニーズウイスキーを選んだ理由
・ハイボール向きのウイスキーが多くあるから(38歳男性)
・日本製ウイスキーはまろやかだから(55歳男性)
・日本で愛されているウイスキーを日本人好みのハイボールでいただくのが好きです(49歳女性)
・ハイボールという飲物に対する日本人の好みを考えて、予め味を調えてくれていると思うからです(58歳男性)
・炭酸と相性の良い銘柄が豊富にあるから(52歳男性)
・はずれが少ない(50歳男性)
堂々の1位となったのはジャパニーズウイスキーです。多かった意見は「日本人に合わせたウイスキーだから」ということ。日本人の舌に合わせて、ハイボールに合うウイスキーをつくっているという意見が多くみられました。
そのほか、種類が豊富で手に入りやすいことや、日本製の安心感、親しみやすさが多くの得票数につながったと考えられます。
まずは親しみのあるジャパニーズウイスキーからハイボールをはじめてみてはいかがでしょうか。
【2位】スコッチウイスキー(24.9%)
スコッチウイスキーを選んだ理由
・一番飲み慣れてる種類だから(31歳男性)
・ハイボールにするとクセが強すぎず、軽やかなスモーキーさとしっかりとした味わいながらも爽やかな飲み口を楽しめるから。(43歳女性)
・角瓶のハイボールがおいしい(52歳男性)
・コストパフォーマンスが高いと思います(45歳男性)
・クセが強いスコッチもハイボールにすることで飲みやすくなるから(28歳男性)
2位となったのはスコッチウイスキー。スモーキーな香りが特徴のあるスコッチウイスキーは苦手な人もいるようですが、ハイボールにすることで飲みやすくなるという意見がありました。
香りにクセがあるので、もともとスコッチウイスキーを嗜む人はハイボールでも愛飲。少し苦手な人でもハイボールにするとおいしく飲めるということで、幅広く支持をあつめる結果となりました。
もともとスコッチウイスキーが好きな人だけでなく、スモーキーな香りが苦手だなと思っていた人も、ぜひハイボールを試してみてはいかがでしょうか。
【3位】バーボン(16.2%)
バーボンを選んだ理由
・ほのかなコクのある甘さがよく合う(58歳男性)
・のどにしみわたりおいしいです(47歳女性)
・味わいが深い(54歳男性)
・焦がして樽の風味をつけた風味が好きだから(56歳男性)
3位はバーボンです。バーボンのハイボールで多い意見は、甘い香りや深いコクを楽しめるからということ。とくにバーボンは樽の香りを楽しめることが特徴なので、ハイボールでもその香りを楽しみたい人たちからの根強い人気がありました。
バーボンが好きな人もそうでない人も、香りを楽しみたい人はぜひハイボールで飲んでみてください。
【4位】アイリッシュウイスキー(2.2%)
アイリッシュウイスキーを選んだ理由
・味がハッキリしてる(40歳女性)
・炭酸に負けず味がしっかりある気がする(50歳男性)
・普段から飲んでいる(46歳男性)
4位はアイリッシュウイスキーです。雑味が少なくて、すっきりした味わいのアイリッシュウイスキーはハイボールとしても飲みやすいとの意見。ほかのウイスキーとくらべて、クセがなくさっぱりした飲み心地なのが好まれる理由のようです。
すっきりしたのど越しが好みの方は、アイリッシュウイスキーでハイボールを飲んでみてはいかがでしょうか。
【5位】カナディアンウイスキー(1.6%)
カナディアンウイスキーを選んだ理由
・ハイボールに良いのではないでしょうか(40歳男性)
・おいしい(32歳女性)
・親しみやすい(28歳女性)
5位はカナディアンウイスキー。日本ではあまりなじみがないウイスキーのためか、得票数は少なめ。アンケート結果をみると女性が好む傾向にありました。
もともとクセが少ないといわれているウイスキーなので、初心者や女性向き。ハイボール初心者は、ぜひカナディアンウイスキーを試してみてはいかがでしょうか。
ハイボールにおすすめのウイスキー27選
専門家による選び方と実際にハイボールを好んで飲んでいる人たちのアンケート結果は参考になりましたでしょうか。ここからはハイボールにおすすめのウイスキーを「種類ごと」にわけて紹介していきます。
▶【ジャパニーズウイスキー】おすすめ7選
▶【スコッチウイスキー】おすすめ10選
▶【バーボン】おすすめ3選
▶【アイリッシュウイスキー】おすすめ3選
▶【カナディアンウイスキー】おすすめ4選
好みのウイスキーの種類から銘柄を選んでみてくださいね。
【ジャパニーズウイスキー】おすすめ7選
まずは1位だったジャパニーズウイスキーから人気の高い銘柄をご紹介します。ハイボールにも絶対おすすめなので参考にしてみてくださいね。

ニッカウヰスキーの創業者で「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝氏の名前を冠したピュアモルトウイスキーです。高品質なモルトが、高度な技術でブレンドされています。ハイボールにしても、その華やかな香りとなめらかな味わいが存分に楽しめます。
フルーティで上品な香りを味わえる
余市と宮城峡のモルト原酒だけを組み合わせた、ブレンデッドモルトウイスキーです。リンゴや杏を思わせるフルーティーな香りに、バニラを思わせるやわらかな樽香、なめらかで飲みやすく上品な味わいが特徴的。
若いウイスキーならではのはつらつとした風味が、ハイボールにすることで適度にこなれます。また、後味にはピート香を伴うほろ苦さも感じられます。
とにかく爽やかなハイボールが飲みたい方に
森林に囲まれた自然豊かな白州蒸留所のシングルモルトウイスキーです。1本の価格は7000円ほどしますが、スッキリとした爽やかな飲み口は何度飲んでも飽きが来ないハイボールに出会えます。
絶妙なバランスが生みだすジャパニーズの代表格
サントリーが作るシングルモルトウイスキーで、ジャパニーズの代表格です。熟成させるときに、ミズナラという木で作られた樽をはじめ、さまざまな種類の樽を使用します。そして、それぞれの樽に入った原酒をバランスよく合わせることで複雑かつ上品な味が形成されます。
高級感あふれる上質な風味ですが、ハイボールにすることで気負わず飲むことができます。飲み込んだあと、フルーティな香りが心地よく鼻腔をとおり抜けます。
北の大地でゆっくりと育った余市のシングルモルト
澄み切った空気のなかで造られた北海道余市産のシングルモルトで、ほのかに甘味のある味わいが特徴的です。世界でも珍しい石炭直火蒸留から生まれた原酒は、ゆっくりと熟成されることで重厚感を深めています。
やわらかな香りと、豊かで芳醇な果実の香りがバランスよく感じられるでしょう。穏やかなオークの香りとスモーキーな余韻も楽しめます。
山崎蒸留所と白州蒸留所の厳守をブレンド
日本のウイスキー蒸留所のトップ5に入るであろう、ヤマザキと白州の厳守をブレンドしたウイスキー。700ミリも入っているのに、1000円代で購入できるから驚きです。自宅でコスパよくハイボールを楽しみたい人に最適の1本です。
キーモルトは新樽で寝かしたモルト原酒
樽のコク深さと、濃密なモルトの甘さが深くとけあい、豊かで伸びのある味わいを実現しました。ふくよかな味わいが感じられた後、心地よいピート香と樽のほろ苦くまろやかな余韻が口の中にゆっくりと広がります。
爽やかな香りとすっきりキレのよい味わい
サントリーウイスキー トリス<エクストラ>はハイボールに合う美味しさにこだわった爽やかな香りとすっきりキレのよい味わいです。さらにバーボン樽原酒を加えることで味わいまろやかに仕上げました。
【スコッチウイスキー】おすすめ10選
2位となったスコッチウイスキー。ハイボールに合う商品をご紹介します。専門家厳選のものから通販サイトで人気の商品まで合わせてご紹介します。

バニラやハチミツを思わせる香りに、バランスのいいマイルドな味わいが特徴で、ウイスキー初心者の方にも比較的飲みやすい味わいと言えるでしょう。ハイボールにすると、その風味が一層引き立ちます。幅広いジャンルの料理と合うので、食事のお供にもピッタリです。
味と価格のバランスがいい初心者向きウイスキー
世界的にも知名度の高い、スコットランドのブレンデッドウイスキーです。40種類にもおよぶモルト酒をブレンドすることで、深みのある複雑な味わいが生まれています。口当たりはなめらかで、ウイスキー初心者にも優しい上品な味です。
軽すぎず重すぎず、適度なコクで、クセもなく、バランスのいい味わいのため、食中酒としてハイボールにすると、より食事がすすみます。値段が手ごろなのも魅力的ですね。

潮の香りとピートの香りがハイボールに合う
スコットランドのアイラ島で作られているシングルモルトのスコッチです。アイラ島のウイスキーの多くは、製麦の際にピートと呼ばれる泥炭を使うため、独特のスモーキーな香りが特徴です。また、蒸留所が海の近くにあることから、磯の香りも感じられます。
ボウモアはこれらの香りに加え、ハチミツのような甘い香りに、ダークチョコレートのような豊かなコクが特徴的。ロックでも楽しめますが、ハイボールは食中酒としておすすめです。特に魚料理などに合います。
アイラ島ファンが一押しする1本!
ピート香やスモーキーなクセのあるウイスキーが好きな人なら一度は飲んだことがあるだろう銘柄です。炭酸で割っても香りが消えることなく、強烈なスモーキーさの中に繊細な甘さと複雑さを併せ持つ究極のバランスを味わえる1本です。
フルーティ&ピート香の傑作!
ブレンデッドウイスキーのキーモルトとして数多くの銘柄に使用されているカリラ蒸留所。その味はさすがで、スモーキー差の中にもフルーティーさを兼ね備えた、ハイボールにふさわしい1本です。悩んでいるならぜひおすすめしたい。
ガツンとくる辛さが魅力的
スコットランドのスカイ島唯一の蒸留所で作られているシングルモルトのウイスキーです。海の近くに蒸溜所があるため、どことなく潮の香りが漂います。また、スモーキーな香りや、目の覚めるような強いスパイシーさも特徴的です。
そのスパイシーな辛口感がハイボールにしてもなくならず、長く余韻を味わえます。甘味のないウイスキーを飲んでみたい人はチェックしてみてください。
香りの余韻を楽しめるクセのない味わい
200年以上の伝統をもつシーバスリーガルの、12年熟成のブレンデッド・ウイスキーです。フルーツやハチミツ、ハーブなどを思わせる香りに、まろやかな舌触り、上質で深い味わいが特徴です。飲んだあとも、さわやかで清涼感のある余韻が残ります。
まろやかな味わいで、そのままでも飲みやすいウイスキーです。しっかりしたボディなので、ハイボールにしても味の崩れがありません。
バランスのとれた熟した味わいが魅力
12年以上の厳選された原酒を贅沢に使用し、熟成感にあふれた味わいが特徴のプレミアム・スコッチ。「バランタイン12年」は、スコットランドのスペイサイド、ハイランド、アイラ、ローランドと、4つの地方の厳選されたモルト原酒、グレーン原酒を40種類以上使用したブレンデッドウイスキーです。
ブレンデッドの傑作と名高いジョニ黒
シングルモルトだけで29もの原酒を用いながらスモーキーさ、甘み、12年以上熟成に由来する樽香など、多彩な原酒をブレンドしたブラックラベルならではの味わいを是非。
3年熟成でこの味わい!コスパ最強の1本
大麦麦芽をスコットランドピートで燻製し乾燥させ、木樽で3年熟成した一品。蜂蜜を感じさせるようなまろやかさのなかにもドライ感を感じるバランスの取れた味わいに。この価格でこの味わいと驚くほどハイボールに合うウイスキーです。
まったりとした色合いとライトな口当たり
スコットランドの国鳥である雷鳥(ライチョウ=グラウス)をラベルのモチーフとしたブレンデッドウイスキーです。6年以上の熟成期間を経た40種類ものモルト原酒やグレーン原酒をブレンドし、シェリー樽で熟成。芳醇なラムレーズンやプラムの香りが特徴的。
色合いはまったりとして濃い目ですが、口に含むとライトな感覚でスッと入ってきます。ハイボールにしても味の崩れを感じません。
【バーボン】おすすめ3選
3位となったバーボン。アメリカンウイスキーのなかでも、有名なブランドでハイボールに合う商品をご紹介します。
キレのいい後味で食中酒としてもOK
アメリカのケンタッキー州で醸造されているバーボンウイスキーです。内側を焦がしたオーク材の樽で熟成させており、バニラやキャラメルのような香りが楽しめます。
ハイボールにすると、キレのいい後味をさらに楽しめます。さっぱりとした風味で、揚げ物などともよく合います。よりさわやかな味にするために、レモン果汁を入れてみるのもおすすめです。
ワイルドでパンチの効いた濃厚な香りを堪能
アメリカのケンタッキー州で作られているバーボンウイスキーです。蒸留時のアルコール度数をあえて低く抑えることで、原料となる穀物の風味を充分に引き出しています。バーボンならではの甘く芳醇な香りと、バニラのニュアンス、バランスのいい味わいが特徴です。
ハイボールで飲むと、骨太な味わいを残しながらも、スッキリとした口当たりに変わり、のどごしも爽快です。
独特の甘さと香りがハイボールにピッタリ
アメリカのテネシー州で作られている「テネシーウイスキー」のひとつです。サトウカエデの木を木炭にし、それでろ過する「チャコール・メローイング」という製法で造られています。この製法によって、ウイスキーにメープルやバニラのような独特な香りが生まれます。
また、まろやかでバランスのとれた味わいも特徴的。ハイボールにしても独特の甘さと香りは失われず、やわらかい口当たりです。食中酒として飲むよりも、単体で飲むほうがその持ち味を楽しめます。
【アイリッシュウイスキー】おすすめ3選
4位のアイリッシュウイスキー。そのなかでもハイボールに合う人気の銘柄をご紹介します。
胸が赤いコマドリがトレードマーク
ラベルに描かれている赤い胸のコマドリがトレードマークのレッドブレストは、アイリッシュウイスキー特有の豊かで複雑な味わいが特徴です。原料となる大麦麦芽・未発芽の大麦も、仕込みに使われる水も、アイルランドの蒸留所近くのものを使っています。
口当たりはなめらかで、スパイシーかつフルーティーという複雑さのあるフレーバーを楽しめます。フレーバーは長く残るため、飲んだときの満足感も高いウイスキーです。
アルコール度数が44.3%と高め
バニラのような甘みとブラックペッパーのスパイシーさが合わさった味わいの、アイリッシュウイスキーです。アルコール度数は44.3%と比較的高め。
バーボン樽とシェリー樽のほか、マルサラワイン樽での熟成を行った原酒をぜいたくにブレンドすることで、トロピカルフルーツのような香りが生まれています。その品質の高さが認められ、権威ある品評会で数々の賞を獲得しています。
モルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたウイスキー
ブッシュミルズは、3回蒸溜したモルト原酒と軽やかなグレーン原酒をブレンドしたアイリッシュウイスキーです。アロマは、バニラの香りがしてからクリームブリュレのような香りが続きます。
口当たりはなめらかで、味わいはフレッシュな果実のよう。ほのかにハチミツの甘さも感じるのもポイントです。後味はスッキリしていて、くどさがありません。
【カナディアンウイスキー】おすすめ4選
5位のカナディアンウイスキー。クセがなくて飲みやすいと言われています。ハイボールに合う人気の銘柄をご紹介します。
クセがないので料理との相性も抜群
カナダウイスキーを代表するブランド・カナディアンクラブのウイスキーです。カナダの長い冬のなかで6年以上の熟成期間で育てられた味わいは、クセがない飲みやすい仕上がりになっています。ライトでスムーズな味わいはウイスキー初心者にも適しており、カクテルベースとして楽しむこともでき、いろいろな味わい方をアレンジできます。
※楽天・Yahooは12本セットです
蒸留を3回行うことで得られるクリアな味わい
カナダにあるカナディアンミスト蒸溜所でつくられた、高品質なカナディアンウイスキーです。3回も蒸溜を行うことで得られるクリアな味わいが特徴で、軽快でスムーズな口当たりが楽しめます。
原料のライ麦の香ばしさとともに、ハチミツやブラウンシュガーの甘い香りがアクセントに。ハイボールにする以外にも、カクテルとして楽しむのもおすすめです。
カナディアンウイスキーを代表する銘柄の1つ
名前のとおり、王冠(クラウン)が入ったラベルが特徴のカナディアンウイスキーです。味わいにはクセがないため、初めてカナディアンウイスキーを飲む人にもおすすめ!
バニラとフルーツの甘いアロマが香り、飲んだときの余韻を長く楽しめます。ハイボールにするほか、ストレートで飲んでライトな味わいを楽しむのも良いでしょう。
フラスクボトルに入ったカナディアンウイスキー
レゼルヴァ・デ・MFMは、香りに特徴のあるカナディアンウイスキーのなかで、比較的香りが穏やかなタイプです。黒糖のような優しい甘さとその奥の酸味を味わえます。
フラスクボトル(高アルコール度数の蒸留酒を入れるための水筒)に入っているので、飲み終わった後にその容器を再利用できるのもポイント。キャップには留具が付いているので、なくす心配はありません。
「ハイボールに合うウイスキー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ウイスキーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのウイスキーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【ハイボールの作り方】を紹介! 割合が大事! ジンジャーやレモンで味付けも!
ハイボールを家飲みするときは、次の3点をおさえておきましょう。
1.グラスに氷を多めに加えます。氷の霜をとるため、グラスの中の氷をさっと水で流すようにしましょう。
2.ウイスキーと炭酸水の割合です。基本的にはウイスキー1に対して炭酸水は3です。濃い目が好きならウイスキーの量を少し多めにいれるなど、自分の好みに寄せていきましょう。炭酸水を注ぐときは氷にあたらないように、グラスのフチにそって注ぎましょう。
3.炭酸水を加えたらかき混ぜ過ぎないこと。かき混ぜ過ぎてしまうとせっかくの炭酸が飛んでしまいます。
これで、自宅でもおいしいハイボールが飲めますね!
ハイボールに関するよくある質問
ハイボールのカロリーはどのくらいですか?
気になるカロリーについて徹底解説!

ウイスキーのカロリーは、100gで237kcal。ビールは100gで39.9 kcal、焼酎(甲類)は100gで206kcalなので、他のお酒類に比べるとウイスキーのカロリーは高いことになります。
さらにハイボール好きには悲しいお知らせなのですが、ウイスキーを割る際にコーラやジンジャエールを使うことでカロリーはもっと高くなります。ただ、ウイスキーの1日の摂取量はビールと比較するとそこまで多くはないので、人によってはトータル摂取カロリーで見るとビールよりも低いかもしれません。
ハイボールは糖質が低く太らないは本当?

太らないではなく、太りにくいというだけです。
ただ、蒸留酒であるウイスキーの糖質はゼロなので糖質ダイエットをしている人には向いているお酒といえるでしょう。そのほか、焼酎、ブランデーなども蒸留酒になるので糖質ゼロのお酒です。
美味しいハイボールに欠かせない! グラスや炭酸水を紹介 【関連記事】
おいしいハイボールと過ごしましょう 編集部からのひと言
本記事では、ハイボールウイスキーをご紹介しました。
炭酸水で割るウイスキーの選び方ポイントとして、年代ものより若いもの、食中酒として料理に合うもの、個性や香りを意識することなどを挙げました。
ぜひご自身の好みに合ったハイボールウイスキーを選んでみてくださいね。なお、飲みやすいからといって飲みすぎにはご注意を。
◆アンケート情報
調査時期: 2023年4月27日〜2023年4月28日
調査対象: マイナビニュース・ウーマン会員
調査数: 合計307名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※マイナビニュース・ウーマン会員とは、Tポイントが貯まるアンケートやキャンペーンの参加、メールマガジンの購読などができる「マイナビニュース・マイナビウーマン」の会員サービスです。(https://news.mynavi.jp/lp/2018/present/present/register_campaign/)
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
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