「バースプーン」のおすすめ商品の比較一覧表
バースプーンとは?
バースプーンは、カクテルなどを作るときに使われる柄の長いスプーンのことです。バーテンダーが混ぜる(ステアする)ために使われます。柄の真ん中がねじれていて、回しやすくなっているのが特徴。スプーンの反対側がフォークになっているのが一般的なかたちで、レモンなどをしぼる、瓶からオリーブを取り出すといった場合に便利です。特徴的なかたちには意味があるのですね。
バースプーンの選び方 使い方やねじれの向きなどをチェック
おしゃれで使いやすいバースプーンを選ぶために、柄の長さや対柄、利き手、デザインなど、選び方のポイントをご紹介します。あわせて、日本フードコーディネーター協会理事の加治佐由香里さんからのアドバイスもご紹介しますので、自分に合ったものを探す参考にしてみてくださいね。
選ぶポイントは下記の4つ。
【1】サイズ(長さ)
【2】対柄
【3】ねじれは右利き・左利きに合わせて
【4】デザイン
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズ(長さ)で選ぶ
基本的なバースプーンの長さは30cm前後あります。バースプーンによってはそれより短いものや長いものがあります。作るカクテルによって、決まったバースプーンの長さはありませんので、ふだん使用するグラスやカップに合わせて選びましょう。
初心者の場合は長いバースプーンだと扱いにくい場合があるので、長さ30cm以下のものを選ぶことをおすすめします。また、グラスの種類が多い場合は、バースプーンを2種類用意するといいかもしれません。
【2】対柄で選ぶ
対柄はフォークになっているものが一般的ですが、バースプーンの用途に合わせて、そのほかの対柄を選ぶこともできます。
しぼったり飾りつけができる「フォーク」
対柄がフォークの場合は、瓶からオリーブやチェリーを取り出すことができます。またレモンやオレンジをしぼる際にもこのフォークを使います。
カクテルのグラスに果実を飾りつける際には小さなフォークが役に立ちます。バースプーン一本でステアも飾りつけもできる、もっとももメジャーなタイプです。
氷を押さえて水切りなどができる「ストレーナー」
ストレーナーは、グラスのなかの氷を押さえて水切りをしたり、フルーツのしぼりかすを取り除いたりするのに使います。
バーアイテムとしてストレーナーだけのものもありますが、バースプーンについていれば、道具を持ち替えることなくスムーズに作業を続けることができます。よりスマートにカクテルを作ることができますね。
フルーツをつぶせる「マッシャー」
マッシャーは対柄の部分が丸く平らになっていて、フルーツをつぶすことができる道具です。
モヒートなどのカクテルを作る際に、グラスのなかでレモンやライムを軽くつぶして果汁や香りを出すことができます。
【3】ねじれは右利き・左利きに合わせて
バースプーンの柄の部分はツイスト状になっています。これによってグラス内のカクテルをステアしやすくなります。
右利きの人は時計まわり、左利きの人は反時計まわりのものを選びましょう。なにも表示がない場合は右利き用のものなので、左利きの人は注意が必要です。
【4】デザインで選ぶ
バースプーンには機能性だけではなく、自宅のバースタイルをおしゃれにしてくれるアイテムとしての役割もあります。シルバーステンレス製が主流ですが、カラーはゴールド系やピンク系、メタリック、くすみ加工されたヴィンテージ系と豊富にあります。
また、対柄のパーツもいろいろな形をあしらったものがあります。クラウン型やしずく型など、おしゃれなものもありますよ。カラーやデザインにも注目して、気に入ったものを選んでください。
バースプーンのおすすめ11選 おしゃれで使いやすい!
ここからは、おすすめのバースプーンをご紹介します。プロも使用する本格的なのものから、自宅でのカクテルタイムの気分を上げてくれるような凝ったデザインのものまで、種類は豊富です。それぞれの機能面やデザイン面を比較して、お気に入りの一品を選んでください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする バースプーンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのバースプーンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス
フードコーディネーター
カクテルタイムの演出に役立つバースプーン。長さは30cmくらいのものが一般的ですが、使用するグラスの高さに手で持つ部分の余裕を足して過不足のないサイズを選びましょう。
スプーンの対柄は、どのようなカクテルを作りたいのかを考えて。チェリーやオリーブを飾る、柑橘類をしぼる、氷を押さえて水切りするなど、目的に応じて、フォークやストレーナー、マッシャーなどのタイプから、好みのものを選びましょう。
バースプーンとマドラーの違いは?
お酒をかき混ぜるときに使う、バースプーンとマドラー。同じように見えて、実はかたちや用途が異なっています。
バースプーンは計量などもできるプロ仕様
バースプーンは、柄が長いスプーンで柄の部分がらせん状になっています。これは、大きめのグラスでもカクテルなどをかき混ぜやすくするため。片側はフォークになっているものが多く、果実をビンから出すときなどに便利です。また、スプーンは1tsp(バースプーン1杯分)として計量するためにも使われます。バースプーンは、お客さんに提供されることはなく、おいしいカクテルをつくるときに使われるプロ仕様といえます。
マドラーはグラスに入れたままで使い、扱いやすい
バーなどのお店でお客さんとして行ったときに、飲み物にささっているのがマドラー。バースプーンのようにねじれなどはなく、先が丸くなっているものが多いです。全体を混ぜながら、アルコール濃度のちょうどいいお酒を楽しむことができます。カクテルのなかのフルーツなどをつぶすのにも使いますね。軽くて扱いやすいものが多く、デザインも豊富で見た目も楽しいアイテムです。
バースプーンの持ち方&ステアの仕方 バースプーンの使い方は?
カクテルや水割りを作る際に使うのがバースプーンですが、プロが使うのを見るとクルクルとスムーズにステアしていますよね。ここではそんなバースプーンの持ち方から、上手にステアするコツをご紹介します。
持ち方:中指と薬指にはさんで持つ
まず持ち方は手のひらを上に向けた状態で中指と薬指でスプーン部分が下になるようにはさんで持ち、あとは親指と人差し指を添えるように握りましょう。らせん状になっている部分や、グラスから出ている部分の真ん中あたりを持ちます。
回し方:人差し指を支点にスプーンは内側に向けて回す
回す際は人差し指を支点に、スプーンの背部分は外側を向き、つねにスプーンの内側はグラス中央を向くように回します。また、小さい円を描くのではなく、グラスの側面を沿うようにするといいでしょう。
引き抜き方:グラスの縁に沿ってそっと
バースプーンをグラスから引き抜くとき、または入れるときは自分とは反対側のグラスの側面から縁までをスプーンの背でなぞるようにゆっくり引き出します。入れる際も同様に縁と側面を意識してそっと差し込みましょう。
バースプーン専用の入れ物もあると便利!
置き場所に困るバースプーンは、専用の入れ物があると便利です。マドラーなどと一緒にスタンドに立てておけば、使いたいときにすぐ使えますよ。
三宝産業『UK 18-8 マドラースタンド』
レストランなどで使われるマドラースタンド。マドラーやバースプーンの保管に便利です。
>> Amazonで詳細を見るメジャーカップなどが揃うセットも
バースプーンだけでなく、メジャーカップやシェイカーなど、カクテル作りに必要なものが揃ったバーセットもあります。セットだと統一感もあってかっこいいですよ。あわせてチェックしてみてください。
あわせて使いたいカクテルグラスなど 【関連記事】
使いやすいバースプーンを見つけよう
この記事では、バースプーンのおすすめ商品をご紹介しました。
選ぶ際のポイントには柄の長さ、対柄のタイプ、利き手、デザインなどがあります。ひと口にバースプーンと言ってもプロ仕様のものや自宅で使いやすいものなど種類はさまざまです。あなたがほしいバースプーンを選んでみてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
日本フードコーディネーター協会常任理事。 2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。 商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。 新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。 ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。