32型テレビは一人暮らしの方におすすめ
32型(インチ)のテレビは、横:約70cm×縦:約30cmほどのコンパクトなテレビ。サイズがちょうどよく、一人暮らしの人や、二台目のテレビとしても使い勝手のいいサイズです。
価格も、10万円の高級テレビから3万円を切る手頃なタイプまで、種類が幅広いです。また、近年のIT技術の小型化により、32型のテレビでも高画質、インターネットの動画サイト連結など、できることが増えています。
32型テレビの選び方
それでは、選び方を解説していきます。ポイントは下記の6点。
【1】画質・解像度
【2】録画機能
【3】DVD・ブルーレイの再生機能
【4】インターネット接続機能
【5】重量
【6】入力端子
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】画質・解像度をチェック
そもそもテレビの画質には下記の2種類があります。それぞれに特徴があり、視聴の快適さに関わりますので、しっかりチェックしましょう。
▼ハイビジョン(HD)
解像度が1366×768で、一般的なテレビの画質。安価なモデルが多いので、値段を抑えたい人におすすめ。
▼フルハイビジョン
解像度は1,920×1,080で、ハイビジョンより高画質。映画やアニメを高画質で楽しみたい人におすすめ。
【2】録画機能をチェック
見たいテレビの時間帯に家に帰れない人は、録画機能を搭載したテレビがおすすめです。ハードディスクドライブ(HDD)か、外付けハードディスクドライブ(外付けHDD)対応のテレビなら録画して休日や空いた時間に見たかったテレビ番組を楽しめます。
また、Wチューナー搭載モデルなら、テレビを楽しみながら、見ている番組とは違うチャンネルの録画も可能です。見たい番組が多い方はWチューナー搭載モデルを選びましょう。
【3】DVD・ブルーレイの再生機能をチェック
32型テレビの中には、DVDやブルーレイを再生できるレコーダー機能搭載モデルもあります。レコーダーの別途設置が必要ないため、インテリアのスリム化や節約にも繋がります。
テレビ周りの予算を抑えたい一人暮らしの人や二台目のテレビについていると便利。DVDやブルーレイを楽しみたい人は検討したい機能です。
【4】インターネット接続機能をチェック
NetflixやYouTubeといった動画配信サービスをよく使っている人の場合、インターネット通信機能つきのテレビがおすすめ。
インターネット通信機能つきのテレビは、本体だけで動画配信サービスを利用できます。ネットワークの接続は有線LANまたは無線LANのどちらか。ケーブル接続がわずらわしいという人は無線LAN対応モデルを選ぶようにしましょう。
【5】壁掛けにするなら重量をチェック
32型テレビの重量は4kg〜6kgほどが目安となります。
部屋のレイアウトに合わせて、壁掛けや天井から吊るす場合などはできるだけ軽量なものがいいでしょう。逆に、テレビ台に設置する場合は、重量より機能を優先すると満足度の高いテレビ選びができるはずです。
【6】入力端子をチェック
様々な機器を設置したい方は、必ず接続端子を確認しましょう。
例えば、「HDMIポート」があれば、PS4やPS5、Switchなどのゲーム、ブルーレイプレーヤーの接続、さらに、パソコンと接続して写真や動画も楽しむことができます。USBポートがあれば外付けHDDが設置可能になります。また、LANポートがあれば、インターネットを有線でつなぎ、Netflixなどを安定的に視聴できます。
自分が使用したい機器は何かを想像しながら、接続端子も確認することで、より満足のいくテレビ選びとなるでしょう。
各メーカー・ブランドの特徴
本項では、テレビの有名メーカーの特徴について解説いたします。ぜひ参考にしてください。
▼SONY(ソニー)
SONY(ソニー)のテレビシリーズ、BRAVIAは画質と音質が高いものがそろっているのが特徴です。精細感とコントラストを従来よりも高め、テレビの画像によりリアルさを実現させました。スポーツなどの動きもなめらかです。
▼Panasonic(パナソニック)
パナソニックのVIERA(ビエラ)シリーズは、鮮やかな色補正回路や6軸色補正の色再現技術など、画質を重視しています。
また、主要機能のアイコンを大きく表示できる「らくらくアイコン」、録画した番組や写真などを別の部屋にあるVIERAで観られる「お部屋ジャンプリンク機能」など、便利な機能も搭載しています。
▼SHARP(シャープ)
SHARP(シャープ)のテレビは新しい技術を取り入れた高画質が魅力。32型テレビについては、フルハイビジョン画質やインターネットとの連動といった、使いやすくて視聴しやすいモデルが多数展開されています。
▼TOSHIBA(東芝)
東芝のテレビ、REGZAシリーズの32型モデルは使い勝手を重視した機能が充実しているのが特徴。
動画配信サービスにダイレクトアクセスできるリモコン、予約録画をしなくてもテレビ番組を好きな時間に楽しめるタイムシフトリンク、ゲームの遅延を軽減して快適なプレイができる瞬速ゲームモードなど、好みに合わせて搭載機能を選べます。
2022年・2023年発売の新商品3選
まずは、2022年・2023年発売の新商品をご紹介いたします。
シンプル機能の機種だけど、しっかり録画できる
一人暮らしや自分の部屋にぴったりの小型テレビ。小型テレビの場合、機能をシンプルにした機種が多いですが、本商品は地デジチューナーを2基搭載し、録画をしっかり行える特徴があります。
画質も良好。4Kではなく、ハイビジョンですが、あざやか色再現回路を搭載し、映像の色を鮮やかに再現しているため、価格を考慮すると充分でしょう。サイズが小さく、価格を抑えたいという人におすすめです。
ハイビジョンでもクリアに映像を表現
32V型・24V型サイズを展開する、「HDR」搭載のハイビジョンテレビ。
HDRとは、ハイダイナミックレンジのことで、従来映像の輝度情報を拡大・調整し、映像にリアリティを持たせる技術です。これにより、風景の奥行き・素材の質感など、映像をリアルに再現してくれます。
4Kが主流になりつつある昨今、ハイビジョンでも低価格で高画質なテレビ映像を見ることが可能です。
また、ネットフリックスやhuluをはじめとしたVODサービスも搭載。「ちょっとテレビを見る」「暇なとき、スマホではなく画面で動画を見たい」という人には申し分ない商品です。
レグザエンジン搭載で美しい映像が見られる
4K映像の情報処理を行える高性能エンジン「レグザエンジン Power Drive」を搭載したハイビジョンテレビ。
さまざまな映像のノイズ除去やコントラスト調整、動きボケの防止、画素の微細な映像復元などを自動で行ってくれます。このため、風景映像や人肌が高画質になるだけでなく、テロップの文字などもはっきりと表現します。
もちろん、手動でも画質管理が可能。「おまかせ」「あざやか」「映画」「ゲーム」など、9種類ものモードを用途に合わせて設定できます。低価格で高画質なテレビがほしいという人にぴったりの商品です。
32型テレビのおすすめ商品
それでは、32型テレビのおすすめ商品を画質別にご紹介します。ぜひ参考にしてください。
▼おすすめ12選|HD
▼おすすめ5選|フルHD
すぐに各商品が見たい方は上記をクリックしてくださいね。
▼おすすめ12選|HD
動画サービスも高品質の映像で視聴できる
一番の魅力は、デフォルトで「Netflix」や「Hulu」といった動画視聴サービスがプラグインされていること。リモコンのボタンを押せば、すぐに起動し、好きなドラマやアニメを簡単に再生できます。
また、画質も、1366×768のハイビジョンで、映像も綺麗に視聴することができます。地上波だけでなく、ネット動画も見られる機能性のあるテレビです。
ゲームも高画質にプレイ!機能性と扱いやすさが特徴
東芝のハイビジョンLED液晶テレビ「REGZA」。解像度が高く、高画質で滑らかな美しい画面映りが特徴です。ゲームダイレクト機能が搭載されており、テレビゲームも綺麗な画質で楽しむことができます。
また、斜めから見ても反射しにくく、狭めの部屋に置いてもあらゆる角度から快適に画面を見ることができます。ウラ録機能も搭載し、見ている番組と違う番組の録画もが可能。
機能が充実していながら、シンプルに扱えて使いやすいので、強いこだわりのない方でも選びやすいテレビです。
2番組同時録画にも対応
スタイルとしてはオーソドックスな32型ハイビジョンテレビ。ですが、地デジチューナーを2基搭載した、ダブルチューナータイプなので、2番組同時録画が可能となっています。
また、パナソニック独自のあざやか色再現回路を搭載。あらゆる番組や映像コンテンツを、あざやかな色調で楽しむことができるという点もポイントです。
高画質な映像を楽しみたいならブラビア
ブラビアブランドのハイビジョン液晶テレビ。ソニー独自の高画質技術「クリアレゾリューションエンハンサー」を搭載しており、精細な画像を表示できます。インターネット接続機能は搭載されていませんが、その分安価で購入できるモデルとなっています。
テレビのなかには「音」が聴き取りにくいものもありますが、W500Eシリーズは「クリアボイス」機能を搭載し、キャスターなどの声をはっきりと聴こえるようにしてくれます。テレビは、番組を観るだけでいいという人におすすめのモデルです。
ベーシックでコスパに優れたテレビ
シンプルな機能構成の32型テレビです。特にこだわりはないものの、1人暮らしでとりあえずちょうどいいサイズのテレビが欲しい、といった方におすすめのモデルです。
基本性能はしっかりとしており、ダブルチューナーも搭載しているので、HDDなどを接続することにより、2番組の同時録画が可能な点も嬉しいポイント。コスパに優れたベーシックなテレビです。
トリプルチューナー搭載で録画に強い
チューナーを3基搭載したトリプルチューナーモデル。番組を楽しみながら同時刻に放映している2番組の録画に対応しています。
さらに、インターネット接続サービスにも対応しており、YouTubeやNetflix、dTV、DMM.comなどさまざまな配信サービスも利用可能。観たい番組を簡単に検索できるレコメンドシステム「みるコレ」も搭載しているので、気になるアーティストや俳優の映像を楽しむことができるでしょう。
映像をとことん楽しみたいという人にとって最適な1台となるでしょう。
ダブルチューナー搭載で、裏番組の録画に対応
インターネット接続機能つきの32型ビエラ。HDMIケーブル1本でホームシアターと簡単に接続できる「ホームシアター連携」機能や、別の部屋でも録画番組を楽しめる「お部屋ジャンプリンク」など、ビエラシリーズの便利な機能を搭載している機種となっています。
必要な機能が集約されているので、使い勝手のいいテレビとなっています。
インターネットサービスとの連係が豊富
シャープ製品との連携機能が豊富な高機能32型テレビ「LC-32W5」。YouTubeをすぐに起動できるダイレクトキーやアクトビラ、TSUTAYA TV、Hulu、Netflixなどの動画サービスにも対応。インターネットを使う際には「有害サイト」をフィルタリングすることもできます。
また、シャープ製のスマートフォンと連携して、コンテンツを楽しめたり、AQUOSブルーレイなどの操作も可能。動画配信サイトをテレビで楽しんでいる人やシャープ製品を使っているユーザーにおすすめのテレビです。
高画質・高音質でVODの動画を視聴できる
Hisenseの薄型テレビ「32A40G」。Youtube、Netflix、Hulu、ABEMATV、Amazon Prime Video、TSUTAYA TV、U-NEXTなど多くの動画配信サービスに対応。リモコン操作で手軽に動画配信サービス画面に接続できるのがポイントです。
直下型LEDバックライトによるムラのない発色、IPSパネルによる広角視野で、画面が見やすくなっています。また、スーパーバスを搭載しているので、薄型テレビながら臨場感のある音響を実現。好きな動画を高画質・高音質で楽しめるのが魅力です。
コスパに優れたスマートテレビ
近年、テレビ放送と並び、新しい動画コンテンツの楽しみ方として定着しつつある動画配信サービスを楽しめるスマートテレビです。NetflixやHulu、Amazon Prime Video、U-NEXT、Paravi、YouTube、ABEMATVなど、主要な動画サービスはほとんど網羅されています。
大画面でVODサービスを楽しみたい方におすすめのモデルです。
Wチューナー搭載で高画質のハイビジョンテレビ
山善のWチューナー搭載のハイビジョン液晶テレビ「QRT-32W2K」。地上デジタルとBSデジタル、110度CSデジタルのデジタルチューナーが搭載されており、番組を視聴しながら裏番組の録画が可能です。
直下型LEDバックライトとVAパネルで、明暗をはっきりと、鮮やかに映し出す高画質が実現しました。また、178°の広視野角で部屋のどこからでも美しい画面を楽しむことができます。
高画質な画面で、ドラマやバラエティ、スポーツ中継など複数の番組を楽しみたい方におすすめのテレビです。
PCモニターとしても使用できる万能テレビ
東京Decoのハイビジョン液晶テレビ「w012」は、通常のテレビとしてはもちろん、PCモニターとしても使用可能な万能タイプのテレビです。壁掛けにも対応しているので、あらゆる用途で使用することができますよ。
LED直下型バックライトとVAパネル搭載の画面は、高画質で奥行きがあります。応答速度は8msで、スポーツ中継での素早い動きもスムーズに映し出します。視野角度は178度と広いので、どの角度から見ても綺麗な映像を楽しむことができますよ。
映画やテレビ番組の視聴にはもちろん、複数人でゲームを楽しむ際にもおすすめです。
▼おすすめ5選|フルHD
フルハイビジョンの高画質
32型のシンプルでちょうどいいサイズ感のベーシックなテレビです。このサイズながら、フルハイビジョンの高画質を楽しむことができるという点がポイント。
HDMI端子で、PCなどの端末と接続すれば、サブモニターとしての使用も可能です。リモートワークなどで、自宅にサブモニターが欲しいという方にもおすすめ。
超高画質と2チューナーを兼ね備えたハイモデル
ソニー独自の超解像エンジン「X-Reality PRO」を搭載したハイモデルの32型テレビ。1920×1080のフルハイビジョンで高画質な映像を楽しめるだけでなく、映像内の細部まで再現された画質で、常にダイナミックな映像を32型の大きさで体現できます。
また、インターネット機能も充実しており、NetflixやHuluといった動画サービスをできるだけでなく、2つのチューナーがあるため、外付けHDDを使用すれば録画も充実します。32型のサイズでも、より高画質で便利に視聴したい方におすすめです。
「AIサウンド」搭載で、臨場感あふれるバーチャル5.1chに変換可能なフルハイビジョンテレビ。WXGAより約2倍の解像度なので、様々な映像コンテンツをクリアな高画質で楽しめます。
LG独自のプラットフォーム「webOS 22」搭載モデル。NETFLIXやYoutubeなどのさまざまなVODコンテンツに対応しているので、見たい時に気軽に楽しむことができます。
ファミリーケア設定搭載で、小さなお子さんも安心して見れるよう、視聴時間や音量の制限が行え、ブルーライトを抑えるほか、周囲の明るさに応じて自動的に明るさを調整することができるのも嬉しいポイントです。
スマホや動画配信サービスの映像を高画質に映す
TCLのハイビジョンスマートテレビ。最大の特徴は、YouTube、Amazonプライムビデオ、Hulu、Netflixなど複数の動画配信サービスに対応している点です。クロームキャスト機能で、スマホで視聴している映像をテレビ画面に映すことも可能。好きな映画や動画を、大画面で手軽に楽しむことができますよ。
また、マイクロディミングの技術で画面を1296ゾーンに分け、それぞれのゾーンではっきり明暗を分けることで、背景まで奥行きのあるリアルな表現が可能になりました。
スマホとテレビを連携させたい方に、特におすすめです。
音声くっきりボタンや2画面同時再生が可能
シャープのAQUOS「2T-C32AC2」。2019年BCNアワードで液晶テレビ(4K未満)部門で最優秀賞を受賞したハイクオリティのテレビです。
スピーカーが前向きについているので、音が聞き取りやすいのが特徴です。リモコンの「音声くっきりボタン」を押せば人の声だけがよりクリアになるので、ドラマや映画、スポーツ観戦などにおすすめです。
また、2画面対応で放送中のテレビ画面とBDレコーダーに収録されている映像を同時に再生することが可能です。録画していた番組を見つつ、ニュースや天気予報などの必要な情報も同時にチェック。忙しい朝もテレビ番組を楽しめますよ。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 32型テレビの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの32型テレビの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかのサイズのテレビもチェック
まとめ
本記事では、32型テレビの特徴や選び方、おすすめ商品についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
32型テレビは、一人暮らしにちょうどよく、サイズが小さいため、機能が少ないイメージですが、実際は高画質のものから録画機能できるモデル、インターネットに繋げて動画視聴ができるタイプまで、幅広く商品が展開されています。
値段が安いものもたくさんありますので、ぜひ本記事を参考に、納得のいく、長く使える32型テレビを選んでくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。炊飯器を調べたのがきっかけで、家電やガジェット周りに興味が広がる。日々、ネット・雑誌から新商品をチェックするため、欲しい家電が増えすぎてしまう。現在はドラム式洗濯機購入のため貯金中。