50〜55インチのテレビの視聴距離を意識しよう!

大前提として、液晶テレビを視聴する際の適切な視聴距離は「画面の高さの3倍」が目安、4Kテレビの場合は「画面の高さの1.5倍」が目安とも言われています。
例えば、50インチの液晶テレビで高さが約60㎝の場合、その3倍となる約1.8mが必要になるというわけです。テレビを選ぶ際はこの視聴距離が大切で、50〜55インチのテレビの場合、液晶テレビは「約1.8〜2.1m」、4Kテレビは「約0.9〜1.0m」が目安です。
ただ、その距離は個人差もあるので、あくまで目安と考え、自分が見やすい距離を探してみるのがいいでしょう。
50インチテレビの選び方
大型テレビを選ぶ際に、まず最初に考えるのは画面サイズですよね。家電量販店などで「大型テレビ」と呼ばれるのは50型以上のサイズのもの。ポイントは下記。
【1】4K対応パネル(液晶・有機EL)の種類
【2】録画機能内蔵か外付けレコーダーか
【3】ネット接続機能
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】4K対応パネル(液晶・有機EL)の種類をチェック
現在販売されている大型テレビに搭載されている表示パネルは、4Kパネルが主流で、液晶と有機ELの2つの方式があります。
▼コスパで選ぶなら「液晶テレビ」
4K液晶は原理上、視野角が狭く斜めから見ると色が変化して見えてしまうというデメリットがありますが、その分、価格はお手頃なものが多いです。
主にひとりで大画面を視聴するなら、比較的安価で購入できる液晶テレビでも問題ないでしょう。
▼画質で選ぶなら「有機ELテレビ」
有機ELは、視野角が広く高コントラストで高画質ですが、その分、価格は高めになります。
家族でテレビを観るような場合は、視野角の広いタイプの液晶テレビか、または原理的に視野角の広い有機ELテレビがおすすめです。
【2】録画機能が内蔵されているかチェック
テレビを購入する際は、録画機能の有無も確認しましょう。チェックするポイントは、録画機能が内蔵されているか、または外付けでつけるのかです。
内蔵HDD録画や内蔵ブルーレイ録画の機能が備わったテレビなら、テレビまわりの配線が少ないので見た目にもすっきりします。
その一方で、外付けの録画機器であれば、配線などのわずらわしさはありますが、大容量HDDなどが選べます。外付けHDDレコーダーを選ぶ際は、「SeeQVault」に対応したものを選びましょう。SeeQVaultに対応した外付けHDD・SSDで録画すれば、他のテレビに接続しても録画した番組を視聴することができます。
【3】ネット接続機能をチェック
テレビでNetflixやHulu、Amazonプライム、YouTubeなどを視聴したいのであれば、ネット接続機能が備わっているテレビを選ぶ必要があります。なかには、リモコンにNetflixなどのボタンが設置してあるものもあり、地上波からすぐに切り替えることができます。
50〜55インチのテレビおすすめ10選
それでは、50インチの液晶テレビのおすすめ商品をご紹介します。長く使用する商品なので、ぜひ参考にしてくださいね。
反射が起きにくく、見やすい映像になる
本商品は搭載された「N-Blackパネル」により、屈折率を変化させることで、日々、気になってしまう日光や照明の光や、自分が映り込んでしまう現象を防いでくれます。そのため、サスペンスや、映画の始まり・エンドロールといった、画面が暗くなるシーンでも反射が起きにくいです。
また、「フロント オープン サラウンド システム プラス」は音抜けがよく、聞き取りやすい音質になっています。声が小さいセリフでも聞き取りやすく、ストレスフリーでより没入感を持って作品を楽しめます。
AIによる自動判別でより綺麗で鮮明な映像になる
本商品は「Medalist S3AI」を搭載。画面上に出る「人の顔」「空・海・山」「スポーツの道具や照明」、「建物などのオブジェクト」などを検知し、
さらに、ドラマ、バラエティ、スポーツなどの放送ジャンルに合わせて、自動で画質を調節してくれます。
また、「フロント オープン サラウンド システム プラス」は音抜けがよく、聞き取りやすい音質を作り出します。AIを用いた有機EL映像と質の高い音質により、妥協のないテレビ体験が可能です。
4Kダブルチューナー内蔵の液晶テレビ
4Kダブルチューナーを搭載した50型モデル。見やすい低反射タイプのN-Blackパネルを搭載することによってさまざまな映像をくっきりとキレイに映し出すことができます。また、倍速液晶によって動画再生などに強いという点も嬉しいポイントです。
また、AndroidTVも搭載されており、テレビだけであらゆる動画コンテンツを楽しむことができるという点も魅力的なモデルとなっています。
高いコントラストでくっきりした映像
外光や照明の映り込みを抑える低反射のN-BLACKパネルを採用することによって、つややかでくっきりとした黒の表現が可能で、高コントラストなくっきりとした映像を楽しむことができます。
最新の4K画像処理エンジンも搭載されているため、色彩も鮮やかな4K映像の出力が可能な点もポイント。美しい映像を楽しめる大型テレビを探している方におすすめです。
広色域に映像を描くプレミアム4Kテレビ
認知特性プロセッサー「XR」と直下型LED部分駆動が、高コントラストかつ広色域に映像を描くプレミアム4K液晶テレビ。高性能な液晶を、認知特性プロセッサー「XR」によって管理・調節することで、自然な色味となめらかなグラデーション表現、そして高コントラストで見やすい映像に仕上げてくれます。
スピーカーは独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用。4つ搭載されており、臨場感のあるサウンド体験へと導きます。毎日使うテレビだからこそ、少し贅沢をしたいという人におすすめの商品です。
高画質な映像と瞬速ゲームモードが魅力
レグザのAIエンジン「ZRⅡ」を搭載した高性能テレビ。有機ELパネル、独自開発の高冷却インナープレートの構造により色の表現と、AIエンジンによる自動画質調整により、より鮮明な画質を再現しています。また、重低音立体音響システムを搭載することで、パワフルなサウンドを体感できます。
さらに、本商品は「有機EL瞬速ゲームモード」を搭載。レスポンスが高速で、格闘ゲームなどもストレスなく操作可能です。
REGZAの2021年モデル
4Kチューナー内蔵で2021年発売のREGZA(レグザ)最上級モデル。AI技術を活用した新映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」搭載で、従来機種よりもさらに高画質になりました。
見逃した過去番組がみれる「タイムシフトマシン」機能がついているので、急なお誘いや録画予約を忘れてしまった場合でも焦ることはありません。毎日忙しくてなかなかテレビが観られない方にも、ぴったりの1台です。
搭載エンジンと高性能ディスプレイによる高画質映像
低価格で高コスパな4K液晶テレビ。情報量が多い4K映像を高速処理するため、「NEOエンジン Pro」を搭載。地デジからBS・CS、4K放送、ネット動画までも高画質で視聴することができます。
また、120Hzの高性能倍速ディスプレイを採用しており、カーレースやスポーツといった動きの速い映像もなめらかに表現します。美しい映像を高コスパで楽しみたいという人におすすめの商品です。
コスパ抜群! レグザエンジンNEO plus搭載
中国メーカーのHisense(ハイセンス)のモデル。同社の4K液晶テレビでも、高画質の最上位モデルにあたります。日本のテレビ放送に合った高画質技術として、東芝と開発した「レグザエンジンNEO plus」を搭載。さらに高精度のバックライトコントロール技術を搭載して映像のコントラストを高めています。
海外ブランドですが、内部的にはREGZAブランドの共通点も多く、こちらも4K放送チューナーを搭載しているので安心。高画質なコスパ重視の機種を探しているひとにおすすめです。
最新のディスプレイ技術である量子ドットLED技術
最新のディスプレイ技術である量子ドットLED技術を採用することによって、これまでの一般的な液晶よりもさらにひろい色域を表現可能な液晶テレビです。
さらに、テレビ用のAndroidを搭載することによって、テレビを直接ネットに接続してNetflixなどをはじめとしたウェブ配信サービスを利用できるという点も魅力です。
▼こちらの記事もチェック!
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 大型テレビの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの大型テレビの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかのサイズのテレビもチェック
最後に|お部屋の広さも意識しながら選ぼう
一般的に4Kテレビで画素が見えない視聴距離は1.5H(画面の高さの1.5倍)までとされています。55型に当てはめると視聴距離はわずか70cm。もちろん設置場所の都合もありますが、6畳間に50型、8畳間に55~65型でも大きすぎることはありません。
【フルハイビジョンテレビのサイズ目安】
5畳:22〜24インチ
6畳:28〜32インチ
7畳:32〜37インチ
8畳:40〜43インチ
10〜12畳:43〜49インチ
12畳〜:50インチ〜
【4Kテレビのサイズ目安】
5畳:40〜43インチ
6畳:49〜50インチ
8畳:55インチ
10畳: 60〜65インチ
15畳〜20畳:75インチ以上
より大型のテレビがほしい人は、メーカーにより85型まで販売されているので、お部屋の広さに応じて検討してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。