50インチテレビの選び方
大型テレビを選ぶ際に、まず最初に考えるのは画面サイズですよね。家電量販店などで「大型テレビ」と呼ばれるのは50型以上のサイズのもの。
ポイントは下記。
【1】4K対応パネル(液晶・有機EL)の種類から選ぶ
【2】4K放送チューナー内蔵のものを選ぶ
【3】録画機能内蔵か外付けレコーダーかを選ぶ
【4】ネット接続機能で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】4K対応パネル(液晶・有機EL)の種類から選ぶ
現在販売されている大型テレビに搭載されている表示パネルは、4Kパネルが主流で、液晶と有機ELの2つの方式があります。
▼コスパで選ぶなら「液晶テレビ」
4K液晶は原理上、視野角が狭く斜めから見ると色が変化して見えてしまうというデメリットがありますが、その分、価格はお手頃なものが多いです。
主にひとりで大画面を視聴するなら、比較的安価で購入できる液晶テレビでも問題ないでしょう。
▼画質で選ぶなら「有機ELテレビ」
有機ELは、視野角が広く高コントラストで高画質ですが、その分、価格は高めになります。
家族でテレビを観るような場合は、視野角の広いタイプの液晶テレビか、または原理的に視野角の広い有機ELテレビがおすすめです。
【2】4K放送チューナー内蔵のものを選ぶ
大型テレビは4K画質に対応しているので、せっかくならきれいな画質の4K放送を観たいですよね。そこで注意したいのは、全メーカーで対応機種が出そろったのは2019年春からということ。そのため、型落ちの機種を購入すると、4K放送チューナーを内蔵していない場合があります。
テレビの買い替えサイクルは約10年とされています。長く使うものなので、大型テレビは4Kまたは4K・8K放送チューナー搭載機種を選ぶようにしましょう。
【3】録画機能内蔵か外付けレコーダーかを選ぶ
テレビを購入する際は、録画機能の有無も確認しましょう。チェックするポイントは、録画機能が内蔵されているか、または外付けでつけるのかです。
内蔵HDD録画や内蔵ブルーレイ録画の機能が備わったテレビなら、テレビまわりの配線が少ないので見た目にもスッキリします。
その一方で、外付けの録画機器であれば、配線などのわずらわしさはありますが、大容量HDDなどが選べます。外付けHDDレコーダーを選ぶ際は、「SeeQVault」に対応したものを選びましょう。SeeQVaultに対応した外付けHDD・SSDで録画すれば、他のテレビに接続しても録画した番組を視聴することができます。
【4】ネット接続機能で選ぶ
テレビでNetflixやHulu、Amazonプライム、YouTubeなどを視聴したいのであれば、ネット接続機能が備わっているテレビを選ぶ必要があります。なかには、リモコンにNetflixなどのボタンが設置してあるものもあり、地上波からすぐに切り替えることができます。
大型テレビのさらに詳しい選び方
大画面で迫力のある映像を楽しむことができる大型テレビは、一般的に50インチ以上のものを指します。おうちにいる時間が長いいまだからこそ、こだわりの高画質で好きな番組を楽しみましょう!
大型テレビの基本的な選び方のポイントは次の7点になります。
・サイズ
・パネルの種類(液晶/有機EL)
・4K放送チューナー内蔵か
・サウンド機能
・無線LAN内蔵か
・「倍速液晶機能」付きか
・録画機能付きか
50インチテレビのおすすめ7選
ここからは、50インチ液晶テレビのおすすめ商品をご紹介します。長く使用する商品なので、ぜひプロの視点を参考にしながら商品を選んでみてください!
4Kダブルチューナー内蔵の液晶テレビ
4Kダブルチューナーを搭載した50型モデル。見やすい低反射タイプのN-Blackパネルを搭載することによってさまざまな映像をくっきりとキレイに映し出すことができます。また、倍速液晶によって動画再生などに強いという点も嬉しいポイントです。
また、AndroidTVも搭載されており、テレビだけであらゆる動画コンテンツを楽しむことができるという点も魅力的なモデルとなっています。
高いコントラストでくっきりした映像
外光や照明の映り込みを抑える低反射のN-BLACKパネルを採用することによって、つややかでくっきりとした黒の表現が可能で、高コントラストなくっきりとした映像を楽しむことができます。
最新の4K画像処理エンジンも搭載されているため、色彩も鮮やかな4K映像の出力が可能な点もポイント。美しい映像を楽しめる大型テレビを探している方におすすめです。
REGZAの2021年モデル
4Kチューナー内蔵で2021年発売のREGZA(レグザ)最上級モデル。AI技術を活用した新映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」搭載で、従来機種よりもさらに高画質になりました。
見逃した過去番組がみれる「タイムシフトマシン」機能がついているので、急なお誘いや録画予約を忘れてしまった場合でも焦ることはありません。毎日忙しくてなかなかテレビが観られない方にも、ぴったりの1台です。
ダブルチューナー搭載
コストパフォーマンスに優れた65型の大型液晶テレビです。このサイズの4K対応モデルながら低価格を実現。
スペック面でも妥協はなく、視野角が広く自然な映像を楽しめるIPSパネルを採用し、ダブルチューナーも搭載されているのでレコーダーなどを接続すれば視聴中に裏番組の録画をすることも可能です。コスパの高い大型テレビを探している方におすすめ。
コスパ抜群! レグザエンジンNEO plus搭載
中国メーカーのHisense(ハイセンス)のモデル。同社の4K液晶テレビでも、高画質の最上位モデルにあたります。日本のテレビ放送に合った高画質技術として、東芝と開発した「レグザエンジンNEO plus」を搭載。さらに高精度のバックライトコントロール技術を搭載して映像のコントラストを高めています。
海外ブランドですが、内部的にはREGZAブランドの共通点も多く、こちらも4K放送チューナーを搭載しているので安心。高画質なコスパ重視の機種を探しているひとにおすすめです。
最新のディスプレイ技術である量子ドットLED技術
最新のディスプレイ技術である量子ドットLED技術を採用することによって、これまでの一般的な液晶よりもさらにひろい色域を表現可能な液晶テレビです。
さらに、テレビ用のAndroidを搭載することによって、テレビを直接ネットに接続してNetflixなどをはじめとしたウェブ配信サービスを利用できるという点も魅力です。
バランスのとれた優等生モデル
美しい4Kの高画質と価格、そして豊富な入力端子など、一般家庭で使用する大型テレビに欲しい要素がしっかりと詰まった優等生モデルです。
国内でオリジナル開発されたメインボードによって、日本の放送品質にマッチする映像表現を実現しています。4K対応かつ4Kチューナーも搭載した大型モデルとしては価格も抑えられており、コストパフォーマンスも抜群です。
「50インチテレビ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 大型テレビの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの大型テレビの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
大型テレビに関するQ&A
大型テレビの処分方法を教えてください。

大型テレビの処分方法は次の7つの方法があります。
1)新しくテレビを購入するショップに処分も依頼。
2)処分するテレビを購入したショップに処分を依頼。
3)自治体が指定する回収業者にテレビの処分を依頼。
4)自治体などが指定する引取所にテレビを直接持ち込む。
5)リサイクルショップに買い取りを依頼。
6)フリマアプリやネットオークションで売却。
7)不用品回収業者にテレビの処分を依頼。
大型テレビを1人で運ぶことは可能ですか?

業者に依頼することをおすすめします。一般的には46型から大型とみなされます。それ以上のサイズになると、搬入(運搬)・設置もふくめ大人数人で作業するのが無難です。
マンションの上階であれば、エレベーターが使えるか、階段は通れるかなど事前の確認も必要です。
大型テレビとテレビ台のサイズバランスについて教えてください。

大型テレビとテレビ台のサイズバランスについては、下の図のような三角形をイメージしてみてください。このように、テレビの両脇にスペースを確保すると、テレビ周りのインテリアを考えたときに理想的な幅になります。
大型テレビに関するそのほかの記事はこちら
部屋のサイズに合わせて選ぶのが理想
ITガジェット・家電ライター
一般的に4Kテレビで画素が見えない視聴距離は1.5H(画面の高さの1.5倍)までとされています。55型に当てはめると視聴距離はわずか70cm。もちろん設置場所の都合もありますが、6畳間に50型、8畳間に55~65型でも大きすぎることはありません。
【フルハイビジョンテレビのサイズ目安】
5畳:22〜24インチ
6畳:28〜32インチ
7畳:32〜37インチ
8畳:40〜43インチ
10〜12畳:43〜49インチ
12畳〜:50インチ〜
【4Kテレビのサイズ目安】
5畳:40〜43インチ
6畳:49〜50インチ
8畳:55インチ
10畳: 60〜65インチ
15畳〜20畳:75インチ以上
より大型のテレビがほしい人は、メーカーにより85型まで販売されているので、お部屋の広さに応じて検討してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
IT・家電ライターとして活動。PC、関連デバイスの記事に定評があり、様々な媒体へ寄稿している。電脳街の練り歩きを日課とし、常に情報収集(趣味)を怠らない。散財するのも大好きなので、新しいものが出るとすぐに飛びついてしまう傾向が強い。