サイズ選びの目安
一般的に4Kテレビで画素が見えない視聴距離は1.5H(画面の高さの1.5倍)までとされています。55型に当てはめると視聴距離はわずか70cm。もちろん設置場所の都合もありますが、6畳間に50型、8畳間であれば55~65型でも大きすぎることはありません。
【フルハイビジョンテレビのサイズ目安】
5畳:22〜24インチ
6畳:28〜32インチ
7畳:32〜37インチ
8畳:40〜43インチ
10〜12畳:43〜49インチ
12畳〜:50インチ〜
【4Kテレビのサイズ目安】
5畳:40〜43インチ
6畳:49〜50インチ
8畳:55インチ
10畳: 60〜65インチ
15畳〜20畳:75インチ以上
より大型のテレビがほしい人は、メーカーにより85型まで販売されているので、お部屋の広さに応じて検討してみてください。
55インチテレビを選ぶポイント
それでは、55インチテレビの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】液晶or有機ELか
【2】録画機能内蔵・外付けレコーダーか
【3】ネット接続機能の有無
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】液晶or有機ELかチェック
現在販売されている大型テレビのパネルは、4Kパネルが主流で、液晶と有機ELの2つの方式があります。
▼コスパで選ぶなら「液晶テレビ」がおすすめ
4K液晶は原理上、視野角が狭いため、斜めから見ると色が変わって見えてしまうというデメリットがあります。ただしその分、価格はお手頃となっています。
基本ひとりで大画面を視聴するのであれば、比較的安価で購入できる液晶テレビがおすすめです。
▼画質で選ぶなら「有機ELテレビ」がおすすめ
有機ELは、視野角が広く高コントラストで高画質。ただしその分、価格は高めの傾向があります。
家族でテレビを観るのであれば、視野角の広いタイプの液晶テレビか、または視野角の広い有機ELテレビを選ぶとよいでしょう。
【2】録画機能内蔵・外付けレコーダーかチェック
テレビを購入する際は、録画機能が内蔵されているか、または外付けでつなぐのか録画機能の有無も確認してみてください。
内蔵HDD録画や内蔵ブルーレイ録画の機能が備わったテレビなら、テレビまわりの配線もなくスッキリさせることができます。
一方で、外付けの録画機器なら、配線などのわずらわしさはありますが、大容量HDDなどが選べます。
【3】ネット接続機能の有無をチェック
テレビでNetflixやHulu、Amazonプライムなどを視聴したいなら、ネット接続機能をもつテレビを選びましょう。なかには、リモコンにNetflixなどのボタンが設置してあるものもあり、地上波の番組からワンタッチでかんたんにチャンネルを切り替えることができます。
おすすめ8選|2022年・2023年発売
まずは、2022年・2023年以降に発売した、55V型テレビのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
パナソニックの液晶技術を詰め込んだモデル
パナソニック独自プレミアム液晶ディスプレイを搭載した液晶4Kテレビ。シリーズ最高クラスの高輝度を実現しており、いつもの映像をより鮮明に映し出します。
また、スピーカーは立体音響可能な上向きスピーカーが搭載。そのため、まるで映画館で聴くような音質を体感できます。
スマホ連携も便利で、無料アプリ「Panasonic Media Access」で連結すれば、外出先からでもテレビ番組の予約やスマホへのミラーリングによるスマホ視聴もできます。その他、ネットフリックスをはじめとしたVODサービスも搭載。ほしい機能が詰まったテレビです。
圧倒的な映像美とAI技術で感じるテレビ体験
本商品は、有機ELディスプレイの映像美と、「オートAI機能」による自動画質調整により、
映像のシーンに合わせて最適な画質で映像を見ることが可能。
また、ドルビーアトモスに対応した内蔵スピーカーは、360度から音を感じられるため、
映像作品が臨場感のあるものに生まれ変わります。そのため、よりクリアに映像を楽しみたい人にピッタリの商品です。
アクティブLEDで綺麗な映像を楽しめる
シャープの4K液晶テレビのハイエンドモデル。映像のシーンに合わせて、各画面エリアごとにLEDが反応し、コントラストを制御することで、明るすぎ・暗すぎにならない、美しい映像に仕上がります。
また、「アラウンド スピーカー システム プラス」を搭載。画面の上下に設置したスピーカーにより、包み込むような聞き取りやすい音質体験も可能となっています。映像作品をしっかりと楽しみたい人におすすめです。
有機ELの映像美と高性能スピーカーでよりリアルに
画素ごとに発光量を制御する「Sparkling Drive EX」を搭載し、有機ELの映像を充分に引き出したリアルな映像を楽しめます。
また、「アラウンド スピーカー システム プラス」を搭載。画面の上下に設置したスピーカーにより、包み込むような聞き取りやすい音質体験も可能となっています。より綺麗な映像と音質を求める人におすすめのテレビです。
広色域に映像を描くプレミアム4Kテレビ
認知特性プロセッサー「XR」と直下型LED部分駆動が、高コントラストかつ広色域に映像を描くプレミアム4K液晶テレビ。高性能な液晶を、認知特性プロセッサー「XR」によって管理・調節することで、自然な色味となめらかなグラデーション表現、そして高コントラストで見やすい映像に仕上げてくれます。
スピーカーは独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用。4つ搭載されており、臨場感のあるサウンド体験へと導きます。毎日使うテレビだからこそ、少し贅沢をしたいという人におすすめの商品です。
最高峰の映像を体感できるフラッグモデル
美しい映像を作り出す有機ELディスプレイと、ソニーの音質技術をフルに詰め込んだ最高峰モデル。
テレビ内部には認知特性プロセッサー「XR」が搭載され、人の脳のように映像を分析することで、人が見やすく心地いいと感じる映像に自動調節します。そのため、地上放送やネット動画などのハイビジョン画質でさえも、高精細な4K映像に作り変えます。
スピーカーは、ソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を採用。被写体の位置に合わせて音を作り出し、立体感のあるリアルなサウンドを表現しています。画面は薄型軽量のため、お部屋にもおしゃれに配置することができますよ。
AIエンジンでよりリアルで鮮明な映像美を再現
レグザのAIエンジン「ZRα」を搭載した最新鋭テレビ。4K倍速パネル、広色域量子ドットシート、Mini LED バックライトの三層構造による色の表現と、AIエンジンによる自動画質調整により、風景の奥行きや人の表情まで認識できる美しさを作り上げます。
さらに、重低音立体音響システムの搭載や、ネットフリックスをはじめとするVODサービスなど、ハイクオリティな映像体験ができます。
新世代の有機ELパネルを搭載した最高峰モデル
独自開発の高冷却インナープレートと最高級の有機ELパネルを駆使し、輝度アップを実現した商品。これにより、有機ELで重要とされる「黒」を引き立たせ、美しい映像を作り出しています。一方で、画面の反射を抑える「低反射 ARパネル」を採用したことにより、暗いシーンでもより鮮明で見やすく仕上がっています。
また、音響にもこだわりがあり、10個のスピーカーを設置した「重低音立体音響システムXHR」により、パワフルかつ繊細な音を表現。まるで映画館にいるような音質体験も実現しています。テレビ番組の録画機能なども充実しており、ほしい機能も満載です。
おすすめ4選|型落ち製品
ここからは、55インチ液晶テレビのおすすめ商品をご紹介します。
壁掛け可能・4Kダブルチューナー内蔵の液晶テレビ
4Kダブルチューナーを搭載した大型の55型・2021年モデル。見やすい低反射タイプのN-Blackパネルを搭載することによってさまざまな映像をくっきりとキレイに映し出すことができます。また、倍速液晶によって動画再生などに強いという点も嬉しいポイントです。
また、AndroidTVも搭載されており、テレビだけであらゆる動画コンテンツを楽しむことができるという点も魅力的なモデルとなっています。
REGZAの2021年モデル
4Kチューナー内蔵で2021年発売のREGZA(レグザ)最上級モデル。AI技術を活用した新映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」搭載で、従来機種よりもさらに高画質になりました。
見逃した過去番組がみれる「タイムシフトマシン」機能がついているので、急なお誘いや録画予約を忘れてしまった場合でも焦ることはありません。毎日忙しくてなかなかテレビが観られない方にも、ぴったりの1台です。
ディスプレイに量子ドットLED技術を採用
ディスプレイに量子ドットLED技術を採用することによって、これまでの一般的な液晶よりもさらにひろい色域を表現可能な液晶テレビです。
さらに、テレビ用のAndroidを搭載することによって、テレビを直接ネットに接続してNetflixなどをはじめとしたウェブ配信サービスを利用できるという点も魅力です。
パナソニックの「VIERA」ブランドの有機ELテレビで、2021年モデルのミドルレンジ機にあたります。
1台ずつ測定して最適化と調整が施されているほどこだわりの有機ELパネルは最新のHDR技術「ドルビービジョンIQ」にも対応。サウンド面では、音を天井に反射させる上向きのイネーブルドスピーカーに加え、横向きのワイドスピーカーを搭載。合計125Wという大出力構成。さらに、「Dolby Atmos(R)(ドルビーアトモス)」にも対応。通常コンテンツでもテレビ本体のみで立体音響を楽しめるなど、高画質・高音質へのこだわりが詰め込まれています。
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※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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最後に|エキスパートからひとこと
大型テレビを購入する際に、「6畳には55インチは大きいんじゃないか」と思う人も多いでしょう。液晶テレビは、年々、薄型化が進んでいます。なかには、壁に近づけて設置することも可能なほど軽量化もされているものもあるので、安心して55インチのものを選んでみてください。
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