ブラトップとは? 特徴を解説! ユニクロやGUで一躍人気に!
ブラトップは「カップつきキャミ」や「ブラキャミソール」とも呼ばれており、ブラジャーなしでもバストラインをきれいにみせてくれるウェアのこと。GUやユニクロなどのプチプラ系ファストファッション店での販売を皮切りに、幅広い年齢層の女性に人気を集めています!
レースをあしらい、インナーには見えないようなデザイン性の高い商品もあるため、ホームウエアや授乳中のインナーとしても活用できます。気になる「ホールド力」も日々進化! メーカーによって、素材や機能性などバリエーションも豊富に展開されています。使うシーンや目的に合わせて自分に合った1枚を探してみてください。
ブラトップのおすすめ3選|タンクトップタイプ
それでは早速、おすすめ商品をご紹介いたします。まずはタンクトップタイプのブラトップです。
肩ひも部分が太いタンクトップタイプは着心地が安定していて一枚でも着ることができるので、きついインナーを着けたくない夏場の普段着としても活躍します。カラーや素材を選べば、さまざまなコーディネートで使えるアイテムです。

体型カバーできるブラトップ
360度あらゆる方向から着圧される設計のブラトップです。体の部分ごとに最適な圧が加わるように、人間工学のもと設計されています。
姿勢を矯正する効果もあるので、猫背が気になる方も使用できます。背中や脇のほうに流れてしまったお肉を、バストに入れ込む効果もあるのでスタイルよく見せてくれます。体にフィットする服を着る際に大活躍するでしょう。体型カバーしてくれるブラトップをお探しの方におすすめです。
柔らかい素材で窮屈感ゼロ
綿よりも柔らかい素材を使っているので、窮屈感が全くないブラトップです。よく伸びる素材なので、動きやすく運動する時でも快適です。また、締め付け感がないので就寝時に着ていても眠りを妨げることがありません。
乾きやすい生地なので、汗をかく季節も快適に着用することができます。部屋着としても大活躍ですが、シンプルなデザインなので外出用としても使いやすいでしょう。締め付け感のないブラトップをお探しの方におすすめです。
ブラトップのおすすめ6選|キャミソールタイプ
次にご紹介するのはブラキャミ、キャミブラとも呼ばれる肩紐の細いキャミソールタイプのブラトップです。
キャミソールタイプはストラップ部分が襟もとからみえにくいのでインナーとして重宝します。デザインによってはストラップやレースをコーディネートのアクセントにしてもおしゃれです。カラーやデザイン、機能性に注目して着心地のいいものを探してみましょう。


ブラトップのおすすめ6選|レースタイプ
続いて、レースがアクセントとしてついている、レースタイプのブラトップをご紹介します。おしゃれで高級感のあるレースタイプのブラトップです。

ブラトップのおすすめ2選|半袖タイプ
最後に紹介するのは袖タイプのおすすめブラトップです。ブラトップはタンクトップタイプやキャミソールタイプが多く見られますが、フレンチ袖や半袖、長袖のものも販売されています。

おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ブラトップの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのブラトップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ブラトップの選び方
それでは、ブラトップの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ!
【1】普段使っているブラに合わせたサイズ
【2】カップの形・厚みなどを見て、体にフィットするもの
【3】肌触りや季節に合った素材
【4】シーンやコーディネートに合わせたデザインタイプ
【5】目的に応じた機能性
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】普段使っているブラに合わせたサイズを選ぶ
ブラトップは衣類のようなXS~XLなどのサイズ表記が主流です。商品によっては、MとLの2サイズのみで、ブラジャーのようにこまかく展開していません。ブラトップのメーカーでは公式サイトにサイズ表を掲載しており、いつも使っているブラジャーのカップとアンダーのサイズで適したサイズがわかるようになっています。
バストラインをきれいに見せたくてわざと小さいサイズを選ぶと、アンダーがくいこんで苦しさを感じてしまうことも。サイズ表をチェックして自分のバストに適したブラトップを選んでみてください。
(★)シーンに合わせて付け替えましょう
下着研究家・足と靴のカウンセラー
ブラトップは、目的に合わせて選びましょう。締め付け感がなく、ラクに着用できるブラトップは、家のなかでリラックスしたいときにとても重宝します。
一方、バストアップ目的で着けるときや、服のシルエットを美しくみせたいときは、ブラトップよりも補整機能のついたブラジャーのほうがふさわしいです。シーンによって着け替えましょう。
【2】カップの形・厚みなどを見て、体にフィットするものを選ぶ
ブラトップは体にフィットしたものを選ぶため、美しく見えるサイズ選びが重要です。フィットするブラトップを選ぶには、カップの形状や厚みをチェックしましょう。通販サイトで購入するときは、商品を手に取って確認できないため、実際に購入した方の口コミやレビューを参考にしてみてください。
「サイズは合っているのにフィットしない」といったトラブルを防ぎたい方は、パッドを追加できるタイプのブラトップを選ぶことでフィット感を調整できます。カップが固定されているものは追加できませんが、ズレないので着心地は快適です。
【3】肌触りや季節に合った素材を選ぶ
下着研究家・足と靴のカウンセラー
ブラトップの素材にも注目しましょう。肌あたりを気にされる人は、コットンやシルクのものを選ぶと肌あたりがやさしくソフトで心地いいです。
また、夏場など汗をかく季節には吸汗性、速乾性のあるものを選ぶといいでしょう。その際は、肌とインナーの間に隙間があると、空気をふくんで暑い思いをしてしまうので、ぴったりと肌にフィットするサイズを選びましょう。
最近では保温性にすぐれているものや、接触涼感性や抗菌防臭性がついているものもありますので、高機能のものがほしい人は、このような表示をチェックして選びましょう。
【4】シーンやコーディネートに合わせてデザインタイプを選ぶ
ブラトップのデザインは、袖つき・タンクトップ・キャミソールの3デザインが主流です。長袖なら寒い時期のインナーに活躍します。タンクトップタイプは肩ひもがレースになっているものやプリント生地などデザインが豊富です。フィット感を求めるなら、肩ひもが調整できるキャミソールタイプを選びましょう。
授乳用ならクロスオープンタイプが便利です。同じデザインでも、裾が広がっているワンピースタイプなど単体で着られる商品もあります。シーンやコーディネートに合わせて、複数そろえておいてもいいでしょう。
(★)好みや体質に合わせて選ぶのもアリ
下着研究家・足と靴のカウンセラー
汗をたくさんかく人は、袖つきタイプが汗をたくさん吸ってくれますので袖つきタイプを選ぶといいでしょう。アウターファッションに合わせ、袖つきだと袖のラインが透けてみえてしまう……という場合には、タンクトップ・キャミソールタイプを選びましょう。
また、V字カットなどの胸元の開きの広い洋服にキャミソールタイプを合わせると、洋服の胸元からのぞくキャミソールがおしゃれに見えて、スタイリングが美しくキマります。
【5】機能性は目的に応じて使い分けて選ぶ
ブラトップにはさまざまな機能を備えた商品があります。バストを盛りたいならパッドが厚めのものを。ボリュームダウンを狙うならパワーネットつきがおすすめです。また、胸が垂れることを懸念する方は、ホールド機能がしっかりとついたブラトップを選びましょう。
ホームウエアに選ぶなら、アンダーゴムのついていないタイプを選びましょう。締めつける感覚がないぶん、よりリラックスできます。また、ボディラインに沿うように立体的に編み上げられた商品なら、ボディメイクも可能です。ブラトップの機能にも着目して選んでみてください。
専門家からのアドバイス
下着研究家・足と靴のカウンセラー
鏡の前で横向き姿でチェックして
ブラトップは、ワイヤー入りの補整ブラとは違い、ワイヤーのないブラジャーとタンクトップがひとつになった形をしていますので、とてもラクに着けられます。ただ、ラクな分、なかにはバストを下垂させてしまう危険性のあるブラトップも存在します。
ブラトップでできるだけバストを下垂させないためには、試着をしたときに鏡の前に横向きで立ち、バスト部分をチェックすることが大切です。そして、バストになにも着けていない状態と比較して、きちんと上向きにアップしているものを選びましょう。
ブラトップの洗い方・注意点を解説!
本項では、ブラトップの各注意点について、一つひとつ解説していきます。洗濯方法や着用の注意点など、意識することでより満足できる基本知識を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
ブラトップの正しい洗濯方法
汗や化粧品などで汚れやすいブラトップは、洗い方を間違えると生地が傷んだり、カップの型崩れなどにより着心地が悪くなってしまいます。汚れがひどい場合は気になる部分へ直接おしゃれ着洗剤を塗り、その後手洗いもしくは洗濯機で洗うようにしましょう。
手洗いするときは強くこすらず、やさしくふり洗いして汚れを落とします。洗濯機を利用する場合は、弱水流コースやおしゃれ着用のコースを選び、ブラトップ専用もしくはブラトップの幅にあった箱型の洗濯ネットに入れて洗えばOKです。乾燥は乾燥機を使わず、ハンガーにかけた状態できちんと形を整えて陰干ししましょう。
スポーツ時にブラトップは選ばない!
下着研究家・足と靴のカウンセラー
ランニングなどバストが上下に激しくゆさぶられるスポーツは、バストの揺れをおさえる機能がついているスポーツブラを着用する必要があります。そのため、スポーツ時にはブラトップは選ばないようにしましょう。
バストの重みはクーパー靭帯(じんたい)という部分で支えられていますが、クーパー靭帯はバストの上下の揺れに弱く、伸びたり切れたりすることによりバストが下垂してしまいます。ブラトップには、このバストの揺れをおさえる機能がついていないので、スポーツ時には使わないようにしましょう。
そのほかのブラジャーをお探しの方はこちら 【関連記事】
ラクしてキレイ見え! 進化しているブラトップ!
本記事では、ブラトップの選び方やおすすめ商品、そして注意点などをご紹介しましたが、いかがでしたか?商品を選ぶ際は、下記の5つのポイントに沿って選ぶようにしましょう。
・普段使っているブラに合わせたサイズ
・カップの形・厚みなどを見て、体にフィットするもの
・肌触りや季節に合った素材
・シーンやコーディネートに合わせたデザイン
・目的に応じた機能性
ブラトップは、着心地がよく、締め付けなども少ないアイテムです。しかし、選び方を間違えると、せっかく購入したブラトップも、着心地の悪いものになりかねません。ぜひ本記事を参考に、機能性・デザイン性の両方がある商品を選び、毎日を気持ちよく過ごしてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
ブラジャー研究家・下着研究家・作家。 新しいジャンルを切り拓いた女性に贈られるキャリアクリエイト部門で日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」受賞。 消費者の立場で活動している。新聞・雑誌・講演・テレビ出演多数。著書に『ブラの本。』(サンマーク出版)『着るだけダイエット』(東邦出版)ほか多数。 また、2014年に足の怪我をしたことがきっかけで足と靴の研究を始める。フットケアの専門スクールに通い、フットケアアドバイザーとシューフィット、中敷き調整の技術を身につける。 その後、靴工房と靴専門店にて経験を積み、現在「足と靴のカウンセラー」としても活動中。