ブラジャー用洗濯ネットを使うメリット
大切にしているお気に入りのブラジャーを、長持ちさせるために必要な専用の洗濯ネット。なぜ洗濯ネットが必要なのか解説します。
ブラジャーを型崩れから守る
バストトップをより高くホールドし、キレイなバストラインをつくりだすブラジャー。洗濯ネットに入れるひと手間がめんどくさいとネットなしでほかの衣類やタオルと一緒に洗濯機で洗うと、ブラジャーの丸みのある形状はつぶされてしまったり型崩れがおきることも。
そこでブラジャー用洗濯ネットは、ブラジャーをつぶさないユニークな形状を採用。多層構造で、クッション性能を高めているものもあります。型崩れをしっかり防ぐために、ブラジャー用洗濯ネットは必要です。
ブラジャーに使用されているデリケートな生地を守る
洗濯機のなかでは、衣類やタオルはからみあい、こすれあっています。この生地同士の摩擦からデリケートな生地を守ってくれるのがブラジャー用洗濯ネット。せっかくのチュールレースに穴があいたり、リボンが取れたりしたら落ち込んでしまいます。
ブラジャー自体もフックがついており、ほかの衣類やタオルに引っかからないようにするためにもブラジャー用洗濯ネットを使いましょう。
糸クズの付着からブラジャーを守る
洗濯中に抜けた繊維のこまかい糸くずはやっかいな存在です。綿のさらっとした肌ざわりのシャツについた糸くずなら、ふり落としたり粘着テープではがすことができます。
でも繊細で美しい刺繍がほどこされたチュールレースにまとわりついたら、複雑にからまりすぎて取りのぞきようがありません。ブラジャー用洗濯ネットに入れておけば、糸くずのトラブルからブラジャーをしっかりガードできます。
ブラジャー用洗濯ネットの選び方
ブラジャーを長持ちさせるためにも大事な「ブラジャー用洗濯ネット」。ネットの材質・形などさまざまな製品があるため、どれを選べばいいか迷ってしまうことも。そこでここからは、ブラジャー用洗濯ネットの選び方のポイントを紹介していきます。チェックすべきポイントは下記のとおり。
【1】形状
【2】対応カップサイズ
【3】洗濯機の種類
【4】クッションメッシュを採用しているか
【5】ファスナーカバー
上記のポイントをおさえることで、より具体的にブラジャーの型崩れを防ぐ洗濯ネットを知ることができます。家事代行エキスパート・ことのはさんのアドバイスも紹介しているので参考にしてくださいね。
【1】ブラジャーを守る形状で選ぶ
ここでは、通常の洗濯ネットには見かけない、ブラジャー用洗濯ネット特有の形状について紹介します。洗濯機でも、まるで手洗いのように洗える工夫がされた形状ばかりです。ぜひ参考にしてみてください。
丸形・フットボール型|カップを固定する専用キーパーつき
型崩れを防ぐために、ブラジャー本体を専用キーパーに固定してしまうというもの。本来のワイヤーカップの丸みをそこなうことなく、洗濯機でほかの衣類やタオルと一緒に洗えます。
ブラジャーが引っ張られたりこすれたりすることがなく、大切なブラジャーをしっかり保護。ただし、洗濯時に専用キーパーが水分を含むため、衣類と一緒に干す必要があります。
ハート型|左右のカップを包み込みやさしく洗う
ブラジャーを裏返したり、たたんだりすることなく洗えるハート型。2つに分かれたポケットに、左右のカップをそれぞれおさめたらプラホックをとめて、洗濯機に入れます。
洗濯や脱水中には生地のこすれやねじれがうまれますが、ハート型につつまれたカップはほとんど影響を受けません。まるで手洗いのような、ていねいな洗い上がりです。
円盤型|立体ケースでカップの型崩れを守る
形状保持力の高い立体ケースのなかにブラジャーをおさめ、カップを型崩れから防ぐ円盤型。立体ケースの底には凸部があり、カップの形を整えながらブラジャーをセットできます。
ケースには水通りを良くする穴のほかに、メッシュ生地が裏側についていて、繊維クズの侵入を防ぎます。洗濯ネットのなかでは高めの価格帯ですが、高価なブラジャーを買い替えることを考えると必要なアイテムです。
ピラミッド型|ほかの洗濯物や水圧の衝撃に負けない
ブラジャー用洗濯ネットにかかる水流の圧力や、ほかの洗濯物とぶつかる衝撃を3つの方向に分散するピラミッド型。立体構造を保つために、ピラミッド型を構成する4つの面にはリングがついています。
使わないときは、フラットにたたむことができるのでコンパクトになり、収納場所をとらないので便利です。
【2】対応カップサイズを確認する
どんなにブラジャー用洗濯ネットの機能性が高くても、ブラジャーのサイズが洗濯ネットに合っていないと機能を発揮できません。洗濯ネットには対応しているブラジャーのカップサイズが表記されています。
大きいサイズのブラジャーを小さな洗濯ネットに入れると、型崩れや生地をいためる原因になりかねないので注意が必要です。
【3】洗濯機の種類に合わせて選ぶ
ブラジャー用洗濯ネットは、どの洗濯機にも対応しているわけではありません。ここでは、洗濯方式の違いをみていきましょう。
日本では縦型の「もみ洗い」洗濯機が主流でしたが、持ち上げてたたき落とす「たたき洗い」のドラム式も増えつつあります。とくにドラム式洗濯機の場合は注意が必要です。
ドラム式洗濯機なら、メッシュ素材の洗濯ネットを
ブラジャー用洗濯ネットのほとんどは、縦型の「もみ洗い」に適した構造です。なかには「浮き」がついたタイプもありますが、持ち上げてたたき落とす「たたき洗い」のドラム式洗濯機ではうまく機能を発揮できません。
ドラム式には、耐久性にすぐれたクッションメッシュ素材を使い、ファスナーの破損を防ぐ工夫がされたドラム式用ネットを選びましょう。
【4】ブラジャーを保護するクッションメッシュ素材がおすすめ
ブラジャー用洗濯ネットには、デリケートな生地をこすれやねじれから守るために、「立体型メッシュ」を採用しているものがあります。
立体型メッシュは、肉厚でクッションのような働きをするので、ブラジャーの保護にピッタリ。
特殊な編み方で、丈夫で弾力性にすぐれた立体型メッシュが採用されているかどうか、ぜひチェックをしてみてください。
【5】ファスナーカバーが付いているものを選ぶ
洗濯ネットにはファスナーが付いていますが、そのファスナーにカバーが付いていないと他の洗濯物に引っかけてしまう恐れがあります。
ブラジャー用洗濯ネットを選ぶときは、ファスナーが隠れるようにカバーが付いているものを選びましょう。
ブラジャー用洗濯ネットのおすすめ11選
ここからは、ブラジャー用洗濯ネットのおすすめを紹介します。大きなカップサイズやドラム式洗濯機に対応したタイプなど、さまざまな商品を厳選しました。ぜひチェックしてみてくださいね。
▼縦型洗濯機におすすめ
縦型洗濯機をお使いの方にぴったりの商品をご紹介します。
変形・傷みを防ぐ構造
カップを挟むようにしてカバーするピラミッド型で、プラジャーの型崩れを防ぎながら洗濯ができます。ネットの縫い代がバイアステープで覆われているので、ブラジャーの繊細な縫い目にひっかかる心配がありません。ファスナーが大きめで開閉しやすいのもポイントです。

下着メーカーの商品でシンプルな形状ですが、厚みのあるネットがブラジャーを守ります。
ワコールによるクッションタイプの洗濯ネット
人気下着メーカー・ワコールから販売されているブラジャー用洗濯ネット。大手メーカーならではの安心感がありますね。
外側は立体編みのクッション素材を使い、ブラジャーを型崩れから守ってくれます。一方の内側はこまかいメッシュで、ホックの飛びだしや糸くずが入ってきてからまるのを防げます。
やわらかメッシュが衝撃を抑える
やわらかいクッションメッシュ素材を使用。ほどよいサイズ感でブラジャーを2~3枚まとめて入れられます。ブラジャー専用ではないので、下着やハンカチなど、そのほかのデリケートな洗濯物にも使えます。
かわいいだけじゃない! 手軽に洗える機能派商品
楕円形のぽってりとしたアニマルフェイスを開いて、左右のカップをそれぞれおさめるだけ。ホックをとめたり、裏返したり、折りたたんだりする必要はありません。
おくだけなので、できるだけ手早く洗濯ネットにブラジャーをセットしたい人にピッタリ。ハリのある3層肉厚メッシュで、ダメージからブラジャーを守ります。3カ所にサイドサポートクッションもついており、とても機能的です。
たくさん洗濯しても型崩れしない
まるで手洗いみたいにしっかりと、中身を守って型崩れしにくいブラジャー用洗濯ネット。素材は適度な硬さと弾力で、優しくブラジャーを守ってくれます。可愛いデザインなので、旅行先の下着用収納ケースとしても使えそう!
裏使いファスナーで壊れにくく、洗濯機も他の衣類も傷つけません。水通りがよく、内側のメッシュ生地で糸くずを防止してくれます。
保護ボールと2層のネットでしっかりガード
カップの型くずれ、ワイヤーの歪み、レースの傷みなど、気になる傷みを防いでくれるドーム型のブラジャー用洗濯ネット。華やかなミモザのデザインが愛らしく、いつもハッピーな気持ちに。
ドラム式洗濯機のたたき洗いによる衝撃や摩擦でも壊れにくい裏向きファスナーが採用されており、大切なブラジャーをしっかり守ってくれます。保護ボールはたくさんの穴が水の通りをよくするので、ブラジャーをキレイに洗濯できますよ。
ブラの型崩れを防ぐダブルメッシュ
クッション素材の立体ダブルメッシュを使用した、ブラジャー用洗濯ネット。ランドリーバケツのように底にマチがついていて自立します。ファスナーは大きく口が開くので、ブラジャーの出し入れも楽です。
ブラジャーの出し入れがかんたんな洗濯ネットを探している人にピッタリ。底部分に発泡材が入っているので、洗濯ネットのなかで浮いた状態でブラジャーをやさしく洗いあげます。収納や乾燥に便利なキャッチフックつきで便利です。
▼ドラム式洗濯機におすすめ
メーカーの説明でドラム式洗濯機対応と示されている商品をピックアップしてご紹介します。
ホックをとめてハート型のポケットに入れるだけ
デリケートな生地を使ったおしゃれ着をやさしく洗いあげる洗濯ネットシリーズのサボるん。見ためがかわいい、ピンクカラーのハート型ブラジャー用洗濯ネットは、洗濯が楽しくなるアイテムを探している人にピッタリ。
ダイヤオリジナルのマシュマロメッシュと呼ばれる、こまかいメッシュの一枚生地を使用。大切なブラジャーを衝撃や面倒な繊維クズの付着からしっかり守ります。

形保持のために丸いクッションが入っており、ブラジャーの形をキープしたまま洗うことができる商品です。
大きなカップサイズのブラジャーもやさしく洗える
「マシュマロコア」と呼ばれる、ビーズの入った専用キーパーで、大きいサイズのブラジャーもしっかり固定できます。
大切なブラジャーを型崩れしないようにクッションをあてて洗うので、ドラム式洗濯機でも洗濯可能です。
この洗濯ネットを使えば、ワイヤー部分がポッキリ折れてしまうといった残念な事態も避けられます! マシュマロコアは、衣類同様しっかり乾かしてあげてください。

こちらはドラム式専用の商品。手軽に使いやすい形状が魅力です。
ドラム式洗濯機専用につくられた洗濯ネット
耐久性の高い厚手のクッションネットを使ったドラム式専用洗濯ネット。内部にはブラジャーの固定用ベルトがついているので、洗濯用ネットのなかで生地がこすれることがありません。
あけやすいのに洗濯中はあかないロック式ファスナーには、ファスナーカバーもついています。二層式や縦型でも使えますが、ドラム式を使っている人におすすめしたいアイテムです。
本来の美しい形を長くキープ
形崩れやワイヤーの飛び出しを防いでくれるブラジャー専用洗濯ネット。折りたたまずまるごと入れられるので、ブラ本来の形のまま洗濯・乾燥し、そのまま収納までできます。
日差しが強い時にはケースに入れたまま干せるので、お気に入りのブラジャーを痛ませることなく長く快適に使うことができます。旅行で温泉にもっていくにも便利な持ち手付きです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ブラジャー用洗濯ネットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのブラジャー用洗濯ネットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ブラジャーのお手入れ方法
ブラジャー用洗濯ネットを購入しただけでは、ブラジャーをやさしくお手入れする対策としてじゅうぶんではありません。「洗濯機にいれたら台なしになった」、そんな経験をしないためにもこまかな点にも注意して洗濯しましょう。
ここでは、ブラジャーを洗濯するときに注意しておきたいことを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブラジャーの入れ方
取りはずし可能なパッドつきブラジャーの場合、パッドをはずしてから洗濯ネットに入れてください。ホックはデリケートな生地をいためることがあるので、忘れずにとめておくことが大切です。
パッドはウレタン生地や不織布などでおおわれているため、手洗いが難しい場合はブラジャーとは別の洗濯ネットに入れて洗いましょう。
ブラジャーを傷めない洗い方
ブラジャーはデリケートな素材でつくられています。汚れがよく落ちるアルカリ性洗剤は、ブラジャーの生地をいためる原因になるため避けることが大切です。おしゃれ着用やランジェリー用洗剤も、基本は中性洗剤を使うようにしましょう。
適量の柔軟剤は使っても問題ありませんが、漂白剤の使用は避けるように注意してください。
「弱水流コース」で洗おう

Photo by マイナビおすすめナビ

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洗濯機で洗うときには、ついつい標準コースで洗ってしまいがちです。標準コースでは、洗濯ネットに入れていても水流が強すぎます。全自動洗濯機の「手洗いコース」「ソフト洗いコース」「ランジェリーコース」といったメニューは、弱水流コースです。
ブラジャー用洗濯ネットに入れてブラジャーを洗うときには、弱水流コースを選ぶのを忘れないようにしましょう。
洗濯前に取り扱い絵表示を確認

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取り扱い絵表示が「手洗い」だった場合、ブラジャーをタライなどに入れて、軽く「ふり洗い」するのが本来のお手入れ方法。やむなく洗濯ネットを使ってお手入れをする場合でも、時間的に余裕があるときは長持ちさせるために手洗いをしましょう。同じく乾燥機を使う場合も、取り扱い絵表示で「乾燥機OK」の確認をしてください。
ただし「つけおき洗い」は、ニオイをかえってとじこめてしまうので避けるようにしてください。
ブラジャーの型崩れしない干し方
カップの下部分を洗濯バサミでとめて、逆さ干しするのがポイント。カップの谷間部分で2つに折り、ハンガーにかける干し方もいいでしょう。
変色させないためにも、風とおしのよいところで陰干しします。平置きは、水分の重みで型崩れをおこしやすいので避けてください。
湿っているあいだに、カップの肌にあたる部分を中心から外に向けて指で軽く引っ張るようにまるくととのえると、キレイに干せますよ。
家事代行エキスパートがアドバイス
使いやすさとブラジャーを守る実力で選ぼう
洗濯は毎日のことです。手間と使いやすさを重視して負担にならないものを選びましょう。
なおかつ、ブラジャーは衣類のなかでもとてもデリケートなものなので、機能性にもこだわりたいところ。ブラジャーの丸い形の保持とレースを守る機能を重視しましょう。
洗濯機の形状(ドラム式か縦型か)によっても、機能がじゅうぶんに発揮されないことがあります。機能性と、使用する洗濯機の形状を考慮して選んでみてください。
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お気に入りのランジェリーをいつまでも綺麗に
手洗い表示のついた大切なブラジャーの洗濯を、時間がないと先送りしている間にニオイがしみついてしまったらとても残念ですよね。
肌に直接ふれるブラジャーはできるだけこまめに洗濯をしてあげる必要があります。そんなときに、家事を時短してくれるのがブラジャー用洗濯ネット。まるで手洗いのようにやさしく洗い上げられるすぐれものです。
この記事では、ブラジャー用洗濯ネットの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。ぜひ活用して、お気に入りのランジェリーを長く綺麗に使い続けましょう。
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