高音質&おしゃれ! 有線ヘッドホンの魅力
有線ヘッドホンはワイヤレスヘッドホンのようなバッテリー切れがなく、高音質を楽しめるのが魅力です。モニタリング機能やノイズキャンセリング機能、マイクつきなどさまざまな機能を備えたモデルが展開しています。用途に合わせてワイヤレスヘッドホンとしても使える有線・無線両用モデルも出てきました。
有線ヘッドホンは音楽を聴くだけではありません。おしゃれなファッションアイテムとしても注目を浴びています。シーンや目的に合わせて、好みの有線ヘッドホンを取り入れてみましょう。
有線ヘッドホンの構造や形状は?
有線ヘッドホンは音を出す「ドライバーユニット」をカバーする形状や素材によって、「密閉型」と「開放型」に分かれます。さらに、有線ヘッドホンには耳を覆う部分の形状が「オーバーイヤー型」と「オンイヤー型」の2タイプに分けることができます。
それぞれの構造や形状の特徴について解説していきますね。
有線ヘッドホンの構造
密閉型|しっかりとした重低音が特徴
密閉型ヘッドホンは、音が外部に漏れないようにハウジングでしっかり密閉されており、なかにある空気が振動して音が伝わる仕組みです。ハウジングには樹脂や木材が使われており、素材によって音質が変化します。
繊細な音まで聴きとれるため、モニターヘッドホンにも使われている構造です。遮音性が高いため、電車やバス、カフェなど人混みでも使えます。
開放型|軽やかな高音が特徴
開放型ヘッドホンは、ハウジング部分にメッシュ素材などを使用し空気が出入りできるような構造になっており、高音がきれいに聴こえるのが特徴です。密閉型よりも装着感が軽いため、長時間使用しても疲れにくいメリットがあります。
ただし、重低音の再現は難しいため、聴く音楽によってはもの足りなさを感じることも。また、音漏れがしやすいため、人混みでの使用は周囲に迷惑をかける可能性もあります。
有線ヘッドホンの形状
オーバーイヤー型|長時間の使用にぴったり
オーバーイヤー型はアラウンドイヤーとも呼ばれており、耳をすべて覆う形状をしています。イヤーパッドやハウジングなどが大きく、存在感のある見た目が特徴です。耳を圧迫せず、安定した装着感を得られるため、長時間使用しても聴き疲れしにくいメリットがあります。
音楽鑑賞用やモニターヘッドホン、DJヘッドホンなど屋外で使用するときは、装着したままファッションアイテムとして選んでもいいでしょう。
オンイヤー型|コンパクトで携帯にぴったり
オンイヤー型は耳のうえにのせるように装着する形状のヘッドホンです。オーバーイヤー型よりもコンパクトなサイズで、携帯性にすぐれています。リーズナブルな価格帯でカラーバリエーションやデザイン性にすぐれたモデルが多く展開しています。
使用しないときは収納できるため、通勤時など屋外の短時間使用にぴったりです。構造上、音漏れがしやすいので音量には気をつけてください。
有線ヘッドホンの種類
有線ヘッドホンにはさまざまな種類があります。ゲームや仕事、楽曲制作やDJプレイなど目的や用途に適した有線ヘッドホンについて解説します。
マイクつきヘッドセット|ゲームや仕事に
マイクつきのヘッドホンには、オンラインゲームのプレイに適したゲーミングヘッドセットがあります。Apex(エーペックス)やFortnite(フォートナイト)などFPSゲームのプレイヤー同士のやり取りで活躍するでしょう。遮音性が高く、プレイに集中しやすいメリットがあります。
ほかにもマイクつきヘッドホンは、リモートワークやテレワークのWeb会議にも便利です。
モニターヘッドホン|楽曲制作・DTMに
モニターヘッドホンはレコーディングやDTM(デスクトップミュージック)など、楽曲制作の現場で使われているヘッドホンです。通常のヘッドホンと違って、各楽器の音やノイズなどを聞き分けることができます。
音のバランスを調整したり、音楽を作りこんだりなど音のモニタリング専用のヘッドホンです。繊細な音の再現が可能なため、視聴用として使用される方もいます。ただし、ケーブルが約3mと長いものもあるため、持ち運びには向いていません。
DJヘッドホン|堅牢性&遮音性
DJヘッドホンはプレイ中の動作や持ち運びに耐えられるように、堅牢性にすぐれているのが特徴です。プレイ中はフロアに流れる音楽を聴きながら、つぎに流す音楽を聞くために片耳にあてて使います。
首にかけたり、置いたりすることも多いDJヘッドホンは、やや雑に扱っても壊れにくいうえに、大音量のなかでも音が取りやすいようにモニタリング機能も備えてます。商品によってはプレイ中の動作を妨げないように、カールコードやL字プラグを採用しているものもあります。
有線ヘッドホンの選び方
家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんに取材をして、有線ヘッドホンを選ぶポイントを教えていただきました。主なポイントは下記の5つになります。
【1】音質で選ぶ
【2】持ち運びができるかどうかで選ぶ
【3】予算に合わせて選ぶ
【4】イヤーパッドなど装着感もチェック
【5】有線・無線両用モデルで選ぶ
音質に影響を与える機能や予算、装着感をチェックすることが大切です。有線ヘッドホン選びの参考にしてみてください。
【1】音質で選ぶ
有線ヘッドホンを選ぶときは、音楽をより楽しめるように音質に関する機能やスペックをチェックすることが大切です。音質のすぐれた有線ヘッドホンを選ぶポイントについてくわしく解説します。
ハイレゾ対応|表現力の高い音を楽しめる
音楽をより楽しみたい方は「ハイレゾ対応」の有線ヘッドホンを選びましょう。ハイレゾは「ハイレゾリューション(高解像度)」のことで、従来のCDの3倍以上の情報量を持つ音源の呼称です。ハイレゾ対応のヘッドホンなら、表現力の高い音を楽しめます。
一般社団法人日本オーディオ協会はハイレゾ対応のヘッドホンは「高音域再生性能が40kHz(40,000Hz)以上が可能であるもの」と定めています。ハイレゾ対応のヘッドホンを選ぶときは、高音域(周波数)を示す商品の再生周波数帯域をチェックしましょう。
ノイズキャンセリング機能|周囲の音を抑える
ノイズキャンセリング機能とは、周囲の騒音を低減する機能のことです。屋外でヘッドホンを使用する際、周囲の音がうるさいと音量を上げすぎてしまうこともあるでしょう。ノイズキャンセリング機能を備えたヘッドホンなら周囲の音を抑えて、音楽を聴くことができます。
音量の上げすぎによる周囲への音漏れも防げるだけではなく、大音量による耳への負担を軽減することも可能です。また、ノイズキャンセリング機能のみオンにすることで、勉強や仕事に集中できる環境を作ることができます。
モデルごとの得意な表現をチェックする
有線ヘッドホンはメーカーやモデルによって聴こえ方が異なります。これは再生周波数特性の違いで「ドンシャリ傾向」「かまぼこ傾向」「フラット傾向」の3つに分けて表現することがあります。
・ドンシャリ傾向:高音/低音
・かまぼこ傾向:中音域
・フラット傾向:原音に近い
音の聴こえ方は個人差があり、周波数特性などをスペックの数値をチェックしても「なんか違う」と感じる方もいるでしょう。聴こえ方がどうしても気になる方は、商品の口コミやレビューをチェックしてみてください。
【2】持ち運びができるかどうかで選ぶ
有線ヘッドホンを屋外で使用するなら、軽量で持ち運びに便利なオンイヤー型のヘッドホンが便利です。オーバーイヤー型でもハウジング部分がコンパクトに折りたためるものは持ち運びがしやすいでしょう。
商品によって衝撃から守れるようにケースがついているものもあります。鞄のなかでケーブルが絡まったり、外側から圧迫して破損したりするリスクを抑えることが可能です。
【3】予算に合わせて選ぶ
有線ヘッドホンは価格帯が幅広く、モニターヘッドホンやDJ用など業務用レベルのヘッドホンは数万円以上します。性能よりもまずは予算に合ったものを選びたい! という方もいるでしょう。
5,000円前後のモデルでも、音楽を聴く程度ならじゅうぶんな機能を備えています。予算をふまえて、商品の機能やスペックをチェックしましょう。
【4】イヤーパッドなど装着感もチェック
有線ヘッドホンの装着感は、イヤーパッドやヘッドバンドの形状や素材が影響します。耳にあたるイヤーパッドは耳のサイズに個人差があるように同じヘッドホンでも装着感が異なるため、サイズはしっかりと確認しましょう。また、素材もメッシュ素材や合成皮革、本革などさまざまあり、使用感が異なります。
また、眼鏡と組み合わせて装着するなら、ネックバンド型のヘッドホンが便利です。装着しやすいものを選んでください。
【5】有線・無線両用モデルで選ぶ
有線でも無線でも使えるヘッドホンなら、用途や目的に合わせて使い分けられるので便利です。無線接続はBluetoothが多く、アプリでこまかい設定ができる商品もあります。わずらわしいケーブルもないため、持ち運びしやすく、移動もスムーズです。
1日をとおしてヘッドホンを使用する時間が多い方は、ワイヤレスヘッドホンとしても使える有線・無線両用モデルをチェックしてみましょう。
有線ヘッドホンの人気メーカーを紹介
有線ヘッドホンはさまざまなメーカーから展開しています。なかでも人気のあるメーカーをご紹介していきましょう。
SONY(ソニー)
ソニーは日本の大手総合家電メーカーです。有線ヘッドホンはお求めやすいものから数万円するものまで、幅広い価格帯で展開。なかでもハイエンドモデルの「1000Xシリーズ」はハイレゾ級の高音質、ノイズキャンセリング機能、マイク通話など機能性の高さから注目を浴びています。
ほかにも楽曲制作向けのモニターヘッドホンやワイヤレスヘッドホンなどを展開。性別や服装を問わず、装着しやすいシンプルなデザインも魅力です。
Panasonic(パナソニック)
パナソニックは日本の大手電子機器メーカーです。有線ヘッドホンはお求めやすい価格のものから、ファッション性に富んだものや有線・無線両用モデルなど豊富に展開。ハイレゾ対応やノイズキャンセリング機能など機能性も高く、リモートワークにも使えるマイクつきヘッドホンもあります。
キャリングケースやポーチがついているモデルもあり、屋外で使用したい方にぴったりです。
YAMAHA(ヤマハ)
ヤマハは日本を代表する楽器メーカーです。楽器製造で培った技術を生かして、スピーカーやオーディオ機器などを展開しています。音楽の専門家から定評のある有線式のモニターヘッドホンは、ヤマハスタジオモニタースピーカーの「原音忠実再生」が継承されているなど、高音質のモデルがそろっているのが特徴。
電子ピアノ向けの製品もあるため、楽器演奏や楽曲制作向けの有線ヘッドホンを探している方におすすめです。
audio-technica(オーディオテクニカ)
オーディオテクニカは日本の音響機器・映像機器メーカーです。ヘッドホンはリスニング用をはじめ、モニター用やゲーミングヘッドセット、ワイヤレスヘッドホンなど幅広く展開しています。
5,000円前後から高解像度モデルを展開しているため、音質にこだわりたいけど予算も抑えたい方のニーズを満たしてくれるモデルがそろっています。
Alpha Theta(アルファシータ)
Alpha Theta(アルファシータ)は旧PioneerDJから2020年に社名を変更して発足されたDJ機器メーカーです。2002年にDJヘッドホンのファーストモデル「HDJ-1000」を発売以降、多数のヘッドホンを展開してきました。
近年では、ふだん使いも可能なオンイヤー型やワイヤレスタイプのスタイリッシュなデザインのDJヘッドホンも展開しています。
SENNHEISER(ゼンハイザー)
ゼンハイザーはドイツの音響機器メーカーです。有線ヘッドホンはホームリスニング向けから、本格仕様まで幅広く展開。独自技術「EARテクノロジー」を搭載した「500シリーズ」は、広がりのある立体的なサウンドを楽しめます。
ハウジングのデザインに特徴があり、パッとみてゼンハイザーだとわかるモデルも多いのも特徴です。
予算と使いみちをハッキリさせると失敗しにくい 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
家電製品総合アドバイザー
有線ヘッドホンは、価格帯が広く選択が難しいものです。できれば「多機能、高音質な商品」を、と選びたくなるのが人情ですが、予算がハネ上がってしまいます。
同じ価格帯で迷ったら、より機能がシンプルなものを選ぶとはずれを引きにくくなります。これは余計な機能に予算を割かれていないから。逆に安価で多機能な製品を選ぶと機能も音質も中途半端になってしまうことも。
有線ヘッドホンのおすすめ商品をご紹介
ここまでご紹介した有線ヘッドホンの選び方をふまえて、家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんと編集部で厳選したおすすめの有線ヘッドホンをご紹介します。それぞれの用途別やタイプ別に商品をご紹介していきますのですぐに商品を確認したい方は下記URLをクリックしてください。
▼5,000円前後の有線ヘッドホンのおすすめ5選
▼高音質モデルの有線ヘッドホンおすすめ5選
▼楽曲制作におすすめの有線ヘッドホン3選
▼マイク付き有線ヘッドホンのおすすめ3選
▼有線・無線両用ヘッドホンのおすすめ5選
▼5,000円前後の有線ヘッドホンのおすすめ5選
まずは5,000円前後で購入できる有線ヘッドホンをそろえました。予算をふまえて選びたい方は参考にしてみてください。
家電製品総合アドバイザー
audio-technica(オーディオテクニカ)『スマートフォン用ポータブルヘッドホン(ATH-S100iS)』は、外出先でもガンガン使い倒したい方向け。比較的安価なので汚れやスレを気にせず使えます。

ボタン操作が便利! スマホ対応ヘッドホン
iPhoneやAndroidなどスマートフォンに接続できる3.5mm金メッキステレオミニプラグ(4極)を搭載した有線ヘッドホンです。マイクつきリモートコントローラーのボタン操作で、音量調節や着信応答・終話が可能。ハンズフリー通話やWeb会議など、1日をとおして使用できます。
110gと軽量で折りたためるうえにコンパクトで薄く、主張しすぎないデザインが魅力です。お求めやすい価格帯なのでファッションアイテムとして、色違いで持ってみてもいいでしょう。
高性能で幅広く使えるヘッドホン
有線ヘッドホンとしても使えるワイヤレスヘッドホンです。40mmのダイナミックドライバーを搭載しており、繊細な音までしっかりと聴き取ることができるため、モニタリング作業などにもぴったり。
また、6.35mmと3.5mmのコードが付属しており、それぞれ本体に挿すことで異なる音源を同時に聴くことができます。片耳モニタリングや高規格イヤーカップなど機能性の高さと、お求めやすい価格が魅力です。
長時間使用も快適! おしゃれなヘッドホン
ファッション性に富んだパナソニックの有線ヘッドホンです。片出しコードタイプなので行動を妨げません。イヤーパッドはやわらかく、フィット感に富んでいるため長時間快適に装着できるでしょう。
業務用スタジオモニター「ドーム型ハウジング」と40mmドライバー、アコースティック・ベース・コントロールが採用されています。高音質を持ち歩きたい方にぴったり。クールグレーとマットブラックの2色展開でファッションアイテムとしても使えるデザイン性の高さが魅力です。
仕事に集中できる機能を搭載!
アメリカの音響機器ブランドJBLの有線ヘッドホンです。着脱可能なマイクとノイズキャンセリング機能など、リモートワークやテレワークに便利な機能を備えています。各種会議アプリに対応しているうえに、パソコン以外のモバイルデバイスとも接続できるため、外出先でも集中できる環境を作ることが可能です。
やわらかく形状記憶機能を持つイヤーパッドで長時間使用できるように設計されています。仕事用の有線ヘッドホンを探している方にぴったりの商品です。
大型ヘッドバンドで長時間使用も快適
ダイナミックでメリハリのある高音質を楽しめる有線ヘッドホンです。3.0mの長いケーブルがついているため、接続デバイスから離れていても快適に使えます。
6.3mmの変換プラグもついた2Way仕様のため、テレビ視聴や電子ピアノの演奏など幅広いデバイスと接続して使えるのが魅力です。アジャスタブルヘッドサポートで長時間快適に使えます。
▼高音質モデルの有線ヘッドホンおすすめ5選 ハイレゾ対応!
次におすすめのハイレゾ対応有線ヘッドホンを紹介します。高音質を楽しみたい方は参考にしてみてください。
家電製品総合アドバイザー
SENNHEISER(ゼンハイザー)『ヘッドホン オープン型(HD600)』
は、有線で音楽を聴く、というシンプルな機能の一点を磨き上げた商品です。同番号のモデルは20年以上販売されていたロングセラー商品なのものうなずけます。

オーディオ愛好家から定評のあるヘッドホン
自宅でクラシック音楽を鑑賞する際にぴったりの有線ヘッドホン。原音を忠実に再現するHiFiシステムを搭載しており、繊細な音を聴きとることが可能です。モニターヘッドホンとしても利用できる高い性能を備えています。
3.5mm変換アダプターでポータブル機器へ接続して使用することも可能です。ただし、開放型で周囲に音漏れがしやすいため、音量には気をつけましょう。
超高音域の再生を実現! 360度音に包まれる
ソニーの有線ステレオヘッドホン。ダイナミックな低音域から100kHzの超高音域までの再生を実現。ハイレゾ対応にくわえて「360Reality Audio」認定モデルのため、コンサートホールやライブ会場の特等席にいるような臨場感あふれる音楽を楽しむことが可能です。
イヤーパッドには合成皮革を使用し、遮音性にもすぐれています。長時間、高音質の音楽を楽しみたい方にぴったりのヘッドホンです。
高音質を屋外でも楽しめる
オーディオテクニカのハイレゾ対応の有線ヘッドホンです。強靭なアルミニウムハウジングを採用しており、ノイズを抑えた高音質を楽しめます。ケーブルは着脱式で本体はコンパクトに折りたたむことができるため、持ち運びにもぴったり。
3.5mmのステレオミニジャックでイヤホンジャックのついているスマートフォンでも使用が可能です。
エルゴノミクス設計で快適に装着可能
50mmの大口径HDドライバーで高解像度再生を実現した有線ヘッドホンです。ヘッドバンドに搭載されたHS(Horizontal Slide)アジャスト機構により、ベストな位置にしっかりとフィットさせることができます。イヤーパッドはエルゴノミクス設計を採用し、密閉性や遮音性にもすぐれているのが特徴です。
ケーブルは1.2mと3mがついており、用途に合わせてつけ替えることが可能です。
Apple製品対応! 屋外使用に便利
iPhoneやiPad、iPodなどApple製品に対応したリモコンつきケーブルがついているワイヤレスヘッドホンです。大口径50mmのドライバーを採用しており、ハイレゾ音源の再生が可能です。音質にこだわりを持っている方も満足いただけるでしょう。
デザインにもこだわって作られており、ブラックとホワイトの2色から選べます。ふだんのコーディネートもふまえて選んでみてください。
▼楽曲制作におすすめの有線ヘッドホン3選
次に楽曲制作などで活躍できうるおすすめの有線ヘッドホンを紹介します。モニタリング用やDJ用のヘッドホンをお探しの方は参考にしてみてください。
家電製品総合アドバイザー
YAMAHA(ヤマハ)『スタジオモニターヘッドホン(HPH-MT8)』は、モニターヘッドホンとして元の音源を変えることなる忠実に再生する商品です。外観に派手さはないものの、その武骨な感じに好感が持てます。

▼マイク付き有線ヘッドホンのおすすめ3選 ゲームなどでも活躍!
次にマイク付きの有線ヘッドホンのおすすめ商品を紹介します。ゲームや仕事用のヘッドホンを探している方は参考にしてみてください。
家電製品総合アドバイザー
JBL(ジェービーエル)『JBL Quantum 100』は、ゲーム向けの着脱式マイクが備えられたゲーミングヘッドセットです。エントリーモデルではありますが、音楽機材メーカーだけあり基本を押さえてあります。

その他のゲーミングヘッドホンもチェックしてみよう
▼有線・無線両用ヘッドホンのおすすめ5選
最後に有線・無線両用ヘッドホンのおすすめ商品を紹介します。用途に合わせてワイヤレスで使用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
家電製品総合アドバイザー
SONY(ソニー)『ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン(WH-H910N)』は、重低音が強調された商品です。ノイズキャンセル機能あり、有線及び無線接続可能、と機能も盛りだくさん。低音重視の音楽の視聴がメインならこれ。

「有線ヘッドホン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 有線ヘッドホンの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの有線ヘッドホンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
有線ヘッドホンのメリット・デメリットは?
ここからは有線ヘッドホンのメリットとデメリットについて解説します。
有線ヘッドホンのメリット
まず有線ヘッドホンのメリットについて解説します。
手軽に購入できるモデルが多い
有線ヘッドホンは数千円で購入できるモデルもあり、手軽に導入できるメリットがあります。価格が音質に影響しているわけではありませんが、高価格帯のモデルは音質によりこだわって作られています。
音の広がりやバランスが違ってくるため、音質にこだわりを持つ方は気になるメーカーの有線ヘッドホンを試してみるといいでしょう。
充電するタイミングを気にせず使える
有線ヘッドホンは接続したデバイスから電力供給を受けているため、充電をするタイミングを気にせず使えるメリットがあります。ただし、スマホやノートパソコンなどに有線ヘッドホンを接続して使用した場合、スマホのバッテリーが減ってしまうこともあるようです。
大きく消費するわけではありませんが、長時間接続して使用するときはデバイスのバッテリー残量を気にしたほうがよいでしょう。
楽曲制作など本格仕様のモデルも選べる
有線ヘッドホンにはさまざまな種類があり、目的や用途に合わせて選べるメリットがあります。単純に音楽を聴くだけではなく、詳細な音を聞き分けられる構造を持った楽曲制作向けのヘッドホンなど、幅広い種類から選ぶことが可能です。
デザインやカラーバリエーションも豊富なため、自分好みのヘッドホンを探してみましょう。
音楽好きからも支持される直接出力
有線ヘッドホンは接続したデバイスから出力された音声信号が、ケーブルをとおして耳に届きます。音声信号の伝送の妨げになるものがないことから、音の遅延や音飛びが出にくいメリットがあります。
また、音楽プレーヤーの最大出力数が大きくてもヘッドホンが対応していなければ、その音質は楽しめません。DJ用やモニターヘッドホンなど最大出力数が高いプレーヤーに対応したモデルを選ぶことも大切です。
有線ヘッドホンのデメリット
ここからは有線ヘッドホンのデメリットについて解説します。
ケーブルやプラグの破損が気になる
有線ヘッドホンはケーブルの先端についたプラグをデバイスに接続して使用するため、長期間の使用によりケーブルのねじれやプラグの破損の可能性が考えられます。
ケーブルやプラグの破損により、なかの銅線が切れると音にノイズが入ったり聞こえなくなったりするので、長く愛用したい方はこうした破損もあることを覚えておきましょう。
ケーブルの扱いが面倒
有線ヘッドホンはケーブルを用いてデバイスと接続するため、どこで使うにもケーブルの長さが影響します。デバイスと一緒に持ち運んで使用する場合、ケーブルが絡まるとすぐに使えません。絡まることで断線の可能性が高まるため、使用後はきれいに巻いて収納する必要があります。
また、使用するデバイスが遠い位置に場合、ケーブルが届く範囲でしか使えないデメリットもあります。
有線ヘッドホンのケーブルが破損したら?
有線ヘッドホンはケーブルの扱い方によって断線したり、ノイズが入ったりすることがあります。そんなときは新しいケーブルと取り替えてください。有線ヘッドホンはモデルによって、着脱式のケーブルを採用しています。メーカー純正のヘッドホンケーブルは通販サイトでも購入が可能です。
着脱式ではないケーブルの取り替えは専門的な技術が必要になるので、メーカーへ修理を依頼しましょう。
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有線ヘッドホンは自分の使い方や目的に合わせて選ぼう
家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんと編集部で厳選したおすすめの有線ヘッドホンを22選紹介しました。有線ヘッドホンは価格帯が幅広く、形状や種類もたくさんあります。ハイレゾ対応やノイズキャンセリング機能など機能性にもこだわると、どのモデルがよいのか、迷われる方も少なくはないでしょう。
福田さんから教えていただいた選ぶときのアドバイスも参考にして、ぜひ自分の使い方や目的に合った有線ヘッドホンを探してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。