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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
電動トリマーとは
電動トリマーとは、木材の面取りなどのトリミングや溝切りを行なうための電動工具です。トリマービットをつけかえることで、さまざまなかたちの加工ができます。
電動トリマーを使うと、DIY作品の仕上がりに違いが生まれます。使いこなすには少し慣れが必要ですが、DIYの仕上がりを美しくするために使ってみましょう。
電動トリマーの選び方
それでは、電動トリマーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】取り付け径
【2】回転数が変更可能か
【3】ベースプレート・加工精度
【4】電源をチェック
【5】便利な機能
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】取り付け径をチェック
市販のトリマー刃は基本的に6mm軸の商品が多いため、電動トリマーを購入される際は取り付け径が6mmの機種を選ぶようにしましょう。トリマー刃はいろいろなメーカーが販売を行なっており、刃物形状もひじょうにさまざまな種類があります。
そのためトリマーを最大限活用するなら、いろいろな刃物を取り付けることができる6mm軸がおすすめです。海外ブランドや安価なトリマーの場合、軸径が特殊な場合もあります。念のため確認するように注意しましょう。
【2】回転数が変更可能かチェック
電動トリマーは刃物を回転させながら削り取る工具です。木材に対しての使用が主ですが、一括りに木材と言っても硬い木や柔らかい木があり、硬度により適切な回転数は変わります。
回転数を変更できるタイプのトリマーは、材料の硬さに合わせ、効率よい加工が可能。材料の焦げを予防したり、綺麗な加工面に仕上げることができます。少し価格は上がってしまいますが、回転数の変更ができるトリマーをおすすめします。
【3】ベースプレート・加工精度をチェック
電動トリマーは。加工材にベースプレートを押し当てながら削る電動工具なので、接地するプレートの作りが直接、加工精度に影響します。また、トリマー刃の出し具合の微調整もベースプレートの上下で行ないます。
つまみを回してギアにより上下させるタイプだと、刃の出し具合の微調整を行ないやすいです。本体とプレートの固定が甘いと、加工中にプレートがズレて刃が設定した出し幅よりも出てしまいます。プレートの固定がしっかりできる機種を選ぶ方がいいでしょう。
【4】電源をチェック
電動トリマーの電源タイプには「コード式」と「充電式」があります。それぞれ特徴が異なるので、使いやすいものを選びましょう。
▼コード式:長時間の作業が必要な方に
コード式のメリットは、バッテリー残量を気にしなくてよいので、長時間でも作業できる点です。コードが届く範囲でしか作業できないという制約はありますが、バッテリー切れや充電などを気にしなくて済みます。
価格も充電式のものより安い傾向にあり、長時間じっくり作業したい人やコストを掛けずに電動トリマーを購入したい人にぴったりです。
▼充電式:取り回しに便利
充電式のメリットは、持ち運びがしやすく、電源を気にしなくてよい点です。充電さえしておけば、どこでも作業できます。コードがないため、移動範囲の制限もありません。
ただし、長時間作業するときは、バッテリー切れを起こしてしまうおそれがあります。価格もコード式より高価なものが多いです。
取り回しやすさや持ち運びやすさを重視する人に適しています。
【5】便利な機能をチェック
電動トリマーを選ぶときは、便利な機能にも注目してみましょう。
(a)電子制御機能:DIY初心者におすすめ
DIY初心者の人は、電子制御機能つきの電動トリマーを選ぶとよいでしょう。電子制御機能は、自動で刃の回転数を調節してくれる機能です。
ブレることなく安定して使えるので、初心者でもらくに木材の断面を加工できます。
回転数が一定になることで、力のコントロールもしやすくなるので、電動トリマーの扱いに慣れていない人はぜひ電子制御機能つきのものを選んでください。
(b)吸塵機能:削りかすを取り除いて作業がラク
木材を削ると、どうしても削りかすが手元に溜まります。溜まった削りかすをそのままにしておくと作業ミスにつながってしまうこともあるので、注意が必要です。
削りかすをこまめに取り除くのが面倒な人は、吸塵機能つきの電動トリマーを選ぶとよいでしょう。削りかすを吸い込んでくれるので、手元に削りかすが溜まらず、見やすいです。
使い終わったあとの掃除もかんたんにできます。
(c)静音機能:作業時の音対策に便利
電動トリマーの音が気になる人は、静音機能がついたものを選びましょう。
電動トリマーは、刃を高速で回転させて木材を削る道具なので、どうしても作業音は発生してしまいます。人によってはうるさいと感じることもあるでしょう。
しかし、静音機能がついた電動トリマーであれば、ある程度音を抑えて作業ができます。騒音が気になる人はぜひチェックしてみてください。
エキスパートのアドバイス
電動トリマーで、ワンランク上のDIYにチャレンジ
電動トリマーは、持っているとDIYのクオリティーや作業効率がぐっと上がる工具。意外と知られていませんが、他の工具ではできない加工がこなせます。
使い慣れるまでには少し練習が必要ですが、紹介したようないい電動トリマーは上達するのも早く、精度も出しやすいため、おすすめです。お気に入りのトリマーを見つけて、楽しくワンランク上のDIYにチャレンジしてみましょう。
電動トリマーのおすすめ12選
ここからは、電動トリマーのおすすめ商品を紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
初心者にも使いやすいエントリーモデル
固定がかんたんなワンタッチクランプ式のベースを採用した電動トリマーです。ストレートガイド(案内定規)がついているので、長い直線の面取りや溝掘りの直線加工、円切り加工がらくにできます。
スピンドルロックつきで刃ものの交換がかんたんにできるのもポイント。DIY初心者にも使いやすいエントリーモデルです。
機能充実の充電式電動トリマー
すばやく作業ができる充電式の電動トリマーです。14.4Vリチウムイオンバッテリが使い回せます。シャフトロックつきで、スパナが1本あればかんたんにビット交換ができるのもポイントです。
作業に合わせて回転数を無段階に変えられる「速度調整ダイヤル」や、不意の起動を防ぐ「待機スイッチ」など機能も充実。ダストノズルが付属しているので、集塵機にも接続できます。
機能が充実した電動トリマーを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
ハイパワーで精度も高いボッシュの電動トリマー
ボッシュの『PMR 500』は、DIY用としては500Wモーター搭載とパワーが強く、いろいろな木材への加工がスムーズです。電動トリマーには珍しく、ベースプレートはアルミ製のため、強度と精度が高く、長く愛用できます。
切削の深さの調整は専用ダイヤルを回して微調整でき、精度の高い加工が行ないやすいです。本体持ち手部分とベースプレートは、ラバーグリップやくぼみで、持ちやすいように設計されているため、安全に使用することができます。初心者からプロにまでおすすめのトリマーです。
圧倒的な安さで人気の高儀のトリマー
新潟のメーカー・高儀から発売されているこちらの電動トリマーは、圧倒的なコストパフォーマンスで人気の機種。安価ではありますがパワーもあり、必要なガイド類は揃っているので、DIY使用としては問題ありません。
ソフトスタート機能が付いており、始動の際に反動が少ないため初心者の方でも安心して使いやすくなっています。低価格で購入しやすく、収納用のバッグまで付いているので「ちょっと電動トリマーを使ってみたい」というライトユーザーの方におすすめの一台です。
プロも満足! 電子制御の高性能トリマー
リョービブランドのこちらの電子トリマーは、非常に高性能で人気です。刃物の回転速度調整や切削の深さの微調整ができ、本体とベースの取り付け部分はアルミダイカスト製で強度と精度も高いです。
一番の特徴は電子制御により、刃物に負荷がかかっても刃の回転速度が落ちず快適で綺麗な加工が可能なところ。プロの現場でも満足できる高性能トリマーで使い心地がよく、安全性や精度も高いためどんな方にもおすすめの一台です。
角度調整ができる便利な電動トリマー
こちらの電動トリマーは購入した際に、本体の角度を調整することができるベースプレートが装備されます。この角度を変えることで、ストレート刃を使用して角度のついた溝切りや面取りができ、通常の加工ではできないような幅広い加工が可能です。
刃の出し具合もダイヤル式のため微調整が可能。本体は小型で軽く、DIY用としても、非常に使いやすい機種となっています。
取り回し抜群のバッテリータイプの電動トリマー
電動トリマーはパワーが必要な工具のため、一般的にはコード式が多く発売されていますが、マキタから発売されているこちらのトリマーは珍しい18Vのバッテリータイプとなっています。大物の加工などで、移動距離が大きい際にもこのバッテリートリマーは圧倒的な作業性を発揮してくれます。バッテリー式ですがパワーはコード式に劣らず非常に強く、効率的に作業を行なうことができます。
速度調整機能付きで、刃の出し具合も微調整を行ないやすく、本体性能もハイクオリティーの一台です。マキタのバッテリートリマーは、コンセントのない場所や、大物の加工などさまざまなシーンで活躍してくれるおすすめです。
小作業に役立つ低価格トリマー
こちらのトリマーは、小作業専用につくられた製品。そのため、価格帯がほかの製品より低めで比較的手に入れやすいのがポイント。回転数などを鑑みると少々物足りないかもしれませんが、「ちょっとした箇所だけ整えたい」「細かい作業をしたい」という方にはぴったりの電動トリマーです。手にもなじみやすく、コスパの面では◎な商品です。
値段は安く、シンプルな作り!初心者向け。
トリマーのなかでも比較的シンプルなつくりとなっているのがこちらの商品です。刃先には透明なベースが付いており、初心者でも安心して使うことができます。加えてソフトスタート機能がついており、従来のトリマーと比べるとコスパがいいのが特徴的。はじめての電動トリマーを探している方や、まずはお試しで使ってみたい方におすすめ。
コードレスで使える、高級感のある電動トリマー
こちらの電動トリマーは、小型でコードレスという非常に便利な商品です。コードが邪魔をせず可動域が広がるほか、女性の方でも比較的使いやすい仕様となっています。さらに、「ドロップシャットダウン機能」という、誤って落としてしまった際に停止してくれる優れた機能がついています。少々値は張りますが、快適な使い心地を求める方にはおすすめ。
「ソフトスタート機能」が最大の特徴のトリマー
電動トリマーを使用するうえで悩みの種となりがちなのが、「縦横にぶれやすい」ことです。こちらの電動トリマーには「ソフトスタート機能」がついており、ブレづらく緩やかに刃を進めることが可能。持ち手がソフトグリップとなっており、持ちやすいのも特徴的です。ある程度電動トリマーを使用しており、アップデートを考えている方などにおすすめ。
オーソドックスで安定の電動トリマー
掃除機なども有名なMakitaから、比較的リーズナブルな電動トリマーが販売されています。回転数が多くDIYに適しているうえに、ソフトグリップや透明ベースなど装備も充分です。オーソドックスな電動トリマーともいえるため、初めての購入を考えている方などにもおすすめ。緑のカラーもおしゃれで、デザイン性も◎です。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 電動トリマーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの電動トリマーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
電動トリマーの使い方
電動トリマーの使い方をかんたんに説明します。購入する前に使い方のポイントを押さえておきましょう。
■削りたい形状に合うビットに交換して使おう
電動トリマーを使うときは、溝彫りや溝切り、溝加工など、行ないたい作業に合わせてトリマービットを交換しましょう。トリマービットとひと口に言っても、面取り用に角度がついたビットもあれば、まっすぐに削っていくのに適したストレートビットもあります。
作業に適したビットに交換したら、少しずつ木材を削っていくのもポイントです。木材を削るときはビットを通じて負荷がかかり、負荷が重くなりすぎるとキックバックなど事故が起こりやすくなります。
■高さや位置調節
電動トリマーで木材を削るときは、トリマーについている目盛りを目安に高さや位置を調節しましょう。ストレートビットで溝を掘るときは、目盛りを見ながら少しずつ削っていくことが美しく仕上げるポイントです。
面取りをするときは、基準となる木材の表面に位置を合わせます。位置合わせに失敗すると、表面に段差ができてしまうので注意してください。
■キックバック対策
電動トリマーを使うときは、キックバック対策も忘れずに行ないましょう。キックバックとは、切断するものとトリマーの刃がぶつかってしまうことをいいます。大きなケガや事故につながることもあるので、電動トリマーを使うときは取扱説明書をよく読んで、キックバック対策を行なってください。
キックバックを防ぐには、ビットをプレート面から出し過ぎないことと、ジグを使って跳ね返りを防ぐことが重要です。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ
この記事では、電動トリマーの選び方とおすすめの商品を紹介しました。刀の長さや回転数、便利な機能など選ぶ際のポイントはたくさんありますマキタやリョービ、ボッシュなど人気メーカーからさまざまなタイプの電動トリマーが販売されているので、自分にとって使いやすいものを探してくださいね。
また、電動トリマーを上手に使ってDIY初心者の方でも作るものの仕上がりにこだわりましょう!
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徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。 その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。 同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。 現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、 学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。