商品詳細がすぐに見たいという方は、下記の「『おすすめ商品』を今すぐ見る」ボタンをクリックしてください。本記事の商品紹介箇所にジャンプします。
選び方からじっくり読みたいという方は、ぜひ、そのままスクロールして読み進めてくださいね。
また、「『おすすめ商品』を今すぐ見る」ボタンは記事の各所に設置していますので、こちらも、ぜひご利用ください。
それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
ディスクグラインダーとは
ディスクグラインダーとは、先端に円盤状の砥石(といし)がついた電動工具のこと。砥石を高速回転させることで切断・研削・研磨などの加工を行ないます。
ディスクグラインダーを使えば、金属やレンガ、コンクリートなどのかたい素材も電気の力でパワフルに加工できます。砥石を付け替えることで、素材のカットだけでなく、金属のバリ取りやサビ落とし、塗装はがしを行なうことも。金属や石材の鏡面仕上げにも活用できます。
表面の仕上げに使うサンダーと違い木材を大きく削って加工できるため、イスの座面に座りやすいようヘコみをつけたりなどもできます。
ディスクグラインダーの選び方
それでは、ディスクグラインダーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】電源の種類
【4】価格
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
ディスクグラインダーは回転数と砥石を回転させるモーターのパワーであるトルクの違いによって、「高速型」「低速型」「変速型」の3タイプに分けることができます。
それぞれ適した使い道が異なるため、用途に合ったタイプを選びましょう。
▼高速型|金属の切断・研磨に
金属の切断・研磨に使うなら回転数が高い「高速型」がおすすめです。ディスクグラインダーの回転のスピードは1分間に何回転するかで表されます。たとえば、「12000min-1」と表示があれば、1分間で12,000回転するという意味。
この回転数が高いものを選べば、砥石が高速で回転し金属をスムーズに加工できます。
▼低速型|石材やコンクリートの切断・研磨に
石材やコンクリートの切断に使うなら「低速型」がおすすめ。回転数は低めですが、その分パワーがあるのが特徴です。高速型でコンクリートなどを切断しようとすると負荷が大きくモーターが故障してしまうことも。速度を下げてトルクを上げたほうがスムーズに加工することができます。
また、研磨作業にも低速型が適していますよ。目安としては回転速度が9,000min-1程度で、「W(ワット)」で表示される最大出力が大きいものを選ぶといいでしょう。
▼変速(万能)型|低速も高速も自由自在。マルチに使える!
マルチに作業をこなしたいなら、用途に合わせて回転数がコントロールできるタイプがおすすめです。低速と高速の2段階にスピードを調整できるものから、無段変速のものまであります。
多用途に使えるのは便利ですが、高額なアイテムが多くなるため予算と相談して選びましょう。
【2】サイズをチェック
砥石にはいくつかサイズがありますが、ディスクグラインダーごとに取りつけられる砥石のサイズが決まっています。たとえば、砥石の直径100mm用のディスクグラインダーに125mmの砥石を取りつけることはできません。100mmと125mmが主流ですが、DIY初心者が使うなら100mmサイズがおすすめ。
サイズが大きいほうが広範囲を一気に研磨できるなどのメリットはありますが、大きすぎると重さで手が疲れて安定した作業がしにくくなります。100mmサイズなら扱いやすく、砥石の種類も豊富に手にはいりますよ。
【3】電源の種類をチェック
ディスクグラインダーには充電式とコード式の2種類があります。充電式はコード式に比べてパワーが不足していると言われることもありますが、DIY用途であれば充分快適に作業をこなすことができますよ。それぞれメリット・デメリットを考慮して自分に合ったタイプを選びましょう。
▼充電式
充電式の魅力は、なんといってもその使い勝手のよさ。コードが作業の邪魔にならず、コンセントがない場所でも使うことができます。
充電式を選ぶときは電圧の高さにも着目しましょう。一般的に電池の電圧が高いほうがパワーがあります。18Vがスタンダードですが、DIY向けなら比較的リーズナブルな14.4Vのものもおすすめ。軽量・コンパクトで扱いやすく、持ち運びにも便利です。
▼コード式
種類も豊富でリーズナブルな価格で手にはいるのはコード式です。電源コンセントに挿せばすぐに使えるため、事前準備が不要で手軽に使えるのもメリットです。充電切れの心配もなく、つねに安定したパワーで作業ができます。
【4】価格をチェック
ディスクグラインダーにはハイスペックな高額機種もありますが、DIY初心者なら1万円以下で購入できるものを選ぶのがおすすめです。リーズナブルな価格の機種でも、金属の切削・研磨、木材の加工などDIYの用途は充分果たせます。
高額機種の性能はDIY用途には過剰な場合も多いため、まずは1万円以下で手にはいるアイテムでスタートするといいでしょう。マキタやリョービ、ボッシュなどの名の知れたメーカーのなかにも、低価格商品のラインナップがあるので探してみるといいですよ。
エキスパートのアドバイス
初心者は「安全性」「持ちやすさ」を重視して。
ディスクグラインダーはパワフルに素材の切削ができる非常に便利な電動工具です。一方で、切削用ディスクが高速で回転する危険な工具でもあります。
選ぶ際は安全性を第一に考えて、持ちやすさや安定性、スイッチの切り替えが安全にできるものを選ぶといいでしょう。適切な回転速度も安全に加工するうえで大切なポイント。
素材にあった回転速度の機種か、速度調整ができるタイプを選ぶことで、加工ミスや事故を減らすことができます。
【1万円以下】ディスクグラインダーのおすすめ商品
それでは、1万円以下のディスクグラインダーのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ6選|高速型(金属向け)
▼おすすめ2選|低速型(石材やコンクリート向け)
▼おすすめ3選|変速・万能型(マルチに使える)
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ6選|高速型(金属向け)
ここからは、DIYアドバイザーと編集部で厳選したおすすめの商品を11選紹介します。高速型、低速型、変速型の3つに分けて紹介していきます!
金属の切断・研磨がメインなら回転数が高い「高速型」のディスクグラインダーがおすすめです。砥石がハイスピードで回転し、効率的に作業が進みますよ。まずは、高速型のディスクグラインダーのなかからおすすめの商品を紹介します。
歴史あるメーカーの高コスパアイテム!
アメリカで設立された100年以上の歴史を持つ電動工具メーカーのディスクグラインダーです。搭載するモーターは650Wのハイパワー。1分間に12000回転するハイスピードで効率的に作業することができます。リーズナブルな価格ですが、値段の割に性能もよくコスパの高い1台です。
DIY初心者なら、扱いやすさにもこだわりたいところ。1.25kgの軽量設計で扱いやすく、サイドハンドルもついているため高い位置での作業もラクにこなせます。手もとスライドスイッチ式で操作性がよく、DIYにあまり慣れていない方でももたつくこなく電源操作できるでしょう。
大手メーカのハイスペックアイテム
しっかりしたつくりの本格的なディスクグラインダーを求めている方におすすめのマキタのアイテム。プロが求める耐久性とハイパワーを備えたハイスペックな機種が1万円以下で手にはいります。
最大出力960Wの強力なモータを搭載していて、パワーが必要なハードな作業も余裕でこなすことができます。マキタには充電式もラインナップがありますが、こちらは安定した電源供給が可能なコード式。DIY初心者でも充電切れを気にせずじっくりと作業できますよ。
高い安全性が魅力
一歩間違えればケガにつながるディスクグラインダーは、安全性も気になりますよね。こちらのアイテムは、安全面に配慮した工夫が満載の機種。電源のON/OFFを切り替えるスライドスイッチが手もとにあるため、「あぶない!」と思ったときにすぐに電源を切ることができます。
砥石には脱落防止機能つきの安全保護カバーを装備。本体はスリムで握りやすく、うっかり取り落とす危険も減らせます。DIY初心者でも安心して使うことができそうですね。
高速型ですが、620Wのモーターを搭載しパワーも充分。コンクリートやブロックの切断もスムーズに行なえます。
DIYユーザー向けのリーズナブルなアイテム
メーカーのこだわりがなければ、3,000円台で手にはいるモデルもあります。こちらはDIYユーザー向けのリーズナブルなアイテムで、スリムなボディと滑りにくいグリップで扱いやすいアイテムです。サイドハンドルもついてくるため、両手でしっかり握って作業ができます。
パワーは580Wでパワフルなタイプではありませんが、金属の切断やサビ取り、木材の研磨などもこなせます。使用頻度がそれほど高くないDIY初心者用としてなら充分活躍してくれるでしょう。
左右どちらにも取りつけられる補助ハンドル!
金属の研削・バリ取りにぴったりな高速タイプの1台。両手での安定作業を可能にする補助ハンドルは左右どちらにも付け替えることができ、利き手やスペース都合に合わせて快適に作業することができます。
プリメロは慶応2年に創業した電動工具などを扱うメーカー「高儀」のAmazonオリジナルブランド。伝統あるメーカーの製品なので、メーカーが気になるという方でも安心して使えそうです。
扱いやすさも抜群なハイパワーモデル
こちらは960Wのハイパワーモーターを搭載したモデル。ハイスピードでパワフルな機種では安全面も気になりますが、スリムなボディで握りやすく、サイドハンドルを両手で持って安定した作業ができます。
また、手もとのスライドスイッチで電源操作ができるため、万一のときもすぐに電源が切れるので安心して使用できます。電源コード式ですが、コードは2.5mと長めで快適に作業ができますよ。
▼おすすめ2選|低速型(石材やコンクリート向け)
石材やコンクリートなどの切断や研磨作業に使うなら、回転速度を抑えてトルクを出した「低速型」を選ぶのがおすすめ。低速型のなかから1万円以下で手にはいるおすすめ商品を紹介します。
960Wのハイパワーでハードな作業もラクに!
ハードな作業もラクにこなしたい方には、マキタの低速型のディスクグラインダーがおすすめ。960Wのモーターを搭載したパワフルな1台です。モーターはハードな条件の作業にも耐えられるよう耐久性にすぐれた作り。
また、風窓を適切に配置した冷却構造で効率的にモーターとギアを冷やし、コンクリートなどのかたい素材も力強く加工できます。ブラシホルダのでっぱりがないすっきりしたボディデザインで、どんな角度でも握りやすく手にフィット。リブがついているため滑りにくく、ハードな素材の加工も安全に行なえます。
メジャーブランド・RYOBIの低速型モデル
電動工具のメジャーブランドのひとつ、RYOBIのDIY用の低速型のモデルです。最大出力690Wのモーターを搭載し、コンクリートやレンガ、タイルなどの切断にぴったり。低いギアヘッドで狭いところにも入っていくことができ、効率よく作業できます。
細身のデザインで握りやすく、1.5kgと比較的軽量なので長時間持っていても疲れにくいのもポイントです。
▼おすすめ3選|変速・万能型(マルチに使える)
回転速度が変えられる「変速型」は、さまざまな用途で使える万能選手! 価格が高い商品が多いなか、1万円以下で手にはいる商品をピックアップしました。
無段変速がこの価格! 驚きの高コスパアイテム
無段変速できるアイテムなら回転数を調整して幅広い用途で使うことができます。そんな便利な機能を備えたモデルが、この低価格で手にはいるのは驚きのひと言。抜群のコストパフォーマンスの1台です。用途がはっきり決まっておらず、どれを選んだらいいかわからない方でもきっと後悔しないはず……!
回転数は分速5500~11000回転のあいだでダイヤルでかんたんに調整できます。過負荷保護機能つきのICトルク制御なので、安定したパワーで効率的に作業ができますよ。
リーズナブルな2段変速タイプ
変速型の機種は一般的に高額なものが多くなりますが、こちらは5000円以下とリーズナブル! 低速・高速の2段切替で、金属などの切断は高速にしてスピーディーに、トルクがいるハードなものの加工や研磨作業では低速にと、加工する素材や作業に合わせて回転数を切り替えて効率的に作業ができます。
ボディは細身で持ちやすく、サイドに補助ハンドルもついていて、扱いやすいのもポイントですよ。
どこでも使えるコードレスタイプ
コードが作業の邪魔にならず、庭先や車庫など電源のない場所でも使えるコードレスタイプはやっぱり魅力的! 高額な商品が多いなか、こちらは1万円以下でも手にはいるリーズナブルなアイテムです。
14.4Vのリチウムイオンバッテリーを搭載していて、充電式のディスクグラインダーで多い18Vの機種と比べるとパワー不足を感じるかもしれませんが、DIY用途なら充分作業をこなせます。
回転数は分速5,000~9,000回転のあいだで6段階に速度調整が可能。作業に合わせて調整できて便利に使うことができます。
「1万円以下DIY初心者ディスクグラインダー」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 1万円以下DIY初心者ディスクグラインダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での1万円以下DIY初心者ディスクグラインダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使用する砥石について
ディスクグラインダーの砥石は「ディスク」とも呼ばれ、数百種類以上あるといわれています。
記載された情報を確認して用途に合った砥石を選ぶのが大切。砥石の情報のチェック方法とDIYで使う代表的な砥石についても知っておきましょう!
■砥石(ディスク)のスペックについて
ディスクグラインダーの砥石には、ディスクの「硬度」・「粒度」などの情報が表示されています。「硬度」はアルファベットで表示されていて、Aからはじまり、Zに近づくほど砥石がかたいという意味です。やわらかい素材を加工するときにはかための砥石を使い、かたい素材に使うときにはやわらかめの砥石を使用しましょう。
「#24」など数字で表示されるのは、「粒度」という砥石の表面の粗さです。数字が大きくなるにつれて目がこまかくなります。数字が低い粗目のものはスピーディーに研削できますが、数字が大きい目のこまかいタイプのほうが切断面がきれいに仕上がるのが特徴です。
■DIYで使う代表的な砥石はこの5つ
ディスクグラインダーで使われる砥石にはさまざまな種類のものがありますが、どんなものがあるのか知っておくと砥石を選ぶときの参考になりますよ。DIYの用途で使うときに用いられる代表的な砥石をいくつか紹介します。
▼切断用砥石
切断用砥石は金属の切断に使う砥石です。非常に薄い円盤状で、側面を使って切断します。薄いものほど切断した断面がきれいですが、薄いものほど消耗が速いため注意が必要です。
おなじ切断用砥石でも、商品によってどんな素材の加工に適しているかが異なるため、砥石に表示されている情報をしっかりチェックして選びましょう。
▼研削砥石
オフセット砥石とおなじく金属の研削用に使われる砥石です。比較的安価で幅広い用途で使用できます。
ただし、切断作業はできないため注意しましょう。形状はオフセット砥石のような隆起はなく、フラットな形で切断砥石に似ています。
▼ダイヤモンドカッター
ダイヤモンドカッターは刃先に人工ダイヤモンドが埋め込まれた砥石です。ダイヤモンドの高い硬度を利用して、かたいものも比較的ラクに切断できるのが特徴。コンクリートや石材、レンガや瓦などの切断に適しています。
ダイヤモンドカッターにも2種類あり、切れ味を優先させたいときは切り込みがあるセグメントタイプが向いています。切断時に出た粉がスムーズに排出されるなど、切り込みによって切れ味がアップし、厚みのある素材にも深く切り込んでいけます。
一方、切り込みがある分、切断面の仕上がりが悪くなってしまうため、タイルや大理石など切断面をきれいに仕上げたいときは切り込みがないウェーブタイプを使用するといいでしょう。
▼オフセット砥石
オフセット砥石は、一般的にディスクグラインダーに標準装備されている砥石です。
中心部分が盛り上がった形状で厚みがあり、面の部分を押し当てて金属のバリ取りや面取り、表面を削るのに使用します。研削力が強い種類が多く、粗削りの用途で使われることが多い砥石です。
▼多羽根ディスク
扇状にやすりが敷き詰められた独特な形状をした砥石です。
金属や木材の研磨・研削やバリ取り、サビ落としに使用します。金属用・木材用など種類があるため加工する素材に合わせて確認してから購入するようにしましょう。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ
本記事では1万円以下で買えるDIY初心者向けディスクグラインダーのおすすめ商品を紹介しました。
DIY初心者向けには、サイズ100mmのディスクグラインダーがおすすめです。高速型・低速型・変速型と種類があるので用途に合ったものを選びましょう。電源タイプもコード式と充電式があり、それぞれメリット・デメリットがあるため自分に合ったものを選ぶといいですね。
あなたがほしいディスクグラインダーを選んでDIYに役立ててくださいね!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。