着圧ソックスとは? 昼用と夜用の違いも むくみが気になる方、美脚を目指したい方必見!
着圧ソックスとは、脚に圧力をかけるため特殊な編み方で作られているソックスのこと。商品によっては「段階圧力ソックス」や「弾性ストッキング」と呼ばれることもあります。
足首からふくらはぎ、太ももと心臓に近くなるにつれ圧力が弱くなっているのが特徴で、日中使いできる昼用と、寝るときに履く夜用があります。着圧ソックスに脚やせ効果や引き締め効果を期待する人も多いですが、履くだけで痩せるというわけではありません。ダイエット目的というよりは、むくみ解消目的で使用するのが望ましいです。むくみが取れて結果的に脚が細く見え、美脚にみせてくれますよ。
「昼用」と「夜用」の違いは?
「夜用」の着圧ソックスは寝ながら使うことを想定して作られているのが特徴です。昼間と違って就寝時は心臓と足の高さの差がないことから、圧力値が低くても血流を促してくれます。就寝用の着圧ソックスはゆるめに作られているため、「昼用」は圧が強すぎると感じる方も快適に着用できるでしょう。
また、冷えが気になる妊娠中の方にもおすすめ。長時間のフライトには、ひざ下までのハイソックスタイプの「医療用」着圧ソックスもあります。
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セルーナから販売されている『ALICE Leg(アリスレッグ)』は最大42hPaという高加圧レギンスなのにも関わらず、1枚2,490円(税込)と、とてもリーズナブルな価格が特徴的な商品になります。着圧レギンスを試してみたいという方でもお試ししやすいでしょう。普段使いからジム通いの方まで幅広く活用できますよ!
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夜用着圧ソックスおすすめ14選 人気のメディキュットやスリムウォークなど
ここからは、睡眠時に履くおやすみ用着圧ソックスのおすすめ商品をご紹介します。
リンパの流れやむくみケアしたい人に
足首から太ももにかけて段階圧力設計で作られている夜用着圧ソックスです。ふくらはぎ部分をV字テーピング設計にすることで、足首まわりに溜まった血液や老廃物をしっかり上に押し上げて、リンパの流れをケアしてくれます。
ロングタイプなので、就寝中の脚の冷えを防いでくれるのもポイントです。
※この商品は「一般医療機器」です。
夜用着圧ソックスの定番人気!
フットケア総合ブランドとして人気の「メディキュット」。こちらはテレビCMでもお馴染みの『寝ながらメディキュット』です。その名のとおり、就寝時に着用するアイテム。かわいいラベンダー色にも癒されますね。
太ももの付け根まで圧力がかかる超ロング設計で、寝ている間に脚全体をスッキリリフレッシュ! アンチスリップテクノロジー採用で、寝ている間に太ももからすべり落ちるのも防止します。
血行促進&むくみ&リンパの流れ改善!
こちらは医学に基づく段階圧力設計が魅力のメディカルシリーズです。履くだけでリンパ液の流れを改善し、ふくらはぎのだるさとむくみをケアしてスッキリとした脚に。
つま先のないオープントゥタイプなので、家で履くのにおすすめ。こちらのロングタイプのほか、ハイソックスタイプもあります。
※この商品は「一般医療機器」です。
暑い時期でも着用しやすいひんやり素材
立ち仕事がメインの、看護師など医療従事者のために作られたおやすみ用着圧ハイソックスです。接触冷感素材を使用しているため、寝苦しい夜も快適に眠れます。ひんやり気持ちがよく、翌朝はスッキリと疲れを残しません。
オープントゥデザインなので足先のムレが気になる方にもおすすめです。ニーハイソックスバージョンもあります。目的にあわせて選んでみてください。
※Amazonは2足組、楽天・Yahoo!は1足での価格です。
足裏から太ももまで寝ている間にケア
足裏アーチサポート設計の着圧ソックスです。ヨーロッパのレッグウエアから誕生した段階圧力設計を採用しています。立ち仕事の多い方はもちろん、むくみが気になる産前・産後の女性、運動不足が気になる方におすすめです。心地よいしめつけ感がやみつきになります。
スリムウォークは着圧ソックスのバリエーションが豊富です。おやすみ用だけでもクールタイプやコラーゲン配合繊維を使用したものもあるので、気分にあわせていくつかそろえてみてもいいでしょう。
やわらかくて履き心地のよいソックス
寝ながら着用することを目的に作られた就寝用着圧ソックスです。圧が弱めに作られているため、就寝時から朝まで快適に履くことができます。生地全体がやわらかく履き心地を重視している方にもおすすめです。
足首とふくらはぎの寸法でサイズが決まるのできちんと測りましょう。長時間のフライトや夜行バスでの利用にもぴったりです。
就寝時に履くだけ! お手軽にケア
寝るとき専用骨盤サポート設計を採用したスパッツタイプの着圧ソックスです。医療用ストッキングがルーツの圧力値標準規格をもとに設計されており、足首から太ももまでギューッと押し上げます。
出産後、腰回りが気になる方も履きやすい着圧なので、リラックスウェアとしても活躍することでしょう。下半身をトータルケアしたい方におすすめです。
番外編|入浴時に履く着圧ソックスやメンズ用も!
夜寝るときだけでなく、入浴時に履く着圧ソックスや男性向けの着圧ソックスもあるんです。
「着圧ソックス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 着圧ソックスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの着圧ソックスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
夜用着圧ソックスの選び方 寝るときに履いて翌朝スッキリ!
ここからは、たくさんの商品があってどれがいいか迷ってしまう人のために、夜用の着圧ソックスを選ぶときのポイントをご紹介します。
適度な圧力のものを選ぼう
着圧ソックスは足首から太ももまで段階的に圧力の強さが異なります。圧力の強さを示す単位は「hPa」や「mmhg」であらわすことができ、数値が高ければ圧も強くなります。
就寝時は一般的に血圧が低くなるため、「昼用」の圧力値は就寝用には向いていません。「夜用」に選ぶなら足首は20~30hPa程度、ふくらはぎは10~15hPa)前後、太ももは5~15hPa前後の着圧ソックスを選ぶとよいでしょう。
ケアしたい部分にあわせて長さを選ぶ
着圧ソックスには、ひざ下までのハイソックスタイプやウエストまでしっかりサポートするスパッツタイプなど、長さにも種類があります。自分がどこに圧力をかけて引きしめたいのかを考えて選びましょう。
太ももまでカバーするニーハイソックス(ロング)タイプ
足首から太ももまで引きしめたいなら、ニーハイソックス(ロング)タイプを選びましょう。足首から太ももまで段階圧力設計で足首からうえへいくほど、圧力が弱く作られています。太ももの付け根まで長さのあるロングタイプは、足全体のケアにおすすめです。
厚みのある素材を選べば、就寝中の冷え対策はもちろん、寒い時期も暖かく眠れるでしょう。
ひざ下までのハイソックス(ショート)タイプ
昼用の着圧ソックスによくあるハイソックス(ショート)タイプは、ひざが出ているので足が動かしやすいのが特徴。太ももまでしめつけたくない方やふくらはぎのケアにおすすめです。
ハイソックスタイプの商品はバリエーションが豊富なので、はじめて着圧ソックスを履く方も選びやすいでしょう。長時間のフライトや運転時の着用もおすすめです。
腰回りもサポートするスパッツタイプ
スパッツタイプの着圧ソックスは下半身全体をケアしたい方におすすめです。足首から段階的に圧力が異なり、足全体のケアはもちろん、腰回りまでサポートしてくれます。
ただし、サイズ選びを間違えると圧が強すぎて寝苦しく感じてしまいます。圧の強さが気になる方は、圧力値が低めのふんわりとした履き心地のものを選びましょう。
自分の体格に合ったサイズを選ぶ
着圧ソックスを選ぶときは、自分の体格に合ったものを選びましょう。体格に合わない着圧ソックスの場合、脚全体を覆えないこともあります。
だからといってゆるいものや大きすぎるものを選べば、しっかり圧力がかからず、着圧ソックスを履くメリットがじゅうぶんに得られません。購入するときは、ソックスの長さや足首まわりのサイズなどをしっかり確認して選んでください。
素材や履き心地のよさで選ぶ
夜用着圧ソックスを選ぶときは、履き心地も重視して選びましょう。着圧ソックスのなかには、やわらかいモール糸などを利用したものもあります。素肌に直接身につけるものなので、寝ている間も快適に使える肌触りのものを選ぶようにしてください。
リブ編みやメッシュ編みなどの編み方にこだわっている商品もあるので、ぜひパッケージなどをチェックしてみましょう。
夏用の冷感機能など、付加機能もチェックして
夜用着圧ソックスのなかには、さまざまな機能がついた商品もあります。たとえば冷感機能付きなら、寝苦しい夏にも快適に着用できます。反対に、寒い冬や冷えが気になる人には、遠赤外線効果のある素材を使用するなど保温効果のある商品がおすすめ。
ほかにも、骨盤まわりをサポートしてくれる骨盤ケア機能、足の指を広げる足指セパレーター機能などもあります。季節や悩みにあわせて、機能面もチェックしてみましょう。
医療ライターから着圧ソックスを履くときのアドバイス
昼・夜別にデザインや締め付け具合で選ぼう
立ち仕事が多いという方は、昼間に着圧ソックスを履く方も多いでしょう。昼用の着圧ソックスは服のデザインに響かないデザインがおすすめ。夜用はどのくらい加圧されるのか、下半身のどの部位までを覆えるかにも注目してください。
加圧がきつく、足にソックスのあとがいつまでもついている場合は着用を控えましょう。
夜に着圧ソックスを履く際の注意点
夜に着圧ソックスを履くときは、事前に商品の注意書きをよく読んでから着用しましょう。また、しめつけが強すぎる商品を避けるのも大切なポイント。就寝時に着圧ソックスを履くときは、パッケージに「就寝時用」と書かれているものを選んでください。
就寝中は、横になり寝そべることで日中よりも足の筋肉の活動量が減るだけでなく、足が心臓と同じ高さになるため血圧が下がります。そのため、しめつけが強すぎる着圧ソックスを履いて眠ると、かえって血流が悪くなってしまうことがあるので注意が必要です。
就寝時用の着圧ソックスは、就寝時に血圧が下がることを想定して設計されています。商品によっては、連続して着用してもよい時間が決められていることもあるので、メーカーの注意事項を守って着用しましょう。
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着圧ソックスで脚をスッキリさせよう!
脚がおもだるいときは、着圧靴下を履いてみましょう。着圧靴下を履くことで、脚がキュッと引き締められ、リフレッシュできます! なかには着圧ソックスで「痩せる」「細くなった」などの口コミもありますが、着圧タイツを履くだけで痩せるといった効果はないので要注意。痩せるために一日中履くなどは、身体のためによくないので注意しましょう。
着圧靴下を選ぶときは、日中に履くのか・就寝中に履くのか、しめつけはどれぐらいなのかなどを確認することが重要です。自分に合った着圧ソックスを見つけて、立ち仕事や長時間の歩行で疲れた足をケアしてくださいね。もちろん、女性だけでなく男性もお気に入りを見つけてくださいね。
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臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッズや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。