「パスタ鍋」のおすすめ商品の比較一覧表
パスタ鍋を使うとパスタがもっと美味しく仕上がる! 通常の鍋との違いって? パスタ以外には使えない?
パスタをおいしく、効率よく茹でるために作られたパスタ鍋。一般的な鍋よりも長いパスタをたっぷりのお湯で茹でられるように、深型に設計されたものが多いです。スープ作りにも活用できます。
鍋の中にザルがセットされたものなら、ザルを引き上げるだけで素早くかんたんに湯切りできます。パスタのほかに、うどんやそうめん、野菜などを茹でるときにも活用できて便利です。
パスタ鍋のおすすめ11選 便利な横茹でや一人暮らし用、プロ仕様の商品も!
それではさっそく、パスタ鍋のおすすめ商品をご紹介します。


プロ仕様の頑丈タイプ! 10年保証で安心のパスタ
圧力鍋のメーカーとして名高いフィスラー社の商品。高価な商品ではありますが、その分だけ料理の仕上がりがよくなるはず。
プロコレクションというだけあり、調理の仕事をしている方はもちろん、さらに料理の腕を磨きたいと思っている料理好きの方にもおすすめ。深さのある(20.5cm)鍋なので、トウモロコシや青菜なども茹でやすいですし、蒸し器の代用としても最適です。
高級感のあるパスタ鍋で、本体に使用されている8/10ステンレスは長期間の使用にも耐える丈夫な金属。新生活や結婚を記念した長く使えるギフトとしても喜ばれるでしょう。


料理研究家コラボモデル! 料理好きのあなたに
百貨店内でも展開されている「share with Kurihara harumi」ブランドからの一品。フライパンや鍋などを幅広く取りそろえる、株式会社ヨシカワが製造しており、その品質は折り紙付き。
中子(ナカゴ)を持ち上げるだけで湯切りができ、パスタ鍋だけでなく、カレーなどの調理にも使える、一家にひとつ常備したい鍋です。ステンレス製のため、耐食性が高く、長く愛用できる製品。
栗原はるみさんとのコラボモデルは、パスタ鍋以外にも保存容器やエプロンなど各種そろっています。使ってみて相性がよいようなら、シリーズのほかの製品を購入していくという楽しみ方もできますね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パスタ鍋の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのパスタ鍋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
パスタ鍋の選び方
ここからは、料理研究家の指宿さゆりさんへの取材をもとに、パスタ鍋の選び方をご紹介。お気に入りのパスタ鍋探しのヒントに役立ててくださいね。
IH or ガス火? 対応熱源をチェックして
パスタ鍋に限りませんが、お鍋やフライパンを選ぶときには対応の熱源をチェックしておきましょう。
ご自宅で使用しているのがIHの場合は、パスタ鍋もIH対応のタイプを選んで。なかにはオール熱源に対応したパスタ鍋もあるので、長く使うことを考えると便利です。
何人分茹でることが多いか考えて「サイズ」を選ぶ
パスタ鍋のサイズは、よく作る人数分に合わせて選ぶといいでしょう。
ひとり分のパスタを茹でるのにおすすめの鍋のサイズは直径16cm~22cmくらい。コンパクトで収納場所にも困りません。素材は、アルミのものを選ぶと軽くて価格もリーズナブルです。
家族全員分など、パスタを一度にたくさん茹でる場合は、人数に応じてサイズが大きい鍋を選びましょう。
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
料理講師からのワンポイントアドバイス
パスタ鍋は通常の鍋と比べると大きめで、ご家庭の収納スペースなども加味してちょうどいいサイズを選ぶとよいでしょう。あまりにも大きすぎるパスタ鍋ではお湯を用意するのに負担が大きくなりますし、何より手間がかかってしまいます。
また、ひとり暮らしの方やカップルの方であれば、1~2人用のサイズを選びましょう。
洗いやすさや収納にも困らないものを
たっぷりの水でゆでるため、深さのあるタイプが多いパスタ鍋ですが、シンクや収納棚とのサイズがアンマッチだと片付けに一苦労なんてことも。
シンクが狭めの方や、収納場所が限られている方は、直径が小さいタイプを選ぶとよいでしょう。しかし、一人用の小さめの鍋でも高さが合わず洗いにくく感じる場合もあるかもしれません。
使いやすさはもちろん、購入前には片付けやすさも考慮して選ぶことをおすすめします。
熱伝導率や耐久性を考慮して「素材」を選ぶ
パスタ鍋の材質は、アルミ、ステンレス、ホーローなどさまざまな種類があります。それぞれの特徴を知って、使いやすいものを選びましょう。
アルミ製|軽くて熱の伝わりが早い
アルミ製のパスタ鍋は、熱伝導率が高いのが特徴です。沸騰するまでが早いので、パスタを時短で茹でられます。軽量で扱いやすく、リーズナブルな商品が多いのも魅力です。
ただし、アルミ製は強火にかけると焦げつきやすいため、火加減に注意する必要があります。また、保管する際に鍋に水分が残っていると、サビの原因になることも。しっかり乾燥させてから保管するようにしてくださいね。
ステンレス製|耐久性が高く、お手入れしやすい
耐久性の高いステンレス製のパスタ鍋は、パスタを茹でる機会が多い方や、長く使えるパスタ鍋をお探しの方にぴったり。丈夫でキズがつきにくく、変形しにくいうえに、お手入れしやすいのが魅力です。
ステンレス製は重量が重く、熱伝導率が低いのがデメリットですが、それらの欠点をカバーするために、熱伝導率の高いアルミ層を挟んだ多層構造の商品も販売されています。
ホーロー製|おしゃれで保温性にすぐれた
ホーロー製のパスタ鍋は、熱伝導率にすぐれ、保温性が高いのが特徴です。沸騰が早く、余熱を利用してパスタを茹でられるため、ガス代や電気代の節約にもなるでしょう。
また、見た目がかわいいのもホーロー製の魅力です。シンプルなホワイトのほかにも、オレンジやブルーといったおしゃれなカラーが販売されています。ただし、ホーロー製は衝撃を与えると割れやすいので、ていねいに扱うようにしましょう。
湯切りできるザルや中カゴ付きがおすすめ
茹で上がったパスタをらくに取り出したいなら、ザルつきのパスタ鍋が便利です。鍋からザルを引き上げるだけでかんたんに湯切りできるので、お湯が入った重い鍋を持ち上げる必要がありません。
また、ザルつきのパスタ鍋は、野菜を茹でるときにも役立ちます。
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
料理講師からのワンポイントアドバイス
せっかくパスタ鍋を購入するのであれば、パスタを茹でるために設計された作りになっている商品を選ぶのが望ましいです。ある程度大きめの鍋であればパスタを茹でることはできますが、手軽に調理できるようなモデルがおすすめ。
ザルを用意することなく湯切りできるザル付きモデルは、使い勝手がよいのでぜひそろえたいところです。
蒸し器としてなど、パスタ以外の料理にも活用できる?
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
パスタ以外にも使うこと前提で選んで
パスタ鍋といっても実はいろいろな料理に活用できるモデルがほとんどです。パスタ鍋を活用して煮込み料理やスープ料理を作ってみてはいかがでしょうか。
パスタ鍋専用に使うのもいいですが、せっかくならパスタだけではなく、さまざまな料理に活用してみてください。イタリアンだけではなく、筑前煮などの煮物を作ったり、おでんを煮込んだり、豚の角煮を作ったりと、きっと料理の幅が広がることでしょう。
そのほか、メーカーや商品の特徴もチェックして
サイズや素材が決まったら、メーカーや商品の特徴にも注目してみてください。
パスタの本場、ヨーロッパのメーカーがおすすめ!
パスタ鍋のメーカーとして本場イタリアのメーカーは名高く、イタリアンレストランでもイタリア製の調理器具にこだわっているお店も多いのではないでしょうか。
もちろんイタリアだけではなく、パスタ文化の根強いヨーロッパのメーカーのパスタ鍋もおすすめ。まずは日本製などのパスタ鍋を試し、本格的なパスタ作りのために海外製品を購入してみるのもよいでしょう。
こだわりがつまった料理研究家コラボモデルも選択肢に
より使い勝手のよい鍋をお探しなら、コラボモデルを検討してみましょう。メーカーとは別の視点で使いやすさなどが工夫された鍋がほしい方、監修した料理研究家のファンの方に選んでいただきたいパスタ鍋です。
数自体は少ないのですが、メーカーの技術力と料理のプロの視点により開発されたモデルを選べば、いつもの料理もより便利に、楽しくできるでしょう。たくさんある調理器具の中で、使い勝手と価格面のバランスがよい製品のひとつ。料理好きさんへのプレゼントにも、ぜひ検討してくださいね。
「横茹で可能」なパスタ鍋も人気沸騰中!
一般的にパスタ鍋というと、寸胴型である程度の高さがあるものが多い印象です。しかし、背の高いタイプの鍋は身長が低い女性には危険であったり、湯切りが面倒なケースもあったりします。
パスタを立てずに、横向きに茹でることができる「横茹で対応のパスタ鍋」なら、縦型の鍋のデメリットを克服しつつ、少量の水での茹で上げができるなどのメリットも。収納スペースに限りがある場合にも、選択肢に入れておきたい種類のパスタ鍋です。
パスタ鍋を使った美味しいパスタの茹で方
パスタ鍋の基本的な使い方は、その名のとおりパスタを茹でることです。パスタ鍋なら、ロングパスタもしっかり入るため、麺の茹で上がりにムラができることもなくおいしく茹でることができます。野菜を入れたパスタを作るときは、茹で上がりの2~3分程前に野菜も一緒に茹でると一石二鳥ですよ。
ほかにも、うどんやそば、そうめんなどの麺類を茹でるのはもちろん、スープやカレー作りにも使えます。いろいろな使い方で、上手に活用してくださいね。
パスタの基本のゆで方&ゆで時間
美味しいパスタを作るため大切なことは、パスタのゆで加減。パスタのゆで方がイマイチだと、どんなにソースが美味しくてもなんだか物足りない印象になってしまいます…。ここからは基本のゆで方を見ていきましょう!
①分量を正しく量る
乾麺の場合、1人前の目安はだいたい80g~100gです。分量の量り器がない場合はペットボトルで代用することもできますよ。
②お湯を沸かして、塩を入れる
お湯を沸かす際は深さがじゅうぶんある大きな鍋でたっぷりのお湯を沸かすようにしましょう。1人前なら1リットルと覚えておきましょう。塩の分量はお湯の1%が基本です。1人前で1リットルのお湯の場合、塩は10gという計算になります。
③パスタを入れる
沸騰したお湯にパスタを入れる際、両手でパスタをひねるようにもって鍋の中央あたりで手をパッと離すと放射線状にきれいに広がってくれます。パスタ全体がしっかりとお湯につかるようにして、パスタ同士がくっつくのを防ぐために適度のかき混ぜてください。
④ゆで時間の目安
パスタの形状やメーカーによってゆで時間が異なります。必ずパッケージに記載されている表示時間を確認してください。ゆであがったパスタをソースに絡める工程があるレシピの場合、表示時間よりも1分程度短めにゆでましょう。
パスタ鍋以外の代用できるものを教えて!
美味しいパスタの作り方として深めの鍋にたっぷりのお湯でをゆでるのが一般的ですが、一人暮らしの方だったり、深めの鍋が家に無い場合は他の調理道具でパスタをゆでることができます。どんな代用品があるのかここからは紹介していきます。
フライパン
フライパンを使って、少ないお湯でも美味しくパスタをゆでることができます。一般的なサイズ(26~28cm)のフライパンに深さの半分程度の水と、塩を10~15g(大さじ1くらい)を入れて蓋をして強火にかけて沸騰させます。沸騰したら一旦火を止めて、パスタを投入。火を止めるのは、ロングパスタの場合、フライパンからはみ出したパスタが火で焼けるのを防ぐためです。焼け防止のためにあらかじめ長さを手で半分に折って茹でてもいいでしょう。
フライパンだと吹きこぼれやすいので、強火にしないように注意してください。また、パスタ同士がくっつきやすくなるのでこまめに全体かき混ぜてほぐすこともお忘れなく!
電子レンジ
火を使わずしてパスタをゆでる方法もあります。お湯を沸かす時間が面倒だな…と思っている方にもおすすめな電子レンジを使ってパスタをゆでる方法。ゆで方は簡単で、耐熱容器に1人前のパスタ80g~100gを入れ、パスタがかぶるくらい水を入れ、塩小さじ1杯も入れて電子レンジでチンするだけ。パスタが耐熱容器に入りきらない場合は折って対応してみてくださいね。
電子レンジでパスタをゆでる場合はお湯でゆでる時間と変わってくるので気を付けてくださいね。1人前であればだいたい500wのレンジで表示時間+5~6分、600wのレンジで表示時間+4~5分です。
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何人前ゆでることが多いのかを考えて 最後に…料理研究家からのアドバイス
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
一人でパスタを茹でて作る場合、パスタ鍋はできるだけ小さくて深めの鍋がおすすめ。お湯をたっぷりと鍋に注ぐと鍋自体がかなり重くなるため、鍋が軽量のモデルだとムリなく茹でることができるでしょう。
大人数用のパスタを茹でるのであれば、蓋に穴の開いたモデルだと効率よく湯切りができます。ただし湯切りする際、ヤケドには気をつけてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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神戸出身。アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。卒業生による教室開設やカフェ開業実績も多数。 企業向けのオリジナルレシピ開発を行う「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、料理動画のメニュー監修、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、飲食店のメニュー開発などに従事。また、大の蕎麦好きでもあり、蕎麦に関するグループも運営中。