電子レンジパスタ調理器のメリット
鍋にお湯を沸かして、パスタを入れて時間を計って……という手間が、電子レンジでチンするだけでできる便利なアイテムが「電子レンジパスタ調理器」です。調理中火の近くで見守っている必要もなく、電子レンジにお任せでOK! 鍋やざるといった洗い物も減りますよ。忙しい人や一人暮らしの人にもおすすめです。
通常の電子レンジ対応タッパーなどでもパスタを茹でることができますが、パスタを半分に折る必要があります。その点、電子レンジパスタ調理器は、パスタの長さはそのままで、湯切り口などの機能もついているのでラクですよ。
電子レンジパスタ調理器の選び方
鍋や、商品によってはザルも不要!洗い物も減らせる「電子レンジパスタ調理器」。火を使わずかんたんにパスタを作ることができるので、おうちにひとつあると便利なアイテムです。この記事では、電子レンジパスタ調理器の選び方をご紹介。管理栄養士の山田由紀子さんのアドバイスもご紹介します。ポイントは次のとおり!
【1】電子レンジに入るかサイズを選ぶ
【2】湯切り口があるかチェック
【3】パスタの量をはかる機能があるものもポイント
【4】目盛りがついていると水の量がはかりやすい
【5】フタ・持ち手の有無を確認
【6】材質で選ぶ
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】電子レンジに入るかサイズをチェック
電子レンジパスタ調理器のサイズは、パスタに合わせて作られているため、商品によってそこまで大きな差はありません。しかし、おうちにある電子レンジが小さいと、入らない、ターンテーブルが回らないという可能性も。使っている電子レンジに入るか、庫内で回りそうか、しっかりサイズをチェックしておきましょう。
【2】材質で選ぶ
電子レンジパスタ調理器には、シリコン製とポリプロピレン製の2種類があります。それぞれの特徴から使い勝手のよいものを選びましょう。
シリコン製はやわらかくコンパクトにできる
シリコン製は、やわらかい素材なのでコンパクトにたためるものが多いです。スッキリと収納したい方におすすめ。また、耐熱性が高いので、電子レンジでパスタを茹でるだけでなく、オーブンでの調理ができる商品や、食洗機に対応している商品もあり、さまざまな用途に対応できるのも魅力です。
デザインやカラーバリエーションが豊富なので、おしゃれな調理器具を探している方にも向いています。
ポリプロピレン製は軽い材質で持ちやすい
ポリプロピレン製の電子レンジパスタ調理器は、軽くて扱いやすいのが特徴です。タッパーのような入れものですが、電子レンジで加熱できる耐熱性があります。かたさがあり形が変化しにくいので、水とパスタを入れたままでも持ち運びしやすいのも魅力です。
市販されている電子レンジパスタ調理器は、ポリプロピレン製の商品が多くなっています。
【3】調理時間も大事なポイント
電子レンジでパスタを作る場合、鍋で茹でるときよるも1~8分多く加熱時間が必要になります。時短のイメージがある電子レンジパスタ調理器ですが、茹で時間が多いとかえって時間がかかってしまうことも。調理時間はあらかじめチェックしておきましょう。
加熱時間が本体に印字されているものだと、作りたいときにすぐ分かるので便利ですよ。
【4】フタ・持ち手の有無を確認
電子レンジパスタ調理器でパスタを茹でる場合、容器のなかにパスタと水を入れて持ち運ばなければなりません。茹で上がったあとは容器が熱くなっているため、持ち手がついているものだと持ち運びしやすいです。
調理後に湯切りをする際には、途中でフタが開いてしまうとパスタが流れてしまう可能性があるので、フタがしっかりと閉まるものを選びましょう。
【5】便利な機能をチェック!
あると料理がもっとラクになる機能をご紹介します。
パスタの量をはかる機能があれば、人数分の量が分かる
電子レンジパスタ調理器には、パスタの適量をはかれるよう、フタにパスタゲージがついたものも販売されています。分量にあわせて穴が開いているものや、刻印がされているものが多く、食べる人数に合わせてパスタの量をはかることが可能です。
どれくらいの分量を茹でればよいか適量がわかりやすいので、パスタの茹ですぎを防げて便利です。
目盛りがついていると水の量がはかりやすい
パスタをおいしく茹でるためには、パスタの量に対して適切な水量で茹でることが大切。電子レンジパスタ調理器には、水量をはかるための目盛りが容器についているものもあります。
電子レンジパスタ調理器の本体に、パスタの量に合わせた水分量が記されているので、計量カップなどを使用せずに適切な水分量でパスタを茹でられるので便利です。
湯切り口があるとザルがいらない
電子レンジパスタ調理器は、フタに湯切り口がついているものを選ぶと便利です。ザルを用意しなくても湯切りできるのでザルを洗う手間が省けます。
湯切り口は、縦方向についたものと横方向についたものの2種類があるので、使い勝手に合わせて選びましょう。湯切り口の穴があいたまま保管するのは衛生面が気になるという方は、スライド式の湯切り口がおすすめです。
管理栄養士がアドバイス
電子レンジに入るサイズかを忘れずチェックして
電子レンジパスタ調理器は、パスタを茹でるためのお湯を沸かす時間が省けるうえに、重い鍋を持ち上げたり、洗ったりする作業もなくなり、調理の時短や負担軽減に役立つ便利な調理グッズです。
選ぶ際は、まずサイズ選びが大切。商品によって1~2人用や4人用などがあるので、電子レンジに入るサイズかどうかをチェックしたうえで、いつも食べる人数に合わせた容量のものを選びましょう。
電子レンジパスタ調理器おすすめ10選
市販される電子レンジパスタ調理器のなかから、おすすめ商品をご紹介します。
一人暮らしにぴったりサイズや複数人向けなどさまざまな商品がありますので、自分にとって使い勝手がよい電子レンジパスタ調理器を探すための参考にしてください。
蒸し料理もできる電子レンジパスタ調理器
フタにスライド式の湯切り口と、開閉式のパスタゲージがついています。湯切り口やパスタゲージが開きっぱなしの状態にならないので、保管時の衛生面が気になる人でも使いやすいでしょう。
本体の底が波形になっているので、パスタだけでなく蒸し料理にも対応が可能。温野菜などもかんたんにできるので、幅広い用途に使えて便利です。
フタに調理時間が記載されていて便利
フタにパスタゲージや湯切り口がついている電子レンジパスタ調理器です。フタに調理時間の目安が直接記載されているので、パッケージを捨ててしまってもわかりやすいのが魅力です。
ふたり分の量までの調理が可能で、湯切りをしたあとは容器に直接レトルトパスタソースを入れればソースも温まり、パスタをおいしくいただけます。
レンジ調理でもっちりパスタに仕上がる
茹で汁を循環させてパスタにでんぷんをコーティングするという独自の構造でパスタを茹で上げ、もっちりとしてパスタソースがしっかりからむパスタを茹で上げられます。
茹で汁はパスタを茹で上げるためにすべて使い切るため、湯切りが不要。容器の側面には、パスタの量やパスタの袋に記載されている茹で時間に合わせた水量が記載されているので使いやすいです。
シンプルで使いやすいのが魅力
フタに湯切り口やパスタゲージがついており、本体の側面には水の量を計測できる目盛りが刻印されています。料理に慣れていない方でも適量のパスタをかんたんに茹でることが可能です。
パスタだけでなく、そうめんや温野菜を茹でられるなど、シンプルで使い勝手がよいのもポイント。これからひとり暮らしをはじめる方は、ひとつ用意しておくとよいでしょう。
『電子レンジで調理パスタ』は、少量のパスタを作りたい方におすすめです。1人分なら、鍋で茹でる時間にプラス4~5分で茹でられます。

ひとり分のパスタを調理するのに便利
ひとり分よりやや多めの、150gまでのパスタを茹でられる電子レンジパスタ調理器です。湯切り穴もついており、ザルを使わずかんたんにパスタを調理できるので、ひとり暮らしの方に向いています。
フタには、調理時間やパスタの量が計測できる刻印が施されているので、いつでもかんたんに適量のパスタを調理できて便利です。
『レンジでパスタ』は、3~4人分のパスタを作りたい方におすすめです。大きな取っ手つきで、茹で上がりの容器が持ちやすく、すぐに湯切りができます。

ファミリーにも対応できるたっぷりサイズ
4人分までのパスタを一度に茹でられる電子レンジパスタ調理器です。フタには大小2種類のパスタゲージがついているので、人数に合わせて使い分けができます。
本体の側面には、パスタの量に応じた水量の目盛りが刻印されていて、かんたんに調理できるのが魅力。湯切り口もついているので、洗いものを少なくたっぷりパスタを茹でられるので便利です。
ムラなく茹で上がる波形の底面
パスタや温野菜を、電子レンジでかんたんに調理できます。容器の底面が波形の形状になっていることで、水の循環がおこりやすく食材に熱が均一に加わるのでムラなくおいしく茹で上げることができます。
湯切り口はついていませんが、容器と同じ形状のザルがついているので、湯切りだけでなく麺をもみ洗いするのにも便利です。
鍋とザルとお皿の三役をこなす
磁器製のお皿は、パスタと水を入れて電子レンジであたためるだけでかんたんにパスタを茹でることが可能。湯切り板がついているので、ザルを使わずに湯切りもできます。
また、お皿として使えて、そのままレトルトソースなどを絡めればすぐにおいしいパスタが食べられるので洗いものも減らせて便利です。パスタだけでなく、野菜の下ごしらえや煮物など幅広い用途に使えます。
取り外しできるパスタゲージつき
フタに取り外しできるパスタゲージがついており、100gと200gのパスタを計量できます。フタには湯切り口もついているので、ザルを用意する必要もなくかんたんにパスタを茹でることが可能。
パスタだけでなく、そうめんや温野菜を作ることもできますよ。かんたんにさまざまな料理を作りたい人は、ひとつ持っておくとよいでしょう。
ひとり暮らしにぴったりなサイズ感
約150gまでパスタを茹でられる、電子レンジ用パスタ調理器です。フタにはパスタゲージはもちろん湯切り口もついているので、ひとりでパスタを食べる機会がある方はひとつ用意しておくと便利。
パスタが茹で上がったあとにはフタをしたまま湯切りできるので、ふだんあまり料理をしない方でもらくらくです。
「電子レンジパスタ調理器」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 電子レンジパスタ調理器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの電子レンジパスタ調理器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの電子レンジ調理器をチェック!
ファミリー向けの商品も便利!
電子レンジパスタ調理器があれば、鍋やザルを使わずかんたんにパスタを茹で上げることができて便利です。ひとつ持っておけば、ランチやディナーなど手間をかけたくないときにもおいしいパスタがかんたんに食べられます。
また、ファミリー向け(3~4人前用)の商品を選べば、ランチやディナーなどで手早くかんたんに人数分のパスタを作ることができますよ。ご紹介した選び方やランキングを参考にしながら、使い勝手がよさそうな電子レンジパスタ調理器を手に入れ、自宅でおいしいパスタを作ってみてください。
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栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。 短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。 出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。