ホットビューラーとは? 一重や初心者さんも簡単まつげくるん!
ホットビューラーとは、熱によりまつげを上向きにカールさせるビューラーのこと。まつげのカールをきれいに作れる、長持ちさせることができると人気を集めています。
しかし、ホットビューラーを使うと「まつ毛が縮む」「まつ毛が痛む」といった気になる噂も…。本当なのでしょうか? ここではホットビューラーを使うメリット・デメリットをチェックしていきましょう!
▼ホットビューラーのメリット
ホットビューラーのメリットは、なんといってもまつげパーマのように美しくカールしたまつげを長時間保てること。通常のビューラーを使うと夕方には下がってしまうことがありますが、ホットビューラーを使えば1日ぱっちりした目元をキープできます!
まつげの短い一重・奥二重さんでもナチュラルなまつげを短時間でつくれるため、プロのヘアメイクなど専門家も愛用している方が多いです。また初心者でも扱いが簡単なので、ササッと手軽にきれいなまつげをつくりたい方に向いています。
▼ホットビューラーのデメリット
デメリットは2つあります。ひとつは、ホットビューラーは熱を使ってまつげをカールさせるため、長時間使うとまつげ自体を傷める可能性があること。ダメージが重なると、切れ毛や抜け毛の原因になるので、使用時間や使い方には注意が必要です。
もうひとつは、カーラーが温まるまで時間がかかること。商品によっては、1分近くかかるものもあります。忙しい朝に使いたい方は、準備時間が短いものを選びましょう。
ホットビューラーの選び方 まつ毛パーマのような上向きまつげに!
ここからはホットビューラーを選ぶポイントを見ていきましょう。
【1】電源の種類で選ぶ
【2】予熱時間と温度調節機能をチェック
【3】サイズや重さで選ぶ
【4】掃除のしやすさも忘れずチェック
それぞれ解説しているので、参考にしてみてください。
【1】電源の種類で選ぶ
ホットビューラーには、電池を入れるタイプとUSBなどで充電するタイプがあります。
充電の手間がかからない「電池式」
電池式は、すぐビューラーを使いたい方に向いています。充電の手間がかからず、充電をし忘れるということもありません。
しかし、予備の乾電池を用意しておく必要があります。また充電式と比べて、ビューラー自体が重い商品が多いというデメリットも。持ち運びのとき、バッテリー切れの心配はありませんが、重さやサイズに気をつけましょう。
コスパが高く軽量な「充電式」
充電式のメリットといえば、持ち運びがしやすいことです。重さが軽くコンパクトなサイズなので、ポーチに入れて持ち運べます。
また乾電池が不要なので、電池代がかかりません。ケーブルがあればどこでも充電できるので、旅行や出張のときも使えます。その反面、充電をし忘れると使えなくなってしまうので、その点注意しましょう。
【2】予熱時間と温度調節機能をチェック
電源をONにしてから温まるまでの時間もチェックしたいポイントです。一般的には数分で適温になるものが多いですが、なかには数十秒で温まる急速予熱タイプも。朝の忙しい時間や、出先のトイレでお直ししたいときは、早いものが嬉しいですね。
また、温度調節機能が付いていれば、ダメージを気にしながら温度設定ができるのでまつげにも優しいです。バッチリカールをつけたいときは高めの温度で、すっぴんでクルンとカールだけしたいときは低めの温度など分けて使えます。
【3】サイズや重さで選ぶ
メイク直しなど、外出先でもホットビューラーを使いたい方は、サイズや重さも確認する必要があります。ポーチに入れる場合、ペンのようなコンパクトサイズが収納しやすいでしょう。
また重たいものは、持ち運びしにくく外出先では使いにくいです。とくに充電式は、電池式と比べて軽さにこだわった商品が多く、持ち運びに向いています。
【4】掃除のしやすさも忘れずチェック
ホットビューラーは、マスカラなどが付きやすいもの。汚れたままにしておくと熱が伝わりにくくなり、まつげをうまくカールできなくなることも……。そのため、こまめにお手入れできるよう掃除しやすい商品を選ぶことが大切です。
たとえば拭き取りやすい形状になっているもの、パーツを取り外して掃除できるもの、専用のお掃除ブラシがついているものなどがおすすめですよ!
【迷ったらコレ!】イチオシメーカー
種類が多すぎて選ぶのが難しいという方は、人気メーカーの商品を選ぶのも一つの手! ここでは、ホットビューラーが人気のメーカーをピックアップしてご紹介します。
パナソニック|なりたい仕上がりを叶えられる
言わずと知れた国内大手メーカーのパナソニックからは、「まつげくるん」や「アミューレ」というシリーズのホットビューラーが販売されています。
セパレートなまつげやナチュラルな仕上がり、つけまつげ用など、なりたいイメージや自分のまつげに合わせて選べる種類が揃っていますよ。
貝印|コンパクトでデザインもかわいい
貝印なら、女性向けのかわいいビューティーツールが揃う「KOBAKO」シリーズのホットビューラーがイチオシ!
デザインがおしゃれでかわいいのはもちろん、コンパクトで持ち歩きしやすいのも大きな魅力です。
折りたたみ式でポーチにすっぽりと入るので、外出先でまつげを上げたいときに重宝しますよ。
ホットビューラーおすすめ23選 プロ御用達の商品も!
ここからは、ヘアメイクアーティストの篠原さんと編集部で、おすすめのホットビューラーを紹介していきます!
ホットビューラーは、大きくわけると2種類。「カーラー型」と「スティック型」があります。それぞれの特徴を把握して、どちらのタイプが自分に合うか確認してみましょう。
▼しっかりカールするなら「カーラー型」
カーラー型は、普通のビューラーと同じようにまつ毛を挟んで、熱の力と挟む力の両方でくるんとキレイなカールに仕上げます。使い方が普通のビューラーと同じなので、初心者でもテクニックがいりません。使いやすさを重視する人におすすめです!
ビューラーの形をしたホットビューラー
ビューラーの形をしており、はじめてのホットビューラーに向いています。まつげ全体を一度にカールさせることができるので、初心者でも折れのないきれいなカールをつくれるでしょう。
また充電しながら使えるのもうれしいポイントです。つねに一定の温度をキープしつつ、3分後には自動的に電源が切れる機能もついています。
ほぼワンコイン! Wヒーター熱でしっかりくるん
家具・インテリアでおなじみの「ニトリ」が販売している、カーラータイプのホットビューラー。なんといっても安い値段が魅力です! ただし安いとはいえ、Wヒーター熱でくるんとしっかりまつげをカールできる実力派です。
シンプル設計なので使いやすく、ボディカラーがホワイト・レッドパープルの2色から選べます。
ワンタッチで操作できるホットビューラー
こちらもワンタッチで簡単操作ができるホットビューラー。70度の熱でまつげをはさむことで、長い時間カールのキープが可能です。
また目元ランプがついているので、うす暗い場所でもやけどを心配せずに、まつげを明るく照らします。はじめてホットビューラーを使う方も、思いどおりのカールができるでしょう。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類です。
▼自分好みのカールを作るなら「スティック型」
理想のまつげの形を作りたいなら、部分使いできるスティック型ホットビューラーがおすすめ。使い方は、マスカラをするようなイメージで持ち、コームでまつげを押し上げてカールさせます。まぶたを挟んでしまう心配がありません。
またスリムなスティック型なら、持ち運びにも便利。ポーチに入れてもかさばらないので、出先でメイクを完成させたいときや旅行にもおすすめです。

マスカラでまつげ同士がくっついてしまった経験はありませんか? そんなときに便利なのがこちら。1本1本をきちんとセパレートしてくれるので、キレイな扇状になります!
セパレートされたロングカールまつげを実現
まつげを上げるだけでなく「1本1本きちんとセパレートしたい」「まつげを長く見せたい」そんな欲張り願いを叶えてくれるのが、このセパレートコーム型ホットビューラー。
まつげを毛先まで1本1本扇状にセパレートしてくれるので、華やかで綺麗なロングカールが完成します。
まつげをとらえやすい形状で、下まつげにも使用可能。コームが取り外せるのでお手入れしやすく、お掃除用のブラシが付いているのも嬉しいポイントです。

温冷の機能を使って温めたあとに冷やせば、カールがしっかりキープできます。どんなまつげにも使いやすいので、自まつげに自信のない人も試してみてください!
温・冷風でまつげを傷めないようにカール
こちらは、JLA認定まつげエクステサロンとの共同開発で誕生した一品。温・冷風で、まつげが傷むのを防ぎながらカールできます。
ビューラーによるまつげの切れ毛・傷み・折れなどの心配が少ないので、自まつ毛を大切にしながらアイメイクが楽しめます。自まつげにはもちろん、まつげエクステ・つけまつげにも使用できます。USB充電式だから、電池切れでピンチになることもなく便利です。
二段階で温度を調整して思いどおりのまつげへ
このホットビューラーの特徴は、二段階で温度を調整できること。まつげの濃さやかたさに合わせて、温度を調整できます。自動断熱機能やデジタルディスプレイで、温度管理や予熱の準備状態が確認できる設定です。
デザインは高級感のある口紅型となっています。USB充電式なので、化粧ポーチで持ち運びしやすく、外出先でも使いたくなるでしょう。
どんなまつげも長くカールをたもつ
象牙色とゴールドの口紅のデザインが華やかなホットビューラーです。二段階の温度設定で、季節やまつげの長さに関わらず、自然なカールをつくります。軽さと握りやすさにこだわり、使いやすい設計です。
また付属のマスカラを組み合わせて使用すると、より印象的なカールになります。アフターなど、短時間でメイク直しをしたいときに便利な商品です。
凹凸デザインのコームでまつげを傷めない
コームを凹凸デザインにすることで、まつげを傷みにくくした商品。発熱線でカールさせるので、まぶたの火傷が心配な方も、安心して使えます。10分後に自動停止する機能もついており、電源の消し忘れも心配ありません。
また省エネルギーにもこだわっています。1回の充電で2週間使用できるため、出張や旅行にも対応可能です。
つけまつげが、自まつげと一体化してくるん
つけまつげを愛用している人には、つけまつげごとカールアップしてくれるこちらを。クリップで自まつげとつけまつげを一緒に挟みカールできるので、一体感のある自然な仕上がりを実現してくれます。
裏面にコーム型ヒーターも搭載しているので、細部の調整もラクラク。自分好みのまつげカールをヘアアイロン感覚でスタイリングできる、画期的な商品といえそうです。
マスカラ使用後のダマを溶かすサイドコームが便利
まつげの根本から毛先まで理想のカールを作れる、2WAYストレートヘッドタイプのカーラー。ボリュームコームでまつげをしっかり束ねてボリューム感を出し、セパレートコームでまつげを1本1本にわけてくれます。
マスカラダマをとかせるサイドコームも付いているので、完成度の高いまつげメイクに。つけまつ毛をしている人も使用OKです。

私が一番ヘビロテしているホットビューラーです。狙いをさだめやすく、しっかりまつげを上げられます。目頭や目尻などピンポイントで上げることも可能。掃除もしやすいので重宝しています。
見た目におしゃれで、自然なカールができる実力派
ダブルヒーター搭載で、くるんと上向きカールを持続させてくれます。ナチュラルにカールアップするので、直毛まつげでも天然カールのような仕上がりに。コームタイプなら「まぶたを挟みそうで怖い……」という人も安心して使えますね。
デザイン性も高いので、おしゃれな女子には必須のアイテムといえるかもしれません。ポーチに忍ばせておくとテンションが上がりますよ!
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ホットビューラーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのホットビューラーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
人気ホットビューラーの口コミをチェック 実際に使ってみた! 評価評判は?
ここからは、実際に人気の商品を使った口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
Panasonic『まつげくるん』の口コミをチェック








出典:LIPS
カールキープ力については、このビューラーだけでは特に高いということもなく、マスカラトップコートやマスカラ下地でどうにかするしかないと感じました。
また、単純なカールメイク力だけでいうと、一般的なビューラーのほうがあるかもしれませんが、ホットビューラーを使うとカクカクしないとても自然なカールを作り出すことができます!
Panasonic『まつげくるん つけまつげ用』の口コミをチェック


















出典:LIPS
★自まつげのみ使用
コーム部分でカールを整えることができます。
もちろん下まつげにも。
使用後にビューラーを使うとまつげの上がりが非常によいです。
クリップで挟んでもOKだが短いと難しい。
★つけまつげに使用
つけまつげ使用前にクリップで挟んでキープするとカールの角度を変えられる
写真7枚目はつけまつげをカールさせた物です。
上...何もしていないつけまつげ
下...ホットビューラー使用
ニトリ『ホットアイラッシュカーラー』の口コミをチェック






出典:LIPS
①ニトリ ホットアイラッシュカーラー
通常のビューラーと同じ使用方法。はさむ部分上下ともに熱くなるので期待大。だったのですが…親指をあてがって上にあげる部分が、固い…しっかりはさむまで上げるのに結構力がいる…そしてこの状態で10秒キープだと…プルプルしながらどうにか挟んでいるものの、うまく挟めている実感が少ない…
そして何より、え、ぬるい…?
肝心の仕上がり、うん、まぁ…それなりにあがってはいる…けどこれならホットである必要性…やっぱぬるいから…?
ホットビューラーの使い方と注意点 まつげがキレイに上がらない人は必見!
ホットビューラーの効果的な使い方と、使う際に注意しておきたいポイントについて解説します。
普通のビューラーとマスカラ下地を併用して
ホットビューラーを使う前に、まず通常のビューラーでまつげを上げましょう。そのあとにつけるマスカラ下地がつけやすくなります。マスカラ下地は、カールの持ちがよくなったり、ホットビューラーの熱によるダメージを軽減したりする作用があります。
そのあと、マスカラを塗りましょう。このとき、重ねづけしてしまうと、だまになったり、重さで下がったりする原因になるので、ささっと塗るのがポイント。最後にしっかり温まったホットビューラーで、形を整えれば完成です。
やけどをしないように注意を
多くのホットビューラーは、40~70度の高温でまつげをカールさせます。とくに目の周りの皮膚は薄いので、やけどには注意して使いましょう。心配な方は、やけどしにくい仕様のものを選んでください。
また、コンタクトレンズをつけている場合は、ホットビューラーを使う前にレンズを外しましょう。レンズをつけたまま、ホットビューラーを使うと、熱でレンズが変形してしまう可能性があります。
まつ毛美容液でダメージケアを忘れずに
ヘアアイロンを頻繁に使うと髪が痛むのと同様に、ホットビューラーもまつげに少なからず負担がかかります。ダメージを受けたまつげは、まつげ美容液でケアをしましょう。
まつげ美容液を使えば、抜け毛や切れ毛を防ぐだけでなく、カールを長くたもつことができます。ホットビューラーとまつげ美容液はセットでそろえてください。
ホットビューラーに関するQ&A よくある質問にお答えします!
ここではホットビューラーに関する気になる疑問にお答えします!
ホットビューラーとビューラーの違いはなんですか?

普通のビューラーはまつげを挟んだら自分の力でグッと押し上げますが、ホットビューラーは、熱の力でまつげに上向きのクセをつけてくれます。
ホットビューラーは普通のビューラーと比べてまつげを上げるのが簡単なうえ、長時間カールをキープしやすいともいわれています。
下まつ毛にも使えますか?

スティック型ホットビューラーの場合は使用できます。一方でカーラー型ホットビューラーではやけどの可能性があるためおすすめはしません。
アイメイクのおすすめ商品はこちら 関連記事
マスカラやつけまつげなど、まつげやアイメイクに関するおすすめ記事はこちらで紹介しています。
ホットビューラーでくるんとしたまつげに いかがでしたか?
ホットビューラーは、普通のビューラーと比べて、初心者でもきれいにくるんとしたまつげをつくることができます。またコンパクトサイズで持ち運びできる商品が多く、外出先でのメイク直しにも使いやすいです。
しかし熱を使ってカールさせるため、まつげに少なからずダメージを与えます。まずは紹介した選び方を参考にして、自分に合ったホットビューラーを選びましょう。そして正しい使い方をマスターし、まつげ美容液などできちんとケアをしてあげてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
2004年よりヘアメイクアシスタントを開始。数年の修行の後ヘアメイクアーティストとして独立。 主にCMやTVでの女優、タレント、芸人、モデル、声優、アスリートなどのヘアメイクを担当。肌を美しく魅せるナチュラルメイクが特に得意。 本人も美容オタクで特にコスメと美容家電が大好き。メディア出演や企業での講演会、化粧品会社へのアドバイスやプロデュース化粧品の販売など活動は幅広い。