クレンジングミルクとは? 肌に優しいのが魅力!
クレンジングは基本的には、オイル・ローション・ミルク・ジェル・クリーム・バーム・シートの7種類に分けられます。
そんな数あるクレンジング剤の中でも、肌への負担が少ないといわれているのが「クレンジングミルク」。
乳液のようななめらかなテクスチャで洗いあがりのツッパリ感を軽減してくれてしっとりに仕上げてくれるのが特徴。
肌の皮脂膜を残して洗えるので乾燥や肌トラブルに悩まされている人はクレンジングミルクに変えてみるといいかもしれませんよ。
クレンジングミルクの選び方 落とし方、保湿成分など
クレンジングミルクを選ぶときに知っておくと便利なポイントを4つご紹介します。
【1】落とし方の違いで選ぶ
【2】自分の肌質に合わせて配合成分を選ぶ
【3】使い勝手から選ぶ
【4】価格で選ぶ
それぞれ解説しているので参考にしてみてください。
【1】落とし方の違いで選ぶ 洗い流すタイプor拭き取りタイプ
クレンジングミルクには、洗い流すタイプや拭き取りタイプなどさまざまな種類があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。
クレンジング力なら「洗い流すタイプ」
メイクや汚れにクレンジングミルクをなじませたあと、水やぬるま湯で洗い流すタイプです。さっぱり感が欲しい人、肌の乾燥が気にならない人にオススメクレンジングです。
クレンジングミルクだけでは落としにくい、濃いめのポイントメイクは、専用のリムーバーで落としておくとスムーズです。
ポイントメイクには「拭き取りタイプ」
クレンジングミルクで手軽なのは拭き取りタイプです。肌ダメージを感じているときは、洗い流すタイプよりも乾燥しにくい拭き取りタイプがマル。国内で販売されている商品で拭き取り使用できるものは、洗い流し両用がほとんどです。
拭き取り使用する際は、クレンジング剤の刺激や、コットンやティッシュで拭き取る摩擦の刺激を少なくするために、できるだけ手早く済ませましょう。
また、目元・口元のメイクを落とすポイントメイクリムーバーとして使う場合も、拭き取りタイプが便利です。
【2】自分の肌質に合わせて配合成分を選ぶ 乾燥肌?敏感肌?
クレンジング剤に何を求めるかは人それぞれ。自分の求める効果に注目して選ぶの大切なポイントです。
乾燥肌向け|高保湿成分配合のものをチェック
クレンジングミルクは、皮脂を落としすぎないので肌のうるおいが守られ、乳液で化粧落としをしているようなしっとり感で洗い上がるのがメリット。さらにうるおった仕上がりを求めるなら、成分表をチェックしてみましょう。
うるおい成分のセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、PCA-Na、乳酸Na、グリセリン、シアバター、ホホバ種子オイル、オリーブオイルなどが入っているものがおすすめです。
敏感肌向け|刺激がある成分などが無添加のものを
刺激に弱い傾向にある肌の場合は、まず、「敏感な肌向け」「乾燥する肌向け」などのように敏感肌クレンジングミルクとしてつくられた商品を選ぶ手があります。
そのほかに成分をチェックするなら、アルコール(エタノール)、香料、着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、防腐剤(パラベンほか)などは、敏感な肌・乾燥する肌には刺激になる場合も。自分の肌に合わない成分が入っていないものを選びましょう。
クレンジングミルクのなかでもとくに敏感肌向けの商品を探している方はこの記事もぜひチェックして!
オーガニック成分にも注目
乾燥肌、敏感肌の方はもちろん、脂性肌の方も化学的な成分に不安のあるなら、オーガニック製品をチョイスするのも手です。
オーガニックとは、栽培する際に使用する土や肥料について定められた規定に従って作られた植物のこと。一概に、規定に沿っている=安全ということではありませんが、有機JASマークといって、農林水産省の登録機関による審査を受けた製品を目安に選んでみるとよいでしょう。
自然由来の成分や香りで、やさしくメイクオフできるのも魅力ですよね。
【3】使い勝手から選ぶ W洗顔不要やマツエクOKなど!
使うシチュエーションに合わせて使い分けるのも◎
そんな使い勝手から選んでみるのもいいですよ!参考にしてみてください。
時間をかけられない人は「W洗顔不要なタイプ」
クレンジングミルクには、使ったあとに洗顔料で洗う必要があるものと、ダブル洗顔不要のものと2種類があります。パパッと済ませたい人は、ダブル洗顔不要タイプの洗顔ミルクを。時短なだけでなく、洗い過ぎによる乾燥を防げます。乾燥するシーズンだけW洗顔不要タイプを使うのも賢い選択です。
ただし、ウォータープルーフや濃いメイクなどは、落ちにくいことも。その場合は、専用のリムーバーを併用しましょう。
バスルームで使うなら「濡れた手でも使えるタイプ」
「オイル状のクレンジングは濡れた手で使えないものも多いけれど、ミルク状のクレンジングは全部濡れた手でもOKじゃないの?」と思っている人も多いよう。でも、クレンジングミルクも水が混ざるとメイクが落ちにくくなるものもあるので注意が必要です。
バスタイムにメイクを落としたいなら「濡れた手でもOK」の表示があるものを選びましょう。
マツエクには「オイルフリーのマツエク対応タイプ」
オイルの分子はとても小さく、まつげエクステのグルーとまぶたの間に入り込み、接着力を弱めてしまいます。そこで、マツエクをしている人は、オイルの入っていないクレンジングミルクを選びましょう。
マツエクOKという表記があるもののほか、「オイルフリー 」と書いてあるものを選べばOKです。
マツエク対応のおすすめクレンジングをもっと詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみて♪
【4】価格で選ぶ プチプラ?デパコス?
クレンジング剤はメイクをする方にとっては頻繁に使う必須アイテム。毎日のように使う方も多いのではないでしょうか。そんな消耗品だからこそ普段使いであれば市販のプチプラのもので十分。人気クレンジングも比較的安く、罪悪感なくたっぷり使うことができます。
その反対に、毎日使うからこそ成分にこだわりたい!という方であればデパコスのクレンジングミルクを選ぶことをおすすめします。プチプラと比べて価格は高くなりますが、その分使用するクレンジングミルクに含まれている成分に気を配ることができ、また美容部員の方に相談できたりもします。肌に優しいクレンジングも種類豊富なので幅広く選ぶことができそう。
口コミなどでも商品の使い心地を確認できる今、使い勝手や自分のスタイルに合わせて選んでみましょう!
クレンジングミルクのおすすめ商品
それではここからはクレンジングミルクのおすすめ商品をご紹介します!
▼おすすめ10選【プチプラ】
▼おすすめ10選【デパコス】
▼おすすめ9選【オーガニック・無添加】
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ10選【プチプラ】
まずはプチプラ商品を中心におすすめの商品を紹介していきます!
濡れた手で使える無添加・低刺激処方
濡れた手や顔に使ってもクレンジング力が落ちず、バスルームで使えて、マツエクをしていてもOKという、うれしいクレンジングミルクです。
アレルギーの原因になり得る着色料、香料、防腐剤、品質安定剤、鉱物油、アルコールは不使用という無添加にこだわった低刺激処方。アミノ酸洗浄成分で、優しい洗い心地もマルです。
デリケートな肌のためのマイルド処方でつっぱらない
しっかりマスカラやティントリップも落とせる、とろんとなめらかなテクスチャーが魅力。ダヴの洗顔料シリーズに配合されている、濃密美容液が入ってしっとりするほか、保湿成分に天然カモミールエキスを配合。デリケートな肌にも使いやすいマイルドな肌あたりです。
クレンジング後もつっぱり感がなく、うるおいに満ちた肌へと導きます。合成着色料、パラベン無添加です。

W洗顔不要。オリーブオイルとスクワランでしっとり
クレンジング剤で汚れを浮かせ、化粧水で拭き取るという、フランス式の洗顔法をヒントにした「洗わない洗顔」シリーズの逸品。シリーズのネーミングどおり、拭き取り後に洗わなくてよい、W洗顔不要のタイプです。とろんと柔らかなテクスチャーで、メイクを優しく落とします。
天然由来のオリーブオイルやスクワランオイルで保湿効果も。ラベンダー精油の香りも心地よく、クレンジングタイムが楽しくなりそう。
北海道産「ゆきぴりか」の豆乳発酵液を配合
北海道産の大豆「ゆきぴりか」による、オリジナルの豆乳発酵液を配合。さらに、グリチルリチン酸ジカリウムが肌荒れ・ニキビを防ぎ、ビタミンC誘導体で保湿。健やかな肌に導きます。
もこもこの泡でクレンジングすれば、毛穴の中まですっきり。無香料、無着色、無鉱物油といった、無添加処方です。

▼おすすめ10選【デパコス】
ここからはデパコスブランドをメインに商品を紹介していきます!

89%が美容液成分。メイク落ちにもすぐれた一品
あざや傷なども隠せる、カバーマークの密着ファンデーションをきちんと落とすクレンジング力がすごい。そして、美容液成分を89%も配合したもっちり保湿力を両立しています。
化粧水を忘れるほどのしっとり感があるのは、保湿成分のグリセリンなどが配合されているから。優しくマッサージしながら顔の中心から外側に向かってくるくるすれば、毛穴汚れもすっきり落とせます。毎日使用しても2カ月はもつ、特大サイズが人気です。


▼おすすめ9選【オーガニック・無添加】
ここからはオーガニック成分を配合した商品、防腐剤などが無添加のクレンジングミルクを紹介していきます!
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする クレンジングミルクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのクレンジングミルクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートに聞いた「ベストなクレンジングミルク」
美容ライター
クレンジングミルクには、比較的油分が多くメイクなじみのよい商品もあります。ちょっと濃いめメイク程度なら落とせることも多いです。
拭き取りで使うときには、コットンやティッシュの摩擦が刺激にならないよう、ゴシゴシこすらないようにしてください。
また、イチオシなのが、洗い流し・拭き取り両用タイプ。気分や気候に合わせて使い分けられるので注目です。肌に優しく落とせるだけでなく、機能性の高いものがたくさんあるので、自分に合った商品と出合ってください。
クレンジングミルクを上手に使うコツ
クレンジングというからには、肌に優しいだけでなく、メイク汚れとともに酸化した皮脂、古い角質や毛穴の角栓などもしっかり落として肌トラブルを防ぎたいものです。
クレンジングミルクは、水と油が混ざった状態のため、使い方にコツがあります。汚れとうまくなじませ、優しくしっかり落とすために、賢い使い方を実践してみてください。
温めるとなじみやすく時短に
油分が含まれたクレンジングミルクは、温めるとオイル状に変化。油性のメイクや古い皮脂となじみ、落としてくれるという仕組みです。そのため、手のひらでクレンジングミルクを温めてから肌にのせれば、早くオイル状になり、メイク落ちがよくなります。
手早くメイクが落とせるので、クレンジング剤と摩擦により刺激を与える時間が短くなり、肌に優しく洗えます。クレンジングミルクは、温めて使うことを基本にしましょう。
洗い流すのは、しっかり乳化してから
肌の上でオイル状になったクレンジングミルクを洗い流すには、水となじみやすくする乳化をしっかり行うとスムーズです。
洗い流すときにまず、体温よりやや低いぬるま湯を少しずつ肌になじませ、手のひらで顔を包み込みます。すると油分と水分が混じりあって乳化が起こり、さらりと洗い流せるようになります。
油性の汚れが顔に残らないように、乳化を忘れずに行って、肌ダメージを防ぎましょう。
年代別におすすめのスキンケアを紹介 20代・30代・40代
クレンジングミルクを賢く使って、ますます美肌に!
クレンジングミルクの選び方とおすすめの商品を紹介しました。
気になるクレンジングミルクはありましたか? ミルクタイプは比較的クレンジング力が弱めですが、ポイントメイクまで落とせるものもあるので、メイクの濃さも考えながら選びましょう。
肌をいたわって、優しくメイクを落とし、美肌を保ってくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業在職中に美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始め、その後独立。キレイになりたい!と願うあなたに響くような情報をお届けできればと思います。