スピンバイクとエアロバイクの違いは?
スピンバイクとは、エアロバイクよりも高い負荷をかけて室内でトレーニングできる自転車型のマシーンです。ジムなどでもよく置かれており、有酸素運動はもちろん、筋力アップのための無酸素運動もおこなうことができます。
スリムなものや、折りたたみができるものがあるので、本格的に筋力アップをしたい人はぜひ検討してみてください。
スピンバイクの選び方 フィットネストレーナー講師に聞いた!
フィットネストレーナー講師の曽谷英之さんに取材のもと、スピンバイク選びのポイントを紹介します。駆動方式や負荷のかかり方、メンテナンスの有無、静音性などをチェックして選ぶことが大切です! 詳しく見ていきましょう。
駆動方式は大きく分けると2種類
スピンバイクの駆動方式には、大きく分けてチェーン式とベルト式の2種類があります。
種類によって、音の大きさやメンテナンスの仕方が違うのでチェックしてみましょう。
しっかりトレーニングしたい人には「チェーン式」
チェーン式は、漕いだときにかかる力の逃げ場がなく、しっかりと負荷をかけることができます。
チェーンなので、漕ぐたびにどうしても音が出てしまうのがデメリット。比較的高価なものであれば静音に配慮したアイテムもあるので、商品の特徴をしっかり確認しておきましょう。
また、チェーンの耐久性を維持するため、定期的に潤滑油でメンテナンスを行なう必要があります。
静音でメンテナンス不要な「ベルト式」
ゴム製のベルトはチェーン式と比べて静音で、こまかい作業のメンテナンスも必要ありません。マンション住まいや騒音が気になる人におすすめ。
チェーン式と比べるとやや高価な商品が多いですが、トレーニングマシンをはじめて使うという方にはこちらが使いやすいでしょう。
目的に合わせて負荷方式を選ぶ
負荷方式には摩擦式やマグネット式があります。それぞれの特徴を紹介します。
強力な負荷をかけられる「摩擦式」
摩擦式は、車輪に革やフェルト、布などを押し当てることによって摩擦で負荷を与える方法。強い負荷をかけることができるので、ハードなトレーニングをしたい人におすすめです。
一方で、デメリットは負荷が数値化ができないこと。運動強度が計測できないことによってモチベーションを保てない方は好ましくないでしょう。
静音で劣化しにくい「マグネット式」
マグネット式は、強力な磁力同士で負荷をかける方法。摩擦による負荷ではないので、製品の消耗も少なく、故障や交換の心配がないので持続して使用することが可能です。
また、負荷を数値化できるので、自身の体調や目標に合わせてトレーニングすることができます。ただし、長時間使用すると熱が発生するため、商品ごとに連続使用時間が制限されています。
ホイールの重さも重要なポイント、価格の変動も
ホイールの重さによって負荷力の異なるトレーニングができるので、ホイールの重さは要チェックです。
しっかりとトレーニングをしたい人はホイールが重いタイプが適していますが、ホイールが重いとその分商品の価格も高くなる傾向があります。自身が求めるホイールの重さを確認しておきましょう。
サドルとハンドルは調整可能か
快適なトレーニングには、正しい姿勢をたもつことが大切です。そのためにも、サドルやハンドルの位置を自身の身長などに合わせて設定できるものを選びましょう。
無段階調整ができるものだと、より自分の体に合わせて設定できますよ。
心拍数測定でモチベーションアップ
測定機能がついているスピンバイクでは、心拍数やカロリー消費量、走行距離などを確認することができます。
ダイエットや筋トレなど、目標に応じて効率のよいトレーニングを行なうためにも、心拍数の把握は必要不可欠です! 数値で確認できると、目標達成など、よりモチベーションをたもちやすくなるでしょう。
購入前に自宅の環境も要チェック
スピンバイクは自宅に設置してトレーニングするものです。各種キャスター付きで移動しやすいもの、折りたためるものなどさまざまあります。
まずは配置する位置とスピンバイクの大きさを把握して、トレーニングしやすい空間を部屋のなかに作りましょう。
騒音や収納などの問題も考慮して選びましょう フィットネストレーナー講師からのアドバイス
フィットネストレーナー講師
目的とする運動強度に応じて必要な負荷をかけられるスピンバイクを選びましょう!
また、運動習慣を身につけるためには、騒音や収納などの問題でストレスがないようにしたいですね。
スピンバイクおすすめ11選 ダイエットからトレーニングまで!
フィットネストレーナー講師の曽谷英之さんと編集部が厳選! ダイエットからハードトレーニングまで、さまざまな目的に応じた選りすぐりのスピンバイク11選を紹介します。
スタンダードなものや個性的な機能があるものなど、さまざまピックアップしているので、ぜひチェックしてくださいね。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スピンバイクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスピンバイクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スピンバイクに関するQ&A よくある質問
ダイエットにおすすめのスピンバイクは?

「摩擦式」と「マグネット式」が負荷をかけられるのでおすすめです。
スピンバイクでより効果的に痩せる方法は?

スピンバイクでトレーニングする前にあわせて筋トレを行っておくと、脂肪が燃焼しやすくなります。また、食事を改善するのはもちろん、なるべく夜は20時までに食事を済ませておき、寝る前に炭水化物を摂らないことも重要です。
【関連記事】そのほかのトレーニンググッズはこちらで紹介!
まとめ
フィットネストレーナー講師の曽谷英之さんと編集部で、おすすめのスピンバイクをご紹介しました。
摩擦負荷やマグネット負荷のスピンバイク、折りたたみ式、静音など特記すべきポイントが多くあります。さまざまなスペックを比較して情報を整理しながら、自分がやりたいトレーニングに合ったスピンバイクを選んでくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
神戸大学大学院で運動障害論を学び、ロサンゼルスでの筋肉留学を経てパーソナルトレーナー活動を始めました。 ロジカルで分かりやすい指導がトレーニング初心者の方にご好評をいただき、パーソナルトレーニングマッチングサイト 「MY TRAINERS(マイトレーナーズ)」の2018年度人気No.1トレーナーになりました。 現在は、フィットネストレーナーを「一家に一台」提供するために、トレーナースクール「MY TRAINERSアカデミー」の講師を担当しています。