エアロバイクの魅力と運動効果
エアロバイクでおこなわれる運動は「有酸素運動」であり、高負荷で踏み込むことによって筋量が増え、代謝がよくなり脂肪燃焼効果がアップします。
そのためダイエット効果が高く、運動が苦手な方でも取り入れやすい運動法になります。基礎代謝が上がって太りにくい体質になれるほか、血行がよくなることで冷え性改善にも役立ちますよ。
エアロバイクの種類・タイプ
エアロバイクには大まかに3つのタイプがあります。タイプによってある程度のレベルがあり、手軽に使用できるタイプや本格的にトレーニングできるタイプなどあります。
はじめにそれぞれの特徴をおさえておきましょう。
▼アップライトタイプ|自転車を漕ぐ感覚に近く、初心者向け
「アップライトタイプ」はジムなどでよく見かける定番のタイプで、上半身を起こしたまま自転車を漕ぐ感覚で使用できるもの。負荷が軽めのものが多く、初心者向きです。
▼リカンベントタイプ|ラクな姿勢で漕ぎたい方向け
「リカンベントタイプ」は、背もたれ付きで、椅子に座るように使用ができる形のものです。ラクな姿勢で漕げるので、軽い運動目的の方やリハビリ目的の方にも役立つでしょう。
▼スピンバイクタイプ|ハードな運動をする方向け
「スピンバイクタイプ」は前傾姿勢で漕ぐタイプのもの。負荷を大きくかけられるものが多く、ハードな運動を目的とする方やアスリートなどのトレーニング向きです。
価格が高いものが多い分、サポート機能も充実したモデルが多いのも特徴です。
エアロバイクの選び方
自宅で気軽にトレーニングやダイエット効果が期待できる「エアロバイク」。おうち時間が増えた最近は、再度注目されています。この記事では、エアロバイクの基本的な選び方をご紹介します。ポイントは下記の4つ。
【1】負荷方式
【2】サドルの高さ調整ができるか
【3】収納性、静音性
【4】そのほかの便利な機能
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】負荷方式をチェック
エアロバイクを選ぶ際は、目的に合わせて負荷方式を選ぶことが大切です。負荷方式にはおもに4つの形式があるので詳しく紹介していきます。
▼ベルト負荷方式|負荷が軽めで家庭用モデルに多い
ベルト負荷方式とは、テンションベルトというゴムでできたベルトによる摩擦でホイールに負荷をかける形式。コストも安価なものが多く、家庭用でよく使用されています。
負荷が軽めのものが多いので、運動不足解消などの軽い運動をしたい方や、初心者向きといえるでしょう。
▼マグネット負荷方式|負荷調整の幅が広く静音性が魅力
永久磁石の引力と反発力によりホイールに負荷をかける形式のもので、ベルト式と違って摩擦がないので音が静かで、より強い負荷をかけられます。
負荷の調整幅が広いこともメリットのひとつ。ある程度、負荷をかけて運動することを目的とする方向きです。
▼電磁負荷方式|スポーツジムで採用されていることが多い
ホイール内部に組み込まれている電気磁石に通電することで回転に負荷をかける形式のもので、電圧によって負荷の大きさを変える仕組みになっています。マグネット方式の磁石が電磁石に変わったものなので、このタイプも音が静かなことがメリットです。
スポーツジムなどで採用されていることが多く、持久力アップや筋力アップなど、運動量を多くしたい方向きです。
▼摩擦負荷方式|負荷を強くかけられるアスリート向き
フェルトや皮などの摩擦に強い素材をホイールにあて、ブレーキにして負荷をかける形式のものです。負荷を強くかけられるため、ハードトレーニングが必要なロードレース競技やスポーツアスリートのトレーニング向きです。
【2】サドルの高さ調整ができるかチェック
エアロバイクには、自転車と同じようにサドルの高さによってサイズがあります。サドルに腰かけて足を乗せたペダルが一番下にきたときに、膝がまっすぐになることが選び方の目安です。
ペダルを漕ぐ際に膝が曲がると膝に負担がかかり、かといって伸びすぎると漕ぐ際に体が左右に揺れてしまうので、腰に負担がかかってしまいます。「股下×0.85+24」(床から本体までの目安)でサイズが出せますので参考にしてください。
家庭で複数人で使用する場合は、サドルやハンドルの調整ができるものを選ぶといいでしょう。
【3】収納性、静音性をチェック
エアロバイクは、家庭用でも大きさがさまざまです。そのため、部屋のスペースを考慮して選ばなくてはいけません。ワンルームなどの狭いスペースには、場所を取らない折りたたみ式が便利です。
また、使用時の音も気をつけたいポイントです。ベルト負荷方式や摩擦負荷方式は、構造により摩擦音がしますので、マンションなどの集合住宅での利用はあまり向いていないでしょう。
どうしても自宅で使いたい場合は、エアロバイクの下にヨガマットやストレッチマット、防音マットなどを敷いて対策しましょう。
【4】そのほかの便利な機能をチェック
エアロバイクに搭載されていると便利な機能や連続使用時間も忘れずにチェックしておきたいポイント。距離や時間の計測、脈拍機能、消費カロリーなどが可視化することで、モチベーションアップにもなるはずです。また、長時間使うなら、連続使用時間はどのくらいあるのかも事前に確認しておきましょう。
(a)消費カロリーや距離、時間、心拍数の測定ができると便利
エアロバイクで運動をするにあたって、機能性も気になるところです。消費カロリーや距離、時間などの簡易的な表示機能だけでなく、ハンドルに脈拍計測機能がついているもの、体脂肪を計測できるもの、スマホアプリと連動して日々の記録ができるものなどがあります。
一般的に、最大心拍数(220-実年齢)の有酸素運動が、最も効率的に脂肪燃焼ができるといわれているので、心拍数の計測ができると確認しながらの運動ができます。
また、心拍数の測定方法は耳で測るタイプ、ハンドルのグリップで測るタイプがあります。耳で測るタイプの方が正確に計ることができ、両手が空くので、耳で測るタイプをおすすめします。
なお、一定のペースを保ち、無理のない範囲で運動したいなら、回転数が計測できた方が便利です。ダイエットや健康維持が目的なら、50~60回転/1分間を目安に漕いでみましょう。
使用目的に合わせてどんな機能が必要なのか、イメージして選ぶようにしましょう。
(b)連続使用時間はどのくらいか
家庭用のエアロバイクは、スポーツジムにあるようなものと違って簡易的なものが多く、製品によって連続稼働時間に差があります。
電源コンセント型のものなら長時間連続使用できるものもありますが、電池式のものだと20〜30分ほどですので、ハードトレーニングには向きません。使用目的に応じて、連続使用時間がどのくらいかをおさえることも大切です。
(C)スマホ連動対応
エアロバイクのなかには、アプリ対応しているモデルもあります。スマホと連動していると、消費カロリーが記録されていったり、アプリ内でレッスンを受けられるモデルも。
継続的に運動したい方におすすめの機能です。
エキスパートのアドバイス
目的に合わせたエアロバイクを選びましょう
エアロバイクは使い方によって、皮下脂肪を落とすエアロビクス効果や、内臓脂肪を減らす筋トレの効果を見込めます。
サドルに臀部(でんぶ)を固定して「踏み込む」運動は、負荷を上げると下半身の筋力を高め、スピードを上げると心肺機能が鍛えられるなど、エクササイズの幅を広げられます。
まずは筋力アップ、ダイエット、リハビリ、ストレス解消など目的を明確にし、その目的に合わせて、より多機能なエアロバイクを選びましょう。
エアロバイクおすすめ12選
それでは、おすすめのエアロバイクをご紹介いたします。
▼アップライトタイプ|初心者向け
▼リカンベントタイプ|ラクな姿勢で漕ぎたい方向け
▼スピンバイクタイプ|ハードな運動をする方向け
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼アップライトタイプ|初心者向け
まずは、初心者向けのアップライトタイプのおすすめ商品です。ぜひ参考にしてくださいね。
体力評価で結果がわかるからモチベーションがアップ
ハンドル脇に設置されているパルスセンサーで、心拍数の測定ができます。そのセンサーを使うことで、その日の体力評価を知ることができるため、日々のモチベーションキープに役立ちます。
カロリー消費や距離などの表示モニターも見やすいように工夫が施され、5項目を一度に表示。さらに、気になる項目は拡大して表示できるので、年配の方にも使いやすい設計になっています。
シンプル操作で家族みんなで楽しめる!
大型液晶メーターで見やすい!各項目を設定しやすいシンプル操作なので、ご年配の方でも手軽にお使いいただけます。サドルとハンドルの角度調節もできるので、ベストポジションで快適な運動ができます。フィットネスバイク初心者におすすめの1台です。
ペダルが滑らかで運動しやすいのもおすすめのポイント。ストレスを感じにくく、快適に運動ができます。
滑らかな漕ぎやすさは開発メーカーだからこそ
フィットネスマシンに特化した高い技術の開発メーカーが製造していますので、耐久性にすぐれており高品質です。体重100キロの方まで使用可能です。
ペダルは滑らかな漕ぎごこちで、体力に自信がない方でも安心。マグネット負荷方式で音が静かなので、マンションなどでもまわりを気にせず使えます。
サドルの高さは8段階、前後も8cmまで幅広く調整できるので、さまざまな体格に合わせた姿勢でトレーニングができるでしょう。
折りたたみ式のコンパクト設計
漕ぐ強さのレベルを8段階に調節可能な初心者におすすめのエントリーモデルです。マグネット負荷方式を採用することで、夜の時間帯の利用やマンション・アパートでも高い静音性を誇ります。
折りたたみ式で収納時の奥行きは94cmから42cmになります。コンパクトに収納できるので、使わないときは部屋の隅に置いたり、じゃまにならないところに片付けておけるのもポイントです。
体脂肪測定機能で日々の健康維持に
ハンドルは角度が調整できるタイプで、自分の見やすい角度でパネルを確認できます。またハンドルに自動心拍測定装置と一緒についているのが、ほかではあまり見ない体脂肪計。心拍数と体脂肪を毎日チェックすることで、健康管理と同時にモチベーションアップにもつながります。
大きなホイールを使用しているので、安定してスムーズに漕ぐことができます。サドルの高さは6段階まで調整でき、180センチの高さまで対応可能。比較的身長が高い方でも安心です。
▼リカンベントタイプ|ラクな姿勢で漕ぎたい方向け
続いては、ラクな姿勢で漕ぎたい方向けのリカンベントタイプのおすすめ商品です。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
テーブル付きで、ながらトレーニングにぴったり!
仕事で忙しく、なかなか運動する機会がない方などに適したテーブル付きのエアロバイク。資料を読みながら、ミニパソコンで作業しながらといった「ながら」運動が可能です。
ただ漕いでるだけだと飽きてしまい、長続きしないことも。テーブルがついているだけでさまざまな暇つぶしができ、楽しみながら使えます。キャスター付きなので、電源がある場所へ移動して携帯などを充電しながら使うこともできて便利です。
ゆったり座れるリクライニングモードでラクチン
可動式の背もたれがついており、ゆったり背もたれにもたれることで上半身に負担をかけず、効率的に太ももを鍛えることができます。
負荷重量を10段階で調整可能。軽い運動やハードトレーニングなど、その日のコンディションに合わせて運動ができます。
マグネット負荷方式を採用しており、摩擦音がせずとても静か。大きさもコンパクトで、折りたためるためスペースを取りません。室内利用に配慮されたエアロバイクです。
大きなハンドルとモニターはお年寄りの健康維持にも
大きなハンドルとデジタルモニターが特徴です。しっかり背中を支える背もたれつき。ハンドルは可動式になっていますので、乗り降りがラクにできます。
デジタルモニターは7項目を表示し、カロリーや累積の距離など、見たい項目を大きく表示して見やすくなっています。負荷の切り替えも8段階まで可能。部活のスタミナ作りからお年寄りの健康維持としての利用まで、幅広く対応できるでしょう。
▼スピンバイクタイプ|ハードな運動をする方向け
最後は、ハードな運動をする方向けのスピンバイクタイプのおすすめ商品です。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
音が静かと評判のフィットネスバイク
クロスバイクと同じ姿勢でトレーニングやエクササイズができるフィットネスバイク。人間工学に基づいた「前傾姿勢」の設計で、膝にかかる負担を軽減しながら運動ができます。
マグネット負荷方式を採用し、「とても音が静か」との口コミも多い商品です。付属の液晶モニターとエクササイズセンサーが付属しており、運動状況や心拍数などを計測できます。
ブラックのほか、ホワイトのモデルもあり、インテリアに合わせて選べます。
無段階調節で幅広い負荷をかけられる
ホイールの重量が13キロあるので、本格的なトレーニングができるエアロバイク。ホイールの重量があることで、ペダルを踏み込んだときにしっかりとした漕ぎ心地を得られます。 ロードバイク型のハンドルで、前傾姿勢で負荷をかけながら漕いだり、高さを変えてラクな姿勢で漕ぐことも可能。
キャスターがついているので、部屋の好きな場所に移動することができます。テレビや映画を観ながらのトレーニングも可能ですよ。
8段階のハンドル操作で負荷を調整
自転車に乗っている感覚でトレーニングでき、慣れた調子でカンタンに運動できます。ハンドルが8段階に調節できるので、好みの前傾角度で負荷がかけられ、使いやすさもアップ。
サドルの高さは74~89センチの6段階調節が可能で、身長があまりない方でも使えます。本格仕様の摩擦負荷方式を採用し、乗ったままで負荷を変えることが可能。中高生の部活のトレーニング用としても活躍できそうです。
各国のジムで採用されているモデルを家庭用に!
家庭用ではめずらしい、120分の連続使用が可能なエアロバイクです。世界中のジムに採用されている業務用を、家庭用にコンパクトに改良したもので、アスリート用としても充分な機能性が備わっています。
身長は150〜200センチまで対応しており、サドルは無段階調整ができますので、成長期の学生がいる家庭でも大丈夫。
次世代マグネット負荷式を採用することで、磁石の吸引で負荷を調節しますので、無音で使用できるのも魅力です。
専門メーカーが作る本格マシン
スポーツジムなどにあるマシンを開発しているフィットネスメーカーが製造した、アスリートのための本格的なエアロバイクです。V字に傾いた本体で、ロードバイクのような前傾姿勢をたもちながら本格的なトレーニングができます。
専用のフィットネスアプリと連動しており、手持ちのデバイスと連携することで、10個のトレーニングプログラムが目標達成をサポートするので、楽しみながらトレーニングを続けられます。
非接触負荷方式で静音性がすぐれたモデル
磁石による非接触負荷でほとんど音がしません。近所迷惑や音によるストレスなどが少なく、日常的に続けやすいモデルです。ペダルの回転数を表示する「ケイデンス機能」搭載。自分のペースやトレーニング負荷の参考、目安にできます。
ご家族での使用から本格的なトレーニングまで、幅広く活躍できる1台です。
「エアロバイク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする エアロバイクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのエアロバイクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのトレーニンググッズの記事はこちら 【関連記事】
ダイエットからハードなトレーニングまで
本記事では、エアロバイクの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。いかがでしたか?
選ぶときには、運動量や使用場所に応じた機能が備わっているかを確認しましょう。エアロバイクを長持ちさせるひとつとして、体重+20kgの耐荷重量があるものを選びましょう。
ダイエットからハードなトレーニングまで、あなたがほしいエアロバイクを選んでみてくださいね。
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