バランスボールは何に使える? 体内のインナーマッスル強化、腰痛防止やダイエットにも
バランスボールはハードなトレーニングだけでなく、家庭用のエクササイズにも使用できます。初心者の方や、運動が苦手な方でも使える便利なアイテムです。
▼バランスボールのおすすめの使い方
・椅子の代わりにして体幹や腹筋を鍛える、ながら運動
・体内のインナーマッスルを強化
・ふだん使わない筋肉に刺激を与えて基礎代謝をあげる
・妊娠中、産後の運動不足解消に
・腰痛防止
・ダイエット
・ストレッチ
バランスボールを選び方 自分の使い方に合ったバランスボールを探そう!
パーソナルトレーナーの田子政昌さんに、バランスボールを選ぶポイントを教えていただきました。ポイントは下記の4つ。
【1】体格に合ったサイズを選ぼう
【2】トレーニング内容に合わせて耐荷重を選ぼう
【3】乗り心地で選ぶ
【4】あるとうれしい付属品もチェック!
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】体格に合ったサイズを選ぼう
バランスボールを選ぶときのポイントはサイズ。からだに合わないサイズでトレーニングしてもじゅうぶんなメリットが得られません。まずは使用者の身長に合わせてサイズを確認しましょう。実際に座って膝が90cmくらいに曲がるものがおすすめです。
▼身長に対するサイズの目安
~165cm…55cm
165~175cm…65cm
175cm~ …75cm
【2】トレーニング内容に合わせて耐荷重を選ぼう
バランスボールを使ったエクササイズにはいろいろ方法があります。負荷をかけたり反動をつけたりすることもあるので、不安なく使うためには耐荷重のチェックが欠かせません。
選ぶときは耐荷重の表記があるかどうかをチェックし、本格的なエクササイズをする場合は表記のないものは選ばないようにしましょう。
素材に耐久性があり、厚みのあるものを選んでください。
割れにくいノンバーストタイプならさらに安心
不安なくエクササイズをするなら、「ノンバーストタイプ」が適しています。とくにハードなトレーニングをする方は、使用中に空気が抜けないボールを使用してください。
かんたんには割れない仕様になっていますが、二重構造になっているノンバーストタイプなら、もし穴が開いてもゆっくりと空気が抜けるので危険はありません。
【3】乗り心地で選ぶ
トレーニングやイスの代わりにするのであれば、乗り心地のいい加工がされているものや、素材を確認してみましょう。
表面にザラつきのある加工がされているものや、素材のものは軸が安定しやすいのでおすすめです。
【4】あるとうれしい付属品もチェック!
バランスボールにはいろいろな付属品がついたものがあります。とくに初心者は付属品をチェックして選ぶようにしてください。
バランスボールは、上に乗ったり、バウンドさせるだけでもじゅうぶんに体幹部などをトレーニングすることが可能です。
運動初心者の方や、オフィスなどでイス替わりに使う場合には、イスとして使用しやすいタイプや完全な球状でないもの、低重心のタイプもあります。なので、どう使うかをよく検討し、自分に合った形状を選びましょう。
スタンド付き|収納時に便利
ボールスタンドがあるとボールを安定して設置することができるので収納の時に便利です。基本的には収納時に使うことをおすすめしますが、土台にチューブがついているものであれば、上半身のトレーニングにも使えますよ。
カバー付き|椅子の代わりにする方におすすめ
イスの代わりに使う場合は、インテリアにも馴染みやすいカバー付きがおすすめです。お洒落なデザインやカラーのものがあるのでチェックしてみてください。
自宅のリモートワークで作業をする時には、椅子として。作業後には、トレーニングの器具として使用できるなど様々な使い方が可能となります。
空気入れ|届いてすぐに使える!
いざ使おう!と思ってもバランスボールは空気を入れないと使えません。空気入れがついていると、商品が届いたときにすぐにトレーニングができるうえに、別途で購入しなくていいので便利です。
バランスボールは口で空気を入れられないので、空気入れは必需品。手で空気を入れる「ハンドタイプ」や、足で押しながら入れる「フットタイプ」などがあるので、使いやすいものを選んでください。
持ち手付き|お子さん用や、持ち運びに
小さな子ども用にバランスボールを選ぶのなら、持ち手やボールホルダーつきが適しています。持ち手をつかみながらバランスがとれるので、慣れない子どもでもトレーニングできます。
固定リングがあるとボールの転がりを防止できて使いやすいでしょう。大人でも初心者や体幹が弱い方はボールを固定してください。
固定状態でもじゅうぶんトレーニングになります。
バランスボールおすすめ16選 初心者でも安心、破裂しにくい素材など
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、パーソナルトレーナーの田子政昌さんにおすすめの商品を選んでいただきました。
カラーがおしゃれなバランスボール
インテリアに溶け込むナチュラルなデザインなので、リモートワークなどのデスクワークのさいに腰痛予防や、運動不足の解消におすすめなオシャレなバランスボールです。
肌触りの良いファブリックカバーはおしゃれなニュアンスカラーの4色展開です。また気になる衛生面も、丸洗いができるウォッシャブルカバーなのが嬉しいポイントです。

スポーツクラブでも使えるバランスボール
一般的にイメージするバランスボールを探している方に、まず最初にオススメなのがフィットネスクラブ・東急スポーツオアシスのバランスボール。最近では一般向けにも多くのアイテムを販売しています。
オアシスのバランスボールは、サイズも55cm・65cm・75cmと体格に合わせてサイズが用意されているほか、カラーバリエーションも豊富。
そして、エクササイズビデオや収納の際の固定リングがついているなどオールインワンなキットとなっているため、はじめてバランスボールを購入する方にはとくにおすすめです。耐重量も300kgと構造も非常にしっかりしていて、使いやすいです。
滑り止め加工のアンチバーストタイプ
滑り止め加工なので、トレーニング中の汗で滑る心配がありません。また、表面はアンチバースト加工なので破裂しにくいです。
嬉しいメンテナンス保証で、お買い上げの日から一年間有効のメンテナンス保証がつきます。カラー数、サイズ展開も豊富です。

初心者でも、さまざまなエクササイズが可能
あまり見かけないピーナッツのような形状のバランスボール。もともとバランスボール自体が球体で全方向に転がるため、片足を離すことや腕だけ、脚だけで支えるトレーニング種目はやや難易度が高くなってしまいます。
より安全に運動強度を高めていきたい初心者の方や体力レベルに自信のない方には、通常のボールよりも比較的安定性のある、ピーナッツ型のタイプがおすすめです。
最初はボール状でストレッチ運動や、座った姿勢で弾むだけでもいいですが、慣れてきたらボール上でポーズをとるなどして、体幹部やヒップの引き締めを意識して動作をおこなってみるといいでしょう。
低価格ではじめての人でも使いやすい
8色から選べる、カラーの豊富さと低価格なのではじめての人でも手が出しやすいです。また、ノンバーストタイプなので安全性も高い。
デザインもシンプルなので男女問わず使うことができます。また、3つのサイズがあるので自分の身長に適したものを選ぶことができます。
破裂しにくいPVC素材でアンチバースト
空気入れが付属している、すぐに使える万能タイプのバランスボール。素材はPVCで破裂しにくいので安全面も考慮された設計。
カラーのバリエーションも豊富で、好みの色をチョイス。また、耐荷重も500gと高い強度があるので安心してご使用できます。
レザーのカバー付きでインテリアとしても使える
バランスボール感を感じさせることなく、インテリアとしても使うことができるデザインなのでリビングに置いても違和感なく馴染みます。
軽量で取っ手がついているので持ち運びもラクチン。カラー数も7展開あり、パンダやポーラーベアの可愛いデザインもあるのでお子さんにも喜ばれます。
独特なデザインチェアで簡単トレーニング
クラゲの形をしている奇妙な形状は、スウェーデンのデザイナー・ルトガーアンダーソンによって作られたおしゃれなバランスボール。
毎日に生活で椅子としても使える安定感で簡単にトレーニングできます。空気入れも、DVDも付属されているのですぐにトレーニングができるのも嬉しい。
ナイフで切っても丈夫なアンチバースト構造
微細なマイクロセルラー発泡プロセスを使用しているので、何百万ものハニカムエアバッグ構造があり、ナイフで切ってもバーストしない安心設計。厚さが2mmの厚いボール壁で防爆しません。凸型の表面で滑り止め効果が高く、ボールと設置している面の摩擦を減らします。
背面のエクササイズや妊娠中のエクササイズでも安心して使用できます。重さが1.4kgと、一般のバランスボールより重さがあります。カラーはレッド、ブルー、パープルの3色です。
バランスボールおすすめ3選【子ども用】
ここからは、子供用のバランスボールを3選ご紹介します。お子さん専用のバランスボールもチェックして親子で一緒にトレーニングしましょう。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする バランスボールの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのバランスボールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
バランスボールの正しい座り方
1 バランスボールの中心に座り、足を肩幅に広げましょう。
※この時に、膝が90度に曲がることを意識しましょう。
2 背筋を伸ばしましょう。
※横から見た時に頭と身体が一直線になることを意識しましょう。
3 骨盤が前後に傾かないよう、骨盤を立てるイメージで座りましょう。
バランスボールのトレーニング方法
バランスボールを使ったトレーニングやエクササイズは様々あるので自分が鍛えたい部位に合ったものを試してみましょう。
まずは無理をせずに両足をついたままで座り、上半身でバランスをとりながら体幹を鍛えましょう。慣れてきたタイミングで、片足ずつに離して徐々にレベルをあげてトライしてみましょう。
本格的なバランスボールのトレーニング方法は、動画で検索すると参考になるものが多くあるので、活用しながら効果的なトレーニングをしましょう!
自宅トレーニングをするなら揃えておきたい! 【関連記事】
汚れの掃除など定期的なメンテナンスを
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー
バランスボールは床に置いて使うことが多いため、汚れが吸着しやすい特徴があります。白に近い、薄い・明るい色は長期間使っていると若干汚れが目立つことがあるため、こまめにふき取っておくことが重要です。そのほかにも、徐々に抜けてしまう空気の補充などをおこなうことで、使いやすい状況を保つことができます。
イス替わりにするなど、ふだんから気軽に使うことが多いアイテムなので、やはりこまめなメンテナンスをおこなうといいでしょう。
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日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。 現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。 各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。