「敏感肌向け洗顔フォーム」のおすすめ商品の比較一覧表
敏感肌になる原因とは? だれでも敏感肌になりえます!
「敏感肌」とは肌表面を覆っている皮脂量が減ることで乾燥し、刺激を受けやすい状態のこと。刺激とは紫外線や化粧品など外的要因以外に、環境の変化によるストレスや睡眠不足、妊娠などの内的要因があげられます。もともと健康的な肌でも敏感肌になる可能性はあります。
肌が敏感な時は、刺激によって乾燥しやすいので「保湿」を重視したスキンケアをしましょう。また、洗顔の際は、刺激を与えないようにたっぷりの泡を転がすようにして洗うのがよいです。
敏感肌向け洗顔フォームの特徴 普通の洗顔フォームと何が違う?
普通の洗顔料と違い、敏感肌向け洗顔フォームは肌への優しさを考えて作られているのが特徴です。
肌へ刺激となるような成分を使用していなかったり安全性テストをクリアしていたりと、さまざまな要因でデリケートになってしまったお肌でも安心して使用できるように考えられています。
敏感肌におすすめの洗顔フォームの選び方 低刺激処方のものや添加物などをチェック!
では、敏感肌の方に向く洗顔フォームはどう選べばよいのでしょうか? 選び方のポイントを紹介していきます!
ポイントは下記の通り。
【1】敏感肌のことを考えて作られたアイテムを選ぶ
【2】洗浄力がマイルドなもの
【3】保湿成分や油性成分
【4】成分表をしっかり確認
【5】肌悩みに合わせて+αの成分を選ぶ
【6】泡立ちのよさ、すすぎやすさ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】敏感肌のことを考えて作られたアイテムを選ぶ
「敏感肌用」などと記載された洗顔フォームは、敏感肌のこと考えて配合成分などに配慮されているアイテムが多いため、デリケートな肌でも使いやすいです。
また、「パッチテスト済み」や「アレルギーテスト済み」のアイテムもあります。すべての人に刺激がないわけではありませんが、肌のことを考えた洗顔フォームを選ぶ一つの目安になるでしょう。
【2】洗浄力がマイルドなものを選ぶ
洗顔フォームには、しっかり汚れを落とすために洗浄力が高いアイテムもあります。敏感肌の方は、洗浄力が比較的穏やかな洗浄成分が配合されたものを選びましょう。マイルドな洗浄成分で代表的なのは、「アミノ酸系・ベタイン系」または「脂肪酸石けん系」です。
普段使いには「アミノ酸系・ベタイン系」の洗浄成分がおすすめ
「アミノ酸系」の洗浄成分が配合された洗顔フォームは、洗浄力はマイルドなものが多く、肌に必要な保湿成分やうるおいを残したままきれいにしてくれます。普段使用するのであれば、こういった肌に優しい洗顔料がおすすめです。アミノ酸系の成分としては。「ココイルグルタミン酸Na」や「ココイルメチルタウリンNa」などがあります。
また、ベタイン系は一般的なアミノ酸系と比べてさらにマイルドな洗浄力になります。ベタイン系の洗浄成分は、「コカミドプロピルベタイン」や「ラウラミドプロピルベタイン」などがあります。
ざらつきや皮脂が気になるときは「石鹸ベース」を
敏感肌だけれど肌のざらつきや皮脂汚れが気になるというときには、少し洗浄力の高い石鹸ベースのものを選ぶのがおすすめ。ミリスチン酸・パルミチン酸・ステアリン酸・オレイン酸などの脂肪酸配合のものなら、肌にやさしくうるおい成分を落とさないように洗うことが可能です。
敏感肌の方が毎日使うと刺激が強いため、普段は「アミノ酸系」洗浄成分のアイテムを使い、ざらつきや皮脂汚れが気になるときは「脂肪酸石けん系」のアイテムを使うと良いでしょう。
【3】保湿成分や油性成分が入っているかチェック!
乾燥しやすい敏感肌の人は保湿成分がしっかりはいっているものを選びましょう。保湿成分が入っている洗顔料は、刺激になりにくく肌を優しく守ってくれます。保湿成分として下記のような成分が入っているかどうかチェックして見ましょう。
【保湿成分】
・ヒアルロン酸
・セラミド
・コラーゲン
・ヘパリン類似物質
・グリセリン
また、ひどく乾燥が気になる方やしっとりとした使用感を求める方には、油性成分が配合されたものもおすすめです。油性成分は次のようなものがあります。
【油性成分】
・スクワラン
・ワセリン
上記のような保湿成分は、成分表の上位に表記されているほど成分の配合量が多いことになります。成分表の順番までチェックするようにしましょう。
【4】無添加表記に注意! 成分表をしっかり確認して選ぶ
敏感肌向けの洗顔フォームを選ぶときは、成分表をチェックして配合成分が自分の肌にあっているか確認することが大切です。たとえば、香料やアルコール、防腐剤などの添加物は、人によっては肌への刺激となることも。肌が敏感な状態にある場合、刺激となる成分が配合されていないかしっかりと確認しましょう。
また、洗顔フォームには添加物が使われていないことを「無添加」とアピールしている商品があります。しかし、こうした商品名をつける場合、具体的にどの成分が使われていないのか成分名称を併記することが決められています。
着色料が使われていない表現がされているが、実は「タール色素のみ」使用していない商品だったということもあるので、注意が必要です。商品名や商品情報のみで判断せず、しっかりと成分表示を確認しましょう。
【5】肌悩みに合わせて+αの成分を選ぶ
毛穴やニキビなどの肌悩みがある場合でも、敏感肌の場合は普通の洗顔料が刺激となってしまうことがあります。アミノ酸系やベタイン系の洗浄力がマイルドなものに+αで有効成分が配合されているものがおすすめです。
ニキビには「抗炎症成分」が配合されたものを
ニキビができたからと洗浄力の強い洗顔フォームを使用すると、刺激によって乾燥や炎症などの肌トラブルにつながる恐れがあります。
季節性の肌荒れやニキビには、抗炎症成分が配合されたものでケアするのがおすすめです。下記の抗炎症成分が配合されているかチェックして見ましょう。
【抗炎症成分】
・グリチルリチン酸ジカリウム
・アラントイン
毛穴にはやさしく吸着する「クレイ成分」でケア
毛穴の気になる黒ずみケアには、クレイ(泥)が配合された洗顔がおすすめです。クレイは、毛穴の汚れを吸着して落としてくれます。
加えて、ソルビトールやマンチトールなどの糖類が入っているものなら、泡立ちを良くして刺激を和らげてくれます。
【6】泡立ちのよさや、すすぎやすさもチェックしよう!
洗顔をするときに、肌をゴシゴシとこすってしまうと肌への刺激となってしまいます。たっぷりの泡でなでるように優しくあらうように意識しましょう。そのためにも、泡立ちの良さは重要になります。もっちりと弾力のある泡ができるペーストタイプや乳液タイプなら、肌に触れずにしっかりと洗うことができるのでおすすめです。
また、洗い残しにならないようにすすぎやすいタイプもおすすめです。長時間肌に洗浄成分が残らないので肌負担も少なくて済みます。泡で出てくるタイプなら洗顔の時短にもなりますよ。
敏感肌におすすめの洗顔フォーム24選 ドラックストアで買えるプチプラからデパコスまで!
ここからは、敏感肌に向く洗顔フォームのおすすめ商品を紹介します! 安い値段で買えるプチプラアイテムや、肌に優しい洗顔フォームなどさまざま商品がありますので、自分に合うアイテムを選んでください。





CHIFURE(ちふれ)『泡洗顔』
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 敏感肌向け洗顔フォームの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの敏感肌向け洗顔フォームの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
実際に使ってどうだった? 口コミをチェック! 敏感肌向け洗顔フォームのおすすめ商品からピックアップ!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
花王『ビオレ スキンケア洗顔料 モイスチャー[大]』の口コミをチェック!

出典:LIPS
ビオレスキンケア洗顔料 モイスチャー使用。
一言で言うと、コスパ良すぎ洗顔です。
少量で泡泡になって、摩擦レスで洗顔できます。モイスチャータイプですが、洗い上がりは潤いを残しつつもさっぱり。汚れがちゃんとおちた感覚があります◎本当に肌触り良くなります◎!!
毎日高価なものばかりは使えないので、助かっています
第一三共ヘルスケア『トランシーノ 薬用クリアウォッシュ』の口コミをチェック!








出典:LIPS
初めて使ったときは肌がワントーン上がるのを実感できた洗顔料。
洗いあがりも乾燥しすぎなくて結構好きな感じ。1ヶ月程で使い切ったかな?
界面活性剤を使ってない洗顔料で育菌してみたかったからリピートはしなかったけど、
肌が荒れることもないし洗顔料が柔らかいから泡立てやすくて好きだった!
毛穴の黒ずみはそう簡単になくならないけど目立たなくなったし良かった!
また使いたいと思った!
カウブランド『無添加うるおい洗顔』の口コミをチェック!










出典:LIPS
朝はメイクをしている訳でもないので程よい洗浄力のものを探しておりました!
そこで、出会ったのが…!!
カウブランド 無添加うるおい洗顔
この子が凄い いいんですよ。名前の通り乾燥しず、洗い上がりもつっぱらない!
しかもめっちゃめっちゃモコモコの泡ができるんです(*´ `*)
前まで時短の為、泡で出るタイプの物を使っていたんです。泡立てるの面倒だなって正直思ったんですよ。でも、あのモコモコ泡の気持ちよさを知ったら全然苦じゃなくなりました!!
むしろ朝の洗顔がたのしい(まぁ泡立てるのに1分もかかりませんし笑)
無添加でお肌に優しいのも嬉しい!朝は肌に優しいこちらを、夜はしっかり落とす他の洗顔で使い分けてます
ラ ロッシュ ポゼ 『トレリアン フォーミングクレンザー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
特に口コミがないけど、オススメ!
敏感肌・乾燥肌向けブランドで
有名なラロッシュポゼ
気になって使ってみました
水色が爽やかなパッケージで
パール粒も取らなくてもお米2粒ほどで汚れが落ちるのでコスパが良すぎます
汗をかいてベタついた時もスッキリ
洗えてつっぱりがなかったので肌タイプ問わず家族で使ってもいいかも
季節の変わり目で若干頬がカサついて扱いづらかった肌にも刺激がなく穏やかに過ごせました♪
デメリット
コスパ良すぎて1人だと消費が大変かも
追加で美容成分等はないのでトラブル無い肌の方には高く感じるかも
エトヴォス『モイストアミノフォーム』の口コミをチェック!

出典:LIPS
◎洗顔フォーム系は洗い上がりがつっぱるものが多いですが、こちらは石油系界面活性剤不使用のため、つっぱりを感じません。
◎軽めの泡で、さっぱりとした洗い心地ですが、ヒト型セラミドやリピジュアなどの保湿成分を含んでいるため、この季節でも乾燥は気になりませんでした。
◎ゼラニウムとラベンダーのほんのり甘く爽やかな香りに癒されます。
個人的にラベンダーの香りはあまり得意ではないのですが、こちらはむしろ好みの香りでした。
△泡立ちと洗浄力に関しては、良くも悪くもなく標準的といったところです。
洗顔で乾燥はしたくないけど、重たい泡は好みじゃない…という方にはかなりヒットするのではないでしょうか。
特筆すべきは香りでしょう。甘さと爽やかさのバランスが絶妙です。
かといって強すぎたり残ったりするわけでもないので、ちょっとした気分転換やリラックスに持ってこいだと思います。
香りと保湿力以外は割と標準的な感じなので、お値段3000円+税はちょっと高いかなぁという印象です。もちろんお値段の分、成分はいいものが入っているんですけどね。
完全に個人的な好みの話なのですが、
これまで好んで使っていた洗顔が、少量ですごく泡モコモコになる!タイプの商品が多かったので、
こちらで同じくらい泡立てようと思うと結構減りが早くて…
3ヶ月持つかなぁと思っていましたが、2ヶ月ちょっとでした。
ミネラルコスメブランドの洗顔なので、もちろんこの洗顔のみでメイクは落とせるのですが、
丁寧に洗わないとアイシャドウのラメが残ったりします。
(ちなみにアイシャドウはETVOSのミネラルクラッシィシャドー使用です。)
敏感肌向け洗顔フォームの基本的な使い方 上手な洗い方も伝授!
ここからは、敏感肌におすすめの洗顔フォームの上手な使い方を紹介します!
まずはぬるま湯で予洗いする
洗顔フォームを使って顔を洗う前に、まずは何もつけない状態で予洗いをしましょう。お湯の温度は35℃くらいのぬるま湯で洗うのがポイント。お湯の温度が熱すぎても冷たすぎても、肌には負担がかかってしまいます。
敏感肌の人は特に負担がかかりやすいので注意して、まずはぬるめのお湯で、顔全体を洗ってください。
泡立てネットでたっぷりの泡を作る
続いて、洗顔フォームと泡立てネットを使って泡を作りましょう。泡立てネットは必須ではないですが、ネットを使って泡を作ったほうが、きめこまかい泡を簡単に作ることができます。
このときの洗顔フォームの量は、洗顔フォームの説明書などを参考に適量使用しましょう。
なでるように泡をなじませ、ぬるま湯で洗い流す
いよいよ、先ほど作った泡を使って、洗顔をしていきます。こすらずにやさしく顔を覆うように泡をつけるのがコツ。Tゾーンなどの皮脂の多いところからおいて、目元など乾燥が気になる場所は最後にしましょう。
全体的に泡をなじませたら、35℃くらいぬるま湯で泡を洗い流します。泡が残らないように、とくに髪の生え際や小鼻の横などは注意して洗い流しましょう。
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敏感肌用洗顔フォームで美肌を目指そう いかがでしたか?
この記事では、敏感肌用の洗顔フォームの選び方やおすすめの商品、使い方などをご紹介しました。敏感肌の人は、洗顔フォームによっては肌にダメージを受けたり、つぱったりしてしまうので、特にしっかりと商品の原材料などを調べて購入することをおすすめします。
特にアレルギーなどがある方はパッチテスト済みのものや香料や着色料などの成分がフリーなものを選ぶのがおすすめ。自分に合った洗顔フォームを選んで、健やかな肌で楽しい日々を送りましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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日本化粧品検定1級を持つコスメコンシェルジュです。 化粧品・健康食品を扱う美容部員として勤務後、コスメコンシェルジュとして美容コラムの作成や情報サイトの監修、化粧品会社様の社内向けテキスト作成など幅広く活動しています。 大切にしているのは「消費者目線でものを考えること」。美容部員時代に培ったカウンセリング経験をもとに、読者のニーズに合うグッズを見極め、みなさんに良い情報をお届けします。