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ペットボトル加湿器とは? 使い方もチェック!

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ペットボトルの加湿器とは、ペットボトルを使って加湿するアイテムです。使い方は、使い終わったペットボトルに水を入れ、電源をつけるだけで手軽に加湿でます。
加湿器というとある程度決まった形のものが多いですが、ペットボトル加湿器は見た目がオシャレな商品も多くあります。また、通常の加湿器のように、スチーム式や超音波式から選べるほか、電源もACコンセントタイプとUSBタイプがあり使いやすいものが選択可能です。
自宅用はもちろん、会社のデスクに置くのにピッタリな商品も数多くありますので、デザインに注目すると選ぶのも楽しいですよ!
▼メリット
ペットボトル加湿器のメリットは、ペットボトルひとつあれば出先などどこでも使えること。ペットボトルに水を入れて使用するのでタンクのお手入れが手軽なのもポイントです。
ボトルを定期的に交換することで、カビや臭いが気にならず、衛生面でもいい状態で利用できます。
▼デメリット
ペットボトル加湿器のデメリットは、通常の加湿器に比べると、加湿の威力が弱いため広い部屋には不向きなところです。
大抵の商品は500mlのペットボトル用に設計されているため、長時間の使用には向いていない商品もあります。そのため、連続加湿時間をしっかりと確認して選ぶとよいでしょう。
ペットボトル加湿器の選び方
それでは、ペットボトル加湿器の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】加湿方法の種類
【2】加湿量
【3】電源方式
【4】水漏れ防止機能
【5】そのほかの便利機能
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】加湿方法の種類
ペットボトル加湿器の加湿方式は「スチーム式」「超音波式」の2種類が主流で、とくに超音波式を採用したモデルが多いです。この2種類にはそれぞれメリット・デメリットがあるのでポイントを押さえておきましょう。
▼スチーム式:水の蒸気で加湿するモデル
スチーム式の加湿器は、温めた水の蒸気によって加湿をおこないます。煮沸した水がスチームとなって出てくるため、雑菌やカビが抑えられるうえ、冬に使えば部屋のあたためも可能。また、短時間で加湿できるのもメリットです。
ただし、ヒーターを利用しているため電気代がかさみやすいほか、うるさい音が気になることも。また、熱い蒸気が出るため、やけどに注意する必要があります。空焚きすると故障する可能性があるので、水を切らさないように随時継ぎ足しましょう。
▼超音波式:振動によってミストを出すモデル
超音波式は、振動によってミストを出して加湿します。ヒーターを搭載していないぶん、コンパクトな製品が多いほか、電気代が抑えられるのがメリットです。熱い蒸気が出ないため、子どもやペットのいる家庭でも使いやすいでしょう。
寝るときに4時間以上などの長時間使用する人や、部屋の温度をあげたくないときにぴったりです。また、アロマ機能のある製品も多く、香りを楽しむことも可能。一方、カビや雑菌が発生しやすいため、臭いや衛生面に配慮して、水を入れ替えるなどのこまめな手入れが必要です。
【2】加湿量をチェック
ペットボトル加湿器は、製品によって加湿できる範囲が異なります。商品説明などに、加湿量(ml/h)が記載されているため、チェックしてみましょう。
加湿量が200ml/hであれば、約3畳の木造部屋もしくは約6畳のプレハブ部屋の加湿に適しています。使用する部屋の広さに対して加湿量が不足していると、効率的に加湿できないため、じゅうぶん強力かどうか注意して確認してください。
【3】電源方式をチェック
加湿器ペットボトルの電源には、乾電池式・USB式・コンセント式の3種類があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
▼乾電池タイプ:電池交換すればどこでも使える
乾電池式で稼働するペットボトルの加湿器は、コードがないためすっきりと設置できるのが特徴です。コンセントのあり・なしに関係なく、いつでもどこでも使えるため、車内で使うほか、出張・旅行などの外出時に携帯加湿器として使うのも便利。
外出先でもコンビニなどで電池は手に入りますが、長時間使いたい場合は、予備の電池もあわせて準備しておくといいでしょう。
▼USB充電式(コードレス)タイプ:PCや充電器につないで使える
USB充電式の加湿器ペットボトルは、給電しながらでもコードレスでも使えるのが特徴です。充電しておけば電源のない場所でも使えるため、車内や外出先・キャンプのテント内など、幅広く活躍するでしょう。
また、パソコンまわりに設置してパーソナル加湿器として使う場合も、USBからいつでも電源が取れて便利。そのため、デスクワーク時の簡易加湿器としてつける人にも適しています。
▼コンセントタイプ:電力が強く加湿力も持続して使える
コンセント式のペットボトル加湿器は、つねにコードをコンセントに挿した状態で使用します。ほかのタイプにくらべて移動させながら使うのにはあまり向きませんが、オフィスや自宅などで、同じ場所に据え置きながら強力に加湿するときにぴったり。
電源の確保に困らないため、部屋全体を加湿するために、4時間以上などの長時間つける使い方に適しているでしょう
【4】水漏れ防止機能をチェック
ペットボトルは長い形状のため、不意に手があたって倒れてしまうことも少なくありません。ペットボトルの口と加湿器がしっかり固定されていないと、倒れて水がこぼれてしまうため、水漏れ防止機能付きの製品を選んでおくほうがベターです。
ペットボトルとの間に隙間ができないようしっかりと接続できるため、倒れたときも水がこぼれないのがメリット。子どもやペットのいる家庭で使うときや、パソコンまわりで使うときに便利でしょう。
【5】そのほかの便利機能をチェック
上記で紹介した選ぶポイント以外にも、大切な機能はいくつかあります。ここでは、あるとより嬉しい機能についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
▼部屋でリラックスしたいなら「アロマ機能」がおすすめ
加湿用の水に、アロマオイルを入れられる製品もあり、保湿と同時に、アロマディフューザーとしても使えて便利です。
オフィスなどでは香りが出るものは使いにくいですが、車内や自宅のデスクまわりなら、パーソナル加湿器として利用できるため、気分に合わせてアロマの香りをプラスすることで、自分好みの空間作りが叶います。
▼消し忘れを防止してくれる「タイマー機能」
加湿器は音が少ないため、ついつい消し忘れてしまうことも多いでしょう。そのため、タイマー機能が搭載されたモデルを選んでおくとより便利です。
タイマー機能をセットすることで、消し忘れたときでも一定時間が経過すると自動的に電源がオフになります。水道代や電気代の無駄が減らせるため、節約のために活用するといいでしょう。
▼安全のためにあると便利な「空焚き防止機能」
とくにヒーターを利用するペットボトル加湿器の場合は、空焚きに注意が必要です。電源を切り忘れてしまいがちな人は、空焚き防止機能が付いたモデルを選ぶようにしましょう。
ペットボトル内の水がなくなると、蒸気が出ない仕組みになっています。また、温度安全機能が搭載された製品もあるため、あわせて確認しておいてください。
おすすめ8選|シンプル・機能性の高いモデル
それでは、おすすめのペットボトル加湿器をご紹介します。まずは、シンプルで手軽に使えるものや、機能性の高いモデルをご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめ7選|おしゃれ・かわいいデザインのモデル
続いては、デスクの上で映えるおしゃれなデザインや、キャラクターをモチーフにしたかわいいデザインのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。


番外編|水を入れるだけの加湿器
卓上に置けて、なおかつペットボトルもいらない加湿器も増えてきています。本項では、番外編として水を入れるだけの加湿器もご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 加湿器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの加湿器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ペットボトル加湿器のお手入れ方法・頻度は? 家電コンシェルジュからのアドバイス
モノレビュアー・家電コンシェルジュ
水の交換は忘れず毎日行ないましょう
まだ水が残っているからといって、前の日の水を使っている方はいませんか? 一晩置いている間に、水のなかでは雑菌が繁殖しています。必ず使ったあとには水を捨て、よくすすいでから水道水を汲みなおして使用するようにしてください。
長く使用しているとミネラル分が溜まり、加湿性能が落ちたり、いやなニオイが発生することも。本体だけでなく、ペットボトルやフィルター部分も定期的に掃除し、清潔な状態で加湿器を使いましょう。
【関連記事】そのほかの加湿器もチェック
自宅用から持ち運びもできる! 編集部からひとこと
ペットボトル加湿器は、リーズナブルな100均のほかエディオンなどの店舗で、かんたんに手に入ります。また、スリーコインズやフランフラン、無印良品、ニトリなどで幅広く探してみるのもいいでしょう。
アマゾンでは、日本製や送料無料の商品が販売されていることもあるほか、携帯加湿器ランキングや口コミなどの情報も参考にできます。
orbやeclearといった人気商品をはじめ、トフィーやエルソニックなどのメーカーで数多く発売されているので、あなたもぜひペットボトル加湿器を活用してください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
カルチャー誌や家電誌、モノ系雑誌にてライター・リサーチャーとして活躍。 大ヒットとなった家電のプロモーションや、ガジェット探しなど、仕事内容は多岐にわたる。 一般的な家電から、ちょっとマニアックなものまで「イイモノはとにかく買って試す!」がモットー。 現在子育て中で、キッズガジェットや知育玩具、花火などレジャーグッズは子どもと一緒に愉しんでレビューしています。