「柿酢」のおすすめ商品の比較一覧表
柿酢の効果とは? 手作りもできる健康酢の柿酢
柿酢とは、柿を発酵させて作る酢です(一部の商品では酢に柿を漬けてつくるものもあります)。
そもそも柿にはポリフェノールやビタミンC、カリウムなどの栄養成分が豊富に含まれています。発酵させるとお酢の主成分のクエン酸が加わり、さらに健康維持のための栄養素が豊富に。そのため、料理だけでなく、健康や美容のために飲用している方もいます。
黒酢や米酢に比べてカリウムの量も多いのも特徴です。
疲労回復などに期待ができますが、薬ではないので特定の病気にきくというわけではありません。体にいいからといって、大量に飲むというような飲み方はおすすめできません。健康酢として適量を料理や飲用に取り入れてみてくださいね。
柿酢の選び方 使い方によって選び方のポイントが異なる!
トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんに、柿酢を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
原材料をチェック! 柿100%・無添加のものがおすすめ
柿酢には柿だけをじっくり熟成させて造った「純柿酢」と、柿に酢やアルコール、糖分を加えたものがあります。
柿を昔ながらの微生物の発酵による静置発酵法で育てた純柿酢は、熟成されることで柿の甘味がまろみやコクに変わり、果実酢の風味を楽しむことができます。また醸造することで有機酸やアミノ酸が増えるので、健康酢としてもおすすめです。
選ぶ際はラベルを見て、原材料が柿だけかどうかを確認してみましょう。
柿の品種・種類を確認しよう 「富有柿」や「次郎柿」など
柿の種類は1,000種以上あるといわれています。柿酢に使われる柿はさまざまで、品種によってもできあがりの風味や味に違いがあります。
●甘柿では「富有柿(ふゆうがき)」が有名ですが、さっぱりした甘さで果汁が多いのが特徴。また「次郎柿(じろうがき)」は甘さは強く、酸味は少ないのが特徴です。
●渋柿では「平核無柿(ひらたねなしがき)」は甘みが強く果汁も豊富で、「蜂屋柿(はちやがき)」ははちみつのようにとても甘さの強い柿です。
渋柿でも熟成させていくなかで渋抜きされるので、柿酢の味には影響せず甘さや香りの特徴が残ります。飲用としての用途の場合は甘さの強い品種、料理などふだんの酢の代わりに使う場合はさわやかな甘さと酸味のある品種がおすすめです。
柿酢の醸造・熟成期間で選ぶ 味の深みとまろやかさが変わる
通常果実酢の熟成期間は半年くらいですが、なかには2年や7年などじっくりと長期間寝かせるものもあり、それによって柿の甘さがまろみと芳醇な香りに変わっていきます。
サワードリンクに使う場合は、柿のおいしさが凝縮された香りの濃い長期間熟成を選ぶとよいでしょう。
料理の隠し味やいつものお酢の代わりに使いたい場合は酸味が適度に残り、後味がさっぱりした短期間熟成の柿酢がおすすめです。
コスト面もチェックしておこう 毎日飲み続けるなら
健康を意識する方であれば、毎日継続して飲み続けたいですよね。柿酢の摂取量の目安は一日15ml。毎日飲み続ける場合、1週間で消費する量はおおよそ100mlとなります。購入前に、おおまかな消費量を把握しておくことで、ランニングコストのいい商品を見分けることができそうですね。
気になる商品を見つけた場合は、費用を自分で算出してそれぞれの商品を比較してみてください。
柿酢のおすすめ7選 ドレッシング作りやドリンクにぴったり!
上で紹介した柿酢の選び方のポイントをふまえて、おすすめの商品を紹介します。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 柿酢の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの柿酢の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
柿酢の効能を知ろう!
ここでは、柿酢の効能について簡単に説明していきます!
むくみに効果的な「カリウム」が豊富
柿の栄養素に多く含まれる「カリウム」は利尿作用を促す効果があるため、体内の不要な塩分を排出する作用がありむくみ予防にも効果を発揮します。
カリウムは、塩分であるナトリウムを排出する効果があるといわれていて、柿酢には米酢や黒酢に比べてカリウムの含有量が極めて高いと言われています。
抗酸化作用が高い「ポリフェノール」が多い
加齢とともに少しずつ減少していくとされている「抗酸化作用」という物質。抗酸化作用はポリフェノールに多く含まれていて、柿酢はワインと比べると約60倍ものポリフェノール含有量があるという結果もあるほど。
また、殺菌、抗菌作用が高いので、こちらの効能もあわせて確認してみてくださいね。
美容にうれしい「ビタミンC」が摂取できる
ビタミンCは女性にとってはうれしい効果がたくさん。柿には1日に必要なビタミンCが含まれています。しかし毎日柿を食べ続けるのは少し大変ですよね。柿酢なら1日1杯飲むことで効果的にビタミンCを摂取することができますよ。
柿酢の作り方 手作りにチャレンジしたい方に!
柿がたくさん手に入ったら、自分で柿酢を作ってみても! レシピを検索するとたくさん出てきますね。簡単にご紹介します。
【材料・用意するもの】
・柿 瓶に入るだけの量
・ガラス瓶(熱湯消毒した果実酒に使える瓶)
・ペーパータオル
【作り方】
(1)柿の汚れをペーパータオル等でふき取り、ヘタや傷んだ部分を切る。
(2)ガラス瓶に柿を詰めたら、ペーパータオルや布をかけて輪ゴムで留めてフタをする。
(3)一日一回、へらなどでかき混ぜる。
2~3日ほどで泡が出て発酵しはじめ、約1カ月くらいで「酢」の味に。果肉をこせば柿酢のできあがりです。
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柿酢をアレンジして毎日飲み続けよう!
柿酢をはじめとするお酢には、酢酸(さくさん)という酸が含まれます。空腹時を避けて飲むと胃に負担がかかりにくいですよ。
柿酢のおすすめの飲み方としては、フルーティーな香りとほどよい甘さが特徴なので、炭酸で割ったり水で薄めたりすると飲みやすいでしょう。ほかの酢と比べると酸味も強くなく、果実酢独特の甘味があるので風味を生かした飲み方がおすすめです。
酸味が苦手な方はジュースにちょい足しすることで飲みやすくなるので、ぜひお試しください。また、一日の目安としては大さじ1~2杯程度がよいでしょう。
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埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。 学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。 趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。